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No.0、トロンプ、レムロドリッチ(1)
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部分的ではあるが結界が破壊された事を知り、レムロドリッチは歓喜する。
「ハハハ、やるじゃないかアンノウン。あの結界をわずかではあるが一人で破るとは。面白い。恐らく奴らが最高戦力だぞ。この場で潰せば、前回ここに来た有象無象も出て来るわけだ」
「そうなるのだろうな」
トロンプは、まさか結界が少しでも破られるとは思っていなかった。
そして、それを実行したのが二人来ているアンノウンの内の一人だけだと言うのだ。
こうなると、悪魔300体で囲っても勝てない力を持っているかもしれないと思い至り、ハンネル王国にいるバリッジに丸薬を飲むように指示を出した。
ハンネル王国内で爆発的に魔力が増加する。
「おお、トロンプよ。バリッジも覚悟を決めたか。良いぞ、決戦だ」
レムロドリッチは、何故ハンネル王国内部の魔力が跳ね上がったか理解できているので、気合が入る。
そのまま二人が王城から急ぎ出ると、アンノウンのNo.0としてこの場に来ているジトロ、そして少し前に一部の結界を容易に破壊して見せたNo.1を視界に入れる。
当然ジトロとNo.1も二人を視認する。
アンノウンとしての活動、そして敵が視認できている事から、No.1は念話でもジトロとは呼ばなくなった。
『No.0、やはりトロンプは黒ですね。私の鑑定でも何ら異常状態はありません。No.7の報告の通りです』
『そのようだな。残念だ』
絞り出すようなジトロの声に、優しくそっとNo.0の背中をさするNo.1。
ジトロとしては万が一に期待をかけていたのだが、現実は非情だったのだ。
自らも鑑定を実施して、トロンプは黒であると言う状況証拠をその目で確認してしまった。
やがてトロンプとレムロドリッチは、ジトロとNo.1から普通の人族でも容易に見える位置まで近接する。
「ようやく直接話ができますね、大犯罪組織であるアンノウン。すでにご存じの通り、私がハンネル王国の宰相、いえ、既に国王と言っても良いでしょう。国王トロンプです。そしてこの隣にいるのが新しい宰相であるレムロドリッチ……フフフ、種族はどうせわかっているのでしょうから、あえて伝えない事にしておきましょう」
「何?国王だと?ハンネル王国の国王はドストラム・ハンネルだったはずだが?」
冷静にNo.0として会話に乗るジトロ。
実際はこの時点でトロンプが国王をどうしたかなどは、少し考えれば分かる。
「聞こえませんでしたか?私が国王です。つまりそう言う事ですよ」
「で、悪魔が宰相か。笑わせてくれる。流石はバリッジ。考える事、やっている事がクソ野郎の行いだ。そう言えば、大した魔力ではないが、お前達のいる結界内部で魔力が増えた。魔力レベルが99でない所を見ると、悪魔ではなさそう……つまりはバリッジの戦闘部隊、暗部と言った所か?そんな奴らに指示を出せるとすれば、お前が首領か?トロンプよ!」
既にイズンからトロンプがバリッジの首領である可能性が高いと聞いていたジトロは、No.0として、過去に尊敬の対象であり、目標でもあったトロンプに問いかける。
その間もNo.1はジトロの横に位置し、そっとその手をNo.0として必死で話をしているジトロの背中に置いている。
「ハハハ、流石にこの状況。既に私と言う高貴な存在を隠していないので、わかって当然でしょうね。そうです。私がバリッジ首領のトロンプですよ。それで、あなたは未だにコソコソ覆面で顔を隠したまま。正体も明かせない小物なのですか?アンノウンの首領よ?」
トロンプは、アンノウンの最大戦力がここに来たと理解している。
つまり、目の前にいるこの男こそが宿敵アンノウンの首領だと判断したのだ。
明確な根拠はないが、恐らく間違ってはいないだろうと判断しての行動だ。
「お前程度に見せる顔はない。どの道お前はここで消える。今更俺の顔を見ても仕方がないとは思わないか?」
No.0として、アンノウンの為、バイチ帝国のため、そしてこの大陸の平和の為にトロンプを切り捨てる事を決めたジトロ。
ジトロにとってトロンプは、転生してから初めて尊敬できる身内以外の人であったのだが、まさか裏でこのように最悪な事をしているとは気が付けなかった。
今まで自分に見せていた顔は作られた顔、そして今目の前にいるトロンプこそが本当のトロンプなのだと割り切ったのだ。
「おいおい、この俺、宰相のレムロドリッチ様を忘れて貰っては困るぜ。魔力レベル99の俺様が何故かお前の鑑定だけはできない。だが、この世界の最大魔力はレベル99。防壁をほんの一部だが破壊して見せたそこの女ですら魔力レベル99であるのは間違いない。どんな手を使って隠蔽しているかは知らんが、鑑定されない程度で優位になったと思っているのか?我らの総戦力を甘く見るなよ!」
レムロドリッチが、魔力強化によって魔術を行使してNo.0に攻撃を行う。
防壁内部から外部への攻撃は防御対象としていないようで、そのまま攻撃はNo.0を襲うが、流れるように移動したNo.1によってその攻撃は霧散する。
No.1は、ただ単にその魔術を手の平で受け切って見せたのだ。
「フハハハ、流石はアンノウンの最高戦力。この程度では傷一つつかんか。だが、そんな事位は想定済みだ」
すると、突然No.1が防壁内部に移動した。
「ハハハハハ、どうだ!あの魔術は攻撃魔術の他に、転移魔術を組み込んでいたんだ。これでお前の目の前で、この女を細切れにしてやる。せいぜいそこで……」
この言葉が切れたのは、当然No.1によって攻撃されたからだ。
……ズーン……
レムロドリッチが、少々遠くにある王城の方に吹き飛ばされ、恐らく王城をその体で破壊したのだろう。
この場所から見える王城は、徐々に崩れ始めている。
「次はあなたですよトロンプ、いえ、バリッジ首領」
敬愛し、尊敬するNo.0を今までだましていた事、このようにNo.0を傷つける事態になった事を許す事の出来ないNo.1は、当然キロスとコンに対する行為への怒りもあり、いつものような過剰な手加減をする事なく、レムロドリッチを吹き飛ばした。
それも、単純な回し蹴りで……だ。
そしてその次は、この事態を引き起こした諸悪の根源。
バリッジの首領トロンプへ最後通告を行う。
その攻撃力、破壊力を見てもバリッジ首領に焦りはないが、少し前までの話し方とは打って変わっている。
こちらが本性なのだろう。
「やはりアンノウン、かなりの戦力だ。そこだけは認めてやろう。それに、魔力レベル0を諜報部隊に使うなど少しは知恵者もいる様だ。だが、今まで何度もお前達に邪魔をされていた我らバリッジが、何の対策もしていないと思うか?」
その直後、トロンプの周辺に暗部の総隊長を含む数人が現れる。
彼らは既に丸薬を飲んでいるが、今のままでは当然No.1には手も足も出ない。
だが敢えてこの場に現れたのは、勝てる要素があるからに他ならない。
このやり取りを結界の外で見守っていたジトロは、徐に結界を破壊した。
流石に結界を完全に破壊されるとは思ってもいなかったトロンプ、そして王城にまで吹き飛ばされたが、復活したレムロドリッチ、バリッジ暗部は大きく目を見開く。
「No.0、ここはあなたが手を出す必要はありません。この私No.1にお任せいただけますでしょうか?」
この中で、いつも通りに行動ができるのは、アンノウンの二人以外にいなかった。
「ハハハ、やるじゃないかアンノウン。あの結界をわずかではあるが一人で破るとは。面白い。恐らく奴らが最高戦力だぞ。この場で潰せば、前回ここに来た有象無象も出て来るわけだ」
「そうなるのだろうな」
トロンプは、まさか結界が少しでも破られるとは思っていなかった。
そして、それを実行したのが二人来ているアンノウンの内の一人だけだと言うのだ。
こうなると、悪魔300体で囲っても勝てない力を持っているかもしれないと思い至り、ハンネル王国にいるバリッジに丸薬を飲むように指示を出した。
ハンネル王国内で爆発的に魔力が増加する。
「おお、トロンプよ。バリッジも覚悟を決めたか。良いぞ、決戦だ」
レムロドリッチは、何故ハンネル王国内部の魔力が跳ね上がったか理解できているので、気合が入る。
そのまま二人が王城から急ぎ出ると、アンノウンのNo.0としてこの場に来ているジトロ、そして少し前に一部の結界を容易に破壊して見せたNo.1を視界に入れる。
当然ジトロとNo.1も二人を視認する。
アンノウンとしての活動、そして敵が視認できている事から、No.1は念話でもジトロとは呼ばなくなった。
『No.0、やはりトロンプは黒ですね。私の鑑定でも何ら異常状態はありません。No.7の報告の通りです』
『そのようだな。残念だ』
絞り出すようなジトロの声に、優しくそっとNo.0の背中をさするNo.1。
ジトロとしては万が一に期待をかけていたのだが、現実は非情だったのだ。
自らも鑑定を実施して、トロンプは黒であると言う状況証拠をその目で確認してしまった。
やがてトロンプとレムロドリッチは、ジトロとNo.1から普通の人族でも容易に見える位置まで近接する。
「ようやく直接話ができますね、大犯罪組織であるアンノウン。すでにご存じの通り、私がハンネル王国の宰相、いえ、既に国王と言っても良いでしょう。国王トロンプです。そしてこの隣にいるのが新しい宰相であるレムロドリッチ……フフフ、種族はどうせわかっているのでしょうから、あえて伝えない事にしておきましょう」
「何?国王だと?ハンネル王国の国王はドストラム・ハンネルだったはずだが?」
冷静にNo.0として会話に乗るジトロ。
実際はこの時点でトロンプが国王をどうしたかなどは、少し考えれば分かる。
「聞こえませんでしたか?私が国王です。つまりそう言う事ですよ」
「で、悪魔が宰相か。笑わせてくれる。流石はバリッジ。考える事、やっている事がクソ野郎の行いだ。そう言えば、大した魔力ではないが、お前達のいる結界内部で魔力が増えた。魔力レベルが99でない所を見ると、悪魔ではなさそう……つまりはバリッジの戦闘部隊、暗部と言った所か?そんな奴らに指示を出せるとすれば、お前が首領か?トロンプよ!」
既にイズンからトロンプがバリッジの首領である可能性が高いと聞いていたジトロは、No.0として、過去に尊敬の対象であり、目標でもあったトロンプに問いかける。
その間もNo.1はジトロの横に位置し、そっとその手をNo.0として必死で話をしているジトロの背中に置いている。
「ハハハ、流石にこの状況。既に私と言う高貴な存在を隠していないので、わかって当然でしょうね。そうです。私がバリッジ首領のトロンプですよ。それで、あなたは未だにコソコソ覆面で顔を隠したまま。正体も明かせない小物なのですか?アンノウンの首領よ?」
トロンプは、アンノウンの最大戦力がここに来たと理解している。
つまり、目の前にいるこの男こそが宿敵アンノウンの首領だと判断したのだ。
明確な根拠はないが、恐らく間違ってはいないだろうと判断しての行動だ。
「お前程度に見せる顔はない。どの道お前はここで消える。今更俺の顔を見ても仕方がないとは思わないか?」
No.0として、アンノウンの為、バイチ帝国のため、そしてこの大陸の平和の為にトロンプを切り捨てる事を決めたジトロ。
ジトロにとってトロンプは、転生してから初めて尊敬できる身内以外の人であったのだが、まさか裏でこのように最悪な事をしているとは気が付けなかった。
今まで自分に見せていた顔は作られた顔、そして今目の前にいるトロンプこそが本当のトロンプなのだと割り切ったのだ。
「おいおい、この俺、宰相のレムロドリッチ様を忘れて貰っては困るぜ。魔力レベル99の俺様が何故かお前の鑑定だけはできない。だが、この世界の最大魔力はレベル99。防壁をほんの一部だが破壊して見せたそこの女ですら魔力レベル99であるのは間違いない。どんな手を使って隠蔽しているかは知らんが、鑑定されない程度で優位になったと思っているのか?我らの総戦力を甘く見るなよ!」
レムロドリッチが、魔力強化によって魔術を行使してNo.0に攻撃を行う。
防壁内部から外部への攻撃は防御対象としていないようで、そのまま攻撃はNo.0を襲うが、流れるように移動したNo.1によってその攻撃は霧散する。
No.1は、ただ単にその魔術を手の平で受け切って見せたのだ。
「フハハハ、流石はアンノウンの最高戦力。この程度では傷一つつかんか。だが、そんな事位は想定済みだ」
すると、突然No.1が防壁内部に移動した。
「ハハハハハ、どうだ!あの魔術は攻撃魔術の他に、転移魔術を組み込んでいたんだ。これでお前の目の前で、この女を細切れにしてやる。せいぜいそこで……」
この言葉が切れたのは、当然No.1によって攻撃されたからだ。
……ズーン……
レムロドリッチが、少々遠くにある王城の方に吹き飛ばされ、恐らく王城をその体で破壊したのだろう。
この場所から見える王城は、徐々に崩れ始めている。
「次はあなたですよトロンプ、いえ、バリッジ首領」
敬愛し、尊敬するNo.0を今までだましていた事、このようにNo.0を傷つける事態になった事を許す事の出来ないNo.1は、当然キロスとコンに対する行為への怒りもあり、いつものような過剰な手加減をする事なく、レムロドリッチを吹き飛ばした。
それも、単純な回し蹴りで……だ。
そしてその次は、この事態を引き起こした諸悪の根源。
バリッジの首領トロンプへ最後通告を行う。
その攻撃力、破壊力を見てもバリッジ首領に焦りはないが、少し前までの話し方とは打って変わっている。
こちらが本性なのだろう。
「やはりアンノウン、かなりの戦力だ。そこだけは認めてやろう。それに、魔力レベル0を諜報部隊に使うなど少しは知恵者もいる様だ。だが、今まで何度もお前達に邪魔をされていた我らバリッジが、何の対策もしていないと思うか?」
その直後、トロンプの周辺に暗部の総隊長を含む数人が現れる。
彼らは既に丸薬を飲んでいるが、今のままでは当然No.1には手も足も出ない。
だが敢えてこの場に現れたのは、勝てる要素があるからに他ならない。
このやり取りを結界の外で見守っていたジトロは、徐に結界を破壊した。
流石に結界を完全に破壊されるとは思ってもいなかったトロンプ、そして王城にまで吹き飛ばされたが、復活したレムロドリッチ、バリッジ暗部は大きく目を見開く。
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