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翌日。
今日はお仕事が休みなので、宿屋の手伝いをした。
「お母さん~! 早く行こう~!」
リーゼが満面の笑みを浮かべて、オリアナさんの手を引っ張った。
僕はリアタさんと彼女達の後ろを追いかけた。
今日のお昼は僕からのお願いでレストランで、四人で食べることになった。
お仕事を頑張ってお金が貯まったから、こうして四人でレストランに行くのが大きな夢だったからね。
しかも、とっても美味しいお店だから、きっとお二人も喜んでくれる気がする。
店はリーゼにも教えているので、先を歩く二人を追いかける。
何だか浮かれているリーゼを見るのも久しぶりで、笑みがこぼれた。
「リーゼがあんなに楽しそうにしてるのも久しぶりだな」
「ですね!」
やがて僕達はレストランの前にやってきた。
「ここは……」
「お母さん? ここ、知ってるの?」
「……ええ。とても有名なレストランですもの」
「そうだったの!? 私もハウも知らなかったよ?」
「……そうね。そうか……ここだったのね」
オリアナさんってこのレストランのこと、知ってるんだね。
値段が高いのもあるし、僕とリーゼが知らないのが当然なのかも。
リアタさんがオリアナさんの背中を押して、中に入っていく。
「いらっしゃいませ」
「予約している者ですが」
「ハウ様でございますね? こちらにどうぞ」
僕を見た店員さんがニコッと笑ってくれる。
案内された場所は、外の景色がよく見える場所だ。
僕と隣にリアタさん。向かいにオリアナさんとリーゼが座る。
皆さんにもあの美味しいスパゲッティを食べて欲しくて、事前に頼んでおいたからか、僕達が席に着いてすぐに運んでくれた。
「こちら、当店名物のタンポポスパゲッティでございます。他にもいくつか品が出ますので、ゆっくり楽しんでくださいませ」
「「「「いただきます」」」」
手を合わせてスパゲッティを口に運ぶ。
前回同様、ほんのりと甘みがあって口いっぱいに広がる爽やかなトマトの香りが、すごく美味しい。
「美味しい~!」
「とても美味しいわね? タンポポって、まさかあの?」
「はい。あの花のタンポポです。普通のタンポポではないみたいです」
「となると、エルフのタンポポね。そんな貴重な物が食べられるなんてすごいわね」
エルフのタンポポ……?
「どの野菜も新鮮ですごく美味しいわ。まるで今日取れたみたいに新鮮ね」
「やっぱりわかるの? お母さん」
「ふふっ。私も料理人の端くれだからね。素材の美味しさはわかるわ」
「すごい~」
「リーゼもそのうちわかるようになるわよ。ちゃんと花嫁修業をしないとね~」
「うん……! 頑張る!」
スパゲッティだけじゃなくて、他の料理もどれも美味しくて、楽しい時間を過ごした。
「ハウくん。ご馳走様。とても美味しかったわよ」
「ああ。すごく美味しかった。ご馳走様」
「ハウ~ありがとう~美味しかった~」
会計を終わらせて外に出ると、すぐに感謝された。
でもどちらかというと、僕がようやく少しだけ恩返しができたくらいなので、これからもみんなでここに来たい。
「給金が貯まったらまた来ましょう!」
「ええ」
そのとき、レストランから料理長が出てきた。
「オリアナさんにリアタさん。お久しぶりです」
「リュートさん……お久しぶりです」
あれ? 知り合い……?
「まさかお二人がここに来てくださるなんて……驚きました」
「ええ。こちらのハウくんがどうしてもと」
「ハウくん……? まさか!」
料理長が目を大きくして僕を見つめた。
「リュートさん」
「……これは失礼しました。そう……でしたか」
「ハウくん? またこのレストランに来るんでしょう?」
「えっ? はい! 今日もとても美味しかったです! また来ます!」
料理長さんは何だか辛そうな表情を浮かべて「またのお越しをお待ちしております」と言って、レストランに戻っていった。
「料理長さんどうしたんでしょう……?」
「きっと料金が高くてまたハウくんに来てもらえないかもって思ったんじゃないかしら」
「えええ~! た、確かに高かったんですけど……頑張って給金貯めます!」
「ええ。また誘ってくれると嬉しいわ」
「もちろんです!」
お昼をみんなで食べたので、せっかくだから久しぶりに市場に向かった。
買い物をするわけではないけど、みんなでいろんなものを見回って、とても楽しい一日を過ごした。
その日の夜。
どこか遠くから「きゅぴ~」という声が聞こえた気がした。
今日はお仕事が休みなので、宿屋の手伝いをした。
「お母さん~! 早く行こう~!」
リーゼが満面の笑みを浮かべて、オリアナさんの手を引っ張った。
僕はリアタさんと彼女達の後ろを追いかけた。
今日のお昼は僕からのお願いでレストランで、四人で食べることになった。
お仕事を頑張ってお金が貯まったから、こうして四人でレストランに行くのが大きな夢だったからね。
しかも、とっても美味しいお店だから、きっとお二人も喜んでくれる気がする。
店はリーゼにも教えているので、先を歩く二人を追いかける。
何だか浮かれているリーゼを見るのも久しぶりで、笑みがこぼれた。
「リーゼがあんなに楽しそうにしてるのも久しぶりだな」
「ですね!」
やがて僕達はレストランの前にやってきた。
「ここは……」
「お母さん? ここ、知ってるの?」
「……ええ。とても有名なレストランですもの」
「そうだったの!? 私もハウも知らなかったよ?」
「……そうね。そうか……ここだったのね」
オリアナさんってこのレストランのこと、知ってるんだね。
値段が高いのもあるし、僕とリーゼが知らないのが当然なのかも。
リアタさんがオリアナさんの背中を押して、中に入っていく。
「いらっしゃいませ」
「予約している者ですが」
「ハウ様でございますね? こちらにどうぞ」
僕を見た店員さんがニコッと笑ってくれる。
案内された場所は、外の景色がよく見える場所だ。
僕と隣にリアタさん。向かいにオリアナさんとリーゼが座る。
皆さんにもあの美味しいスパゲッティを食べて欲しくて、事前に頼んでおいたからか、僕達が席に着いてすぐに運んでくれた。
「こちら、当店名物のタンポポスパゲッティでございます。他にもいくつか品が出ますので、ゆっくり楽しんでくださいませ」
「「「「いただきます」」」」
手を合わせてスパゲッティを口に運ぶ。
前回同様、ほんのりと甘みがあって口いっぱいに広がる爽やかなトマトの香りが、すごく美味しい。
「美味しい~!」
「とても美味しいわね? タンポポって、まさかあの?」
「はい。あの花のタンポポです。普通のタンポポではないみたいです」
「となると、エルフのタンポポね。そんな貴重な物が食べられるなんてすごいわね」
エルフのタンポポ……?
「どの野菜も新鮮ですごく美味しいわ。まるで今日取れたみたいに新鮮ね」
「やっぱりわかるの? お母さん」
「ふふっ。私も料理人の端くれだからね。素材の美味しさはわかるわ」
「すごい~」
「リーゼもそのうちわかるようになるわよ。ちゃんと花嫁修業をしないとね~」
「うん……! 頑張る!」
スパゲッティだけじゃなくて、他の料理もどれも美味しくて、楽しい時間を過ごした。
「ハウくん。ご馳走様。とても美味しかったわよ」
「ああ。すごく美味しかった。ご馳走様」
「ハウ~ありがとう~美味しかった~」
会計を終わらせて外に出ると、すぐに感謝された。
でもどちらかというと、僕がようやく少しだけ恩返しができたくらいなので、これからもみんなでここに来たい。
「給金が貯まったらまた来ましょう!」
「ええ」
そのとき、レストランから料理長が出てきた。
「オリアナさんにリアタさん。お久しぶりです」
「リュートさん……お久しぶりです」
あれ? 知り合い……?
「まさかお二人がここに来てくださるなんて……驚きました」
「ええ。こちらのハウくんがどうしてもと」
「ハウくん……? まさか!」
料理長が目を大きくして僕を見つめた。
「リュートさん」
「……これは失礼しました。そう……でしたか」
「ハウくん? またこのレストランに来るんでしょう?」
「えっ? はい! 今日もとても美味しかったです! また来ます!」
料理長さんは何だか辛そうな表情を浮かべて「またのお越しをお待ちしております」と言って、レストランに戻っていった。
「料理長さんどうしたんでしょう……?」
「きっと料金が高くてまたハウくんに来てもらえないかもって思ったんじゃないかしら」
「えええ~! た、確かに高かったんですけど……頑張って給金貯めます!」
「ええ。また誘ってくれると嬉しいわ」
「もちろんです!」
お昼をみんなで食べたので、せっかくだから久しぶりに市場に向かった。
買い物をするわけではないけど、みんなでいろんなものを見回って、とても楽しい一日を過ごした。
その日の夜。
どこか遠くから「きゅぴ~」という声が聞こえた気がした。
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