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キュロス辺境伯との交渉
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<空間転移>でフロキル王国にあるキュロス辺境伯の屋敷前にやってきた。
「ロイド様、辺境伯と言う高位貴族にしては、割とスッキリとした屋敷に見えますね」
「ああ、俺は他の貴族連中の屋敷を知らないが、そんな感じに見えるな。ナユラはどう思う?」
「ええ、リスド王国の貴族別邸と比較してもかなり質素に作られています。このお屋敷からもキュロス辺境伯の人柄が垣間見えると思います」
その通りだ。ここは貴族が住んでいる第二防壁の中ではあるが、第三防壁により近い場所に位置している。
ここから第一防壁側に目を向けると無駄に豪華絢爛な屋敷を見ることができるので、確かに人柄がこんなところにも表れているのか?
だが、そんな事を検討しているような時間はない。
正直、魔獣の群れが第四防壁を破壊するのには大した時間を必要としないだろう。
そうすると、あせった王族共が俺達の討伐の為に集結させている連中が完全に揃う前に出撃を命じてしまうかもしれない。
現実的には、フロキル王国の外から援軍が来る事はありえないのだが・・・
とすると、今このフロキル王国で最大の戦力になり得るのはキュロス辺境伯の一行以外には有り得ない。
他の貴族共は大した戦力がないので、実戦が始まった瞬間に撤退してしまう可能性もある。
つまり、キュロス辺境伯一行だけであの魔獣を討伐することになる可能性が高くなるのだ。魔族に進化した個体もいる以上、常に魔獣の討伐を行っている辺境伯一行としても厳しい戦いになってしまう。
「じゃあのんびりする訳にも行かないし、早速頼むよナユラ」
「お任せください」
目立たない位置にいた俺達は、早速門番のいる所まで三人で移動する。
門番も辺境伯の領地から連れてきた近衛騎士の内の一人なのだろうか?鍛えられた体躯をしており、隙が無い。
俺達が門に向かって歩いて来るのを視認すると、若干腰を落としている。
しかし、ナユラを見たとたん最敬礼をした。
「これは、ナユラ王女。このような場所でお会いできるとは光栄です。本日はどういったご用件でしょうか?」
ナユラを知っているという事は、やはり辺境伯領から来ていた騎士のようだ。
「ええ、本日は重大なお話がありお伺いさせて頂きました。至急キュロス辺境伯にお会いしたいのですが」
「実は今少々立て込んでおりまして、大変申し訳ございませんが、もしよろしければ日を改めて頂けるとありがたいのですが」
魔獣討伐、いや、フロキル王国の話が変わったから俺達の討伐に関する事だろう。
この近衛騎士は、実際に俺やこの場にいるヨナの事を知らないので慌てた様子はない。ここにいるのが討伐対象者であるとわかっていたら、こんな落ち着いた対応はできないはずだ。
しかし、実際問題ナユラに来てもらって良かった。
こんな状態では俺にはこれ以上交渉出来る術を持っていないし、アルフォナならば尚更だろう。
今も、ナユラは交渉を続けている。
「お忙しいのは存じ上げております。実はその件で至急お話ししたいのです。あなた方の安全にもかかわる事ですので、大至急面会をお願いします」
「承知しました」
ただならぬ雰囲気を醸し出した元・王女に気圧されて、近衛騎士である門番は屋敷に走って行く。
やがて、同じ騎士が屋敷から走って戻ってきた。
「お待たせいたしました。キュロス様がお待ちです。どうぞ」
「ありがとうございます」
流石はナユラ。早い段階で第一関門を通過することに成功した。
屋敷に入ると当然中も質素になっており、かなり好感が持てる。
「こちらでございます」
割と大きい扉を開けると、初老ではあるが眼光鋭く鍛え抜かれた体をしている人物が椅子から立ち上がる。
「こんなところでお会いできるとは光栄です、ナユラ王女。して、今日はどういったご用件で?火急の御用とお伺いしましたが?」
「はい。お忙しい所申し訳ありません。早速お話をさせて頂いても宜しいでしょうか?」
会話の中で、キュロス辺境伯は俺達にも椅子を勧めてくれた。
「うん?貴殿はどこかでお会いしたことがあるような・・・それにあなたも・・・」
そう言いつつ、俺とヨナを見る。
正直ヨナは<闇魔法>で認識を変えているが、昔から第三者がいる時には常にこの状態なので、その状態でのヨナに辛うじて見覚えがあるのだろう。
「その辺りも説明させて頂きます」
「そうですか。という事は、やはり私がお会いしたことがある方々という事ですな」
頷きつつ着席する。
「まずはお時間を頂きありがとうございます。これからキュロス様には衝撃的な内容のお話になりますが、何卒最後まで冷静にお話を聞いていただきたくお願い申し上げます」
「フム、このような時期にこのような場所であなたのような方が火急の様で来訪する。普通の話ではないことは理解しているつもりです」
外見通り歴戦の猛者らしく、落ち着き払っている。
「今キュロス様は、このフロキル王国の国王より<六剣>の奪還と、現在の所持者の連行を命ぜられておりますね?」
「その通りです。お耳が早いですな」
普通なら、こんな情報をこんなに早く知ることができないと疑う所だが、お互いの信頼関係があるのか、その辺りは気にならないようだ。
「では、率直に申し上げます。その<六剣>ですが、私がその内の一つ、<光剣>を所持しております」
ガタ・・・
流石に歴戦の猛者たる辺境伯も、ナユラの爆弾発言に動揺を隠しきれなかった。
「な、何を仰っているのですか?あの伝説の<六剣>をお持ちであると聞こえましたが」
「ええ、そう言っています」
鋭い目つきでナユラを見ている辺境伯。
「フロキル王国の国王が、現時点での所持者の拘束を指示したことをご存じの上で、自らが所持者であると認めるのですね」
辺境伯から若干の殺気が漏れる。
だが、この程度では伝説の<六剣>所持者にとっては何の脅威にもならない。
「そう言っています。証拠をお見せしましょう」
ナユラは、辺境伯の目の前で<光剣>を顕現させる。
「こ、これは確かに<光剣>。本当に<光剣>に認められたのですか?いや、今はそこではない。なぜ私にこれを見せたのです?」
「本当であればこのように簡単に<六剣>を顕現させることはしたくありません。ですが、キュロス様には真実を理解していただきたいので、こちらもある程度のリスクは承知の上で情報を開示するべきと判断いたしました。
「いや、私も長く生きておりますが、今日ほど驚いたことはありません。お恥ずかしながら、私も洞窟で柄を手にしたことはありますが・・・まさか抜剣され、封印が解かれた<六剣>を見ることができるなど・・・良い冥途の土産になりましたな」
落ち着きを取り戻して、椅子に座るキュロス辺境伯。
深く息を吐くと、自らの見解を話始める。
「実は我らは本当に久しぶりにこの王都に来ているのです。にも拘わらず、ナユラ王女もご存じの通り、いきなり<六剣>の奪還やら所持者の拘束やらを命ぜられました。本来はこの王都の防壁外に湧き出ている魔獣の討伐を優先すべきはずなのですが」
流石に状況把握は完全にできているようだ。
「暫く討伐を放置していたのでしょう。おそらく魔族に進化した物もいるはずです。そんな状況にもかかわらず魔獣討伐の命は出ていないのです。そして、第四防壁内部の住民達が全ていなくなっていました。その理由を尋ねても、愚民がいなくとも問題ないなどと宣うのです」
「キュロス様は、状況をよくご理解いただけているようですね。住民達こそ国の屋台骨。ここを疎かにしては国の発展は望めません」
「全くもってその通りですな。しかし、<六剣>の奪還を命ぜられた切っ掛けになったゾルドン王子の話を裏付けることもできなかったので、止む無く指示に従いましたが、正直に申し上げますと、あのように住民達をないがしろにするような事を平気で言える様な者達の指示には従いたくないのです」
「それでは、更なる真実をお話いたしましょう」
「ロイド様、辺境伯と言う高位貴族にしては、割とスッキリとした屋敷に見えますね」
「ああ、俺は他の貴族連中の屋敷を知らないが、そんな感じに見えるな。ナユラはどう思う?」
「ええ、リスド王国の貴族別邸と比較してもかなり質素に作られています。このお屋敷からもキュロス辺境伯の人柄が垣間見えると思います」
その通りだ。ここは貴族が住んでいる第二防壁の中ではあるが、第三防壁により近い場所に位置している。
ここから第一防壁側に目を向けると無駄に豪華絢爛な屋敷を見ることができるので、確かに人柄がこんなところにも表れているのか?
だが、そんな事を検討しているような時間はない。
正直、魔獣の群れが第四防壁を破壊するのには大した時間を必要としないだろう。
そうすると、あせった王族共が俺達の討伐の為に集結させている連中が完全に揃う前に出撃を命じてしまうかもしれない。
現実的には、フロキル王国の外から援軍が来る事はありえないのだが・・・
とすると、今このフロキル王国で最大の戦力になり得るのはキュロス辺境伯の一行以外には有り得ない。
他の貴族共は大した戦力がないので、実戦が始まった瞬間に撤退してしまう可能性もある。
つまり、キュロス辺境伯一行だけであの魔獣を討伐することになる可能性が高くなるのだ。魔族に進化した個体もいる以上、常に魔獣の討伐を行っている辺境伯一行としても厳しい戦いになってしまう。
「じゃあのんびりする訳にも行かないし、早速頼むよナユラ」
「お任せください」
目立たない位置にいた俺達は、早速門番のいる所まで三人で移動する。
門番も辺境伯の領地から連れてきた近衛騎士の内の一人なのだろうか?鍛えられた体躯をしており、隙が無い。
俺達が門に向かって歩いて来るのを視認すると、若干腰を落としている。
しかし、ナユラを見たとたん最敬礼をした。
「これは、ナユラ王女。このような場所でお会いできるとは光栄です。本日はどういったご用件でしょうか?」
ナユラを知っているという事は、やはり辺境伯領から来ていた騎士のようだ。
「ええ、本日は重大なお話がありお伺いさせて頂きました。至急キュロス辺境伯にお会いしたいのですが」
「実は今少々立て込んでおりまして、大変申し訳ございませんが、もしよろしければ日を改めて頂けるとありがたいのですが」
魔獣討伐、いや、フロキル王国の話が変わったから俺達の討伐に関する事だろう。
この近衛騎士は、実際に俺やこの場にいるヨナの事を知らないので慌てた様子はない。ここにいるのが討伐対象者であるとわかっていたら、こんな落ち着いた対応はできないはずだ。
しかし、実際問題ナユラに来てもらって良かった。
こんな状態では俺にはこれ以上交渉出来る術を持っていないし、アルフォナならば尚更だろう。
今も、ナユラは交渉を続けている。
「お忙しいのは存じ上げております。実はその件で至急お話ししたいのです。あなた方の安全にもかかわる事ですので、大至急面会をお願いします」
「承知しました」
ただならぬ雰囲気を醸し出した元・王女に気圧されて、近衛騎士である門番は屋敷に走って行く。
やがて、同じ騎士が屋敷から走って戻ってきた。
「お待たせいたしました。キュロス様がお待ちです。どうぞ」
「ありがとうございます」
流石はナユラ。早い段階で第一関門を通過することに成功した。
屋敷に入ると当然中も質素になっており、かなり好感が持てる。
「こちらでございます」
割と大きい扉を開けると、初老ではあるが眼光鋭く鍛え抜かれた体をしている人物が椅子から立ち上がる。
「こんなところでお会いできるとは光栄です、ナユラ王女。して、今日はどういったご用件で?火急の御用とお伺いしましたが?」
「はい。お忙しい所申し訳ありません。早速お話をさせて頂いても宜しいでしょうか?」
会話の中で、キュロス辺境伯は俺達にも椅子を勧めてくれた。
「うん?貴殿はどこかでお会いしたことがあるような・・・それにあなたも・・・」
そう言いつつ、俺とヨナを見る。
正直ヨナは<闇魔法>で認識を変えているが、昔から第三者がいる時には常にこの状態なので、その状態でのヨナに辛うじて見覚えがあるのだろう。
「その辺りも説明させて頂きます」
「そうですか。という事は、やはり私がお会いしたことがある方々という事ですな」
頷きつつ着席する。
「まずはお時間を頂きありがとうございます。これからキュロス様には衝撃的な内容のお話になりますが、何卒最後まで冷静にお話を聞いていただきたくお願い申し上げます」
「フム、このような時期にこのような場所であなたのような方が火急の様で来訪する。普通の話ではないことは理解しているつもりです」
外見通り歴戦の猛者らしく、落ち着き払っている。
「今キュロス様は、このフロキル王国の国王より<六剣>の奪還と、現在の所持者の連行を命ぜられておりますね?」
「その通りです。お耳が早いですな」
普通なら、こんな情報をこんなに早く知ることができないと疑う所だが、お互いの信頼関係があるのか、その辺りは気にならないようだ。
「では、率直に申し上げます。その<六剣>ですが、私がその内の一つ、<光剣>を所持しております」
ガタ・・・
流石に歴戦の猛者たる辺境伯も、ナユラの爆弾発言に動揺を隠しきれなかった。
「な、何を仰っているのですか?あの伝説の<六剣>をお持ちであると聞こえましたが」
「ええ、そう言っています」
鋭い目つきでナユラを見ている辺境伯。
「フロキル王国の国王が、現時点での所持者の拘束を指示したことをご存じの上で、自らが所持者であると認めるのですね」
辺境伯から若干の殺気が漏れる。
だが、この程度では伝説の<六剣>所持者にとっては何の脅威にもならない。
「そう言っています。証拠をお見せしましょう」
ナユラは、辺境伯の目の前で<光剣>を顕現させる。
「こ、これは確かに<光剣>。本当に<光剣>に認められたのですか?いや、今はそこではない。なぜ私にこれを見せたのです?」
「本当であればこのように簡単に<六剣>を顕現させることはしたくありません。ですが、キュロス様には真実を理解していただきたいので、こちらもある程度のリスクは承知の上で情報を開示するべきと判断いたしました。
「いや、私も長く生きておりますが、今日ほど驚いたことはありません。お恥ずかしながら、私も洞窟で柄を手にしたことはありますが・・・まさか抜剣され、封印が解かれた<六剣>を見ることができるなど・・・良い冥途の土産になりましたな」
落ち着きを取り戻して、椅子に座るキュロス辺境伯。
深く息を吐くと、自らの見解を話始める。
「実は我らは本当に久しぶりにこの王都に来ているのです。にも拘わらず、ナユラ王女もご存じの通り、いきなり<六剣>の奪還やら所持者の拘束やらを命ぜられました。本来はこの王都の防壁外に湧き出ている魔獣の討伐を優先すべきはずなのですが」
流石に状況把握は完全にできているようだ。
「暫く討伐を放置していたのでしょう。おそらく魔族に進化した物もいるはずです。そんな状況にもかかわらず魔獣討伐の命は出ていないのです。そして、第四防壁内部の住民達が全ていなくなっていました。その理由を尋ねても、愚民がいなくとも問題ないなどと宣うのです」
「キュロス様は、状況をよくご理解いただけているようですね。住民達こそ国の屋台骨。ここを疎かにしては国の発展は望めません」
「全くもってその通りですな。しかし、<六剣>の奪還を命ぜられた切っ掛けになったゾルドン王子の話を裏付けることもできなかったので、止む無く指示に従いましたが、正直に申し上げますと、あのように住民達をないがしろにするような事を平気で言える様な者達の指示には従いたくないのです」
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