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第18話 森の呪い
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「今日もこんなに食べるのね…………」
昨日と同じく全てのメニューが並んだテーブルにミールさんが溜息を吐いた。
猫ノ手の料理はどの料理も美味しくて、これは食べなくてもいいと思えるメニューが存在しない。
王都にいつまでいるか明確に決めてはいないが、食べれる時に食べておきたい。
妹弟もここの料理は好きらしく、クレアに限っては【もう昔の食事には戻れないよ~】と嘆いていた。
料理を次々平らげると、ミールさんがおもむろに聞いて来た。
「アルマくん? 以前ビゼルさんに売ったメガル草って、どれくらい持っているの?」
「ん~数千個くらいですね」
「……………………」
「ミールさんも欲しいんですか?」
「そうね。できれば、王都に少し流してくれると助かるわ、アルキバガン森で取れなくなっちゃって……」
「あ~それならもう大丈夫ですよ」
「え?」
そもそもあの森からメガル草や他の植物系は全て俺が採取し続けていたから。
今は行っていないから、これからは昔みたいに取れるはずだ。
「多分少しすると昔のように取れると思います」
「そうなの?」
隣でもぐもぐしながら、こちらの会話を聞いていたシャリーが、口の中の食べ物を飲み込むと、意味深な表情で頷いた。
「なので急いで揃える必要なないんでしょうけど、最初に見つけた人は高く売ろうとするでしょうから、冒険者ギルドで雇った冒険者を行かせた方がいいかと」
「そうね。そうさせてもらうわ」
それにしても、意外というべきか、王都にも採取できる植物って存在するんだな。
広い屋敷で実っている果物とかも見かけるので、これらは人の手で育てられるモノかも知れない。
しかし、ご丁寧に文字が赤く表記されている。
採るつもりはなかったけど、念のために一度触れてみると『他人の所有物になります。採取しますか?』と警告文が出て、赤い文字は毎回警告文が出現した。
少なくとも採ろうと思うと採れる事だけは分かったので、盗みにならないように採る事はやめておいた。
今日は仕事を頑張ったので、ご飯がとても美味しくて楽しい日を送った。
そして――――――
◆
次の日。
今日も今日とて冒険者ギルドに向かう。
何となく依頼の件は分かったので、今度は魔物討伐の依頼を受けてみようと思う。
昨日移動中に見かけた魔物は、アルキバガン森の魔物よりも遥かに弱い事が分かった。
妹弟の運動にも丁度良さそうなので、魔物討伐依頼を受けてみよう。
冒険者ギルドに入ると、なにやらカウンター前が騒がしかった。
冒険者が30人程集まって、何かを訴えている。
「何かあったのかな?」
「殺伐としている訳ではないけど、みんな焦っているな」
「ミールさんに聞いてくるよ!」
「ああ、頼んだ」
シャリーが冒険者達の波に入ると、驚く事に道ができてシャリーが楽に進めるようになった。
…………美少女効果凄い。
冒険者たちの後ろで何が起きているのか、盗み耳を立てる。
すると、
「本当なんです!」
一番前の猫耳の獣人族の冒険者が懸命に説明していた。
「そう言われましても……そんなあり得ない事を冒険者ギルドが認める訳には…………」
「間違いなく、エンガリア森の――――――
全ての植物が採取されているんですよ!」
ん?
エンガリア森の全ての植物が採取されている……?
「そんなおかしい事が起きるはずが……」
「本当なんです! 信じてください! アルキバガン森の呪いと同じ事が起きていると思うんです!」
「それはギルドとしても危険ですね。分かりました。その件はギルドが責任を持って調べます。エンガリア森の全ての植物が消えたとなると、皆さんの生計はもちろん、王都の多くの商人やお店がつぶれかねません…………どうかアルキバガン森の呪いでない事を祈るしかありませんね」
…………。
あ~アルマさんは何も聞いていません~。
あはは~今日は楽しい楽しい魔物討伐依頼を~。
「ミールさん」
「あら、シャリーちゃん」
「エンガリア森の植物が全部……?」
「そうなのよ。アルキバガン森の呪いがエンガリア森にまで移ったとなると厄介よ。このままでは王都が混乱に陥る可能性だってあるわ」
「…………ちょっと思い当たる節があります」
「えっ!?」
「なので少し待っていてくださいね。他の冒険者たちには秘密にしていてください」
「わ、分かったわ。よろしくね」
アルマさんは何も聞こえません~。
半神半人になって、前世の人だった頃を違う点をあげるなら、真っ先に出て来るのは胃袋だ。
食べても食べてもお腹いっぱいにはならないというか、程よい満腹感になる。
食べた料理は数値となって、お腹が空く事はまずない。
だからいくらでも美味しいご飯を食べれるのは利点だ。
それともう一つ。
感覚は鋭くなっている。
例えば、聴力。
ミールさんとシャリーの小声の話すら全て聞く事ができるのだ。
「あ~るま~く~ん」
「ど、どうしたのかな? シャリーちゃん」
「シャリーちゃんだなんて、いつも通り呼んでいいのよ?」
いやいや! その笑顔めちゃくちゃ怖いから!
「あはは…………はは…………はぃ……俺が……犯人れす…………」
普段怒らないシャリーとミールさんは満面の笑みを浮かべて、俺の右手左手に抱き着いてゆっくりと、一歩ずつ、ギルドマスターの部屋へと向かった。
昨日と同じく全てのメニューが並んだテーブルにミールさんが溜息を吐いた。
猫ノ手の料理はどの料理も美味しくて、これは食べなくてもいいと思えるメニューが存在しない。
王都にいつまでいるか明確に決めてはいないが、食べれる時に食べておきたい。
妹弟もここの料理は好きらしく、クレアに限っては【もう昔の食事には戻れないよ~】と嘆いていた。
料理を次々平らげると、ミールさんがおもむろに聞いて来た。
「アルマくん? 以前ビゼルさんに売ったメガル草って、どれくらい持っているの?」
「ん~数千個くらいですね」
「……………………」
「ミールさんも欲しいんですか?」
「そうね。できれば、王都に少し流してくれると助かるわ、アルキバガン森で取れなくなっちゃって……」
「あ~それならもう大丈夫ですよ」
「え?」
そもそもあの森からメガル草や他の植物系は全て俺が採取し続けていたから。
今は行っていないから、これからは昔みたいに取れるはずだ。
「多分少しすると昔のように取れると思います」
「そうなの?」
隣でもぐもぐしながら、こちらの会話を聞いていたシャリーが、口の中の食べ物を飲み込むと、意味深な表情で頷いた。
「なので急いで揃える必要なないんでしょうけど、最初に見つけた人は高く売ろうとするでしょうから、冒険者ギルドで雇った冒険者を行かせた方がいいかと」
「そうね。そうさせてもらうわ」
それにしても、意外というべきか、王都にも採取できる植物って存在するんだな。
広い屋敷で実っている果物とかも見かけるので、これらは人の手で育てられるモノかも知れない。
しかし、ご丁寧に文字が赤く表記されている。
採るつもりはなかったけど、念のために一度触れてみると『他人の所有物になります。採取しますか?』と警告文が出て、赤い文字は毎回警告文が出現した。
少なくとも採ろうと思うと採れる事だけは分かったので、盗みにならないように採る事はやめておいた。
今日は仕事を頑張ったので、ご飯がとても美味しくて楽しい日を送った。
そして――――――
◆
次の日。
今日も今日とて冒険者ギルドに向かう。
何となく依頼の件は分かったので、今度は魔物討伐の依頼を受けてみようと思う。
昨日移動中に見かけた魔物は、アルキバガン森の魔物よりも遥かに弱い事が分かった。
妹弟の運動にも丁度良さそうなので、魔物討伐依頼を受けてみよう。
冒険者ギルドに入ると、なにやらカウンター前が騒がしかった。
冒険者が30人程集まって、何かを訴えている。
「何かあったのかな?」
「殺伐としている訳ではないけど、みんな焦っているな」
「ミールさんに聞いてくるよ!」
「ああ、頼んだ」
シャリーが冒険者達の波に入ると、驚く事に道ができてシャリーが楽に進めるようになった。
…………美少女効果凄い。
冒険者たちの後ろで何が起きているのか、盗み耳を立てる。
すると、
「本当なんです!」
一番前の猫耳の獣人族の冒険者が懸命に説明していた。
「そう言われましても……そんなあり得ない事を冒険者ギルドが認める訳には…………」
「間違いなく、エンガリア森の――――――
全ての植物が採取されているんですよ!」
ん?
エンガリア森の全ての植物が採取されている……?
「そんなおかしい事が起きるはずが……」
「本当なんです! 信じてください! アルキバガン森の呪いと同じ事が起きていると思うんです!」
「それはギルドとしても危険ですね。分かりました。その件はギルドが責任を持って調べます。エンガリア森の全ての植物が消えたとなると、皆さんの生計はもちろん、王都の多くの商人やお店がつぶれかねません…………どうかアルキバガン森の呪いでない事を祈るしかありませんね」
…………。
あ~アルマさんは何も聞いていません~。
あはは~今日は楽しい楽しい魔物討伐依頼を~。
「ミールさん」
「あら、シャリーちゃん」
「エンガリア森の植物が全部……?」
「そうなのよ。アルキバガン森の呪いがエンガリア森にまで移ったとなると厄介よ。このままでは王都が混乱に陥る可能性だってあるわ」
「…………ちょっと思い当たる節があります」
「えっ!?」
「なので少し待っていてくださいね。他の冒険者たちには秘密にしていてください」
「わ、分かったわ。よろしくね」
アルマさんは何も聞こえません~。
半神半人になって、前世の人だった頃を違う点をあげるなら、真っ先に出て来るのは胃袋だ。
食べても食べてもお腹いっぱいにはならないというか、程よい満腹感になる。
食べた料理は数値となって、お腹が空く事はまずない。
だからいくらでも美味しいご飯を食べれるのは利点だ。
それともう一つ。
感覚は鋭くなっている。
例えば、聴力。
ミールさんとシャリーの小声の話すら全て聞く事ができるのだ。
「あ~るま~く~ん」
「ど、どうしたのかな? シャリーちゃん」
「シャリーちゃんだなんて、いつも通り呼んでいいのよ?」
いやいや! その笑顔めちゃくちゃ怖いから!
「あはは…………はは…………はぃ……俺が……犯人れす…………」
普段怒らないシャリーとミールさんは満面の笑みを浮かべて、俺の右手左手に抱き着いてゆっくりと、一歩ずつ、ギルドマスターの部屋へと向かった。
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