1 / 7
幼馴染みとの再会。
エピローグ
しおりを挟む
高校生。
どこか大人で,もしかしたら怖いところなんじゃないかとすら思っていた。
七海 結城 ,15歳!
いざ通ってみると,最初は知らない人ばかりでも,ちっとも怖くなんかなくて。
寧ろとっても楽しい! って気持ちで一杯です。
「おはよー」
「おはよう!」
挨拶をしてくれる友達に
「今日の三つ編みかわいー!」
「ありがとっ!」
よく褒めてくれるお友だち。
それから
「髪凝っててもちっちゃかったら仕方ねーよな~。今日は牛乳飲んできたか~?」
「気にしてるの知ってるくせに!」
声をかけてまでからかってくる男子。
正直,学年で1番友達多いんじゃないかなって思います。
でも,身長のネタは禁句だよ。
私は,同じ低身長でも皆とは違う。
落ち着かない性格やまんまるとした瞳で,可愛いを通り越してお子様みたい。
まあ,それでも身長なんて今年中に伸びる予定だからへっちゃらだけど!
大人っぽくなって見せるもんね!
えっへんと,皆を思い出して胸を張りながら。
私は珍しく,たった1人で廊下を歩いていた。
片手にはジュースのボトル。
高校生ってすごくって,学校にはなんと自販機がある。
その上他より少し安いから,私は普段からよく利用しているのだ。
オレンジの炭酸は,明るい味で元気になれて。
夏がきても私はきっと乗り越えられるだろう。
なんて。
余計な考え事ばかりしていたからかな。
私は正面から歩いてきていた人に気付かなかったんだ。
どこか大人で,もしかしたら怖いところなんじゃないかとすら思っていた。
七海 結城 ,15歳!
いざ通ってみると,最初は知らない人ばかりでも,ちっとも怖くなんかなくて。
寧ろとっても楽しい! って気持ちで一杯です。
「おはよー」
「おはよう!」
挨拶をしてくれる友達に
「今日の三つ編みかわいー!」
「ありがとっ!」
よく褒めてくれるお友だち。
それから
「髪凝っててもちっちゃかったら仕方ねーよな~。今日は牛乳飲んできたか~?」
「気にしてるの知ってるくせに!」
声をかけてまでからかってくる男子。
正直,学年で1番友達多いんじゃないかなって思います。
でも,身長のネタは禁句だよ。
私は,同じ低身長でも皆とは違う。
落ち着かない性格やまんまるとした瞳で,可愛いを通り越してお子様みたい。
まあ,それでも身長なんて今年中に伸びる予定だからへっちゃらだけど!
大人っぽくなって見せるもんね!
えっへんと,皆を思い出して胸を張りながら。
私は珍しく,たった1人で廊下を歩いていた。
片手にはジュースのボトル。
高校生ってすごくって,学校にはなんと自販機がある。
その上他より少し安いから,私は普段からよく利用しているのだ。
オレンジの炭酸は,明るい味で元気になれて。
夏がきても私はきっと乗り越えられるだろう。
なんて。
余計な考え事ばかりしていたからかな。
私は正面から歩いてきていた人に気付かなかったんだ。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
たっくんがバイトをやめてくれない
月山 歩
児童書・童話
幼なじみで彼氏のたっくんが、バイト先で少しずつファンを増やしていると知ったイチカが、バイトをやめてって言ってしまう。でも、断られて、初めてのケンカ。
本当は頑張るたっくんを応援したいのに。
カラダラッパー!
青西瓜(伊藤テル)
児童書・童話
過去の経験から目立たないように生きていくことにした主人公・月野翔太のクラスに『カラダラッパー』を初手で名乗る・朝倉アタルという転校生がやって来た。
あんなヤツにはなりたくないと思いながらアタルのことを見ていた翔太だが、ひょんなことからアタルに「どこに何の教室があるか紹介してほしい」と頼まれて、まあ別にいいかと思い、学校の紹介をすることに。
そこで翔太のリアクションから察し、翔太が曲作りをしていることをアタルが言い当てる。
アタルはなんとか頼み込んで、曲を聞かせてもらい、アタルは「カラダラッパーのDJになって」と懇願する。
そこで翔太が過去に歌のコンテストで恥をかいて、目立つことをしたくなくなったと言う。
しかしアタルはめげず説得すると、クラスメイトたちには秘密で一緒に活動することに。
トゥオンと竜の結び手【休載中】
神原オホカミ【書籍発売中】
児童書・童話
大陸の北側にある山岳地帯のラナカイ村に住む少女、トゥオン。
彼女の相棒は、伝説の生き物と言われている『竜』のヴァンだった。
家族同様に一緒に過ごし、平和な日々を過ごしていたトゥオンとヴァンだったのだが
西の平地を統治するウルン大帝国が、食糧飢饉に陥ったことで、その平和は脆く崩れ去ってしまう。
竜を悪者とする西の民は、竜の住まう東の聖域の豊かな資源を求めて
その場所を侵略する動きが見えてきた。
竜の住む東の聖域、ローチャオに到達するまでには、
トゥオンたちの住む山岳地帯を抜けるしか方法は無い。
次々に近隣の村がウルン大帝国に支配されていく中で、
ラナカイ村も平和的に属国となり、争いを避ける事となった。
しかし、ヴァンが見つかってしまえば、捕まって殺されてしまう。
トゥオンの両親は、ヴァンを助けるために、竜の住む聖域にヴァンを戻すことに決める。
トゥオンは大事な家族を守るため、別れを告げるために
ヴァンとともに、彼を安全な聖域の奥地へと逃がす旅に出る。
大人たちの思惑、少年と少女たちの複雑な思い、そして種族を越えた絆と家族。
少年少女たちが、竜とともに戦い、立ち向かって行く物語です。
2021年7月書き始め
2023年改稿中
申し訳ないですが、不定期更新となりますm(__)m
◆表紙画像は簡単表紙メーカー様で作成しています。
◆無断転写や内容の模倣はご遠慮ください。
◆文章をAI学習に使うことは絶対にしないでください。
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
左左左右右左左 ~いらないモノ、売ります~
菱沼あゆ
児童書・童話
菜乃たちの通う中学校にはあるウワサがあった。
『しとしとと雨が降る十三日の金曜日。
旧校舎の地下にヒミツの購買部があらわれる』
大富豪で負けた菜乃は、ひとりで旧校舎の地下に下りるはめになるが――。
月神山の不気味な洋館
ひろみ透夏
児童書・童話
初めての夜は不気味な洋館で?!
満月の夜、級友サトミの家の裏庭上空でおこる怪現象を見せられたケンヂは、正体を確かめようと登った木の上で奇妙な物体と遭遇。足を踏み外し落下してしまう……。
話は昼間にさかのぼる。
両親が泊まりがけの旅行へ出かけた日、ケンヂは友人から『旅行中の両親が深夜に帰ってきて、あの世に連れて行く』という怪談を聞かされる。
その日の放課後、ふだん男子と会話などしない、おとなしい性格の級友サトミから、とつぜん話があると呼び出されたケンヂ。その話とは『今夜、私のうちに泊りにきて』という、とんでもない要求だった。
【完結】落ちこぼれと森の魔女。
たまこ
児童書・童話
魔力が高い家系に生まれたのに、全く魔力を持たず『落ちこぼれ』と呼ばれるルーシーは、とっても厳しいけれど世話好きな魔女、師匠と暮らすこととなる。
たまにやって来てはルーシーをからかうピーターや、甘えん坊で気まぐれな黒猫ヴァンと過ごす、温かくて優しいルーシーの毎日。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる