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22 四転王マトリシカ
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前回のあらすじ
・・・ねこ鍋が美味しかったです。
モコ「いや、喰われてないにゃ!」
朧はモコをねこ鍋にしてやろうと船内を追い回していた
(…しかし、これは酷いな…)
追い回しつつ赤城の状態を確認したが赤城の超大型電磁砲は無茶をさせたからかどろどろに溶けてユニークなアートみたいになっていた
(これじゃもう電磁砲は使えないな…)
さらに言えば頼みの超大型電磁砲は相手に効かなかった
(そう考えるとさらに上の破壊力が必要なのか?)
ドンッ!
「うわっ!」
どうやら考え事をしているうちに甲板に戻ってきてたようだ
「?どうした?モコ?諦めてねこ鍋になる決心でもついたか?」
朧は立ち止まっていたモコにぶつかったようだ
「…違うにゃ…朧、あれを見るにゃ」
モコが指差した方向は先程までマトリョーシカがいた崖だ
「ん?」
そこにはマトリシカが触手をウネウネさせながら口を開けていた舌を出していたいた…そう…『あっかんべー』だ
「くそっ!ふざけやがって…」
「朧さん…大変だったそうですね…」
いつの間にか朧の横にリィナがいた
「モコさんから聞きました電磁砲が効かなかったそうですね…」
「ああ…」
ここで朧はある違和感に気付いた
(異世界に電磁砲はないはずだが…なんでリィナは電磁砲の威力を知ってるんだ?…まさか!)
「リィナ…一つ聞かせてくれ、お前は本物のリィナか?」
「・・・」
「どうしたにゃ?朧?」
「モコっ!そのリィナに近付くな!」
「にゃっ!」
モコに注意を促した次の瞬間、リィナの姿が崩れて黒いナニカになった
「やっぱりこのリィナは幻覚か!」
「にゃ!?じゃあ本物ののリィナはどこにいるにゃ!?」
「それには私がお答えしよう」
そう言ったのはリィナの幻覚だった物だ
「少し待っていたまえ」
黒い影は段々と人の形に成っていきついにはこれまた目か覚めるような美少女の姿になった
「ふぅ…リィナ君だったかな?彼女は今船内で寝ているよ」
「で?その姿はなんだ?」
「ああ、これかい?これは私の本当の姿その1さ」
「その1?」
「私は幻覚を操ることを得意としているからね、自分の姿を段々と変えているうちに本当の姿を忘れてしまったんだ」
「にゃ!にゃ、にゃにが目的で船の中に入ってきたにゃ!?」
「おいおい、散々攻撃をしておいてそれはないだろ?」
「……にゃあ…(泣)」
「うちの猫を苛めるのは止めてくれよ…」
「お、おぼろぉ」
「こいつを苛めるのは俺の特権なんだからな」
「お、朧ぉ!」
若干期待していたモコは朧が続けて言った言葉に少し傷ついた
しかし、モコは気付いていなかったが朧の顔は少し赤くなっていた
「第一、俺たちを潰すならとっくに潰してるはずだろ?」
「ふむ、君はだいぶ賢いようだね」
「そりゃどうも」
「…それと、警戒心が強いらしい」
「クッ…」
どうやら 支配者の玩具箱で取り出していたPSS拳銃の事がバレていたようだ
「そう警戒しなくてもいいよ、今回は話をしに来ただけだからね」
「話を?」
どうやらマトリシカは他の四転王とは違うみたいだ…
__________
作・残念無双
『素チートは、異世界に行ってもチートだった。~よし、無双しよう!~』
他1作品
・・・ねこ鍋が美味しかったです。
モコ「いや、喰われてないにゃ!」
朧はモコをねこ鍋にしてやろうと船内を追い回していた
(…しかし、これは酷いな…)
追い回しつつ赤城の状態を確認したが赤城の超大型電磁砲は無茶をさせたからかどろどろに溶けてユニークなアートみたいになっていた
(これじゃもう電磁砲は使えないな…)
さらに言えば頼みの超大型電磁砲は相手に効かなかった
(そう考えるとさらに上の破壊力が必要なのか?)
ドンッ!
「うわっ!」
どうやら考え事をしているうちに甲板に戻ってきてたようだ
「?どうした?モコ?諦めてねこ鍋になる決心でもついたか?」
朧は立ち止まっていたモコにぶつかったようだ
「…違うにゃ…朧、あれを見るにゃ」
モコが指差した方向は先程までマトリョーシカがいた崖だ
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そこにはマトリシカが触手をウネウネさせながら口を開けていた舌を出していたいた…そう…『あっかんべー』だ
「くそっ!ふざけやがって…」
「朧さん…大変だったそうですね…」
いつの間にか朧の横にリィナがいた
「モコさんから聞きました電磁砲が効かなかったそうですね…」
「ああ…」
ここで朧はある違和感に気付いた
(異世界に電磁砲はないはずだが…なんでリィナは電磁砲の威力を知ってるんだ?…まさか!)
「リィナ…一つ聞かせてくれ、お前は本物のリィナか?」
「・・・」
「どうしたにゃ?朧?」
「モコっ!そのリィナに近付くな!」
「にゃっ!」
モコに注意を促した次の瞬間、リィナの姿が崩れて黒いナニカになった
「やっぱりこのリィナは幻覚か!」
「にゃ!?じゃあ本物ののリィナはどこにいるにゃ!?」
「それには私がお答えしよう」
そう言ったのはリィナの幻覚だった物だ
「少し待っていたまえ」
黒い影は段々と人の形に成っていきついにはこれまた目か覚めるような美少女の姿になった
「ふぅ…リィナ君だったかな?彼女は今船内で寝ているよ」
「で?その姿はなんだ?」
「ああ、これかい?これは私の本当の姿その1さ」
「その1?」
「私は幻覚を操ることを得意としているからね、自分の姿を段々と変えているうちに本当の姿を忘れてしまったんだ」
「にゃ!にゃ、にゃにが目的で船の中に入ってきたにゃ!?」
「おいおい、散々攻撃をしておいてそれはないだろ?」
「……にゃあ…(泣)」
「うちの猫を苛めるのは止めてくれよ…」
「お、おぼろぉ」
「こいつを苛めるのは俺の特権なんだからな」
「お、朧ぉ!」
若干期待していたモコは朧が続けて言った言葉に少し傷ついた
しかし、モコは気付いていなかったが朧の顔は少し赤くなっていた
「第一、俺たちを潰すならとっくに潰してるはずだろ?」
「ふむ、君はだいぶ賢いようだね」
「そりゃどうも」
「…それと、警戒心が強いらしい」
「クッ…」
どうやら 支配者の玩具箱で取り出していたPSS拳銃の事がバレていたようだ
「そう警戒しなくてもいいよ、今回は話をしに来ただけだからね」
「話を?」
どうやらマトリシカは他の四転王とは違うみたいだ…
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作・残念無双
『素チートは、異世界に行ってもチートだった。~よし、無双しよう!~』
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