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伊集院司令官篇 (2)
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ミロが十分に達して満たされたのを見届けると、伊集院は、
「私は、もう忍のように若くないのでね」
と言って、自分は射精せずに、まだ硬いままの陰茎をミロの中からずるりと引き抜いた。伊集院は、そのままベッドを離れていく。ミロは、うつぶせのままハアハアと荒い息を吐きながら「これで終わりだ」と思いながらほっとした。ところが、伊集院は何かを手にして再びベッドへ戻ってくると、ミロの身体をひっくり返し、割れ目に指を這わせる。
「……!!」
ミロは思いがけない刺激に、思わず身体を固くした。
「まだこんなに濡れてる」
伊集院は言いながら、ミロの脚を大きく開かせる。
「私が入っていたところが、まだぽっかり開いてるね。豆も膨らんだままだ」
そうして、ミロの中心部の突起にねぶるようなキスをした。熱く心地よい刺激がミロの身体を弛緩させ、思わずうめき声を漏らしてしまう。
「ああ、これはたいへんだ。またこんなに新しい汁が出てきている」
そうして、伊集院はミロの性器を口や指をつかって巧みに愛撫し始めた。入口に半分ほど指を入れながら、絶妙な舌使いで豆やヒダの合間をまさぐられ、ミロはまた我を失い始めていた。
「この歳になると、自分の快楽よりも、あなたのような美しい女性が悶えるのを見るほうが楽しい。私にすべてを見せて喜びに浸ってくれるのが嬉しくてね」
と伊集院はミロの顔をじっと見つめながら言った。ミロは確かなもので中心を埋めて欲しくてたまらなくなっていた。
伊集院は、ミロの気持ちを見抜いたようにミロに覆いかぶさってきたが、彼の手には大きな黒いものが握られている。ミロはそれを見て驚愕した。それは巨大な男性の陰茎の形をしていた。ミロが驚く様子を見て、伊集院は意外そうに言った。
「おやおや。こういうものを使ったことはないのかね」
「……」
ミロは言葉を失った。使うどころか見たこともない。
「そうだな、忍はこんなものを使う必要はないだろうな…これはディルドといってね」
「いや、いやです、やめてください…!」
ミロは懇願したが、伊集院は無視して、その巨大なディルドをミロの入り口に押し当て、ぐっと中に押し入れた。
「ああああっ」
ミロの身体を予期しない快感が貫き、全身が震える。その異形なものには小さな枝がついていて、ミロの内部をえぐるのと同時にもっとも敏感な小豆をこすり上げてくる。
「嫌だと言っているけれど、私が何もしなくてもこれが吸い込まれるようにあなたの中に入って行くよ…ほら、もう私の手を離れている」
伊集院は、にやりと笑い両手を広げてミロに見せる。ミロは、その様子をぼんやりと見ながら、諦めて快楽に身をまかせ、絶頂に達した。背骨を弓のようにしならせ、口から泡を吐いてオルガズムを迎えるミロを見て、伊集院は満足の表情を浮かべる。
その後も伊集院は、ミロの様子や反応を見ながらディルドを使い、ミロを何度もいかせてくれた。
「口でしてくれるかな?」
と伊集院はミロの目を伺うようにして言った。その頼み方も忍と同じだ。伊集院は還暦を迎えると言っていたが、肉体は見事に引き締まって筋肉が蓄えられており、トレーニングを怠っていないことがわかる。ミロは、言われるがまま、伊集院の鍛え上げられた太ももの間に跪く。たっぷりと茂った陰毛の量も、陰部の大きさも忍とほぼ変わらない。ミロは忍に教えられたとおり、まず先端を舌先で十分に舐めねぶり、次にゆっくりとその傘の部分だけを口に含んで唇で何度もしごいた。それから全体を口に咥えて本格的に深い愛撫を始める。伊集院は、ミロの口戯が思ったよりずっと上手なので、思わずうめき声を上げた。その様子も、忍にあまりにもよく似ているので、ミロは思わず忍に奉仕しているのかと錯覚しそうになる。
伊集院が忍の叔父であることは、ミロも知っていた。ミロは、生前の忍の父を知っている。何年か前に、初めて伊集院司令官と顔合わせをしたときには、忍の父が生き返ったのかと思ったものだった。
「上手だね…忍が仕込んだんだな…本当にうまい…」
伊集院の声が上ずると、ますます忍の声に似てくる。ミロは、舌と唇を巧みに使って伊集院を喜びに導く。忍は、喉の奥まで深く咥えてしゃぶるようにミロに頼むことがあるので、ミロは伊集院にもそうした。伊集院は、「おおぅっ」と体を震えわせる。伊集院の陰茎がミロの口の中で膨らみ脈打つ。どこをどうすると気持ちがいいのか、緩急をどうつけるのか、手や指をどう使うのかは、まさに忍が逐一ミロに教えてくれたことだ。睾丸が固く締まってきていた。
伊集院は、
「…いきそうになるね。ありがとう」
と言うと、ミロの身体をそっとベッドに横たえ、新しいコンドームを着けるとミロの上に覆いかぶさった。再び、伊集院の大きく硬くなったものが、ずっしりとミロの体内に入ってくる。よく鍛えられた大きな肩や胸の形も体臭も、忍に瓜二つだ。だからミロはまた目を閉じて、忍のことを思った。伊集院が身体を動かし始めると、ミロの中がこすり上げられ新たな悦びが湧き上がる。知らず知らずに、ミロの両足がさらに大きく開いて持ちあがる。
「目を開けなさい」
という伊集院の声に、はっとして目を開く。
「いくときには、私の顔を見て。…中がきゅうきゅう締まってきているね。すごくいい…あなたの中はとてもきつくてあたたかい…。もうすぐいきそうだね? 達するときにはちゃんと私の目を見なさい。ほら…ほらほら…」
といいながら、伊集院がミロのもっとも敏感な内部を探り当て、快感を掘り起こすように突き上げてきた。伊集院の動きに合わせるように、ゥクンゥクンという悦びの声がミロの喉から出てしまう。伊集院はミロの目をじっと見つめ、大きな手でミロの頬を優しくなでる。ミロの目からは知らず知らずのうちに涙があふれ出ていた。あまりの快楽に気を失いそうになりながら、ミロは無意識に伊集院の身体に腕を回して抱きしめた。
「ああ、ぁぁぁああああああああ」
歓喜の声を上げ、ミロは再び絶頂に達した。ほぼ同時に伊集院も低く呻いて射精した。
「私は、もう忍のように若くないのでね」
と言って、自分は射精せずに、まだ硬いままの陰茎をミロの中からずるりと引き抜いた。伊集院は、そのままベッドを離れていく。ミロは、うつぶせのままハアハアと荒い息を吐きながら「これで終わりだ」と思いながらほっとした。ところが、伊集院は何かを手にして再びベッドへ戻ってくると、ミロの身体をひっくり返し、割れ目に指を這わせる。
「……!!」
ミロは思いがけない刺激に、思わず身体を固くした。
「まだこんなに濡れてる」
伊集院は言いながら、ミロの脚を大きく開かせる。
「私が入っていたところが、まだぽっかり開いてるね。豆も膨らんだままだ」
そうして、ミロの中心部の突起にねぶるようなキスをした。熱く心地よい刺激がミロの身体を弛緩させ、思わずうめき声を漏らしてしまう。
「ああ、これはたいへんだ。またこんなに新しい汁が出てきている」
そうして、伊集院はミロの性器を口や指をつかって巧みに愛撫し始めた。入口に半分ほど指を入れながら、絶妙な舌使いで豆やヒダの合間をまさぐられ、ミロはまた我を失い始めていた。
「この歳になると、自分の快楽よりも、あなたのような美しい女性が悶えるのを見るほうが楽しい。私にすべてを見せて喜びに浸ってくれるのが嬉しくてね」
と伊集院はミロの顔をじっと見つめながら言った。ミロは確かなもので中心を埋めて欲しくてたまらなくなっていた。
伊集院は、ミロの気持ちを見抜いたようにミロに覆いかぶさってきたが、彼の手には大きな黒いものが握られている。ミロはそれを見て驚愕した。それは巨大な男性の陰茎の形をしていた。ミロが驚く様子を見て、伊集院は意外そうに言った。
「おやおや。こういうものを使ったことはないのかね」
「……」
ミロは言葉を失った。使うどころか見たこともない。
「そうだな、忍はこんなものを使う必要はないだろうな…これはディルドといってね」
「いや、いやです、やめてください…!」
ミロは懇願したが、伊集院は無視して、その巨大なディルドをミロの入り口に押し当て、ぐっと中に押し入れた。
「ああああっ」
ミロの身体を予期しない快感が貫き、全身が震える。その異形なものには小さな枝がついていて、ミロの内部をえぐるのと同時にもっとも敏感な小豆をこすり上げてくる。
「嫌だと言っているけれど、私が何もしなくてもこれが吸い込まれるようにあなたの中に入って行くよ…ほら、もう私の手を離れている」
伊集院は、にやりと笑い両手を広げてミロに見せる。ミロは、その様子をぼんやりと見ながら、諦めて快楽に身をまかせ、絶頂に達した。背骨を弓のようにしならせ、口から泡を吐いてオルガズムを迎えるミロを見て、伊集院は満足の表情を浮かべる。
その後も伊集院は、ミロの様子や反応を見ながらディルドを使い、ミロを何度もいかせてくれた。
「口でしてくれるかな?」
と伊集院はミロの目を伺うようにして言った。その頼み方も忍と同じだ。伊集院は還暦を迎えると言っていたが、肉体は見事に引き締まって筋肉が蓄えられており、トレーニングを怠っていないことがわかる。ミロは、言われるがまま、伊集院の鍛え上げられた太ももの間に跪く。たっぷりと茂った陰毛の量も、陰部の大きさも忍とほぼ変わらない。ミロは忍に教えられたとおり、まず先端を舌先で十分に舐めねぶり、次にゆっくりとその傘の部分だけを口に含んで唇で何度もしごいた。それから全体を口に咥えて本格的に深い愛撫を始める。伊集院は、ミロの口戯が思ったよりずっと上手なので、思わずうめき声を上げた。その様子も、忍にあまりにもよく似ているので、ミロは思わず忍に奉仕しているのかと錯覚しそうになる。
伊集院が忍の叔父であることは、ミロも知っていた。ミロは、生前の忍の父を知っている。何年か前に、初めて伊集院司令官と顔合わせをしたときには、忍の父が生き返ったのかと思ったものだった。
「上手だね…忍が仕込んだんだな…本当にうまい…」
伊集院の声が上ずると、ますます忍の声に似てくる。ミロは、舌と唇を巧みに使って伊集院を喜びに導く。忍は、喉の奥まで深く咥えてしゃぶるようにミロに頼むことがあるので、ミロは伊集院にもそうした。伊集院は、「おおぅっ」と体を震えわせる。伊集院の陰茎がミロの口の中で膨らみ脈打つ。どこをどうすると気持ちがいいのか、緩急をどうつけるのか、手や指をどう使うのかは、まさに忍が逐一ミロに教えてくれたことだ。睾丸が固く締まってきていた。
伊集院は、
「…いきそうになるね。ありがとう」
と言うと、ミロの身体をそっとベッドに横たえ、新しいコンドームを着けるとミロの上に覆いかぶさった。再び、伊集院の大きく硬くなったものが、ずっしりとミロの体内に入ってくる。よく鍛えられた大きな肩や胸の形も体臭も、忍に瓜二つだ。だからミロはまた目を閉じて、忍のことを思った。伊集院が身体を動かし始めると、ミロの中がこすり上げられ新たな悦びが湧き上がる。知らず知らずに、ミロの両足がさらに大きく開いて持ちあがる。
「目を開けなさい」
という伊集院の声に、はっとして目を開く。
「いくときには、私の顔を見て。…中がきゅうきゅう締まってきているね。すごくいい…あなたの中はとてもきつくてあたたかい…。もうすぐいきそうだね? 達するときにはちゃんと私の目を見なさい。ほら…ほらほら…」
といいながら、伊集院がミロのもっとも敏感な内部を探り当て、快感を掘り起こすように突き上げてきた。伊集院の動きに合わせるように、ゥクンゥクンという悦びの声がミロの喉から出てしまう。伊集院はミロの目をじっと見つめ、大きな手でミロの頬を優しくなでる。ミロの目からは知らず知らずのうちに涙があふれ出ていた。あまりの快楽に気を失いそうになりながら、ミロは無意識に伊集院の身体に腕を回して抱きしめた。
「ああ、ぁぁぁああああああああ」
歓喜の声を上げ、ミロは再び絶頂に達した。ほぼ同時に伊集院も低く呻いて射精した。
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