32 / 153
フレナブルと魔獣ランドル(2)
しおりを挟む
シルバの、カスミと共に生きたいと言う叫びを聞いたフレナブルは、優しい表情のまま回復術を行使した。
あまりのレベルの違いに、この場にいる誰もが術を行使した事に気がついてはいないが……
「シルバさん。これで大丈夫です。間もなく意識も回復するでしょう。お二人の安全は私が保証しますので、労わってあげて下さいね」
「え?え?」
「何も変わらないじゃない。偉そうにして、結局その程度よ!」
何が起きたか分からずに語彙力を失っているシルバと、カスミの見かけも変わらず、術の行使すら感知できないハンナはフレナブルに対して侮蔑の言葉を投げかける。
「本当に【変質者の館】の者達は鬱陶しいですね。ハイ、カスミさん……目を覚ましてください!」
フレナブルの一声で、横たわっていたカスミが本当に目をあける。
「シルバ……シルバ!そう、魔獣は……危ない。まだ魔獣がいる……え?四体も??あなた方は?」
混乱の極致にいるカスミ。
「カスミ!」
泣きながらカスミを抱きしめるシルバと、それを優しく微笑んで見つめるフレナブル。
更には、唖然としているハンナを始めとした【勇者の館】所属の冒険者達。
「そんな……絶対に回復なんてできない程の損傷だったはず。あなた、一体何者なの?何をしたの?」
「あなた程度に応える義務はありませんが、【癒しの雫】所属のBランク冒険者のフレナブルと申します。私は単純にカスミさんに回復術を行使しただけですよ」
「そんな訳……ないじゃない。私でさえ癒せなかったのに……」
声が小さくなるハンナを無視し、フレナブルはシルバとカスミに告げる。
「シルバさん、カスミさん、少しだけお待ちいただけますか?私はギルド本部の依頼でAランク魔獣のランドルの調査に来たのですが、可能であれば始末して良いと言われていますので、ちょっとだけ相手をしてきますね」
Sランクギルドの【勇者の館】所属の冒険者や、個人でSランクを得ているルーカスでさえ敵わずに命を諦めた魔獣であるランドル四体に対して、軽く相手をすると言い切るフレナブル。
ポカンとする一行をよそに、腰に差している棒を手に持つと魔力を流す。
……ド……ドン……
直後、棒が一気に延びて射線上にいた最も危険な個体の頭を吹き飛ばしたついでに、背後の壁に突き刺さったのだ。
「ウフフ、流石はミハイルさん達の作品ですね。ですが……少々伸びるのが遅い気がします。この辺りが修正点になるのでしょうか?」
周囲からしてみれば、有り得ない程あっさりと最も危険な個体を始末して見せたフレナブルの口から洩れたのは、武具への感想……
再び棒を通常の長さに戻したフレナブルは、残り三体を始末するように動き始める。
最強の個体、仲間をあっという間に始末された残り三体のランドルは、漸く金縛りから解けて最大の脅威であるフレナブルに攻撃を仕掛ける。
二体は得意の魔術で、一体は手を鋭利な刃物に変形して襲い掛かる。
拙いが、連携が出来ているのだ。
「えいっ!お~、これも素晴らしいですね。ですが、こちらも術の発動が少し遅いですかね?」
棒の先端にある触媒、魔道具に封入されている防御術を行使して、二体からの魔術を無効化して見せるフレナブル。
と同時に、再び棒を伸ばして二体の頭をたたき割った。
「あら?少し……先端近くにヒビが入っていますね。強度的にも少し問題があるのでしょうか?」
一人感想を述べているのだが、これは、あえて口に出しているのだ。
棒の中央部分にある記録の魔道具に、全てを記録するために……
生命活動の根幹部分を失ったランドルは、力なくその場に倒れる。
「残りは……最も弱い一体ですね。どうしましょうか。そうです!短いままでどうなるかの検証がまだですね」
輝く笑顔で、良い事を思いついたと言わんばかりにスタスタとAランク魔獣であるランドルに自ら接近していくフレナブル。
残ったのは、物理攻撃を仕掛けようと動き始めていた、この場に出現したランドル四体の中では最弱の個体。
あまり頭脳も宜しくないのか、仲間二体の頭が吹き飛ばされて少々動揺するも、逃げる事もせずに無謀にも迎撃しようと攻撃を仕掛ける。
……グチャ……
「フムフム。この距離であれば棒にヒビは入らない……と。ですが、自浄能力が欲しい所ですね」
既にランドルの血液でドロドロの棒を見て、最後の感想を述べるフレナブル。
自ら水魔術を行使して棒をきれいにすると、腰に戻す。
「お待たせしました、シルバさん、カスミさん。あの四体の討伐証明も兼ねて心臓を抜き取ってきますので、もう少しお待ちください」
「「は、はい」」
最早どう反応してよいか分からない二人は、抱き合ったまま普通に返事をする。
フレナブルがランドル四体の頭を狙ったのは、硬い物質に対して棒がどの程度強度があるかを検証すると共に、最も貴重な素材となる心臓を手に入れるためだったのだ。
魔術によって心臓を抜き出し、ミハイル達が作った収納袋にしまう。
本当は魔術によってランドルの本体ごと収納したいのだが、クオウによって人目がある状態での収納魔術の使用が禁じられているのだ。
「お待たせ致しました。では帰りましょうか」
「「は、はい」」
もう何が何だか分からないシルバとカスミだが、互いに無事にここを出られそうだという事だけは理解でき、嬉しそうにしている。
こうしてさっさと帰ってしまった三人と、この場に残された【勇者の館】のメンバー。
既に最強の敵であるランドルは死亡、フレナブルが仕留めてしまって亡骸になっているので、状況は理解し辛いが一息つけていた。
「何だあいつは……あれほどの強さ。まて、フレナブルは魔道具を使っていたな。それも……ミハイル作と言っていた。ミハイル……あの【鉱石の彩】のミハイルか!」
「そうですね、ルーカス様。きっとあの連中は私達には適当な武具を私達に、あの女には最上級の武具を与えていたに違いありません」
全く見当違いの事を言っているルーカスやハンナ。
こうでもしなければ、現実が受け入れられないのだ。
その後暫くしてようやく落ち着いた【勇者の館】のメンバーは、ランドルの亡骸を収納袋に回収して、同じようにダンジョンを後にする。
再び屈辱を与えてくれた【癒しの雫】に対して、どう対応するべきかを考えながら……
あまりのレベルの違いに、この場にいる誰もが術を行使した事に気がついてはいないが……
「シルバさん。これで大丈夫です。間もなく意識も回復するでしょう。お二人の安全は私が保証しますので、労わってあげて下さいね」
「え?え?」
「何も変わらないじゃない。偉そうにして、結局その程度よ!」
何が起きたか分からずに語彙力を失っているシルバと、カスミの見かけも変わらず、術の行使すら感知できないハンナはフレナブルに対して侮蔑の言葉を投げかける。
「本当に【変質者の館】の者達は鬱陶しいですね。ハイ、カスミさん……目を覚ましてください!」
フレナブルの一声で、横たわっていたカスミが本当に目をあける。
「シルバ……シルバ!そう、魔獣は……危ない。まだ魔獣がいる……え?四体も??あなた方は?」
混乱の極致にいるカスミ。
「カスミ!」
泣きながらカスミを抱きしめるシルバと、それを優しく微笑んで見つめるフレナブル。
更には、唖然としているハンナを始めとした【勇者の館】所属の冒険者達。
「そんな……絶対に回復なんてできない程の損傷だったはず。あなた、一体何者なの?何をしたの?」
「あなた程度に応える義務はありませんが、【癒しの雫】所属のBランク冒険者のフレナブルと申します。私は単純にカスミさんに回復術を行使しただけですよ」
「そんな訳……ないじゃない。私でさえ癒せなかったのに……」
声が小さくなるハンナを無視し、フレナブルはシルバとカスミに告げる。
「シルバさん、カスミさん、少しだけお待ちいただけますか?私はギルド本部の依頼でAランク魔獣のランドルの調査に来たのですが、可能であれば始末して良いと言われていますので、ちょっとだけ相手をしてきますね」
Sランクギルドの【勇者の館】所属の冒険者や、個人でSランクを得ているルーカスでさえ敵わずに命を諦めた魔獣であるランドル四体に対して、軽く相手をすると言い切るフレナブル。
ポカンとする一行をよそに、腰に差している棒を手に持つと魔力を流す。
……ド……ドン……
直後、棒が一気に延びて射線上にいた最も危険な個体の頭を吹き飛ばしたついでに、背後の壁に突き刺さったのだ。
「ウフフ、流石はミハイルさん達の作品ですね。ですが……少々伸びるのが遅い気がします。この辺りが修正点になるのでしょうか?」
周囲からしてみれば、有り得ない程あっさりと最も危険な個体を始末して見せたフレナブルの口から洩れたのは、武具への感想……
再び棒を通常の長さに戻したフレナブルは、残り三体を始末するように動き始める。
最強の個体、仲間をあっという間に始末された残り三体のランドルは、漸く金縛りから解けて最大の脅威であるフレナブルに攻撃を仕掛ける。
二体は得意の魔術で、一体は手を鋭利な刃物に変形して襲い掛かる。
拙いが、連携が出来ているのだ。
「えいっ!お~、これも素晴らしいですね。ですが、こちらも術の発動が少し遅いですかね?」
棒の先端にある触媒、魔道具に封入されている防御術を行使して、二体からの魔術を無効化して見せるフレナブル。
と同時に、再び棒を伸ばして二体の頭をたたき割った。
「あら?少し……先端近くにヒビが入っていますね。強度的にも少し問題があるのでしょうか?」
一人感想を述べているのだが、これは、あえて口に出しているのだ。
棒の中央部分にある記録の魔道具に、全てを記録するために……
生命活動の根幹部分を失ったランドルは、力なくその場に倒れる。
「残りは……最も弱い一体ですね。どうしましょうか。そうです!短いままでどうなるかの検証がまだですね」
輝く笑顔で、良い事を思いついたと言わんばかりにスタスタとAランク魔獣であるランドルに自ら接近していくフレナブル。
残ったのは、物理攻撃を仕掛けようと動き始めていた、この場に出現したランドル四体の中では最弱の個体。
あまり頭脳も宜しくないのか、仲間二体の頭が吹き飛ばされて少々動揺するも、逃げる事もせずに無謀にも迎撃しようと攻撃を仕掛ける。
……グチャ……
「フムフム。この距離であれば棒にヒビは入らない……と。ですが、自浄能力が欲しい所ですね」
既にランドルの血液でドロドロの棒を見て、最後の感想を述べるフレナブル。
自ら水魔術を行使して棒をきれいにすると、腰に戻す。
「お待たせしました、シルバさん、カスミさん。あの四体の討伐証明も兼ねて心臓を抜き取ってきますので、もう少しお待ちください」
「「は、はい」」
最早どう反応してよいか分からない二人は、抱き合ったまま普通に返事をする。
フレナブルがランドル四体の頭を狙ったのは、硬い物質に対して棒がどの程度強度があるかを検証すると共に、最も貴重な素材となる心臓を手に入れるためだったのだ。
魔術によって心臓を抜き出し、ミハイル達が作った収納袋にしまう。
本当は魔術によってランドルの本体ごと収納したいのだが、クオウによって人目がある状態での収納魔術の使用が禁じられているのだ。
「お待たせ致しました。では帰りましょうか」
「「は、はい」」
もう何が何だか分からないシルバとカスミだが、互いに無事にここを出られそうだという事だけは理解でき、嬉しそうにしている。
こうしてさっさと帰ってしまった三人と、この場に残された【勇者の館】のメンバー。
既に最強の敵であるランドルは死亡、フレナブルが仕留めてしまって亡骸になっているので、状況は理解し辛いが一息つけていた。
「何だあいつは……あれほどの強さ。まて、フレナブルは魔道具を使っていたな。それも……ミハイル作と言っていた。ミハイル……あの【鉱石の彩】のミハイルか!」
「そうですね、ルーカス様。きっとあの連中は私達には適当な武具を私達に、あの女には最上級の武具を与えていたに違いありません」
全く見当違いの事を言っているルーカスやハンナ。
こうでもしなければ、現実が受け入れられないのだ。
その後暫くしてようやく落ち着いた【勇者の館】のメンバーは、ランドルの亡骸を収納袋に回収して、同じようにダンジョンを後にする。
再び屈辱を与えてくれた【癒しの雫】に対して、どう対応するべきかを考えながら……
0
お気に入りに追加
90
あなたにおすすめの小説
NineRing~捕らわれし者たち~
吉備津 慶
ファンタジー
岡山県の南、海の側に住んでいる高校二年生の響が、夜遅く家を飛び出し一人浜辺を歩いていると『我をおさめよ、されば導かれん』の声がする。
その声の先には一つのリングが輝いていた。リングを指にはめてみると、目の前にスタイル抜群のサキュバスが現れる。
そのサキュバスが言うには、秘宝を解放するために九つのリングを集め、魔王様と魔族の世界を造るとの事。
そのために、お前を魔族の仲間に引き入れ、秘宝を手に入れる手助けをさせると、連れ去られそうになった時、サキュバスに雷が落ちて難を逃れ、サキュバスが彼の下僕となる。しかしサキュバスの魔封じのクリスタルで、何の力も持たない響は連れ去られてしまう。
しかし、おっちょこちょいなサキュバスのおかげで、現代から未来世界に渡り。未来世界の力を得た響が、その後異世界に渡り、リングを探す事になる。
世界最強の勇者は伯爵家の三男に転生し、落ちこぼれと疎まれるが、無自覚に無双する
平山和人
ファンタジー
世界最強の勇者と称えられる勇者アベルは、新たな人生を歩むべく今の人生を捨て、伯爵家の三男に転生する。
しかしアベルは忌み子と疎まれており、優秀な双子の兄たちと比べられ、学校や屋敷の人たちからは落ちこぼれと蔑まれる散々な日々を送っていた。
だが、彼らは知らなかったアベルが最強の勇者であり、自分たちとは遥かにレベルが違うから真の実力がわからないことに。
そんなことも知らずにアベルは自覚なく最強の力を振るい、世界中を驚かせるのであった。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ハズレ職業のテイマーは【強奪】スキルで無双する〜最弱の職業とバカにされたテイマーは魔物のスキルを自分のものにできる最強の職業でした〜
平山和人
ファンタジー
Sランクパーティー【黄金の獅子王】に所属するテイマーのカイトは役立たずを理由にパーティーから追放される。
途方に暮れるカイトであったが、伝説の神獣であるフェンリルと遭遇したことで、テイムした魔物の能力を自分のものに出来る力に目覚める。
さらにカイトは100年に一度しか産まれないゴッドテイマーであることが判明し、フェンリルを始めとする神獣を従える存在となる。
魔物のスキルを吸収しまくってカイトはやがて最強のテイマーとして世界中に名を轟かせていくことになる。
一方、カイトを追放した【黄金の獅子王】はカイトを失ったことで没落の道を歩み、パーティーを解散することになった。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる