[R-18]あの部屋

まお

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80.受容6

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元々限界の近かった柏木は、怒張を朔の熱く熟れた胎内に挿入した後そのまま達してしまわないようにゆっくり律動を開始させた。


「はうっ…あっ あ…っ…んっ」

「野坂のナカあっつい。もう少し奥挿れるよ」

「んっ……っ」

柏木は朔の表情を確認しながらゆっくり行為を進めていく。先程の我慢してゆっくり行った律動と違い、絶頂は近かったが何度かイっていることもありまだ余裕があった。

奥へゆっくりと怒張を押し進めれば、朔の閉じきらない唇は酸素を求めはくはくと動き眉をひそめ少し苦しそうに呼吸を続けながらも、その胎内の灼熱を恍惚としながら受け入れていた。


「ここ、前立腺だよ。野坂の好きなところ」

そう言いその場所をわからせるように、怒張の先端とカリを使い朔の内壁のコリコリとする箇所を中心に腰を使いゆっくり掻き混ぜる。


「ひぃあっ!ぁっ…んッ」

朔の脚が飛び跳ねる。そしてすかさず収まる柏木の怒張をきゅうぅっと締め付けた。


「かわいい」

柏木は朔の頬を優しく撫でてからそこに口付けた。
その様子に、朔は熱に浮かされながらも少し驚いて頬にキスをする柏木を横目で見つめる。しかし、次の瞬間には余計なことを考える余裕がなくなった。


「─!?あっあぁあ゛ッッ」

柏木の怒張は前立腺を越えてさらに奥へと進んでいく。そこはもう結腸の入口まで届いていた。朔は身体を反らせその奥へと到達した灼熱を全身で受け止める。


「疼くのってこの辺?ここ突いていい?」

「あ゛っ…まっ……ひぃッ」

快感と同じくらい押し寄せる圧迫感に朔は堪らず柏木の腕に爪を立ててしまう。


「結腸つらい?やめておこうか?」

いつもの柏木であれば無理矢理そこを押し開いてきそうなものだったが、今回はあくまでも朔の要望通りにするつもりらしく、朔の様子を終始確認しながら行為を続けている。


「あ……っぅ…っ…いち、ぃち……聞く…なぁっ」

「…素直じゃないなぁ」

柏木は苦笑し朔の胎内をぐっと押し開きながら結腸まで怒張の先端を強く押し付ける。


「あーっぁあ゛っぅうっぁあっ」

「やっぱここ、すごい気持ちいい」

その最奥の入口に怒張の先端を押し付け先程よりも強く律動を再開させる。


「んっあぁあっあっんあん」

「すごい吸われる。気持ちいい。野坂は?」

「あぁっ ひいいあぁあ…っ」

とろんとした瞳で遠くを見つめ、与えられる刺激に抗うこともせず甘く啼き続ける朔を見れば、どの程度快楽を享受しているのか一目瞭然だった。その快楽に乱れる朔の両脚を抱き上げ左右に開くと足首を朔の顔の両脇のシーツの上へと押し付け、高く上がった腰を固定し胎内を先よりも強く突いた。


「あぁあぁあんっあああ゛ッッ!」

パンパンと激しく腰を打ち付けてから、ぐっとより深く怒張で朔の奥を貫くと、グポッという音と共に朔の結腸に柏木の怒張がハマり込んだ。朔は首を大きく仰け反らせ舌を突き出し喘いだ。


「ひぃい゛いいッ あ゛ぁあっ ──!!」

「っ…締まる…っ」

収まる怒張の先端を何度か結腸の襞に擦り付けるように動き始めると、ぷしゅっぷしゅっと朔の怒張から透明の液体が小さなピストンの度に飛び散った。


「ア゛ッ、あっあっあっ!ら…めっ あっ、止まら…っひぃいッ」

「はぁっはあ…っ突くたびに…すご。……潮吹きと…っ締まり…」

柏木はぎゅうぎゅうと締まる朔の内襞に、一気に射精感を高められ呼吸が乱れていく。このまま精をぶちまけてしまいたい気持ちを抑えながら、柏木はさらに朔の身体に体重をかけ奥へ奥へと怒張を進める。


「ひぃいやあッ 奥っぁあ゛っもッ壊れちゃぁあっ」 

「ッ…もう、イく……っ、…ここに出していい?」

「あぁあんっ ぁ、あ、ああっ…ンンッだ…出して…ッ」

「……っ野坂…っ」

柏木はその言葉に堪らず朔の上体に体重をかけ、顔を近づけると再び口付けた。そうすると、朔の腕も柏木の背中に回り抱き返してきた。

舌を絡ませ濃厚な口付けをしながら、柏木は興奮で自然と強まる律動を抑えきれなかった。
抱き返される腕の強さに、初めて朔に求められたように感じて興奮はより高まった。

ガンガンと腰を振ると、いつも挿入らない朔の腸内の奥の奥まで怒張が届き、柏木の腰が朔の臀部とピッタリくっついた。


「──ッッ!!!ンン゛ンンっ~~~っっ」

合わせた唇が朔の嬌声を全て取り込む。朔の押さえつけている脚が痙攣を始め、暫くすると、朔の怒張からはぽたぽたとの白い液体が滴り落ち、朔の腹部をとろとろと濡らし始めた。

そのまま唇を解放しないまま、何度か抽挿を繰り返すと結腸はぐねぐねと煽動を始め、竿の部分はきゅうきゅうと締め付けられる。その動きに柏木はすぐに限界を察する。

お互いの唇が触れ合い、舌が触れ合い、身体の奥の奥で2人は繋がりながら、2人共に激しい絶頂を迎えた。


「っ……っ…、」

柏木はキスを続けながら伸し掛る朔の身体の上で自身の身体を震わせながら一滴残らず朔の胎内の最奥で精を搾り取る。

吐精の余韻が引いていき、柏木はゆっくり朔の口内から自身の舌と、後ろの媚肉からは怒張を引き抜く。結腸の奥で射精をしたせいなのか、少し時間が経ってから白濁はどろりと体外へと排出された。

顔を離すと恍惚感に酔いしれる朔の表情が視界に入り込む。触れ合いながら嬲り続けていた朔の舌は口内へと戻りきっていなかった。


「興奮しすぎて余裕なくなった。大丈夫?」

問いかけてから少し間を開けて小さく頷く朔は、目は開いているが意識が朦朧としているのか、暫くぼんやりしていた。そこから次第に視点が柏木へと合っていく。


「……」

朔の思考も次第にクリアになっていったようで徐々にその顔が赤く染まり始め、慌てて柏木から視線を逸らした。

「嫌だった?……俺は正直すげーよかったよ。今までで一番気持ち良かった」

柏木は思ったままストレートに朔へと告げると朔は少し戸惑ったような視線を柏木へと返してきた。


「……今日……、殴ったり…苦しめたり………しないのはなんで?」

その視線の深いところには、やはり柏木への恐怖の感情をチラつかせていた。柏木はそんな目で見られることに心がチクッと痛んだ。


「……表情……」

「表情…?」

「野坂の色んな表情が見たかった。今まで見たことのなかった表情が見たかったから」

「…なんで…そんなのが見たいんだよ…」

「………」

そう問われると柏木は何も返せず黙り込んでしまう。なんで朔の表情が見たいのか、何故朔にこんなに固執するのか。自分でもその理由は分からず何も答えられなかった。


「…まぁ、いいや。…わるい、シャワー浴びたいから肩貸して……ほしい……」

朔はどろどろの全身に、自身が出した色々な液体のせいで冷たいシーツ、相変わらず様子のおかしい柏木等、色々整理をして頭と身体をクリアにしたい気持ちから、シャワーを浴びることにした。

ただ、身体はガクガクで上手く言うことを聞いてくれずダメ元でこの部屋にいる自分以外の人間である柏木に頼ってみた。


「…その状態で立つの辛いだろ。待ってろ」

そう言い残し柏木はベッドに朔を残し、入口側の奥の方へと進んで行った。
朔は呆然とし呼びかけるのも忘れて柏木の行方を目でおった。暫くすると柏木はタオルを持って朔の元へ戻ってくる。


「痛かったら言って」

そう言い柏木は朔の身体を濡らしたタオルで拭いていく。


「…あったかくて気持ちいい…」

朔は体力的に辛かったというのもあり、大人しく柏木に温かいタオルで拭かれることに身を委ねていた。
柏木は何も言わず黙々と朔の身体を清めていく。そのまま徐に朔の後孔に指を挿入した。


「ぅあっ!?ちょ…っそこは!自分でやるからいい!!」

「奥まで出したからちゃんと掻き出さないと。盛らないから俺にやらせて」

「…っ……」

柏木は宣言通り淡々と朔の後処理を済ませ、足腰が立たない朔を抱き抱えてキングサイズのベッドのシーツが濡れていない端の方まで身体を移動させた。その後ペットボトルの水を差し出し、バスローブまで朔に丁寧に着させた。
朔は黙ってされるがまま、その様子をずっと観察していた。


「……なんか、今日の柏木………優しい……」

一通り朔の後始末を手伝った後の柏木に、朔は声をかけた。


「……優しい……?」

「うん…。………あ、そっか。最近の柏木は…優しかった………んだな…」

様子のおかしい柏木の、違和感を感じていた理由のひとつは、この優しい対応だったんだと朔は自分で声にして初めて気づいた。


「………俺には分からない」

柏木は一言言い残すとそのままシャワーを浴びに行ってしまった。
朔は1人残されたベッドの上で蹲るように横になった。身体はサッパリし、温かい部屋と布団、散々セックスして襲ってくる疲労感。
ずっと我慢していた眠気がここで一気に襲ってきた。


(柏木がシャワー入ってる間だけ少し寝よう…)

朔はそのままゆっくり瞼を閉じた。


シャワーから上がると、朔はベッドの隅の方で丸まりながら小さな寝息を立てていた。
その白いバスローブを身に纏い身体を小さく丸めて眠る様子は、シロを彷彿とさせた。

柏木は眠る朔の横に腰を掛け、朔の顔を覗き見る。ベッドのスプリングが揺れても起きる気配はなく、朔は穏やかな表情ですやすや眠り続けた。柏木は無意識に朔の背中をゆっくり撫でて、ハッとして手を引いた。いつもの癖でシロを撫でる感覚で朔を撫でてしまった。

やはりシロに抱く気持ちを朔にも抱くことを実感する。でも表情を見たい、と思うのは朔に対してだけでシロへ抱く感情とは異なるものだった。それ以外にも、朔にしか抱かない感情があった。

柏木は朔が起きないことを確認すると、眠る朔の顔にかかる髪を優しく撫で付けて退かす。朔の顔をじっと見つめてから頬に手を這わす。何度も殴り痣や傷を作ってきた朔の頬。今は傷のないその頬を傷がつかないように弱い力でただ優しく撫でた。

それでも起きないことを確認すると、柏木は朔へと顔を近づける。そして赤く色付く柔らかい唇に口付けた。こうやってキスをしたいと思ってしまう感情は、シロには抱かない。


「…ん…」

口付けると声が漏れる。柏木はそっと顔を離すと驚いた表情の朔と視線があった。
朔はただ驚きの視線を向けてくるだけで、特に言葉を発することはしなかった。柏木はそのまま再び朔の唇を奪う。抵抗も無くただキスを受け入れる朔。


「キス好き?」

唇を離し近くで朔の顔を見ながら柏木は問いかける。


「…だ…から、…いちいち聞くな」

「もう少ししていい?」

「……ん…」

柏木は視線を逸らしていた朔へもう一度口付ける。先程より朔の唇の緊張は解けていて、緩む唇の隙間から簡単に柏木の舌を受け入れる。舌同士が触れ合うと、そこからは終わりを見いだせないくらいそれに没頭してしまう。

朔にキスしたい気持ちを抑圧していた時、柏木は何かを失うのが怖かった。今になってわかる。こうやって感情のままキスをすると、自分自身を縛る意地やプライドを見失った。

思い通りにならない朔への焦燥感に、必ず陥れて壊して朔の身も心もズタズタに切り裂いてやりうと思っていた。自分で設定した目的が柏木をいつの間にか縛り付けて、その為に余計な感情を切り捨ててきた。

でも、そんな目的も、その達成のための意地やプライドはもはやどうでも良かった。朔にキスがしたい、その感情だけで行動した。そして薄々気づいていた確信に目を背けることが出来なくなった。

明確な言葉にするのは気が引けた。でもこの感情は、朔に抱く特別なこの感情の正体はきっと…──



柏木は唇を離し朔を見つめる。
いきなり中断された口付けに、朔はきょとんとしてまだ余韻を引ずる蕩けた表情のまま柏木を見返した。その向けられた表情を見ると胸の奥がキュッと締め付けられる。

柏木は言葉を押し殺し、今の気持ちを伝えるように優しく朔の頭を撫でた。
朔の身体が小さく飛び跳ねる。
そのままもう一度朔の頭を優しく撫でる。シロを撫でる感触とは違う、でも柔らかい髪の毛が手を掠める感触が心地良かった。


パシンッ

突然、その手は強い力で払いのけられた。
柏木は驚いて朔の顔を覗き込むと、朔は柏木の手を払いのけ、小さく震えながら顔を青ざめさせていた。思わず頭を撫でていた手を引っ込める。


「どうした…?」

朔は震える自身の身体を抱きしめるようにしながら、恐怖に耐えるような表情をしていた。


「野坂…?」

「それ…嫌だ……」

「…ごめん。でもなんで?」

朔の様子に柏木は違和感を感じる。直接的な暴力等は奮ってないのに、震える程恐怖を伝えてくる朔の様子は異様だった。


「っ…思い出しそう……になる……」

「兄貴のこと?」

朔は黙ってうなづいた。
拓人は柏木に対してもよく頭を撫でてくれた。多分、朔に対してもよくしていたのだろう。


「…でも、兄貴のこと思い出したいんじゃないの?」

「そ…う、なんだけど……」

朔は身体を起こしベッドの上に座ると、俯きながらぽつりぽつりと話し始める。


「おかしいよな…。あんなに思い出したいって思ってて…それを目標にしてきた筈なのに…。いざ記憶が押し寄せて来そうになると、どうしようも無く…恐いって……思った…。柏木まで巻き込んだのに……ごめん……。今余裕ない…」

朔自身ももう拓人とのことは割り切れたと思っていた。ただ、いざ本当に思い出しそうになると不安が大きくなった。今少しだけある拓人とのいい思い出すら、負の感情に覆い尽くされてしまうのではないか。知ったら、後悔するのではないか。色々な感情が自分の中てぐちゃぐちゃになっていて朔自身もどうすればいいか分からなくなっていた。

もし、今思い出して拓人に会ったらどうなるのか。過去のことはお互い和解し、ちゃんと話したいと思っていたけど、そんなのは朔の都合のいい妄想でまた昔のように犯されたらどうしよう、拓人は朔に会うことを望んでいないかもしれない、また色んなものを失ったらどうしよう。そんな不安が襲ってきた。


相変わらず真っ青な顔で小さく震える朔を見ていると、柏木はいても立ってもいられなくなり横から朔を抱きしめ、腕を回し朔の身体を腕の中に収めた。


「え…っ、か…柏木?」

腕の中から戸惑ったような朔の声が聞こえてくるが何も返答せずそのまま強く抱きしめ続けた。震える朔を守りたい、そんな衝動的な思いが心の中に湧いていた。

今まで散々傷つけておいて、今更そんなことは本人には言えない。でも今自分の中に感じる思いに嘘は無かった。


「…兄貴のこと、こわい?」

柏木はぼそっと朔に問いかけた。


「……わからない。でも…何もわからないことは…こわい……」

「兄貴のこと、わかれば恐くない?」

そう問いかけると暫く朔は黙り込んだ。
知りたい。もちろん知りたいのに。何を考えていたのか、どういう気持ちだったのか、拓人のことも知りたいし当時の自分のことも知りたい。

聞けば思い出せる気がする。思い出せば後悔するかもしれない。でも、このまま逃げていては結局何も変わらないことだけはわかる。

少し時間が経ち落ち着きを取り戻すと、朔はちゃんと事実を知ろうと思えるようになっていった。


「…知…りたい。話したい。直接会うのは…まだ恐いから……電話で話したい」

朔は先程のような不安定さのない表情で柏木に向き直りしっかりした口調でそう告げた。
柏木は朔を一瞥してからすぐ自分の鞄を手にしそこからスマホを持ち出す。そのまま柏木はスマホを操作し始める。


「え…、今?…ちょっと……」

電話したいとは言ったが、こんなすぐに話すことを想定していなかった朔は驚きと緊張に支配される。
柏木はそんな朔を横目に拓人の携帯番号をダイヤルし、その状態で朔にそのスマホを手渡した。

朔はおそるおそるそれを受け取り、緊張で震えそうな手に力を込めてそれを耳に押し当てた。
ツッツッツッと番号を呼び出す音が聞こえてくる。

朔は想像以上の緊張感に、上手く呼吸が出来ないような息苦しさを感じる。話すのは、3年振りだった。最初に何を言おうか、頭の中が真っ白になりそうだった。そんな葛藤をしていると、電話口の電子音が消えた。繋がった、そう思うと朔は緊張から大きく息を飲んだ。

朔が話し出そうとすると、それより先に相手からの第一声が入ってくる。


「──おかけになった電話番号は現在使われておりません。番号を…」

機械的な音声はそのまま一方的に朔の耳元で話し続けていた。


「…え……。…柏木、番号間違ってるみたい…」

そう言いながら朔は柏木へと視線を向け、手に持っていたスマホをゆっくり差し出した。


「間違っていない。それは兄貴の番号だ」

「いや…でも、現在使われていないって…」

柏木を見返しても、こんな時に冗談を言っているようにも見えない、いたって真面目な表情で朔に視線を返していた。


「……どういうこと……」

朔が小さく訊ねると、柏木は受け取ったスマホをじっと見つめながら一言呟いた。


「兄貴はもういない。2年前に、死んだんだ」

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