異・雨月

筑前助広

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登場人物・地名一覧

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◆ 主要登場人物
谷原睦之介たにはら むつのすけ:怡土藩中老・谷原織部の三男
加藤楊三郎かとう ようさぶろう:怡土藩中老・加藤甚左衛門の三男
谷原織部たにはら おりべ:怡土藩の佐幕派中老
加藤甚左衛門かとう じんざえもん:怡土藩の勤王派中老
原田右近将監種堅はらだ うこんえのしょうげん たねかた:怡土藩主
赤橋頼母あかはし たのも:怡土藩大目付
大須賀要蔵おおすがようぞう:怡土藩大目付助役
曲渕信濃まがりぶち しなの:怡土藩京都留守居役
鴨井逸平かもい いっぺい:丹下流羽島道場の師範代
村内壮之丞むらうち そうのじょう:書院番士
紀和きわ:大須賀要蔵の娘

◆その他登場人物
菊池隈蘇守久武きくち くまそのかみ ひさたけ:隈府藩主
菊池丹弥きくち たんや:久武の弟で、幕府軍参謀方頭取
村野忍太郎むらの おしたろう:丹弥の家臣
大内大膳大夫政世おおうち だいぜんたゆう まさよ:荻藩主
羽島作左衛門わじま さくざえもん:丹下流羽島道場の師範
慧照えいしょう:仏門に入った種堅の弟
原田外記はらだ げき:種堅の叔父で御一門筆頭
三苫伊豫みとま いよ:怡土藩中老
納富式部のうとみ しきぶ:大番頭
谷原九郎衛門たにはら くろうえもん:若年寄頭、谷原家一門
谷原金弥たにはら きんや:谷原織部の長男。睦之介の兄
波多江主馬はたえ しゅめ:谷原織部の次男。睦之介の兄
井上久兵衛いのうえ きゅうべえ:谷原家執事
林田曽鵬はやしだ そほう:怡土藩の蘭学者
浦志源内うらし げんない:原田種堅の側用人
深江大炊助ふかえ おおいのすけ:怡土藩中老
小田部七右衛門こたべ しちうえもん:怡土藩郡代
笠備前りゅう びぜん:怡土藩町奉行
瀧田了哲たきた りょうてつ:原田種堅お抱えの蘭学者
潤惟文うるう これふみ:怡土勤王党の軍師
田内壮太郎たうち そうたろう:怡土勤王党の志士
川原伝兵衛かわはら でんべえ:怡土勤王党の志士
倉持伝助くらもち でんすけ:怡土勤王党の志士
三雲喜平太みくも きへいた:目付組同心
谷屋啓哲たにや けいてつ:博多の豪商
笹沢虚撰ささざわ きょせん:俳聖と名高い俳人

◆諸藩
怡土藩いとはん:九州北部にある外様藩、藩主家は栄生氏。
隈府藩わいふはん:九州中部にある外様藩、藩主家は菊池氏。
荻藩おぎはん:中国地方にある外様藩、藩主家は大内氏。

◆地名など
前原町まえばるまち:湯屋が多い猥雑な地区。
師吉町もろよしまち:城下の傾城街の一つ。睦之介が馴染みにしている出会い茶屋がある。
大番丁おおばんちょう:大組(上士)の屋敷がある閑静な武家地で、谷原邸がある。
横浜町よこはままち:海に面した城下の北側にある、武家地。馬廻組(平士)の屋敷が立ち並び、丹下流羽島道場がある。
堤小路つつみこうじ:怡土城に近い武家地。新参の大組屋敷がある。
志布郡田原しぶぐんたばる:谷原家の知行地がある田舎
一貴山いきさん:城下の西にそびえる山。山頂に不動尊がある。
がんノ首:城下の西、黒潮灘と船津湾ふなつわんに突き出した岬の森。別邸がある。
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