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伊集院司令官篇 (6)
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キッチンダイニングでは、葵が一人で夕食をとっている。瀬川は、葵一人のために皿を並べ給仕をしながら
「あの……忍ぼっちゃまとミロ様は大丈夫でしょうか」
と葵にたずねた。瀬川は、不安を隠すことができない。
葵は、味噌汁の椀を手に持ったまま、顔を上げて瀬川の顔を見た。
「兄さんがミロちゃんと離れることは絶対にないから大丈夫よ」
「…わたくし…忍様が、あんなにお怒りになったのを見たのは初めてです」
「きっと、ミロちゃんが何か『おいた』をしたのよ。兄さんが、自信を喪失するようなこと。…滅多にないことだけど。」
葵は何事もなかったかのようにそう言って、味噌汁の椀を置くと、本格的に箸を動かし始めた。
「…あら、瀬川さん、このお漬物すごくおいしい」
「そうでございますか? 実は『樽正』で買ってきたのですけれども…」
瀬川は、葵が少しも気にかけていないのを見て安心したようだった。
-------------------
忍は、ミロが少し落ち着くとベッドの中で彼女を抱きしめ、彼女の目をそっと覗き込んで言った。
「今度はミロの口でしてくれる?」
ミロは、思わず伊集院を思い出しそうになるのをなんとか抑え、忍の唇にそっとキスした。忍がベッドの縁に腰掛けると、彼の膝の間に跪いてぱくりと忍の先端を口で咥える。忍はぴくりと身体を震わせた。ミロは、その傘を何度か静かに吸って舌を絡ませると、口にその先端部分を咥えたまま、上目遣いで忍を見上げた。ミロを見下ろしている忍と目が合う。ミロは先端を口から出して、今度は舌を使って全体を舐め上げ始める。長い時間をかけて、すべてを丁寧にしゃぶり、口ですみずみまで奉仕した。忍は、ときどきどうして欲しいのかをミロに伝える。唇で先端の縫い目を吸って欲しい、睾丸に舌を這わせて欲しい、傘のえぐれた部分に沿って舐めて欲しい……それにミロは忠実に従った。忍は、フェラチオの前にミロの中で2回射精しているにもかかわらず、硬く大きく屹立して先端から汁を滴らせている。
「奥まで咥えて欲しい」
と忍が上ずった声でミロに頼み、ミロは忍を喉の奥まで深く咥え込んだ。歯を立てないように、丁寧にしかし適度な吸引をつけて、中で舌を絡ませるようにして何度も吸い上げる。しばらくそのような丹念な愛撫を繰り返していると、忍がミロの口の中でさらに硬くなり、はじけるように大きくなる。ミロの口元がちゅぱちゅぱという音を立て続ける。忍の息が荒くなっていく。
「…ミロ、ありがとう…」
忍は、ミロを抱えてベッドに横たえると、
「すごく上手になったな…もういきそうだ」
と荒い息を吐きながら、素早くミロの脚を両手で押し開く。親指と人差し指でヒダを広げミロの亀裂の内部が温かく濡れているのを確認すると、そのまま正常位で一気に根元まで埋め込んだ。ミロと愛し合うときには、避妊具を使わない。挿入すると、ミロの内部はすぐに忍のものに絡みつくように収縮する。
「すまん…、我慢できなかった。すぐに奥まで入ったね…すごくいい……熱くてよく締まるな…」
「…あ…」
あまりに性急な挿入にミロは驚いて大きく息をした。しかし彼女の膣はもう十分にぬめって溢れんばかりになっており、粘膜が直接擦れあう音が聞こえる。忍は、すぐに深いところで腰を使い始めたので、強い快感が急速に脳髄に駆け上がってくる。忍が、少し体をずらして、クリトリスにも刺激が伝わるようにしてやると、ミロは狂わんばかりに喘ぎ始めた。
「あああああ、いい、いい、いい、しのぶ、しのぶ、しのぶ、ああああああああああ」
悦びに泣きながら泡を吹いてよがるミロの顔を見ながら、ミロの奥深くのその部分を太く長いもので突いてやる。
「ほら…いけよ」
忍がそう言うと、ミロの顔が快楽にゆがみ中がきゅうきゅうとさらに締まり始めたので、忍はミロがもう達し始めていることを確認した。忍も我慢の限界であり、やがてミロが絶頂を迎えるのとほぼ同時に彼女の体内で深く長く射精した。
その夜、忍はミロを愛し続けた。ミロは、忍に体中の穴という穴を塞がれ何度も上り詰めた。忍もまた、ミロの中で数えきれないほど射精した。2週間にわたる激烈な戦闘の後であるにもかかわらず、忍は、ほぼ明け方までミロを求め続けずにはいられなかった。晩秋の冷たく長い夜がようやく白み始める頃、ミロは何度目かわからない絶頂の後、失神するように眠りについた。そして忍もようやく自分の感情を納得させることができた。忍はミロを腕に抱きしめたまま泥に引きずり込まれるような睡魔に身を任せた。
「あの……忍ぼっちゃまとミロ様は大丈夫でしょうか」
と葵にたずねた。瀬川は、不安を隠すことができない。
葵は、味噌汁の椀を手に持ったまま、顔を上げて瀬川の顔を見た。
「兄さんがミロちゃんと離れることは絶対にないから大丈夫よ」
「…わたくし…忍様が、あんなにお怒りになったのを見たのは初めてです」
「きっと、ミロちゃんが何か『おいた』をしたのよ。兄さんが、自信を喪失するようなこと。…滅多にないことだけど。」
葵は何事もなかったかのようにそう言って、味噌汁の椀を置くと、本格的に箸を動かし始めた。
「…あら、瀬川さん、このお漬物すごくおいしい」
「そうでございますか? 実は『樽正』で買ってきたのですけれども…」
瀬川は、葵が少しも気にかけていないのを見て安心したようだった。
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忍は、ミロが少し落ち着くとベッドの中で彼女を抱きしめ、彼女の目をそっと覗き込んで言った。
「今度はミロの口でしてくれる?」
ミロは、思わず伊集院を思い出しそうになるのをなんとか抑え、忍の唇にそっとキスした。忍がベッドの縁に腰掛けると、彼の膝の間に跪いてぱくりと忍の先端を口で咥える。忍はぴくりと身体を震わせた。ミロは、その傘を何度か静かに吸って舌を絡ませると、口にその先端部分を咥えたまま、上目遣いで忍を見上げた。ミロを見下ろしている忍と目が合う。ミロは先端を口から出して、今度は舌を使って全体を舐め上げ始める。長い時間をかけて、すべてを丁寧にしゃぶり、口ですみずみまで奉仕した。忍は、ときどきどうして欲しいのかをミロに伝える。唇で先端の縫い目を吸って欲しい、睾丸に舌を這わせて欲しい、傘のえぐれた部分に沿って舐めて欲しい……それにミロは忠実に従った。忍は、フェラチオの前にミロの中で2回射精しているにもかかわらず、硬く大きく屹立して先端から汁を滴らせている。
「奥まで咥えて欲しい」
と忍が上ずった声でミロに頼み、ミロは忍を喉の奥まで深く咥え込んだ。歯を立てないように、丁寧にしかし適度な吸引をつけて、中で舌を絡ませるようにして何度も吸い上げる。しばらくそのような丹念な愛撫を繰り返していると、忍がミロの口の中でさらに硬くなり、はじけるように大きくなる。ミロの口元がちゅぱちゅぱという音を立て続ける。忍の息が荒くなっていく。
「…ミロ、ありがとう…」
忍は、ミロを抱えてベッドに横たえると、
「すごく上手になったな…もういきそうだ」
と荒い息を吐きながら、素早くミロの脚を両手で押し開く。親指と人差し指でヒダを広げミロの亀裂の内部が温かく濡れているのを確認すると、そのまま正常位で一気に根元まで埋め込んだ。ミロと愛し合うときには、避妊具を使わない。挿入すると、ミロの内部はすぐに忍のものに絡みつくように収縮する。
「すまん…、我慢できなかった。すぐに奥まで入ったね…すごくいい……熱くてよく締まるな…」
「…あ…」
あまりに性急な挿入にミロは驚いて大きく息をした。しかし彼女の膣はもう十分にぬめって溢れんばかりになっており、粘膜が直接擦れあう音が聞こえる。忍は、すぐに深いところで腰を使い始めたので、強い快感が急速に脳髄に駆け上がってくる。忍が、少し体をずらして、クリトリスにも刺激が伝わるようにしてやると、ミロは狂わんばかりに喘ぎ始めた。
「あああああ、いい、いい、いい、しのぶ、しのぶ、しのぶ、ああああああああああ」
悦びに泣きながら泡を吹いてよがるミロの顔を見ながら、ミロの奥深くのその部分を太く長いもので突いてやる。
「ほら…いけよ」
忍がそう言うと、ミロの顔が快楽にゆがみ中がきゅうきゅうとさらに締まり始めたので、忍はミロがもう達し始めていることを確認した。忍も我慢の限界であり、やがてミロが絶頂を迎えるのとほぼ同時に彼女の体内で深く長く射精した。
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