88 / 159
(87)
しおりを挟む
ふ~、漸く俺の能力であるダンジョン関連の者限定と言う不思議な制限がついている契約魔法を実施する時がやって来た。
俺より前か後、どちらの時期に召喚されたかは知らないが、どこぞの20階層程度のダンジョンを攻略した際にレベル43にまで一気に上がり、その時に得られた能力。
俺が思うに、国王から言われた侵攻予定のダンジョンは二つの入り口……の直後に結合されているとは言え、二人のマスターが治めているのではなかろうか。
そうなると、今回の作戦を行う事でレベル50達成も夢ではないな。
最近やたらと目障りな、レベル60と宣言している弦間のダンジョンも射程距離に入れる事が出来る。
いや、そうじゃない。
配下とするからダンジョンマスターを始末しないので、そこまでのレベル上昇は見込めない。
俺が思うに、精々道中の魔物を始末して1~3程度の上昇だろう。
であれば……配下にした後に俺が滞在してマスターのレベルを40程度まで上昇させ、その配下の魔物や眷属と共に弦間のダンジョンに押し入れば……いや、俺は安全のために様子見で、新たに配下にする連中だけで攻撃させるのも手か?
俺が思うに、そう考えると非常に有用性のある能力と言えるな。
正に俺に相応しい能力だ。
それに、眷属……楽しみだ。
今までどのダンジョンマスターも<淫魔族>を眷属にしていたからな。
マスターが男であればサキュバス確定。
あの妖艶な美女を俺の好きにできるわけだ。
俺が思うに、ああいった者は全て俺に捧げるべきだろう?
まぁ、今も城内では自由にやらせてもらっているけれど、男共の視線が鬱陶しいからな。
俺が思うに、そう言った嫉妬を持つのではなく、自分の魅力や力が無かったから奪われたと言う事をしっかりと認識した方が成長できると思うのだが、まぁ無理だろうな。
奪った女の中には泣いていた奴もいたが、俺の立場があれば“無問題”だ!
召喚された時は面倒だと思ったが、俺が思うに、正に俺に相応しい世界だったのだろうな。
「良し、明日の侵攻に備えて英気を養うか」
おっと、思わず口に出てしまったが、俺が思うにやる気が溢れてしまったせいだな。
少々抑えなければ、無駄に疲れる可能性がある……
「おい、お前!今から俺の部屋に共に来い!」
取り敢えず部屋に戻る最中に、俺好みの女性一人に声をかけておこう。
「エッ……岩本様。私は婚約者がおりま……」
「だから何だ?その婚約者も纏めて潰してやっても良いんだぞ?俺が思うに、瞬殺だと思うがな?」
何、下を向いて泣いていやがる!喜んでいるのか?
どうせ何を言っても従うしかないのを分かっているだろうが!態々面倒くさい事を言わせるな!
俺が思うに、こう言った輩は強引に連れて行かないといつまでもグズグズしているので、強引に手を取り部屋に連れて行く。
周囲の視線が少々鋭くなっている気がするが、睨み返してやれば目を逸らす!
俺が思うに小心者共の集まりで、御しやすい。
部屋に入ってベッドに女を投げ捨てるのだが……
「チッ、俺が思うに、覗きが好きな穴蔵に籠っている引きこもりが、鬱陶しい!」
どう見ても魔物、どこかのダンジョンの配下……恐らく俺の強さを脅威と感じている弦間とか言う奴の配下の魔物が飛んでいる。
毒やら攻撃力やらはなさそうだが、監視されている中で出来るほどイカレてはいない。
「おい女。俺が思うに、今日は興ざめと言った所だ。帰って良いぞ!」
全く、何をそんなに驚いた顔をしているんだ?
と、聞くまでもなく、あっという間に出てくとは、淑女としてなっていないな。
「じゃぁ、面倒くさいが一掃するか?俺が思うに、部屋に被害が出ないようにするのは俺ほどのレベルになると、少々疲れるんだが」
想定外の事態になったので思わず文句が口に出てしまうのは、俺が思うに仕方がない。
取り敢えずレベルに物を言わせた身体能力で全てのコバエ程度の魔物を叩き落とし、慎重に取りこぼしが無いかを確認する。
この程度の魔物であれば危険を感じる事が出来ないのが鬱陶しいが、だからと言って部屋にいるのは気に入らない。
もしこの魔物が明日向かおうとしているダンジョン配下の魔物であれば、俺が思うに相当焦っているのだろうな。
この俺、レベル43の岩本様が明日侵攻する事は知っているのだろうから……
だが安心しろ、始末するわけじゃないぞ。
俺の配下として良いようにこき使ってやるだけだ。
ハハハハ、楽しみだ。あの女を帰して少々モヤモヤしていたが、すっきりする事が出来たな。
よし、俺が思うに今日はもうする事はないだろうから、さっさと寝るとしよう。
俺より前か後、どちらの時期に召喚されたかは知らないが、どこぞの20階層程度のダンジョンを攻略した際にレベル43にまで一気に上がり、その時に得られた能力。
俺が思うに、国王から言われた侵攻予定のダンジョンは二つの入り口……の直後に結合されているとは言え、二人のマスターが治めているのではなかろうか。
そうなると、今回の作戦を行う事でレベル50達成も夢ではないな。
最近やたらと目障りな、レベル60と宣言している弦間のダンジョンも射程距離に入れる事が出来る。
いや、そうじゃない。
配下とするからダンジョンマスターを始末しないので、そこまでのレベル上昇は見込めない。
俺が思うに、精々道中の魔物を始末して1~3程度の上昇だろう。
であれば……配下にした後に俺が滞在してマスターのレベルを40程度まで上昇させ、その配下の魔物や眷属と共に弦間のダンジョンに押し入れば……いや、俺は安全のために様子見で、新たに配下にする連中だけで攻撃させるのも手か?
俺が思うに、そう考えると非常に有用性のある能力と言えるな。
正に俺に相応しい能力だ。
それに、眷属……楽しみだ。
今までどのダンジョンマスターも<淫魔族>を眷属にしていたからな。
マスターが男であればサキュバス確定。
あの妖艶な美女を俺の好きにできるわけだ。
俺が思うに、ああいった者は全て俺に捧げるべきだろう?
まぁ、今も城内では自由にやらせてもらっているけれど、男共の視線が鬱陶しいからな。
俺が思うに、そう言った嫉妬を持つのではなく、自分の魅力や力が無かったから奪われたと言う事をしっかりと認識した方が成長できると思うのだが、まぁ無理だろうな。
奪った女の中には泣いていた奴もいたが、俺の立場があれば“無問題”だ!
召喚された時は面倒だと思ったが、俺が思うに、正に俺に相応しい世界だったのだろうな。
「良し、明日の侵攻に備えて英気を養うか」
おっと、思わず口に出てしまったが、俺が思うにやる気が溢れてしまったせいだな。
少々抑えなければ、無駄に疲れる可能性がある……
「おい、お前!今から俺の部屋に共に来い!」
取り敢えず部屋に戻る最中に、俺好みの女性一人に声をかけておこう。
「エッ……岩本様。私は婚約者がおりま……」
「だから何だ?その婚約者も纏めて潰してやっても良いんだぞ?俺が思うに、瞬殺だと思うがな?」
何、下を向いて泣いていやがる!喜んでいるのか?
どうせ何を言っても従うしかないのを分かっているだろうが!態々面倒くさい事を言わせるな!
俺が思うに、こう言った輩は強引に連れて行かないといつまでもグズグズしているので、強引に手を取り部屋に連れて行く。
周囲の視線が少々鋭くなっている気がするが、睨み返してやれば目を逸らす!
俺が思うに小心者共の集まりで、御しやすい。
部屋に入ってベッドに女を投げ捨てるのだが……
「チッ、俺が思うに、覗きが好きな穴蔵に籠っている引きこもりが、鬱陶しい!」
どう見ても魔物、どこかのダンジョンの配下……恐らく俺の強さを脅威と感じている弦間とか言う奴の配下の魔物が飛んでいる。
毒やら攻撃力やらはなさそうだが、監視されている中で出来るほどイカレてはいない。
「おい女。俺が思うに、今日は興ざめと言った所だ。帰って良いぞ!」
全く、何をそんなに驚いた顔をしているんだ?
と、聞くまでもなく、あっという間に出てくとは、淑女としてなっていないな。
「じゃぁ、面倒くさいが一掃するか?俺が思うに、部屋に被害が出ないようにするのは俺ほどのレベルになると、少々疲れるんだが」
想定外の事態になったので思わず文句が口に出てしまうのは、俺が思うに仕方がない。
取り敢えずレベルに物を言わせた身体能力で全てのコバエ程度の魔物を叩き落とし、慎重に取りこぼしが無いかを確認する。
この程度の魔物であれば危険を感じる事が出来ないのが鬱陶しいが、だからと言って部屋にいるのは気に入らない。
もしこの魔物が明日向かおうとしているダンジョン配下の魔物であれば、俺が思うに相当焦っているのだろうな。
この俺、レベル43の岩本様が明日侵攻する事は知っているのだろうから……
だが安心しろ、始末するわけじゃないぞ。
俺の配下として良いようにこき使ってやるだけだ。
ハハハハ、楽しみだ。あの女を帰して少々モヤモヤしていたが、すっきりする事が出来たな。
よし、俺が思うに今日はもうする事はないだろうから、さっさと寝るとしよう。
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
大切”だった”仲間に裏切られたので、皆殺しにしようと思います
騙道みりあ
ファンタジー
魔王を討伐し、世界に平和をもたらした”勇者パーティー”。
その一員であり、”人類最強”と呼ばれる少年ユウキは、何故か仲間たちに裏切られてしまう。
仲間への信頼、恋人への愛。それら全てが作られたものだと知り、ユウキは怒りを覚えた。
なので、全員殺すことにした。
1話完結ですが、続編も考えています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
異能幸運レアドロップでイキ抜く♡学校最後の男子ピネスと眼帯プラチナ女校長の不気味なダンジョン冒険記
山下敬雄
ファンタジー
年齢不詳の美人校長に捨て石にされたはずの男子生徒がダンジョンでレアドロップを掘り当て、愛しき我が学びの校舎へと戻るそんなダークでちょっとエッチな毎日がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる