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34.浴室6
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柏木は朔の手足を纏めて拘束していた手錠を外してから、足の手錠も外し、朔を浴室へと連れて来た時と同じ状態にした。手の拘束は相変わらず取られなかった。
「野坂、立って。ここから出られる?」
柏木は優しく背中側から朔に問いかけた。
朔は立ち上がろうとしたが、手を拘束されていてバランスが取れないのに加えて水中の抵抗力や、受けてきた陵辱の数々から上手く足に力が入らなかった。
「……」
朔は身体がどんどん自分の物でなくなってしまうような焦燥感に襲われる。
「アクメしすぎて腰抜けになった?」
柏木はお湯の中で朔の臀部にねっとり手を這わせてから耳元で楽しそうに呟いた。
そのまま柏木はその場に立ち上がり浴槽から出ていつの間にか手にしていた朔の首から繋がる鎖をグイッと引く。
「─ゔッ」
無理矢理上に引かれて首輪が皮膚へと強くくい込み苦しさにくぐもった声が漏れる。
「ほら、これなら立てるだろ?」
苦しさと上へと引き上げられる力で朔は無理矢理その場に立たされる。
さばぁっと水の中から引っ張りあげられ、朔は慌てて足を前に出して転倒しそうな身体を支えた。
促されるように浴槽から出ると、柏木はそのまま朔の足を引っ掛けその場に仰向けに押し倒す。背中を打ち付けた痛みに唸る朔の口に容赦なく男根を突っ込む。
「さっきみたいに丁寧に舐めてね」
朔はもう抵抗する気力も無く、言われた通りに口内の物に舌を這わせた。それはどんどん成長し、朔は息苦しさに眉間に皺を寄せて耐える。
「野坂って本当いい表情するよね。ほら、また俺のこんなになっちゃった。あー、喉気持ちいい」
柏木は口に収まらない程に成長した怒張を朔の喉奥をこじ開けるように犯す。
「ぐん゛ンンッ」
勝手に涙が溢れて、飲み込みきれない唾液が朔の口端から溢れ出る。
「さ、また野坂の雌穴にコレ挿れてあげようね」
柏木は朔の口内から自身の昂りを引き抜くと力なく横たわる朔の足を抱えすぐさま正常位でそれを挿入しようとする。
「─ま…っ待て!まだ…中に……ッ─ァアッ!」
柏木は朔の抵抗の声が全く聞こえていないかのように止める気なく行動を押し進め、完全に勃ち上がったペニスを朔の胎内に埋め込んでいく。
朔の胎内に残された今は大人しい無機質な物体は柏木の挿入と共に自ずと胎内の奥へと追いやられる。
「あ、…くる…しッ…ッ」
ただでさえ巨大な柏木の怒張と合わせてローターも一緒に奥へ押し込まれた事で、少しの挿入でかなり身体の奥深くまで犯されている錯覚を感じ、朔は戦慄する。
「これ邪魔だから野坂の結腸の奥に突っ込んでおいていいよね?」
朔の胎内に収まるローターを自身の先端でゆっくりコツ、コツと叩きながら組み敷く朔の血の気の引いた顔を柏木は微笑みながら覗き込む。
「ひっや、やだ…!!も……そこ、嫌……だ…っ、…それなら…取ってくれ…ッ」
「嫌なの?嫌がる野坂は本当にかわいいなあ。ほら……奥、挿入っちゃうよ…ほーら……」
柏木は朔の言葉を無視して怒張の先端でゆっくり、でも確実に朔の最奥へと機械を押し込んでいく。
「ぃやぁあッ!取って…ぁあアっ」
朔はあの場所の強烈な感覚とそこに押し入ろうとする侵入者の冷たい無機質な感触に必死に抵抗の声を上げる。
「取って欲しいならお願いの仕方があるよね?どうすればいいかな?」
「うっ…ぁ、と、って…くださ…ぃ」
柏木に縋るような視線を向ける朔の顔を、柏木は笑顔のまま無言で見つめる。
「うーん、6点」
柏木はそう告げると、勢いを付けて腰をドスンと力強く打ち付けた。
「ゔあ゛ぁあッッ──」
その埋め込んだ勢いのまま、長大な柏木の怒張は簡単に朔の結腸を貫き、その先端にあるローターも結腸の奥へと埋められる。
朔は身体を大きく弓なりに反らせ、そのまま身体を硬直させた。
「全然ダメだね。でも野坂の身体は100点だよ。やっぱここ気持ちいいなぁ。先っぽはぎゅうぎゅうに締め付けられるけど、竿の部分は襞がすごいびくびくペニスに絡まって包み込むように震えてて気持ちいい。……あれ。野坂イったの?」
柏木が内部の気持ち良さに浸って数回抽挿を繰り返していると、朔の身体に緊張が走り柏木はその異変に気付いた。
後ろの窄まりに剛直を突き刺されたまま、朔の身体はそのまま脱力した。その表情は半分目を開いてはいたが意識があるのかが分からないような状態で、前で震える屹立からは透明な液体が溢れてはいたが精液は出ていなかった。
「また雌イキしたんだ。すっごいアクメ顔。」
柏木は朔の髪を掴み顔を上へと向けさせ言葉で嘲弄した。朔の瞳は力無く遠くを見つめ、脱力した身体は、びく、びく、と快楽の余韻を引きずるように一定の間隔で震え続けていた。柏木は朔の快楽の余韻が残る身体を優しく手で撫であげる。
「ぁんッ!や…っ、ら…ぁ」
「イくの止まらないね。何回でもイける雌イキは、ふしだらな野坂にはピッタリだね。頭おかしくなるくらいイかせてあげるよ」
柏木は手元にローターのスイッチを用意し、そのボタンを押す。小さい振動が朔の身体の奥底で開始された。
「ひッ、んァうゥッ」
小さい振動でも、結腸の中を直接刺激され絶頂に達した敏感な身体には拷問のような刺激だった。
「や゛、ぁあ゛ッンン」
朔の身体は柏木に組み敷かれながら快楽に反応し飛び跳ねて逃げを打つ。
「まだ1番弱い刺激なのに大丈夫?ローターばかりじゃなくて俺のおちんちんもちゃんと味わってねー」
飛び跳ねる朔の身体を押さえつけ、腰を掴みガツガツと激しく律動を始める。
「あッァアッんん!あん、ぁあッ!」
今日何度も激しく穿たれた朔の胎内は、もう痛みや圧迫感以外の感覚も簡単に受け入れるようになっていた。体力が無く辛いはずなのに、身体の芯から溢れるように止まらない飲み込まれるような悦楽に侵され息が切れる程嬌声が止まらなかった。
「あ、ぁあッ、も、駄目ッ…またっ…!ンンっぁあっンンッ」
「…、締め付けやば…。またイくんだ?イっていいけど、これで終わりにするつもりは無いからね。イきまくって辛くなるのは野坂だから俺には関係無いけど」
絶頂に向けてキツく締まり始める朔の胎内を柏木は勃起した剛直で無遠慮にゴリゴリ擦りながらピストンを続ける。
「ぁあ゛ッ、ァア──」
腫れた前立腺に柏木の剛直が叩きつけられた瞬間、朔はびくびく震える屹立からほとんど透明な白濁を散らした。
柏木はその様子に視線を向けて確認するも律動は止めなかった。
「あ゛ぁ…!まっ……も、イったばっかッ…やだっ」
絶頂後の敏感な胎内を柏木は先よりもゆっくり、その締め付けを楽しむように律動を続ける。
「嫌だって言うけど、中は俺のちんぽにしがみついて求めてきてるよ。続けていいよね?」
柏木は朔の返答を聞かずに床の上に置いたままだった朔の胎内の機械のリモコンに手を伸ばし、振動を引き上げる。
朔の身体はわかりやすくビクンと大きく跳ね、その胎内の刺激が的確に朔を責め立てていることを柏木の視覚に訴えかける。
「ァアッ!ンぁァ゛っ─ッ」
そしてその甘く悲痛な嬌声で聴覚でも朔の身体を蝕む快楽の強さが伺えた。
「何が嫌だ?嫌じゃないよね。気持ちいい、ちんぽ大好きって言えよ」
柏木は律動を強めながら嗜虐心を隠すことない暗い欲を宿す瞳で朔を見つめる。
その表情は先程までの貼り付けた笑顔では無く、獲物を目の前にする猛獣のような表情だった。
朔はその表情を目にしてしまうと、まさに狙われた被食者の如く快楽が霞む程の恐怖に支配され身体が勝手に小さく震え出す。
柏木は朔の震える唇をゆっくり親指でなぞる。
「野坂、もう一度言うね。気持ちいい、ちんぽ大好きって、言ってごらん」
今度はやけに優しい笑顔と口調で言われ、逆にそれが朔の恐怖心を増長させる。まるでこれが最後通告かのようだった。
「ぁ…んっ……き、……も…ち」
「それから?」
「ン…っ……ち……んぽ……大好き……」
「淫乱。殺していい?」
柏木は感情の読めない笑顔のまま、唇をなぞっていた手を下へ伸ばし朔の細い首筋に手をかけた。
そして片手で容赦なく力を込めて朔の気道を圧迫していく。
「ぁあ゛…ぐっ……ン゛…っ!」
片手とは思えない程の力で首を締められ朔の顔はみるみるうちに苦しさで真っ赤に染まっていく。
「首締めるとやっぱ中の締まりも良くなるね。しかも、奥…ほら、ここ。ローターの振動伝わって気持ちいい。こんな最高の肉便器なかなか出会えないから、殺すのが惜しいな。その前にたっぷり楽しませてね」
柏木は首を締めながら再びローターのリモコンに手を伸ばしそのまま振動を最大に引き上げ、律動も結腸までガンガン貫く程の激しいものへと変える。
「──ンン゛ッ~~ッッ──」
朔は許容を超えた快楽や苦痛に意識を半分飛ばしながらその状態で射精を伴わない絶頂を迎えた。
それでも柏木はお構い無しにそのまま動きの激しさを緩めなかった。
「…っ…、気持ちいい……っ、あー、イく。出すよ。結腸の奥、野坂の大事な子宮の中に精液中出しするよ」
柏木は熱っぽく呟き、朔の首を締めたまま、腰の骨が折れるのでは無いかと思う程強く重い一撃で朔の最奥を突き上げた。そして結腸へねじ込んだ剛直の先端から大量の精液を朔の胎内へ流し込んだ。
「───ッ~~…ッ」
「……はぁ…」
柏木は絶頂と共に多少の冷静さを取り戻し、朔の首を締めていた手を外した。
ガクンと力が抜け、朔の首が横向きに倒れた。
「野坂、立って。ここから出られる?」
柏木は優しく背中側から朔に問いかけた。
朔は立ち上がろうとしたが、手を拘束されていてバランスが取れないのに加えて水中の抵抗力や、受けてきた陵辱の数々から上手く足に力が入らなかった。
「……」
朔は身体がどんどん自分の物でなくなってしまうような焦燥感に襲われる。
「アクメしすぎて腰抜けになった?」
柏木はお湯の中で朔の臀部にねっとり手を這わせてから耳元で楽しそうに呟いた。
そのまま柏木はその場に立ち上がり浴槽から出ていつの間にか手にしていた朔の首から繋がる鎖をグイッと引く。
「─ゔッ」
無理矢理上に引かれて首輪が皮膚へと強くくい込み苦しさにくぐもった声が漏れる。
「ほら、これなら立てるだろ?」
苦しさと上へと引き上げられる力で朔は無理矢理その場に立たされる。
さばぁっと水の中から引っ張りあげられ、朔は慌てて足を前に出して転倒しそうな身体を支えた。
促されるように浴槽から出ると、柏木はそのまま朔の足を引っ掛けその場に仰向けに押し倒す。背中を打ち付けた痛みに唸る朔の口に容赦なく男根を突っ込む。
「さっきみたいに丁寧に舐めてね」
朔はもう抵抗する気力も無く、言われた通りに口内の物に舌を這わせた。それはどんどん成長し、朔は息苦しさに眉間に皺を寄せて耐える。
「野坂って本当いい表情するよね。ほら、また俺のこんなになっちゃった。あー、喉気持ちいい」
柏木は口に収まらない程に成長した怒張を朔の喉奥をこじ開けるように犯す。
「ぐん゛ンンッ」
勝手に涙が溢れて、飲み込みきれない唾液が朔の口端から溢れ出る。
「さ、また野坂の雌穴にコレ挿れてあげようね」
柏木は朔の口内から自身の昂りを引き抜くと力なく横たわる朔の足を抱えすぐさま正常位でそれを挿入しようとする。
「─ま…っ待て!まだ…中に……ッ─ァアッ!」
柏木は朔の抵抗の声が全く聞こえていないかのように止める気なく行動を押し進め、完全に勃ち上がったペニスを朔の胎内に埋め込んでいく。
朔の胎内に残された今は大人しい無機質な物体は柏木の挿入と共に自ずと胎内の奥へと追いやられる。
「あ、…くる…しッ…ッ」
ただでさえ巨大な柏木の怒張と合わせてローターも一緒に奥へ押し込まれた事で、少しの挿入でかなり身体の奥深くまで犯されている錯覚を感じ、朔は戦慄する。
「これ邪魔だから野坂の結腸の奥に突っ込んでおいていいよね?」
朔の胎内に収まるローターを自身の先端でゆっくりコツ、コツと叩きながら組み敷く朔の血の気の引いた顔を柏木は微笑みながら覗き込む。
「ひっや、やだ…!!も……そこ、嫌……だ…っ、…それなら…取ってくれ…ッ」
「嫌なの?嫌がる野坂は本当にかわいいなあ。ほら……奥、挿入っちゃうよ…ほーら……」
柏木は朔の言葉を無視して怒張の先端でゆっくり、でも確実に朔の最奥へと機械を押し込んでいく。
「ぃやぁあッ!取って…ぁあアっ」
朔はあの場所の強烈な感覚とそこに押し入ろうとする侵入者の冷たい無機質な感触に必死に抵抗の声を上げる。
「取って欲しいならお願いの仕方があるよね?どうすればいいかな?」
「うっ…ぁ、と、って…くださ…ぃ」
柏木に縋るような視線を向ける朔の顔を、柏木は笑顔のまま無言で見つめる。
「うーん、6点」
柏木はそう告げると、勢いを付けて腰をドスンと力強く打ち付けた。
「ゔあ゛ぁあッッ──」
その埋め込んだ勢いのまま、長大な柏木の怒張は簡単に朔の結腸を貫き、その先端にあるローターも結腸の奥へと埋められる。
朔は身体を大きく弓なりに反らせ、そのまま身体を硬直させた。
「全然ダメだね。でも野坂の身体は100点だよ。やっぱここ気持ちいいなぁ。先っぽはぎゅうぎゅうに締め付けられるけど、竿の部分は襞がすごいびくびくペニスに絡まって包み込むように震えてて気持ちいい。……あれ。野坂イったの?」
柏木が内部の気持ち良さに浸って数回抽挿を繰り返していると、朔の身体に緊張が走り柏木はその異変に気付いた。
後ろの窄まりに剛直を突き刺されたまま、朔の身体はそのまま脱力した。その表情は半分目を開いてはいたが意識があるのかが分からないような状態で、前で震える屹立からは透明な液体が溢れてはいたが精液は出ていなかった。
「また雌イキしたんだ。すっごいアクメ顔。」
柏木は朔の髪を掴み顔を上へと向けさせ言葉で嘲弄した。朔の瞳は力無く遠くを見つめ、脱力した身体は、びく、びく、と快楽の余韻を引きずるように一定の間隔で震え続けていた。柏木は朔の快楽の余韻が残る身体を優しく手で撫であげる。
「ぁんッ!や…っ、ら…ぁ」
「イくの止まらないね。何回でもイける雌イキは、ふしだらな野坂にはピッタリだね。頭おかしくなるくらいイかせてあげるよ」
柏木は手元にローターのスイッチを用意し、そのボタンを押す。小さい振動が朔の身体の奥底で開始された。
「ひッ、んァうゥッ」
小さい振動でも、結腸の中を直接刺激され絶頂に達した敏感な身体には拷問のような刺激だった。
「や゛、ぁあ゛ッンン」
朔の身体は柏木に組み敷かれながら快楽に反応し飛び跳ねて逃げを打つ。
「まだ1番弱い刺激なのに大丈夫?ローターばかりじゃなくて俺のおちんちんもちゃんと味わってねー」
飛び跳ねる朔の身体を押さえつけ、腰を掴みガツガツと激しく律動を始める。
「あッァアッんん!あん、ぁあッ!」
今日何度も激しく穿たれた朔の胎内は、もう痛みや圧迫感以外の感覚も簡単に受け入れるようになっていた。体力が無く辛いはずなのに、身体の芯から溢れるように止まらない飲み込まれるような悦楽に侵され息が切れる程嬌声が止まらなかった。
「あ、ぁあッ、も、駄目ッ…またっ…!ンンっぁあっンンッ」
「…、締め付けやば…。またイくんだ?イっていいけど、これで終わりにするつもりは無いからね。イきまくって辛くなるのは野坂だから俺には関係無いけど」
絶頂に向けてキツく締まり始める朔の胎内を柏木は勃起した剛直で無遠慮にゴリゴリ擦りながらピストンを続ける。
「ぁあ゛ッ、ァア──」
腫れた前立腺に柏木の剛直が叩きつけられた瞬間、朔はびくびく震える屹立からほとんど透明な白濁を散らした。
柏木はその様子に視線を向けて確認するも律動は止めなかった。
「あ゛ぁ…!まっ……も、イったばっかッ…やだっ」
絶頂後の敏感な胎内を柏木は先よりもゆっくり、その締め付けを楽しむように律動を続ける。
「嫌だって言うけど、中は俺のちんぽにしがみついて求めてきてるよ。続けていいよね?」
柏木は朔の返答を聞かずに床の上に置いたままだった朔の胎内の機械のリモコンに手を伸ばし、振動を引き上げる。
朔の身体はわかりやすくビクンと大きく跳ね、その胎内の刺激が的確に朔を責め立てていることを柏木の視覚に訴えかける。
「ァアッ!ンぁァ゛っ─ッ」
そしてその甘く悲痛な嬌声で聴覚でも朔の身体を蝕む快楽の強さが伺えた。
「何が嫌だ?嫌じゃないよね。気持ちいい、ちんぽ大好きって言えよ」
柏木は律動を強めながら嗜虐心を隠すことない暗い欲を宿す瞳で朔を見つめる。
その表情は先程までの貼り付けた笑顔では無く、獲物を目の前にする猛獣のような表情だった。
朔はその表情を目にしてしまうと、まさに狙われた被食者の如く快楽が霞む程の恐怖に支配され身体が勝手に小さく震え出す。
柏木は朔の震える唇をゆっくり親指でなぞる。
「野坂、もう一度言うね。気持ちいい、ちんぽ大好きって、言ってごらん」
今度はやけに優しい笑顔と口調で言われ、逆にそれが朔の恐怖心を増長させる。まるでこれが最後通告かのようだった。
「ぁ…んっ……き、……も…ち」
「それから?」
「ン…っ……ち……んぽ……大好き……」
「淫乱。殺していい?」
柏木は感情の読めない笑顔のまま、唇をなぞっていた手を下へ伸ばし朔の細い首筋に手をかけた。
そして片手で容赦なく力を込めて朔の気道を圧迫していく。
「ぁあ゛…ぐっ……ン゛…っ!」
片手とは思えない程の力で首を締められ朔の顔はみるみるうちに苦しさで真っ赤に染まっていく。
「首締めるとやっぱ中の締まりも良くなるね。しかも、奥…ほら、ここ。ローターの振動伝わって気持ちいい。こんな最高の肉便器なかなか出会えないから、殺すのが惜しいな。その前にたっぷり楽しませてね」
柏木は首を締めながら再びローターのリモコンに手を伸ばしそのまま振動を最大に引き上げ、律動も結腸までガンガン貫く程の激しいものへと変える。
「──ンン゛ッ~~ッッ──」
朔は許容を超えた快楽や苦痛に意識を半分飛ばしながらその状態で射精を伴わない絶頂を迎えた。
それでも柏木はお構い無しにそのまま動きの激しさを緩めなかった。
「…っ…、気持ちいい……っ、あー、イく。出すよ。結腸の奥、野坂の大事な子宮の中に精液中出しするよ」
柏木は熱っぽく呟き、朔の首を締めたまま、腰の骨が折れるのでは無いかと思う程強く重い一撃で朔の最奥を突き上げた。そして結腸へねじ込んだ剛直の先端から大量の精液を朔の胎内へ流し込んだ。
「───ッ~~…ッ」
「……はぁ…」
柏木は絶頂と共に多少の冷静さを取り戻し、朔の首を締めていた手を外した。
ガクンと力が抜け、朔の首が横向きに倒れた。
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