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閑話:<風剣>所持者テスラム
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私は種族としては悪魔と呼ばれているテスラム。
気が付いた時には、この星に生まれておりました。
出生は定かではないですが、状況を把握すると、魔王様に召喚されたのが正解と言えるでしょう。
しかし、私の出生などどうでも良いのです。
我が主である魔王様は、種族的にはありえないと言われる程温厚で争いを好まない方でありましたな。
そして、最上位である悪魔であるために、どの様な種族の魔獣、魔族でも眷属に出来る力を持ちながら、契約したのは最弱と言われている、いえ、私が今でも確信を得ていますが、間違いなく最弱であるスライムでしたな。
そんな我が主を他の悪魔が良いように思う訳はなく、主の妹君である悪魔を主の代わりの魔王として君臨させるように動いていたのです。
今思えば、このスライムたちを眷属としていた我が主の力があれば、既にその情報を得ていたのでしょう。
同時に多勢に無勢、我が主の戦力はこの私テスラムしかいない事も同時に把握してしまっていたはずです。
私が強大な力を得ていれば、あのように我が主が殺害されることもなかったはずなので、今尚悔いている所です。
私が運悪く我が主の傍を離れている時に、実の妹の狂刃により致命傷を負ってしまいました。
駆けつけた際には既に誰の目から見ても手遅れで、助力を申し出ても誰も手を貸してくれませんでしたな。
自分の最後を早い時点で覚悟されていた我が主は、自分の身よりも眷属であるスライム達の身を案じておりました。
その時の言葉を私は忘れることはできません。
「テスラム、短い間でしたがあなたと過ごすことができて私は幸せでした。こんな私に文句も言わずに使えてくれてありがとう。最後にもう一つ我儘を言わせてください。眷属であるこの子達、あなたが新たに契約を結んで面倒を見てくれませんか?」
是非もない私は、もちろんその場で契約をしました。
安心した我が主は、私に再びお礼を言うとその言葉を最後に永遠の眠りについたのです。
実の姉を殺害したあの悪魔は、私などは脅威でもなんでもなかったのでしょう、ゴミを見るような目でスライムによる王城の清掃、管理をその場で命じてきたのです。
残念ながら悪魔は強者が正義。
私はその呪縛に絡められ、主を埋葬する暇もないまま良いように使われていたのです。
そして、ある程度私の指示がなくともスライムが安定して活動できるようになると、私は王城を追放されました。
私は、亡き主の亡骸を眷属であるスライムを使用して探していましたが、そこで得た情報は亡骸の場所ではなく、無残にもあの場で焼却されてしまった情報だったのです。
失意のまま王城を後にし、生きる目的を失った私は当てもなくさまよい続けました。
そこで運命の出会いがあったのです。
そこには、<無剣>と呼ばれる最強の剣を持っている初代<無剣>所持者だったのです。
彼は私にこう言いました。
「お前は悪魔か。しかし害があるようには見えないな。と言うよりも、生きる気力が無いように見えるな。悪魔も色々ありそうだ。とうだ、こんな俺で良ければ話を聞くぞ?何か悩みがあるんだったら、誰かに話すと良い」
一般的に人族からは悪魔は忌み嫌われており、逆に悪魔は人族を滅ぼうとしている状況です。
我が主を除いては・・・
そんな状況の中で、この人族は悪魔である私の話を聞こうというのです。何となくですが、我が主と同じ匂いを感じた私は、恥ずかしながら主を失ってしまった悲しみ、そして今の魔王の残虐な行為を包み隠さず話したのです。
「そうか、俺達人族の間でも家族の争いはあるが悪魔も一緒か。お前の主である魔王は素晴らしい志を持っただったんだな。逢うことができなかったことが悔やまれる。しかし今の魔王は・・・正直に言おう。俺は邪悪な魔王を倒すべく究極の剣の所持者として活動をしている。どうだ?お前も俺と一緒に邪悪な魔王を倒さないか?お前にしてみたら主の仇も取れるし、丁度いいだろ?」
この人は、あくまである私を平気で仲間に誘ってきたのです。
思わず漏れてしまった心の声・・・
「あなた、正気ですか?」
「ははは、当たり前だろ?俺達の始祖は神と魔神によって生み出されている。その神々は争い続けているが、あくまで一対一だ。それに対して俺達はどれ程の人数がいると思っている?中にはお前の主のように崇高な精神を持った悪魔、逆に残虐非道な人族もいるだろう。つまりだな、俺には種族なんて小さい物には拘っていないんだよ。俺が拘るのは、信頼できるか、そして悪を倒す気概があるかだ」
私はこの一言でこの方について行くことを決めたのです。
「私は悪魔のテスラム。我が主である魔王様の無念、そして残虐非道な現魔王とその配下を滅するべく微力ながらお手伝いさせて頂きます」
「おう、よろしく頼むぜ<風剣>」
「??その<風剣>とは何の事でしょうか?私はテスラムでございますが」
「おお、悪い悪い、初めての仲間だから舞い上がっていたようだ。いいか、さっき話した神達の争いはこの星からかなり離れた場所で行われている。そして、この星での戦いはいわば彼らの代理戦争だ。それぞれの神は、悪魔と人族に対して戦いを有利に進められるように力を与えているんだ。悪魔に対しての力はどの様な物かは知らないが、俺達に与えられた力はこの<無剣>と、そして基礎属性である能力を最大限に使うことができるようになる剣だ」
そう言って、<無剣>と<風剣>を顕現させたのです。
私はあまりの美しさに言葉を失いました。
「いいか、この基礎属性の剣は六本ある。そしてお前に与えるのは風の属性を持つこの<風剣>だ」
そう言って、柄の部分に白い宝玉が一際大きくついている剣を私に下さったのです。
その剣を持った瞬間に力が体の中に流れ込み、剣の意思がわかりました。
<無剣>所持者に従い、この世界を平和な世界にするのだ・・・と言う強い意志が。
やがて、彼と共に長い旅路の末に他の六剣の仲間を加えて、我が主である魔王様の妹とその配下に鉄槌を下すことに成功したのですが、息の根を止められていなかったことが悔やまれます。
当時は完全に滅したと疑いもしなかった私と仲間達。
万が一の為に<無剣>所持者の護衛だけを残して、強すぎる力を与える六剣を封印することにしたのです。
その護衛には<闇剣>所持者が選ばれました。
当時は寿命の概念がほぼない私が適任であるという話だったのですが、私は悪魔。もしこの先の<無剣>所持者殿に対して、良からぬ噂や隙を与えることになりかねないので、辞退しました。
そして選ばれたのが、影から支える能力に長けている<闇剣>所持者だったのです。
やがて時は経ち、人目を避けて生活していた私に魔王復活の情報が眷属から得られました。
外界の情報を積極的に得ようとしていなかった私にも、眷属が危険な情報であると判断して教えてくれたのです。
と同時に、今代の<無剣>所持者と、付き従っている<闇剣>所持者を確認しました。
情報は重要である事を知っている私は、近辺の情報を得る事にしましたが、この際に<無剣>所持者であるお方の母君が、魔族の襲撃により命を散らせていた事を知ったのです。
あの魔王の配下である魔族、やはり残虐な性格は変わっていないようですな。この情報を得た私は、復讐が完全でなかったことを改めて後悔すると共に、被害を出してしまった状況を悔いたのです。
しかし、新たに復讐を完遂しようとしても私一人ではあの魔王の前に辿り着く前に消滅させられるでしょう。ですが、以前のように六剣の仲間達と共に討伐するのも難しいでしょう。
私は悪魔なのです。
今世代の<無剣>所持者、そして付き従っている<闇剣>所持者に認められない可能性があるのです。
そう思い悩んでいると、新たな六剣所持者を増やしながら活動している<無剣>所持者がこのダンジョンに入ってくるではないですか。
この時を逃しては接触は難しいと考えて、私はその身を晒すことにしました。
その結果・・・現<無剣>所持者も初代と同じく、種族に拘る方ではなかったのです。
これで再びこの世に混沌をもたらすあの魔王に対抗する仲間として活動できるのです。
気が付いた時には、この星に生まれておりました。
出生は定かではないですが、状況を把握すると、魔王様に召喚されたのが正解と言えるでしょう。
しかし、私の出生などどうでも良いのです。
我が主である魔王様は、種族的にはありえないと言われる程温厚で争いを好まない方でありましたな。
そして、最上位である悪魔であるために、どの様な種族の魔獣、魔族でも眷属に出来る力を持ちながら、契約したのは最弱と言われている、いえ、私が今でも確信を得ていますが、間違いなく最弱であるスライムでしたな。
そんな我が主を他の悪魔が良いように思う訳はなく、主の妹君である悪魔を主の代わりの魔王として君臨させるように動いていたのです。
今思えば、このスライムたちを眷属としていた我が主の力があれば、既にその情報を得ていたのでしょう。
同時に多勢に無勢、我が主の戦力はこの私テスラムしかいない事も同時に把握してしまっていたはずです。
私が強大な力を得ていれば、あのように我が主が殺害されることもなかったはずなので、今尚悔いている所です。
私が運悪く我が主の傍を離れている時に、実の妹の狂刃により致命傷を負ってしまいました。
駆けつけた際には既に誰の目から見ても手遅れで、助力を申し出ても誰も手を貸してくれませんでしたな。
自分の最後を早い時点で覚悟されていた我が主は、自分の身よりも眷属であるスライム達の身を案じておりました。
その時の言葉を私は忘れることはできません。
「テスラム、短い間でしたがあなたと過ごすことができて私は幸せでした。こんな私に文句も言わずに使えてくれてありがとう。最後にもう一つ我儘を言わせてください。眷属であるこの子達、あなたが新たに契約を結んで面倒を見てくれませんか?」
是非もない私は、もちろんその場で契約をしました。
安心した我が主は、私に再びお礼を言うとその言葉を最後に永遠の眠りについたのです。
実の姉を殺害したあの悪魔は、私などは脅威でもなんでもなかったのでしょう、ゴミを見るような目でスライムによる王城の清掃、管理をその場で命じてきたのです。
残念ながら悪魔は強者が正義。
私はその呪縛に絡められ、主を埋葬する暇もないまま良いように使われていたのです。
そして、ある程度私の指示がなくともスライムが安定して活動できるようになると、私は王城を追放されました。
私は、亡き主の亡骸を眷属であるスライムを使用して探していましたが、そこで得た情報は亡骸の場所ではなく、無残にもあの場で焼却されてしまった情報だったのです。
失意のまま王城を後にし、生きる目的を失った私は当てもなくさまよい続けました。
そこで運命の出会いがあったのです。
そこには、<無剣>と呼ばれる最強の剣を持っている初代<無剣>所持者だったのです。
彼は私にこう言いました。
「お前は悪魔か。しかし害があるようには見えないな。と言うよりも、生きる気力が無いように見えるな。悪魔も色々ありそうだ。とうだ、こんな俺で良ければ話を聞くぞ?何か悩みがあるんだったら、誰かに話すと良い」
一般的に人族からは悪魔は忌み嫌われており、逆に悪魔は人族を滅ぼうとしている状況です。
我が主を除いては・・・
そんな状況の中で、この人族は悪魔である私の話を聞こうというのです。何となくですが、我が主と同じ匂いを感じた私は、恥ずかしながら主を失ってしまった悲しみ、そして今の魔王の残虐な行為を包み隠さず話したのです。
「そうか、俺達人族の間でも家族の争いはあるが悪魔も一緒か。お前の主である魔王は素晴らしい志を持っただったんだな。逢うことができなかったことが悔やまれる。しかし今の魔王は・・・正直に言おう。俺は邪悪な魔王を倒すべく究極の剣の所持者として活動をしている。どうだ?お前も俺と一緒に邪悪な魔王を倒さないか?お前にしてみたら主の仇も取れるし、丁度いいだろ?」
この人は、あくまである私を平気で仲間に誘ってきたのです。
思わず漏れてしまった心の声・・・
「あなた、正気ですか?」
「ははは、当たり前だろ?俺達の始祖は神と魔神によって生み出されている。その神々は争い続けているが、あくまで一対一だ。それに対して俺達はどれ程の人数がいると思っている?中にはお前の主のように崇高な精神を持った悪魔、逆に残虐非道な人族もいるだろう。つまりだな、俺には種族なんて小さい物には拘っていないんだよ。俺が拘るのは、信頼できるか、そして悪を倒す気概があるかだ」
私はこの一言でこの方について行くことを決めたのです。
「私は悪魔のテスラム。我が主である魔王様の無念、そして残虐非道な現魔王とその配下を滅するべく微力ながらお手伝いさせて頂きます」
「おう、よろしく頼むぜ<風剣>」
「??その<風剣>とは何の事でしょうか?私はテスラムでございますが」
「おお、悪い悪い、初めての仲間だから舞い上がっていたようだ。いいか、さっき話した神達の争いはこの星からかなり離れた場所で行われている。そして、この星での戦いはいわば彼らの代理戦争だ。それぞれの神は、悪魔と人族に対して戦いを有利に進められるように力を与えているんだ。悪魔に対しての力はどの様な物かは知らないが、俺達に与えられた力はこの<無剣>と、そして基礎属性である能力を最大限に使うことができるようになる剣だ」
そう言って、<無剣>と<風剣>を顕現させたのです。
私はあまりの美しさに言葉を失いました。
「いいか、この基礎属性の剣は六本ある。そしてお前に与えるのは風の属性を持つこの<風剣>だ」
そう言って、柄の部分に白い宝玉が一際大きくついている剣を私に下さったのです。
その剣を持った瞬間に力が体の中に流れ込み、剣の意思がわかりました。
<無剣>所持者に従い、この世界を平和な世界にするのだ・・・と言う強い意志が。
やがて、彼と共に長い旅路の末に他の六剣の仲間を加えて、我が主である魔王様の妹とその配下に鉄槌を下すことに成功したのですが、息の根を止められていなかったことが悔やまれます。
当時は完全に滅したと疑いもしなかった私と仲間達。
万が一の為に<無剣>所持者の護衛だけを残して、強すぎる力を与える六剣を封印することにしたのです。
その護衛には<闇剣>所持者が選ばれました。
当時は寿命の概念がほぼない私が適任であるという話だったのですが、私は悪魔。もしこの先の<無剣>所持者殿に対して、良からぬ噂や隙を与えることになりかねないので、辞退しました。
そして選ばれたのが、影から支える能力に長けている<闇剣>所持者だったのです。
やがて時は経ち、人目を避けて生活していた私に魔王復活の情報が眷属から得られました。
外界の情報を積極的に得ようとしていなかった私にも、眷属が危険な情報であると判断して教えてくれたのです。
と同時に、今代の<無剣>所持者と、付き従っている<闇剣>所持者を確認しました。
情報は重要である事を知っている私は、近辺の情報を得る事にしましたが、この際に<無剣>所持者であるお方の母君が、魔族の襲撃により命を散らせていた事を知ったのです。
あの魔王の配下である魔族、やはり残虐な性格は変わっていないようですな。この情報を得た私は、復讐が完全でなかったことを改めて後悔すると共に、被害を出してしまった状況を悔いたのです。
しかし、新たに復讐を完遂しようとしても私一人ではあの魔王の前に辿り着く前に消滅させられるでしょう。ですが、以前のように六剣の仲間達と共に討伐するのも難しいでしょう。
私は悪魔なのです。
今世代の<無剣>所持者、そして付き従っている<闇剣>所持者に認められない可能性があるのです。
そう思い悩んでいると、新たな六剣所持者を増やしながら活動している<無剣>所持者がこのダンジョンに入ってくるではないですか。
この時を逃しては接触は難しいと考えて、私はその身を晒すことにしました。
その結果・・・現<無剣>所持者も初代と同じく、種族に拘る方ではなかったのです。
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