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21.野外1
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柏木はそのまま朔の身体の上から退け、朔の髪を再び掴む。
「痛ッ…」
柏木は掴んだ髪ごと朔の顔を眺めていたと思えば、思いっきりそのまま屋上のコンクリートの地面に朔の頭を正面から叩きつけた。
ガンッと鈍い音と共に朔の頭を重めの鈍痛が襲う。
「ゔッ…ぅッ…く」
目の前がチカチカして頭がクラクラした。
いきなり与えられた痛みに驚きと衝撃で唸っていると、また顔を引き上げられる。
顔を引き上げられると、額から液体が顔を伝う感触を感じる。
「おでこから血出たね。綺麗。あんまり叫んだり興奮したら血止まらなくなっちゃうから気をつけてね」
柏木に言われて朔は、顎から血がコンクリートに滴っているのを視界の隅で確認する。
「…な、…に……しやがる……っ」
「お仕置だよ。でも大丈夫。野坂は階段を踏み外して落ちたことにするから誰にもこの傷怪しまれないよ。犯した後は綺麗にして階段の低いとこから落としてあげる。そして保健室に運んであげるから安心して」
柏木の常軌を逸した話を聞かされて、おぞましさから朔は寒気がした。
「な…で、そんな……っ…こんなの、犯罪だ!やめろ!!」
「なんで?ちゃんと保健室で手当もしてあげるのに?そんなに怒らないで」
柏木は何がおかしいと言わんばかりの理論を朔に投げかけながら、流れ滴る朔の血を舌で舐めとった。
もう、朔は柏木の異常さに驚くことも少なくなった。それでもこのまま柏木の好きなようにさせれば、自分の身が本当に危険だと感じ朔は生命の危機を感じる恐怖に襲われる。
髪の毛から手を離すと、柏木は今度は朔のベルトに手をかける。
「今日は学校だし着衣でエッチしようね。どっちが野坂の好みかな」
「…気色…わりぃんだよ……ッ!」
朔もできる限りの抵抗で柏木のベルトにかかっていた手に爪を立てた。
ベルトが外されたタイミングで今度は先日より弱めだが鋭い平手打ちが柏木から飛んでくる。
「…俺を怒らせたいの?」
柏木のその表情にいつもの笑みは無かった。
朔は末恐ろしさから何も返せず、怯えを含んだ視線を返すだけだった。
そのまま下着まで下ろされると、柏木はいきなり朔の顕になった後孔に舌を這わせ始める。
「─ッ!うっ…や、やめ…ろっ…ぅ」
連日の痛みとは違う傷つくそこを慰めるような刺激に朔の腰は自然とびくついてしまう。
「今日はいつもよりキツいだろうからね。最初くらい気持ちよくしてあげるよ」
「……」
何をされるのか、全貌は分からない。それでも先程のモップの話が頭を掠めると、快楽以外の恐怖心から持ち上げられた脚が震えた。
柏木の舌は舐めるだけの動きから、今度は中を捩るような動き方を始める。
「ひっ、ぁ…ッ!ん…んん……っ」
望まない快楽がじわじわと身体に蓄積されるような感覚だった。さらに学校の屋上だと思うと、こんな所でこんなことをされて身体が熱くなる自分が浅ましく思えて朔は泣きたくなった。
「勃ってきた。野坂は気持ちいいこと好きだよね。今日は結腸辛いだろうけど、慣れたらもっと気持ちよくなれるから頑張ろうね」
柏木はそこから顔を離し、唾液で濡れそぼるそこを指で撫で解すように動かす。
「……っ……つ…」
挿れられる訳でも、痛めつけられる訳でもないその刺激に戸惑い朔はただ目をきつく閉じ耐える。
「…2日だけでここ、完璧な性器になっちゃったね。普通にしてても閉じてないし。俺のサイズちゃんと覚えてるんだね。愛おしいな…」
柏木は感嘆のため息と共に朔のそこに指を這わして褒め称える。褒められていても、朔にとっては屈辱でしか無かった。
撫でるだけだった指先に力が込められ、そのまま来るであろう圧迫感に備えていたが、その予想を上回る刺激に朔は身体を強ばらせる。
「ぐッ…ぁあっ…」
予想より鋭い圧迫感に、朔はそこに視線を向けると、いきなり3本の指を押し込まれているのが目に入った。
「あ"…ッ…い、…きなり……っ」
「3本なら余裕だね」
「くる…しっ…ゃ…だ…ッ」
「処女ぶらなくていいから。野坂は俺のちんぽ咥えるの上手だからこれくらい余裕でしょ」
3本の指が中を擦ったり拡げられたりすると、下半身から伝わるように全身に鳥肌が立つ。
「じゃ、もう挿れるよ。今日は時間もそんなに無いし」
柏木は朔の中から指を引き抜くと、朔をうつ伏せに転がす。程なくしてその引き抜かれた箇所に指よりも熱い肉感を感じる。その挿入に耐えるように深呼吸を繰り返していると、いきなり後ろから口元に布を巻き付かれた。
「ン!?んんッ!」
柏木は朔の口元を自身の抜き取ったネクタイで覆い塞いだ。
「…多分声、抑えられないだろうから手伝ってあげるね」
そのまま押し当てられた灼熱が朔の胎内へと侵食していく。
「──ッ──ンン──ッッ!!」
口を覆われ、そして朔自身も必死に声を抑えながら後孔で柏木の欲望を受け入れた。
痛みは当然あったが、初日程では無くなっているのも事実だった。
「…ほ、ら…上手に食べれた。覚えが良くてえらいね」
柏木は後ろから朔の頭を優しく撫でる。朔は無理矢理挿入される異物にガクガクと脚を震わせて耐えていた。
「今ね、これで半分くらい。昨日は8割くらい挿れて結腸の入口だったね。今日は全部挿れて結腸を抜くよ」
柏木の解説も朔の耳には半分程しか入っていない。いくら挿入出来るようになったところで余裕が無いことには変わりなかった。
柏木はそのままゆっくり律動を始める。
「ねえ、野坂。外で犯されるのはどう?学校でセックスなんて背徳的で燃えちゃうね…」
「んッ…ぐ…ンンッ─」
朔は出来るだけ何も考えないように、四つん這いの状態で視界に入る地面の凹凸を観察したりすることで気を紛らわせようにしていた。
「動きやすくなってきたから奥挿れるよー」
その言葉とほぼ同時くらいに柏木の怒張が朔の胎内の先より深い部分を捩る。
「──ンッ──ッ」
堪らず背中を逸らし挿入の深さに耐える。朔の額からは汗と血が混じった液体が滴った。
「気持ちいい?すごい纏わりついてくる。もっと奥まで来てって言われてるみたい」
睨み返すことも罵声を浴びせることも出来ずに、朔はただその与えられる明確な不快感とじわじわ侵食する快感を身体で受け止めることしか出来なかった。
「ふ…んッンン…─んっ」
激しく突き上げられ身体を持ち上げているのが辛くて何とか耐えていると、柏木に両腕を取られて背中側に引かれる。そのまま頭を地面に預けると、自ずと腰だけを高く掲げた雄を求めているような淫猥な格好をとる事になってしまう。
その格好のまま、さらに腕を引かれ上体を浮かせられたまま柏木は大きく抽挿を行う。
「ンン─ッんっんん…ッ」
朔はキツく目を閉じその激しい責めに耐える。時折わざと柏木は朔の前立腺を何度も捩るような動きを加えた。その度朔の身体は素直に反応し、柏木を楽しませ、朔自身を自己嫌悪に陥れた。
「…は、気持ちいい…。中解れてきたね。じゃあ結腸の入口まで挿れちゃおうか」
柏木は朔の背中側でニヤッと笑い、その怒張をぐぐっと更に奥まで押し込む。
「──!?!?ンッンンーーー!!ん、ん゛ン──ッ」
朔の身体がビクンビクンと大きく激しく痙攣しその瞳からぶわっと涙が溢れる。覆われた口の端から溢れた涎が大きな染みを作った。
「っ…締め付け最高。ほら、奥…俺の先端にちゅうちゅう吸い付いてきて気持ちいい」
「ン゛ッンッんんゔぐんんッ!!」
朔は昨日の奥に受け入れた時の恐怖と痛みと快楽を思い出す。挿入された深い最奥から快楽で書き換えられてしまうような恐怖。
自分の身体が自分の意思から奪われるような錯覚─
「すっごい声。下品なエロ喘ぎ聞きたかったなー。今度は口枷なしでうちで死ぬ程気持ちよくしてあげるね」
柏木は結腸の入口を何度も捩るようにピストンを続ける。その入口の吸い付きと締めつけを楽しんでいるようだった。
一方朔は何度も与えられる深い快楽に息も絶え絶えになっていた。身体が恍悦でビクンビクンと継続的に反応し、痛みで意識を飛ばすのを阻止され、それを永遠に一定のスピードで続けられる。
何度も繰り返されているとそのうちの何度目かに朔の思考は昇天し意識が途切れそうになると同時に、身体は自分の意思ではどうすることも出来ないくらい細かく痙攣を続け一気に脱力した。
「…中イキしたね。俺のちんぽ持ってかれそうなくらい締め付けて…気持ち良さそうだね」
朔は口を塞がれながら、深く呼吸を繰り返す。
下半身が自分の物では無いかのように感覚が無かった。
「よいしょっと。あ、ドライで雌イキまで覚えたんだ。野坂は天性の淫乱の才能があるね」
柏木は脱力している朔の身体を仰向けに返しながら、何も放つことの無かった昂りを見て嘲笑と関心を向ける。そしてされるがままの朔の脚を肩に抱え直し身体を折り曲げるようにさせながら朔の全てを晒す格好を取らせた。
「じゃあ、今から結腸まで挿れてあげるからね」
朔は力が入らないままでも、これからさらに酷い目に遭うことだけはわかり、力なく頭を左右に振って拒絶を示す。
「ほーら、ゆっくり挿入るよー…」
「ンンーーーーッッ──」
「痛ッ…」
柏木は掴んだ髪ごと朔の顔を眺めていたと思えば、思いっきりそのまま屋上のコンクリートの地面に朔の頭を正面から叩きつけた。
ガンッと鈍い音と共に朔の頭を重めの鈍痛が襲う。
「ゔッ…ぅッ…く」
目の前がチカチカして頭がクラクラした。
いきなり与えられた痛みに驚きと衝撃で唸っていると、また顔を引き上げられる。
顔を引き上げられると、額から液体が顔を伝う感触を感じる。
「おでこから血出たね。綺麗。あんまり叫んだり興奮したら血止まらなくなっちゃうから気をつけてね」
柏木に言われて朔は、顎から血がコンクリートに滴っているのを視界の隅で確認する。
「…な、…に……しやがる……っ」
「お仕置だよ。でも大丈夫。野坂は階段を踏み外して落ちたことにするから誰にもこの傷怪しまれないよ。犯した後は綺麗にして階段の低いとこから落としてあげる。そして保健室に運んであげるから安心して」
柏木の常軌を逸した話を聞かされて、おぞましさから朔は寒気がした。
「な…で、そんな……っ…こんなの、犯罪だ!やめろ!!」
「なんで?ちゃんと保健室で手当もしてあげるのに?そんなに怒らないで」
柏木は何がおかしいと言わんばかりの理論を朔に投げかけながら、流れ滴る朔の血を舌で舐めとった。
もう、朔は柏木の異常さに驚くことも少なくなった。それでもこのまま柏木の好きなようにさせれば、自分の身が本当に危険だと感じ朔は生命の危機を感じる恐怖に襲われる。
髪の毛から手を離すと、柏木は今度は朔のベルトに手をかける。
「今日は学校だし着衣でエッチしようね。どっちが野坂の好みかな」
「…気色…わりぃんだよ……ッ!」
朔もできる限りの抵抗で柏木のベルトにかかっていた手に爪を立てた。
ベルトが外されたタイミングで今度は先日より弱めだが鋭い平手打ちが柏木から飛んでくる。
「…俺を怒らせたいの?」
柏木のその表情にいつもの笑みは無かった。
朔は末恐ろしさから何も返せず、怯えを含んだ視線を返すだけだった。
そのまま下着まで下ろされると、柏木はいきなり朔の顕になった後孔に舌を這わせ始める。
「─ッ!うっ…や、やめ…ろっ…ぅ」
連日の痛みとは違う傷つくそこを慰めるような刺激に朔の腰は自然とびくついてしまう。
「今日はいつもよりキツいだろうからね。最初くらい気持ちよくしてあげるよ」
「……」
何をされるのか、全貌は分からない。それでも先程のモップの話が頭を掠めると、快楽以外の恐怖心から持ち上げられた脚が震えた。
柏木の舌は舐めるだけの動きから、今度は中を捩るような動き方を始める。
「ひっ、ぁ…ッ!ん…んん……っ」
望まない快楽がじわじわと身体に蓄積されるような感覚だった。さらに学校の屋上だと思うと、こんな所でこんなことをされて身体が熱くなる自分が浅ましく思えて朔は泣きたくなった。
「勃ってきた。野坂は気持ちいいこと好きだよね。今日は結腸辛いだろうけど、慣れたらもっと気持ちよくなれるから頑張ろうね」
柏木はそこから顔を離し、唾液で濡れそぼるそこを指で撫で解すように動かす。
「……っ……つ…」
挿れられる訳でも、痛めつけられる訳でもないその刺激に戸惑い朔はただ目をきつく閉じ耐える。
「…2日だけでここ、完璧な性器になっちゃったね。普通にしてても閉じてないし。俺のサイズちゃんと覚えてるんだね。愛おしいな…」
柏木は感嘆のため息と共に朔のそこに指を這わして褒め称える。褒められていても、朔にとっては屈辱でしか無かった。
撫でるだけだった指先に力が込められ、そのまま来るであろう圧迫感に備えていたが、その予想を上回る刺激に朔は身体を強ばらせる。
「ぐッ…ぁあっ…」
予想より鋭い圧迫感に、朔はそこに視線を向けると、いきなり3本の指を押し込まれているのが目に入った。
「あ"…ッ…い、…きなり……っ」
「3本なら余裕だね」
「くる…しっ…ゃ…だ…ッ」
「処女ぶらなくていいから。野坂は俺のちんぽ咥えるの上手だからこれくらい余裕でしょ」
3本の指が中を擦ったり拡げられたりすると、下半身から伝わるように全身に鳥肌が立つ。
「じゃ、もう挿れるよ。今日は時間もそんなに無いし」
柏木は朔の中から指を引き抜くと、朔をうつ伏せに転がす。程なくしてその引き抜かれた箇所に指よりも熱い肉感を感じる。その挿入に耐えるように深呼吸を繰り返していると、いきなり後ろから口元に布を巻き付かれた。
「ン!?んんッ!」
柏木は朔の口元を自身の抜き取ったネクタイで覆い塞いだ。
「…多分声、抑えられないだろうから手伝ってあげるね」
そのまま押し当てられた灼熱が朔の胎内へと侵食していく。
「──ッ──ンン──ッッ!!」
口を覆われ、そして朔自身も必死に声を抑えながら後孔で柏木の欲望を受け入れた。
痛みは当然あったが、初日程では無くなっているのも事実だった。
「…ほ、ら…上手に食べれた。覚えが良くてえらいね」
柏木は後ろから朔の頭を優しく撫でる。朔は無理矢理挿入される異物にガクガクと脚を震わせて耐えていた。
「今ね、これで半分くらい。昨日は8割くらい挿れて結腸の入口だったね。今日は全部挿れて結腸を抜くよ」
柏木の解説も朔の耳には半分程しか入っていない。いくら挿入出来るようになったところで余裕が無いことには変わりなかった。
柏木はそのままゆっくり律動を始める。
「ねえ、野坂。外で犯されるのはどう?学校でセックスなんて背徳的で燃えちゃうね…」
「んッ…ぐ…ンンッ─」
朔は出来るだけ何も考えないように、四つん這いの状態で視界に入る地面の凹凸を観察したりすることで気を紛らわせようにしていた。
「動きやすくなってきたから奥挿れるよー」
その言葉とほぼ同時くらいに柏木の怒張が朔の胎内の先より深い部分を捩る。
「──ンッ──ッ」
堪らず背中を逸らし挿入の深さに耐える。朔の額からは汗と血が混じった液体が滴った。
「気持ちいい?すごい纏わりついてくる。もっと奥まで来てって言われてるみたい」
睨み返すことも罵声を浴びせることも出来ずに、朔はただその与えられる明確な不快感とじわじわ侵食する快感を身体で受け止めることしか出来なかった。
「ふ…んッンン…─んっ」
激しく突き上げられ身体を持ち上げているのが辛くて何とか耐えていると、柏木に両腕を取られて背中側に引かれる。そのまま頭を地面に預けると、自ずと腰だけを高く掲げた雄を求めているような淫猥な格好をとる事になってしまう。
その格好のまま、さらに腕を引かれ上体を浮かせられたまま柏木は大きく抽挿を行う。
「ンン─ッんっんん…ッ」
朔はキツく目を閉じその激しい責めに耐える。時折わざと柏木は朔の前立腺を何度も捩るような動きを加えた。その度朔の身体は素直に反応し、柏木を楽しませ、朔自身を自己嫌悪に陥れた。
「…は、気持ちいい…。中解れてきたね。じゃあ結腸の入口まで挿れちゃおうか」
柏木は朔の背中側でニヤッと笑い、その怒張をぐぐっと更に奥まで押し込む。
「──!?!?ンッンンーーー!!ん、ん゛ン──ッ」
朔の身体がビクンビクンと大きく激しく痙攣しその瞳からぶわっと涙が溢れる。覆われた口の端から溢れた涎が大きな染みを作った。
「っ…締め付け最高。ほら、奥…俺の先端にちゅうちゅう吸い付いてきて気持ちいい」
「ン゛ッンッんんゔぐんんッ!!」
朔は昨日の奥に受け入れた時の恐怖と痛みと快楽を思い出す。挿入された深い最奥から快楽で書き換えられてしまうような恐怖。
自分の身体が自分の意思から奪われるような錯覚─
「すっごい声。下品なエロ喘ぎ聞きたかったなー。今度は口枷なしでうちで死ぬ程気持ちよくしてあげるね」
柏木は結腸の入口を何度も捩るようにピストンを続ける。その入口の吸い付きと締めつけを楽しんでいるようだった。
一方朔は何度も与えられる深い快楽に息も絶え絶えになっていた。身体が恍悦でビクンビクンと継続的に反応し、痛みで意識を飛ばすのを阻止され、それを永遠に一定のスピードで続けられる。
何度も繰り返されているとそのうちの何度目かに朔の思考は昇天し意識が途切れそうになると同時に、身体は自分の意思ではどうすることも出来ないくらい細かく痙攣を続け一気に脱力した。
「…中イキしたね。俺のちんぽ持ってかれそうなくらい締め付けて…気持ち良さそうだね」
朔は口を塞がれながら、深く呼吸を繰り返す。
下半身が自分の物では無いかのように感覚が無かった。
「よいしょっと。あ、ドライで雌イキまで覚えたんだ。野坂は天性の淫乱の才能があるね」
柏木は脱力している朔の身体を仰向けに返しながら、何も放つことの無かった昂りを見て嘲笑と関心を向ける。そしてされるがままの朔の脚を肩に抱え直し身体を折り曲げるようにさせながら朔の全てを晒す格好を取らせた。
「じゃあ、今から結腸まで挿れてあげるからね」
朔は力が入らないままでも、これからさらに酷い目に遭うことだけはわかり、力なく頭を左右に振って拒絶を示す。
「ほーら、ゆっくり挿入るよー…」
「ンンーーーーッッ──」
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