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59.玄関
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朔は無抵抗で柏木に後ろから抱きしめられたままいた。抵抗する気力も体力も無く、早く解放して欲しい一心で柏木を触発しないように黙っていた。
暫くすると柏木は朔の腰を掴みそのまま浮かせると埋まったままだった自身の肉茎を抜き取った。
「…っ」
異物が取り除かれ安心する気持ちよりも、出口を求めて勢い良く胎内から滴り落ちる粘液の感触に朔は肌を粟立たせた。
「きったな。また床汚れただろ」
冷たい口調で辱められ朔は俯いたままいた。また床を舐めさせられることを警戒し俯いたままいた朔の上半身に柏木は手を伸ばした。
体力を消耗していた朔は、その手に反応出来ずにいるうちに柏木は朔の上半身に申し訳程度に引っかかったままだったワイシャツを取り払った。
「なに…っ、返せ」
他人の家の玄関で朔は全裸にされてしまい、今更ながらの羞恥心と焦りから慌てて奪われたワイシャツに手を伸ばした。柏木は無表情でその手を払い除けると、玄関の端の方に捨てられていた朔の制服のスラックスと下着も掴み無言のまますたすたと家の中へと歩いて行った。
「おい!返せ、俺の制服…ぅッ」
朔は慌てて柏木を追いかけようとするも、激しく捩られた胎内や力任せに打ち付けられた腰に鈍痛が走り思わずその場に蹲った。
朔は全裸のままどうすることも出来ず玄関で腰を落としたままいた。しばらくすると、廊下の端から柏木がこちらへ戻ってくる様子が見えた。その手には先程脱がされた朔のワイシャツと、バケツのようなものが抱えられていた。
「な……に…」
朔が呆然とそれらに視線を向けていると、柏木は朔の前で立ち止まり手にしていたワイシャツを全裸の朔に向かって投げ渡してきた。
自分のワイシャツが返ってきた喜びに浸る間もなく、次にもう1つ持っていたバケツの中身を同じく朔に向かってぶちまけた。
中身は水でバケツの3分の1ほどを占める程の水が入っており、そのバケツの水が広い玄関の一角と朔を浸した。
「……え………」
突然のことに朔は全身びしょ濡れのまま思考が停止してしまう。
「舐めて綺麗にする代わりに自分の服で玄関の汚れ綺麗に掃除しといてね。こんな汚くて臭い玄関に人上げらんないから」
柏木は悪びれる様子もなく笑顔で朔に向かって言葉をかけた。
「っ…ふ、…ざけん…」
朔が冷静になりふつふつと沸き上がる怒りに声を荒らげて非難しようとした瞬間、柏木に左頬を平手で思い切り打たれた。
「お前が汚したんだから自分で片付けるのが当然だよな?熱湯じゃなかっただけ有難く思えよ。反抗的な態度が治らないならもっと痛くてツライ躾に変えてかないといけないからね」
目の奥が笑っていない笑顔で恫喝され、朔は自然と言葉を飲み込んだ。
「わかればいいんだよ。もっと素直になって、抵抗しないで俺の言うこときくいい子になるんだよ。そしたら何も考えられないくらい気持ちよくしてあげて野坂を壊してあげるからね」
今度はふんわりとした優しげな笑顔で朔の濡れた髪を梳くように優しく撫でながら声をかける。
朔は柏木の言葉を聞きながらどちらを選んでも救われる道が無いことを理解する。
柏木の言う通りにすれば壊される。つまり殺される。柏木の意にそぐわない態度を取れば蹂躙され苦しみながらいずれ殺される─
「とりあえずそこ綺麗にしておいてね。ちゃんと出来なかったらきつーいお仕置きだよ」
言葉を失ったまま考え込んでいた朔の頭を優しく撫でて柏木は玄関を後にした。
1人取り残され朔は、しばらく呆然としていたがここから逃げ出す方法も現状を打破できる案も何も思いつかず、力なく水浸しの玄関を自身の制服のワイシャツで拭き始めた。
ただ手にしたワイシャツの生地は吸水性も無くバケツで撒かれた水を吸収できず、数分後には水に浸った箇所を濡れて重くなったワイシャツで伸ばすだけの作業となってしまう。
そして背中や腰から下へと滴る水と一緒に胎内の淫液が新たな汚れを増やしていた。
やってもやっても終わりのない作業に朔は途方に暮れた。ふと視線を上に向けると玄関のドアが目の前にある。
柏木が居ない隙を狙ってここから飛び出すことだって可能だった。でも服を一切身に纏わないままここから出る勇気も湧かず、今逃げきれたとしてもその後の柏木からの仕打ちを想像すると身体が意思とは関係なく萎縮してしまう。だからといって柏木の要求を甘んじて受け入れていては結局破滅の道しかなかった。
八方塞がりで答えが見つけられない。あとどのくらい我慢をすれば楽になるのかの見通しもない。ぼーっとしていた朔の頭の中にふと昔の記憶が蘇る。
『朔は勉強も運動も本当によく頑張っててすごいね。でも頑張りすぎて我慢しすぎるところがあるから無理したら駄目だよ。今日はこれでおしまい!ゆっくり休むんだよ』
体調不良を我慢して授業を受けていた日に言われた拓人からの言葉。
懐かしい声が頭の中に響く。記憶の中の拓先生の声。
柏木に会ってから記憶が所々蘇ることが多くなった。思い出したくない自己嫌悪を伴う記憶と同時に、楽しかった時の記憶もこうやって急に頭の中を過ぎる。
記憶を思い出せば出すほど怖い気持ちよりも、思い出したいと思う気持ちが強くなり朔の感情を揺さぶっていた。
ぼんやり考え事をしていると、後ろから声をかけられる。
「サボってるってことはお仕置されたいってことだね」
いつの間にか玄関に戻ってきていた柏木に声をかけられた。朔はゆっくり柏木を振り返った。
「全然綺麗になってないし、むしろ汚れてるね。やる気もないみたいだしそんなに虐められたいんだ」
微笑む柏木の手元には前回も装着された赤い首輪が掴まれていた。
「……」
朔はその首輪に視線を向けてから柏木の顔を見上げる。いつも通りの嘘の笑顔。これは嘘の笑顔だと知ってしまった。拓人と2人で写っていたあの写真の中の柏木は本当に楽しそうに笑っていた。見たことの無い笑顔だった。
「玄関掃除はもういいや」
柏木は朔の元に歩み寄りながらその手にした首輪を朔の首に装着した。朔は抵抗する気力なくそのまま首輪を装着されるのを見届けた。
「身体濡れて冷えちゃったから、お風呂に入れてあげる」
柏木が朔の頭を撫でながら優しい口調でそう言った瞬間、朔の頭の中に前回の記憶がフラッシュバックした。
全身を拘束され水中で苦しめられたこと、乱暴な嬲りや玩具での責め、頚部をすごい力で締め付けられたことや胎内に放尿されたこと─
「……っ…ぃ……やだ…」
朔は怯えを含んだ視線で柏木を見上げた。
「…思い出して興奮した?今日はこの間できなかったこともしてあげるからね」
柏木は首輪から伸びる鎖を短く持ち朔に有無を言わせないような強い力でそれを引っ張った。
「や゛ッぅっ!離っ…っ!!」
首輪が頚部にくい込み気道が狭まる。苦しさにもがき、床の上に手を付き何とか抵抗してみるも、そんな些細な抵抗も虚しく廊下の床をまるで物を扱うように引きずられながら浴室へと連れて行かれた。
浴室に着くと身体を持ち上げられ固い床の上に落とされる。
「うっ…く…ッ」
背中から落ちた衝撃と痛みに息が一瞬止まり、これ以上の暴力から身を守るように朔は浴室の床の上で身体を丸めた。
「本当に軽くなっちゃったね。体力付けないと俺からの愛に耐えられないよ」
柏木は横向きに倒れている朔の肩を踏みながら仰向けの体勢へと無理やり変えさせる。
「沢山泣いて、叫んで絶望して。ゆっくりでいいんだよ、死ぬのは。それまでちゃんと俺を満足させてね」
上から笑顔の柏木に見下ろされる。その顔は浴室の照明のせいで逆光となっていたが、朔は柏木の顔を見上げたまま違和感を感じた。
(なんか…)
しかし、すぐに余計なことを考える余裕が無くなった。柏木は朔の元にしゃがみこむと右腕を掴み手首に手錠を掛けた。
手の拘束にさすがに危機感を感じ朔は左手を咄嗟に背中側に隠したが、柏木は予想に反し朔の右脚を掴み折り曲げた状態で太ももを持ち上げられる。まるで片足だけ上げられた状態で挿入されるような体勢を取らされる。朔が羞恥で抵抗を強めようとする前に、柏木は素早く片方だけ嵌められていた右手首の手錠の片側を持ち上げられた右脚の足首にかけた。
「おい!外せっ」
右半身の手足が一纏めに拘束され、仰向けでもバランスが取りづらくなる。朔は自由を奪われた手足と枷に視線を向けて動かしたり自由な左手で外そうと試みた。
「野坂が大切に隠している大事な所が丸見えだね」
熱を感じる含みのある口調で足元にしゃがみこむ柏木に言われると、朔の意識は柏木から見えるであろう下半身に向き、顔がカッと熱を持つ。
これまでも散々見られてはいるが、改めて言葉にされて認識させるように言われると現実を突きつけられ羞恥心を嫌でも感じた。
「…っみ…るな…!ひッ」
柏木は朔の下半身の垂れ下がる男根に触れた。
「傷は浅いけど血が出ちゃったからね。お詫びに舐めてあげるね」
根元につけられた小さい傷とこびり付いた血、そして先端に残された白濁の痕跡にそれぞれ指を這わせ柏木は恐怖と焦燥の表情を向ける朔に優しく微笑んだ。
暫くすると柏木は朔の腰を掴みそのまま浮かせると埋まったままだった自身の肉茎を抜き取った。
「…っ」
異物が取り除かれ安心する気持ちよりも、出口を求めて勢い良く胎内から滴り落ちる粘液の感触に朔は肌を粟立たせた。
「きったな。また床汚れただろ」
冷たい口調で辱められ朔は俯いたままいた。また床を舐めさせられることを警戒し俯いたままいた朔の上半身に柏木は手を伸ばした。
体力を消耗していた朔は、その手に反応出来ずにいるうちに柏木は朔の上半身に申し訳程度に引っかかったままだったワイシャツを取り払った。
「なに…っ、返せ」
他人の家の玄関で朔は全裸にされてしまい、今更ながらの羞恥心と焦りから慌てて奪われたワイシャツに手を伸ばした。柏木は無表情でその手を払い除けると、玄関の端の方に捨てられていた朔の制服のスラックスと下着も掴み無言のまますたすたと家の中へと歩いて行った。
「おい!返せ、俺の制服…ぅッ」
朔は慌てて柏木を追いかけようとするも、激しく捩られた胎内や力任せに打ち付けられた腰に鈍痛が走り思わずその場に蹲った。
朔は全裸のままどうすることも出来ず玄関で腰を落としたままいた。しばらくすると、廊下の端から柏木がこちらへ戻ってくる様子が見えた。その手には先程脱がされた朔のワイシャツと、バケツのようなものが抱えられていた。
「な……に…」
朔が呆然とそれらに視線を向けていると、柏木は朔の前で立ち止まり手にしていたワイシャツを全裸の朔に向かって投げ渡してきた。
自分のワイシャツが返ってきた喜びに浸る間もなく、次にもう1つ持っていたバケツの中身を同じく朔に向かってぶちまけた。
中身は水でバケツの3分の1ほどを占める程の水が入っており、そのバケツの水が広い玄関の一角と朔を浸した。
「……え………」
突然のことに朔は全身びしょ濡れのまま思考が停止してしまう。
「舐めて綺麗にする代わりに自分の服で玄関の汚れ綺麗に掃除しといてね。こんな汚くて臭い玄関に人上げらんないから」
柏木は悪びれる様子もなく笑顔で朔に向かって言葉をかけた。
「っ…ふ、…ざけん…」
朔が冷静になりふつふつと沸き上がる怒りに声を荒らげて非難しようとした瞬間、柏木に左頬を平手で思い切り打たれた。
「お前が汚したんだから自分で片付けるのが当然だよな?熱湯じゃなかっただけ有難く思えよ。反抗的な態度が治らないならもっと痛くてツライ躾に変えてかないといけないからね」
目の奥が笑っていない笑顔で恫喝され、朔は自然と言葉を飲み込んだ。
「わかればいいんだよ。もっと素直になって、抵抗しないで俺の言うこときくいい子になるんだよ。そしたら何も考えられないくらい気持ちよくしてあげて野坂を壊してあげるからね」
今度はふんわりとした優しげな笑顔で朔の濡れた髪を梳くように優しく撫でながら声をかける。
朔は柏木の言葉を聞きながらどちらを選んでも救われる道が無いことを理解する。
柏木の言う通りにすれば壊される。つまり殺される。柏木の意にそぐわない態度を取れば蹂躙され苦しみながらいずれ殺される─
「とりあえずそこ綺麗にしておいてね。ちゃんと出来なかったらきつーいお仕置きだよ」
言葉を失ったまま考え込んでいた朔の頭を優しく撫でて柏木は玄関を後にした。
1人取り残され朔は、しばらく呆然としていたがここから逃げ出す方法も現状を打破できる案も何も思いつかず、力なく水浸しの玄関を自身の制服のワイシャツで拭き始めた。
ただ手にしたワイシャツの生地は吸水性も無くバケツで撒かれた水を吸収できず、数分後には水に浸った箇所を濡れて重くなったワイシャツで伸ばすだけの作業となってしまう。
そして背中や腰から下へと滴る水と一緒に胎内の淫液が新たな汚れを増やしていた。
やってもやっても終わりのない作業に朔は途方に暮れた。ふと視線を上に向けると玄関のドアが目の前にある。
柏木が居ない隙を狙ってここから飛び出すことだって可能だった。でも服を一切身に纏わないままここから出る勇気も湧かず、今逃げきれたとしてもその後の柏木からの仕打ちを想像すると身体が意思とは関係なく萎縮してしまう。だからといって柏木の要求を甘んじて受け入れていては結局破滅の道しかなかった。
八方塞がりで答えが見つけられない。あとどのくらい我慢をすれば楽になるのかの見通しもない。ぼーっとしていた朔の頭の中にふと昔の記憶が蘇る。
『朔は勉強も運動も本当によく頑張っててすごいね。でも頑張りすぎて我慢しすぎるところがあるから無理したら駄目だよ。今日はこれでおしまい!ゆっくり休むんだよ』
体調不良を我慢して授業を受けていた日に言われた拓人からの言葉。
懐かしい声が頭の中に響く。記憶の中の拓先生の声。
柏木に会ってから記憶が所々蘇ることが多くなった。思い出したくない自己嫌悪を伴う記憶と同時に、楽しかった時の記憶もこうやって急に頭の中を過ぎる。
記憶を思い出せば出すほど怖い気持ちよりも、思い出したいと思う気持ちが強くなり朔の感情を揺さぶっていた。
ぼんやり考え事をしていると、後ろから声をかけられる。
「サボってるってことはお仕置されたいってことだね」
いつの間にか玄関に戻ってきていた柏木に声をかけられた。朔はゆっくり柏木を振り返った。
「全然綺麗になってないし、むしろ汚れてるね。やる気もないみたいだしそんなに虐められたいんだ」
微笑む柏木の手元には前回も装着された赤い首輪が掴まれていた。
「……」
朔はその首輪に視線を向けてから柏木の顔を見上げる。いつも通りの嘘の笑顔。これは嘘の笑顔だと知ってしまった。拓人と2人で写っていたあの写真の中の柏木は本当に楽しそうに笑っていた。見たことの無い笑顔だった。
「玄関掃除はもういいや」
柏木は朔の元に歩み寄りながらその手にした首輪を朔の首に装着した。朔は抵抗する気力なくそのまま首輪を装着されるのを見届けた。
「身体濡れて冷えちゃったから、お風呂に入れてあげる」
柏木が朔の頭を撫でながら優しい口調でそう言った瞬間、朔の頭の中に前回の記憶がフラッシュバックした。
全身を拘束され水中で苦しめられたこと、乱暴な嬲りや玩具での責め、頚部をすごい力で締め付けられたことや胎内に放尿されたこと─
「……っ…ぃ……やだ…」
朔は怯えを含んだ視線で柏木を見上げた。
「…思い出して興奮した?今日はこの間できなかったこともしてあげるからね」
柏木は首輪から伸びる鎖を短く持ち朔に有無を言わせないような強い力でそれを引っ張った。
「や゛ッぅっ!離っ…っ!!」
首輪が頚部にくい込み気道が狭まる。苦しさにもがき、床の上に手を付き何とか抵抗してみるも、そんな些細な抵抗も虚しく廊下の床をまるで物を扱うように引きずられながら浴室へと連れて行かれた。
浴室に着くと身体を持ち上げられ固い床の上に落とされる。
「うっ…く…ッ」
背中から落ちた衝撃と痛みに息が一瞬止まり、これ以上の暴力から身を守るように朔は浴室の床の上で身体を丸めた。
「本当に軽くなっちゃったね。体力付けないと俺からの愛に耐えられないよ」
柏木は横向きに倒れている朔の肩を踏みながら仰向けの体勢へと無理やり変えさせる。
「沢山泣いて、叫んで絶望して。ゆっくりでいいんだよ、死ぬのは。それまでちゃんと俺を満足させてね」
上から笑顔の柏木に見下ろされる。その顔は浴室の照明のせいで逆光となっていたが、朔は柏木の顔を見上げたまま違和感を感じた。
(なんか…)
しかし、すぐに余計なことを考える余裕が無くなった。柏木は朔の元にしゃがみこむと右腕を掴み手首に手錠を掛けた。
手の拘束にさすがに危機感を感じ朔は左手を咄嗟に背中側に隠したが、柏木は予想に反し朔の右脚を掴み折り曲げた状態で太ももを持ち上げられる。まるで片足だけ上げられた状態で挿入されるような体勢を取らされる。朔が羞恥で抵抗を強めようとする前に、柏木は素早く片方だけ嵌められていた右手首の手錠の片側を持ち上げられた右脚の足首にかけた。
「おい!外せっ」
右半身の手足が一纏めに拘束され、仰向けでもバランスが取りづらくなる。朔は自由を奪われた手足と枷に視線を向けて動かしたり自由な左手で外そうと試みた。
「野坂が大切に隠している大事な所が丸見えだね」
熱を感じる含みのある口調で足元にしゃがみこむ柏木に言われると、朔の意識は柏木から見えるであろう下半身に向き、顔がカッと熱を持つ。
これまでも散々見られてはいるが、改めて言葉にされて認識させるように言われると現実を突きつけられ羞恥心を嫌でも感じた。
「…っみ…るな…!ひッ」
柏木は朔の下半身の垂れ下がる男根に触れた。
「傷は浅いけど血が出ちゃったからね。お詫びに舐めてあげるね」
根元につけられた小さい傷とこびり付いた血、そして先端に残された白濁の痕跡にそれぞれ指を這わせ柏木は恐怖と焦燥の表情を向ける朔に優しく微笑んだ。
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