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工房ワポロと共に(2)
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「アハハハハ見て下さい、ナップルさ~ん。これ、何かの練習ですか?みんな揃って同じ動き。とても良くできていますよね~?」
「えっと、ナナ(No.10)さん、きっとこの人達、本気で走りすぎて転んだのだと思うのですけれど……」
一切息を乱す事なく、そして先頭を走って突然転倒した工房長達に躓く事もなく普通に会話しているナナ(No.10)とナップル。
ナップルの方は、悪意の無いナナ(No.10)にさんざん煽られた挙句無様を晒している工房長達を見て、以前感じていた怒りよりも哀れみが大半を占めていた。
「え~?そうなのですか?工房長さん、まさかあの速度が限界なんて事はないですよね~?」
更に追撃を行うナナ(No.10)。
工房長はナナ(No.10)達の会話は聞こえているが、もはや息も絶え絶えで、会話をする気力すらなくなっていた。
『ところでナナ(No.10)さん、今のライチートの場所は私もわかりますが、湧き水の有る場所はどのあたりですか?私、あまり詳しくなくて』
『丁度今ライチートがいる所ですよ~。今の速度であれば、後一時間位で着きそうですね。もう少し早く動ければ良いのですけど~』
念話による会話で、状況を確認する。
だがナナ(No.10)の想定の時間ではたどり着けない事を、ナップルは理解している。
工房長達がこの速度で後一時間、継続して移動できるとは思えないからだ。
「こ、この化け物共が。私達は少し休憩を取ります。お前達は無駄に体力だけはありそうなので、向こうを警戒していなさい」
ようやく話ができるようになった工房長が、若干息を切らしながらナップル達に命令してくる。
そんな命令に従う義務はないのだが、素直に工房長が示した東の森の中央部の方向に進み、警戒するふりをするナナ(No.10)とナップル。
実は、ライチート二体がこちらに向かって全速で移動しているのが分かっているからだ。
工房長がうつ伏せに倒れている間、ナナ(No.10)とナップルに見えないように胸の近辺にある魔道具を操作していたのだが、当然そんな事は既に知っている二人は、工房長達から見えない位置でライチートを始末する事にしたのだ。
工房長としては、最早今の無駄にヘロヘロになっている自分達ではあの二人を倒す事はできないと考えて、作戦を変えたのだ。
流石に今回は完全に制御できているライチート二体。
そしてバリッジがどのようにして作ったかはわからないが、魔力レベルは30と言う破格の魔獣。
万に一つも失敗はないと確信していた。
魔道具によってこちらに向かう様に指示を出した魔獣二体は、その指示通り、考えられない速度でこちらに向かってきている。
万が一の事態に備えて、ナップル達が向かった方向から這うように距離を取る工房長達。
魔道具を持つ工房長には、二体の魔獣の位置をある程度把握する事ができる。
間もなく戦闘と言う名の蹂躙が始まると思った頃に、地響きが二回した。
「それぞれ一撃ですか。あれ程の音と振動の攻撃力。流石は魔力レベル30のライチート。あの二人は骨も残っていないかもしれませんね」
「では、任務完了の証拠はどうするので?」
「服の切れ端位は残っているだろう?」
「「「違いない」」」
既に勝利を確信した工房長と冒険者は気が緩んでいる。
「それにしても、プラロールのおっさんはどこに行ったんでしょうかね?工房長」
「それはわからないのですよ。魔道具にはライチート達が始末した冒険者が記録されるのですが、彼の情報は一切なかった。ま、でもそんな事は些細な事です。あの二人を始末できて、工房ナップルは潰れるのですから。ようやく私も、今回の成果でバリッジの正式な構成員になれるでしょう。その暁には、お前たちの待遇も良くする事を約束しますよ」
工房長の提案に、普段は騒ぎ出す冒険者達は反応を示さなかった。
彼らは、工房長の背後…東の森の中央の方向に釘付けになっていたのだ。
「なんですか、そんな情けない顔をして」
軽い気持ちで冒険者達の視線の先を見るために振り向く工房長。
そこには、既に息絶えている巨大なライチートを軽々と片手で抱えているナナ(No.10)とナップルがいた。
「な、お前達、ライチートを倒したのですか?それも、無傷で???どんな手を使った!」
もはや仮面を被る事なく、罵声を浴びせてくる工房長。
一方の冒険者達は、新種のライチート、魔力レベル30を軽々と倒してくる二人との実力差を痛感し、既に抵抗する意思すらなかった。
そもそもここまでの移動で、冒険者達はナナ(No.10)とナップルには到底かなわないと理解できてしまったのだ。
そこに最後の希望とも言えるライチートすら、いとも簡単に撃破してきたのだ。
どのような戦闘が行われたかはわからないが、別格の強さを持っている事だけは理解した冒険者達。
実際の戦闘に関しては全くの素人である工房長だけは、現状を受け入れられずに喚いている。
「お前ら、前回、魔道具の異常かと思っていたが、まさか……」
「あっ、魔道具を叩いたり振ったりしていた件ですか?残念~。私もその姿を見に行きたかったのですが、許可が出なかったのですよ~。実際にこの目で見られれば、とっても楽しめたと思うのですが。今思い出しても、本当に残念です~」
工房長の言葉を切って、また思った事を直接口にするナナ(No.10)。
「貴様ら、どこの組織に属している?それだけの力があるのだ。ただの冒険者や鍛冶士の訳がないだろう。それにお前!ナップル、お前だ!!借金奴隷からわずかの間にこれほどの力を得るなど考えられない。なぜその力を隠していた!」
一部的外れの部分もあるが、この二人が組織として活動している事については事実だ。
既にこの場で工房長一行を捕縛する事を決めているナナ(No.10)とナップルは、ある程度真実を話す事にしていた。
だが、話すのはナップルだ。
ナナ(No.10)の場合、思わぬ方向に行きかねないので、こうなった時にはナップルが説明するように……と、イズンから命令が出ていた。
「工房長、あなたは何の罪もない冒険者達をこのライチートを使って殺害しましたね。ですが一人だけ、事の発端となった最初の失踪者、プラロールさんだけは行方がつかめていません。どうしたのですか?」
「それはこちらが知りたい情報だ。お前らが何かしたのだろうが?」
確かにここで彼らが嘘をつくメリットは一切ないので、とりあえずこの件は保留とするナップル。
「その件は良いでしょう。ですが、あなた方にはそれ相応の罪を償って頂きます。多数の罪もない冒険者を理不尽にも殺害したその罪を!」
すでにナナ(No.10)は念話でジトロとイズンに全ての報告を上げている。
そこからの指示は、他の方向の森に向かった冒険者の行き先に異常がなければナンバーズは帰還。
と同時に、偽装を使ってラグロ王国のギルドマスターであるフェルモンドと面会し、魔道具とライチートの証拠と共に工房長と冒険者の悪事を説明する事になった。
これは、フェルモンドが信頼できるギルドマスターであると判断したからだ。
ラグロ王国で任務を行っているアンノウンは、ナップルとディスポ、時々ナナ(No.10)だ。
ギルドとの直接の繋がりもないために、アンノウンとしてバイチ帝国のギルドマスターであるグラムロイスに依頼し、ラグロ王国のギルドに連絡を入れてもらった。
もちろん、アンノウンが信頼できる組織である事、そして組織については秘匿事項である事を申し添えて……だ。
「えっと、ナナ(No.10)さん、きっとこの人達、本気で走りすぎて転んだのだと思うのですけれど……」
一切息を乱す事なく、そして先頭を走って突然転倒した工房長達に躓く事もなく普通に会話しているナナ(No.10)とナップル。
ナップルの方は、悪意の無いナナ(No.10)にさんざん煽られた挙句無様を晒している工房長達を見て、以前感じていた怒りよりも哀れみが大半を占めていた。
「え~?そうなのですか?工房長さん、まさかあの速度が限界なんて事はないですよね~?」
更に追撃を行うナナ(No.10)。
工房長はナナ(No.10)達の会話は聞こえているが、もはや息も絶え絶えで、会話をする気力すらなくなっていた。
『ところでナナ(No.10)さん、今のライチートの場所は私もわかりますが、湧き水の有る場所はどのあたりですか?私、あまり詳しくなくて』
『丁度今ライチートがいる所ですよ~。今の速度であれば、後一時間位で着きそうですね。もう少し早く動ければ良いのですけど~』
念話による会話で、状況を確認する。
だがナナ(No.10)の想定の時間ではたどり着けない事を、ナップルは理解している。
工房長達がこの速度で後一時間、継続して移動できるとは思えないからだ。
「こ、この化け物共が。私達は少し休憩を取ります。お前達は無駄に体力だけはありそうなので、向こうを警戒していなさい」
ようやく話ができるようになった工房長が、若干息を切らしながらナップル達に命令してくる。
そんな命令に従う義務はないのだが、素直に工房長が示した東の森の中央部の方向に進み、警戒するふりをするナナ(No.10)とナップル。
実は、ライチート二体がこちらに向かって全速で移動しているのが分かっているからだ。
工房長がうつ伏せに倒れている間、ナナ(No.10)とナップルに見えないように胸の近辺にある魔道具を操作していたのだが、当然そんな事は既に知っている二人は、工房長達から見えない位置でライチートを始末する事にしたのだ。
工房長としては、最早今の無駄にヘロヘロになっている自分達ではあの二人を倒す事はできないと考えて、作戦を変えたのだ。
流石に今回は完全に制御できているライチート二体。
そしてバリッジがどのようにして作ったかはわからないが、魔力レベルは30と言う破格の魔獣。
万に一つも失敗はないと確信していた。
魔道具によってこちらに向かう様に指示を出した魔獣二体は、その指示通り、考えられない速度でこちらに向かってきている。
万が一の事態に備えて、ナップル達が向かった方向から這うように距離を取る工房長達。
魔道具を持つ工房長には、二体の魔獣の位置をある程度把握する事ができる。
間もなく戦闘と言う名の蹂躙が始まると思った頃に、地響きが二回した。
「それぞれ一撃ですか。あれ程の音と振動の攻撃力。流石は魔力レベル30のライチート。あの二人は骨も残っていないかもしれませんね」
「では、任務完了の証拠はどうするので?」
「服の切れ端位は残っているだろう?」
「「「違いない」」」
既に勝利を確信した工房長と冒険者は気が緩んでいる。
「それにしても、プラロールのおっさんはどこに行ったんでしょうかね?工房長」
「それはわからないのですよ。魔道具にはライチート達が始末した冒険者が記録されるのですが、彼の情報は一切なかった。ま、でもそんな事は些細な事です。あの二人を始末できて、工房ナップルは潰れるのですから。ようやく私も、今回の成果でバリッジの正式な構成員になれるでしょう。その暁には、お前たちの待遇も良くする事を約束しますよ」
工房長の提案に、普段は騒ぎ出す冒険者達は反応を示さなかった。
彼らは、工房長の背後…東の森の中央の方向に釘付けになっていたのだ。
「なんですか、そんな情けない顔をして」
軽い気持ちで冒険者達の視線の先を見るために振り向く工房長。
そこには、既に息絶えている巨大なライチートを軽々と片手で抱えているナナ(No.10)とナップルがいた。
「な、お前達、ライチートを倒したのですか?それも、無傷で???どんな手を使った!」
もはや仮面を被る事なく、罵声を浴びせてくる工房長。
一方の冒険者達は、新種のライチート、魔力レベル30を軽々と倒してくる二人との実力差を痛感し、既に抵抗する意思すらなかった。
そもそもここまでの移動で、冒険者達はナナ(No.10)とナップルには到底かなわないと理解できてしまったのだ。
そこに最後の希望とも言えるライチートすら、いとも簡単に撃破してきたのだ。
どのような戦闘が行われたかはわからないが、別格の強さを持っている事だけは理解した冒険者達。
実際の戦闘に関しては全くの素人である工房長だけは、現状を受け入れられずに喚いている。
「お前ら、前回、魔道具の異常かと思っていたが、まさか……」
「あっ、魔道具を叩いたり振ったりしていた件ですか?残念~。私もその姿を見に行きたかったのですが、許可が出なかったのですよ~。実際にこの目で見られれば、とっても楽しめたと思うのですが。今思い出しても、本当に残念です~」
工房長の言葉を切って、また思った事を直接口にするナナ(No.10)。
「貴様ら、どこの組織に属している?それだけの力があるのだ。ただの冒険者や鍛冶士の訳がないだろう。それにお前!ナップル、お前だ!!借金奴隷からわずかの間にこれほどの力を得るなど考えられない。なぜその力を隠していた!」
一部的外れの部分もあるが、この二人が組織として活動している事については事実だ。
既にこの場で工房長一行を捕縛する事を決めているナナ(No.10)とナップルは、ある程度真実を話す事にしていた。
だが、話すのはナップルだ。
ナナ(No.10)の場合、思わぬ方向に行きかねないので、こうなった時にはナップルが説明するように……と、イズンから命令が出ていた。
「工房長、あなたは何の罪もない冒険者達をこのライチートを使って殺害しましたね。ですが一人だけ、事の発端となった最初の失踪者、プラロールさんだけは行方がつかめていません。どうしたのですか?」
「それはこちらが知りたい情報だ。お前らが何かしたのだろうが?」
確かにここで彼らが嘘をつくメリットは一切ないので、とりあえずこの件は保留とするナップル。
「その件は良いでしょう。ですが、あなた方にはそれ相応の罪を償って頂きます。多数の罪もない冒険者を理不尽にも殺害したその罪を!」
すでにナナ(No.10)は念話でジトロとイズンに全ての報告を上げている。
そこからの指示は、他の方向の森に向かった冒険者の行き先に異常がなければナンバーズは帰還。
と同時に、偽装を使ってラグロ王国のギルドマスターであるフェルモンドと面会し、魔道具とライチートの証拠と共に工房長と冒険者の悪事を説明する事になった。
これは、フェルモンドが信頼できるギルドマスターであると判断したからだ。
ラグロ王国で任務を行っているアンノウンは、ナップルとディスポ、時々ナナ(No.10)だ。
ギルドとの直接の繋がりもないために、アンノウンとしてバイチ帝国のギルドマスターであるグラムロイスに依頼し、ラグロ王国のギルドに連絡を入れてもらった。
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