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頭の中に沸くイメージ……
<湯原>のダンジョン レベル2 内包魔力20 <保有レベル3>
<水野>のダンジョン レベル2 内包魔力20 <保有レベル3>
互いにこのようなメッセージが出てきたので、湯原はイーシャに一声かけてから水野の所に向かう。
「カーリ、俺のダンジョンはレベルが上がったみたいだ。同じ環境だから、きっとカーリも上がっているだろう?」
「はい。少し気になって、調べちゃいました」
調べると言っても意識をそこに向けるだけで詳細が分かるのだが、二人共に<保有レベル>が眷属に分配できるレベルで、内包魔力がダンジョンを変更させたり魔物を生み出したりするために必要なエネルギーである事を理解する。
眷属がいないので<保有レベル>については放置だが、内包魔力については安全確保のためにできる事を検証するのだが、ダンジョンレベルが1から2になった程度の為、大した変更は出来なさそうだ。
若干の内装変更と拡張が出来ると言う所まで突き止めた二人。
「セーギ君。どうしますか?」
「正直、コアのある空間以外は中途半端にいじると、外から見て変化がすぐにわかってしまう可能性が高いから何かしらの疑いがかかるとまずいので、少ししか弄れないのであれば、コアルーム……かな。生活空間になるから、そこを快適にする方が良いだろうな」
「そうですね!でも、どうしてレベルが上がったのでしょうか?あの鳥さんも外でいただきましたし、侵入者もいないのに……」
レベルアップの原因については結論が出ないまま、コアルームを内包魔力限界まで使用して快適にするように変更する。
今回の変更は低レベルの中で得られた内包魔力であり、岩のごつごつしている上に枯葉を敷き詰めて寝ている狭い場所を柔らかくするだけで、その全て使い切ってしまった二人。
「次は……眷属が呼べる頃には防衛のための魔物でも呼びたい所だけど、そこに辿り着くまではまだまだ時間はかかるだろうな」
「焦らずに行きましょう!セーギ君」
同じ立場の仲間がいてくれる事、そして何より最弱の自分達を守ってくれている仲間がいてくれる事で余裕が出てきている湯原と水野は互いのコアルームの変更を確認するが、やはり違いは一切なく同じ変化になっている。
イーシャとプリマのおかげもあって食料についても心配する必要が無くなり、来訪者もないままに間もなく眷属のレベル限界が最高の99にできる一月が経過しようとしていた。
「その、思った以上に縁結びの御利益が無かったのでしょうか?」
あまりの来訪者の少なさに水野がこう呟いてしまったほどなのだが、来訪者がいなければ危険は魔物だけになるので、非常に気が楽になっているのも事実だ。
きっとその余裕が、こんなセリフに繋がったのだろう。
「どんどん寂れて、ついに誰も来なくなったってところじゃないかな?今後俺達がもう一度発展させて来訪者が絶えない状態にしないといけないし、一方で身の安全は確保しなくちゃならない。やる事は数えきれない程出てくると思うぞ?」
湯原がここまで言い切るのは、ダンジョン生成の時と同じ様に眷属召喚のカウントダウンが始まっているからであり、説明は無かったが、召喚もダンジョン生成後一月が限度だったようだ。
何も選択しない場合、全てランダムに召喚されると言う恐ろしい忠告と共にカウントダウンが開始されているので、いよいよ今迄散々悩んでいた眷属について結論を出す時がやってきたのだ。
絶対にやり直しのきかない一発勝負であり、今後の生活を安心・安全なものにするための非常に重要な一大イベント。
既に湯原と水野の中では<三傑>選択時にのみ選べる眷属を召喚する事だけは決まっており、召喚初期で得ている能力の詳細は……
<魔人族> 魔眼を持ち、先読みや契約魔法を行使する事が出来る
<属性族> 水炎風土の基礎属性魔法を行使でき、鑑定阻害を行える
<蜂族> 怪我・病気・体力を回復できる薬を生成できるが、巣が必要
自ら個体を増やす事が出来る
<狼族> 非常に早く動く事が出来、雷魔法を行使できる
<スライムA> 透明化し自ら分裂する事ができる上、獲物を消化できる
自らを隠蔽する事が出来る
<スライムB> 異次元にものを収納する事が出来、自ら分裂する事も出来る
<鎖族> 人・物を強制的に捕縛・捕獲する事が出来る
となっていた。
レベル上昇に伴う能力の強化等についてはどうやっても調べる事は出来なかったのだが、初期状態でこれなので、非常に迷っている。
因みに、ほぼ全ての召喚者のマスター達が眷属として呼び出しているのは<淫魔族>であり、その性能は……
<淫魔族> 自らのレベル以下の異性に夢を見せる事が出来る
レベル5相当の炎魔法が使えるがこれ以上の強化はしない
炎魔法以外は生活魔法レベルで使用する事が出来る
昼はレベルが半減するうえ、同性に対して非常に弱い
豊富な知識を持っている
であり、本来は知識の有る執事やメイドとして活用させるための眷属であったりするのだが、目的をはき違えた運用しかされていない悲しい現状がある。
実は湯原と水野も、この“豊富な知識を持っている”と言う所に非常に惹かれており、相当悩んではいたのだが、<三傑>であっても<四天王>であっても選択できる眷属であった事、召喚時の能力説明時にも能力上昇はあまり見込めない事が記載されている事から、非常に悩んだ結果選択から除外する事にした。
<湯原>のダンジョン レベル2 内包魔力20 <保有レベル3>
<水野>のダンジョン レベル2 内包魔力20 <保有レベル3>
互いにこのようなメッセージが出てきたので、湯原はイーシャに一声かけてから水野の所に向かう。
「カーリ、俺のダンジョンはレベルが上がったみたいだ。同じ環境だから、きっとカーリも上がっているだろう?」
「はい。少し気になって、調べちゃいました」
調べると言っても意識をそこに向けるだけで詳細が分かるのだが、二人共に<保有レベル>が眷属に分配できるレベルで、内包魔力がダンジョンを変更させたり魔物を生み出したりするために必要なエネルギーである事を理解する。
眷属がいないので<保有レベル>については放置だが、内包魔力については安全確保のためにできる事を検証するのだが、ダンジョンレベルが1から2になった程度の為、大した変更は出来なさそうだ。
若干の内装変更と拡張が出来ると言う所まで突き止めた二人。
「セーギ君。どうしますか?」
「正直、コアのある空間以外は中途半端にいじると、外から見て変化がすぐにわかってしまう可能性が高いから何かしらの疑いがかかるとまずいので、少ししか弄れないのであれば、コアルーム……かな。生活空間になるから、そこを快適にする方が良いだろうな」
「そうですね!でも、どうしてレベルが上がったのでしょうか?あの鳥さんも外でいただきましたし、侵入者もいないのに……」
レベルアップの原因については結論が出ないまま、コアルームを内包魔力限界まで使用して快適にするように変更する。
今回の変更は低レベルの中で得られた内包魔力であり、岩のごつごつしている上に枯葉を敷き詰めて寝ている狭い場所を柔らかくするだけで、その全て使い切ってしまった二人。
「次は……眷属が呼べる頃には防衛のための魔物でも呼びたい所だけど、そこに辿り着くまではまだまだ時間はかかるだろうな」
「焦らずに行きましょう!セーギ君」
同じ立場の仲間がいてくれる事、そして何より最弱の自分達を守ってくれている仲間がいてくれる事で余裕が出てきている湯原と水野は互いのコアルームの変更を確認するが、やはり違いは一切なく同じ変化になっている。
イーシャとプリマのおかげもあって食料についても心配する必要が無くなり、来訪者もないままに間もなく眷属のレベル限界が最高の99にできる一月が経過しようとしていた。
「その、思った以上に縁結びの御利益が無かったのでしょうか?」
あまりの来訪者の少なさに水野がこう呟いてしまったほどなのだが、来訪者がいなければ危険は魔物だけになるので、非常に気が楽になっているのも事実だ。
きっとその余裕が、こんなセリフに繋がったのだろう。
「どんどん寂れて、ついに誰も来なくなったってところじゃないかな?今後俺達がもう一度発展させて来訪者が絶えない状態にしないといけないし、一方で身の安全は確保しなくちゃならない。やる事は数えきれない程出てくると思うぞ?」
湯原がここまで言い切るのは、ダンジョン生成の時と同じ様に眷属召喚のカウントダウンが始まっているからであり、説明は無かったが、召喚もダンジョン生成後一月が限度だったようだ。
何も選択しない場合、全てランダムに召喚されると言う恐ろしい忠告と共にカウントダウンが開始されているので、いよいよ今迄散々悩んでいた眷属について結論を出す時がやってきたのだ。
絶対にやり直しのきかない一発勝負であり、今後の生活を安心・安全なものにするための非常に重要な一大イベント。
既に湯原と水野の中では<三傑>選択時にのみ選べる眷属を召喚する事だけは決まっており、召喚初期で得ている能力の詳細は……
<魔人族> 魔眼を持ち、先読みや契約魔法を行使する事が出来る
<属性族> 水炎風土の基礎属性魔法を行使でき、鑑定阻害を行える
<蜂族> 怪我・病気・体力を回復できる薬を生成できるが、巣が必要
自ら個体を増やす事が出来る
<狼族> 非常に早く動く事が出来、雷魔法を行使できる
<スライムA> 透明化し自ら分裂する事ができる上、獲物を消化できる
自らを隠蔽する事が出来る
<スライムB> 異次元にものを収納する事が出来、自ら分裂する事も出来る
<鎖族> 人・物を強制的に捕縛・捕獲する事が出来る
となっていた。
レベル上昇に伴う能力の強化等についてはどうやっても調べる事は出来なかったのだが、初期状態でこれなので、非常に迷っている。
因みに、ほぼ全ての召喚者のマスター達が眷属として呼び出しているのは<淫魔族>であり、その性能は……
<淫魔族> 自らのレベル以下の異性に夢を見せる事が出来る
レベル5相当の炎魔法が使えるがこれ以上の強化はしない
炎魔法以外は生活魔法レベルで使用する事が出来る
昼はレベルが半減するうえ、同性に対して非常に弱い
豊富な知識を持っている
であり、本来は知識の有る執事やメイドとして活用させるための眷属であったりするのだが、目的をはき違えた運用しかされていない悲しい現状がある。
実は湯原と水野も、この“豊富な知識を持っている”と言う所に非常に惹かれており、相当悩んではいたのだが、<三傑>であっても<四天王>であっても選択できる眷属であった事、召喚時の能力説明時にも能力上昇はあまり見込めない事が記載されている事から、非常に悩んだ結果選択から除外する事にした。
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