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天の扉を抜けて
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ディミトリは、フェレミスとランヴァルトに押さえつけられて、お養父様がヴァレンティカの首を奪い返す。
「離せ!離せぇぇぇ!!」
ディミトリは、諦めずに暴れている。全身が真っ赤になって、腕を引きちぎってでも立ち上がりそう。
真祖の牙を取られて、純血の牙もないディミトリの口の中には、新たな牙が生えている。
僕の・・・彼本来の牙。
「流石に弱くなったねぇ。」
フェレミスが、ケラケラと笑う。
「姉さんの仇、取らせてもらう。」
ランヴァルトが、剣をディミトリの首にあてた。
「やめろォォォォォァ!小さなシルヴィア!小さなシルヴィア!最期はお前の手で・・・せめて愛するお前の手で!!」
ディミトリが、ものすごい力でランヴァルトとフェレミスに抑えられたまま、前に進んでくる。
「お前の手で、私を救うのだ!小さなシルヴィア!!」
救う?ふざけないで!!
そんなディミトリの首が、ガクンとずれて下に落ちる。
え・・・?
顔を上げると、そこに振り下ろした剣を持つイシュポラがいた。
イシュポラ!?
「イシュポラ、あなた・・・生きて?」
私が言うと、イシュポラは無言で落ちたディミトリの首を拾い上げた。
ディミトリは、首だけになっても死なないから、驚いたようにイシュポラを見ている。
「何故?なぜ、お前が?確かに私は、お前の死を感知したのに!!」
ディミトリの戸惑うような声。
それを見たフェレミスが、苦い顔をする。
「おま・・・!なんで出てきた?せっかく埋め込まれていたやつの細胞を全部切り取って、死を偽装してやっただろ!?」
「あんたは、いつも甘いもの。ランヴァルトと喧嘩してまで、私を助けるなんて。何が真祖の牙のないイシュポラは、大した脅威にならない、よ。まぁ・・・お陰でこうできたけど。」
イシュポラは、愛おしそうにディミトリの首を抱える。
「離せ!!離せ、私は、小さなシルヴィアの手で・・・!!」
そんな彼の口をイシュポラはさっと塞いで、私を恨めしそうに見た。
「最後の最後まで、あんたの名前しか呼ばないなんてね・・・。どう扱われようと、最後に私の名前を呼んでくれてたら・・・あんたにトドメを刺させてやったのに。」
「イシュポラ・・・。」
「ディミトリは渡さない。永遠に私のものなの。これでもぅ・・・どこへも行かないわね。」
ディミトリは、体を動かそうとするけど、フェレミスとランヴァルトの絞め技に抗えずに動けなかった。
「んんー!んー!!」
ディミトリの首はイシュポラの手に噛みつこうとして暴れるのを、彼女は平然と押さえつける。
「さっさと行きな、小さなシルヴィア。さっき法王を、私たちの主人格の純血の、棺の隠し場所に案内してやったの。」
「!?」
「他の僕たちも、主人格が覚醒すれば止まる。私とディミトリの主人格の純血の棺は、蓋を開けてパイア砂漠の太陽の下に晒してくれとお願いしたわ・・・。」
「えぇ!?イシュポラ・・・。」
「クスクス・・・転送の魔法陣を敷くと言っていたから、きっと、もうすぐ・・・。」
ディミトリと、イシュポラの姿がみるみる炭化していく。
「んんー!んぐぐぐ・・・!!」
「私の本物の愛まで舐めるからこうなるの・・・ディミトリ・・・たった1人で・・・ここまでこれたと・・・奢るんだもの・・・さぁ・・・今度こそずっと・・・。」
ディミトリとイシュポラの体が、崩れていった。
「女性、て、こわーい・・・。」
と、言って、フェレミスが、立ち上がって服をパンパンとはたく。
「お前の元カノだろうが。」
ランヴァルトはそう言うと、立ち上がって、剣を収める。
ヴァンお養父様が、ランヴァルトの方を見て、
「君自身の手で、葬りたかったろうに。」
と、言うと、ランヴァルトは首を横に振った。
「いいえ。今はこっちの方がよかったと思えます。奴の中にいる姉まで、俺の手にかけなくてよかった・・・。」
目を閉じる彼を、私はギュッと抱きしめた。
大きなシルヴィア・・・ディミトリは倒れたよ。
シモーヌ、あなたの魂も、救われたかな。
ギギギ・・・扉がさらに開く音がして、天の扉から溢れる光が部屋中を照らす。
そろそろ、行かなきゃ。
まだ、もう一つ仕事が残ってる。
「ヴァレンティカ・・・君のことは忘れない。」
お養父様が、ヴァレンティカの首に静かに別れを告げると、私に渡してきた。
「さぁ、シルヴィア。気をつけて。決して世界樹に触れるな。世界樹の守護者ガルドンム、死に導くフレスヴェに気をつけろ。」
私は頷いて、彼女の首を持って天の扉の前へと向かう。
大きく開いた扉を抜けて、私は光溢れる扉の中へと踏み込んでいった。
「わぁ・・・。」
それ以上声が出ない。
大きくて、荘厳な樹が、あちこちに枝を広げ、その先にさまざまな世界を支えている。
下の方にも、ある。
あれが地下世界かしら。
私たちの世界も、枝の先に支えられた一つなんだ。
そ、それにしても。
目の前に小さな、リスのような可愛らしい聖獣が私を見上げている。
「あなたが、ラタストゥ?」
私が言うと、ラタストゥは可愛らしく首を傾げ、ヴァレンティカの首をじっと見つめている。
「彼女の首を、ウルスフヴェルの泉に納めないといけないの。」
と、私が言うと、ラタストゥが下を見下した。
視線の先には、美しい泉が見えている。
ここから投げ入れるのは難しいな・・・降りないと。
でも、世界樹に触れたらいけないのよね。
私は手をかざして見えない壁を足元に張りながら、階段のようにしてゆっくりと樹を降り始めた。
「グルルル・・・。」
微かな唸り声が聞こえてきて、ハッと顔を上げると、世界樹に巻き付く巨大な竜が見えた。
世界樹の守護者、ガルドンム!!
マティよりもずっと大きい!そして・・・なんて綺麗なんだろう。
ガルドンムは、鼻先を近づけてきてじっと私を見つめている。
「ジジ!チュルルルル。」
後ろからラタストゥが鳴いて、ガルドンムに何か話しているみたい。ガルドンムは、ゆっくりと鎌首を下ろして、元のように世界樹に巻き付いた。
・・・ほぅ。
私はホッとしてそのまま降りていく。
「ガー!」
その時、頭上を大きな鳥が飛んでいった。
まさか、死に導くフレスヴェ!?
私は思わず身を低くすると、急いで下へと降りていった。
やがて、世界樹の樹皮を齧るシカのような聖獣たちが見えてくる。これが、ドゥラスゴ?
お養父様が、このドゥラスゴたちにまじってフレスヴェから隠れろと言ったっけ。
ドゥラスゴたちは私が近づいてくると、パッと逃げちゃったんだけど、一頭のドゥラスゴがヴァレンティカの首に気づいて戻ってきた。
そして、ウルスフヴェルの泉の方へと歩き出して私の方を振り向く。
「ついて来い、てこと?」
私は世界樹の根に触れないように気をつけながら、ドゥラスゴの後ろからついて行った。
どれくらい歩いたのか。目の前に大きな泉が見えてきた。
よく見ると、泉にはドゥラスゴの遺体も浮いている。ガルドンムもラタストゥもいる。
まさか、こうやって前の世代から代替わりしてるのかしら。
彼らはゆっくり泉の底に沈んで、見えなくなっていった。
「みんな同じ・・・。」
ふと、ヴァレンティカの声が聞こえて、彼女の首を見ると、目を覚ましている。
「ヴァレンティカ・・・。」
「ありがとう、シルヴィア。やっと、私・・・ジャックに会える。さあ、投げ入れて。」
「ヴァレンティカ・・・私こそありがとう。」
私はヴァレンティカの首を泉の中に、そっと沈めた。
ヴァレンティカの首は、他のドゥラスゴたちと同じように見えなくなっていく。
さようなら・・・ヴァレンティカ。
「離せ!離せぇぇぇ!!」
ディミトリは、諦めずに暴れている。全身が真っ赤になって、腕を引きちぎってでも立ち上がりそう。
真祖の牙を取られて、純血の牙もないディミトリの口の中には、新たな牙が生えている。
僕の・・・彼本来の牙。
「流石に弱くなったねぇ。」
フェレミスが、ケラケラと笑う。
「姉さんの仇、取らせてもらう。」
ランヴァルトが、剣をディミトリの首にあてた。
「やめろォォォォォァ!小さなシルヴィア!小さなシルヴィア!最期はお前の手で・・・せめて愛するお前の手で!!」
ディミトリが、ものすごい力でランヴァルトとフェレミスに抑えられたまま、前に進んでくる。
「お前の手で、私を救うのだ!小さなシルヴィア!!」
救う?ふざけないで!!
そんなディミトリの首が、ガクンとずれて下に落ちる。
え・・・?
顔を上げると、そこに振り下ろした剣を持つイシュポラがいた。
イシュポラ!?
「イシュポラ、あなた・・・生きて?」
私が言うと、イシュポラは無言で落ちたディミトリの首を拾い上げた。
ディミトリは、首だけになっても死なないから、驚いたようにイシュポラを見ている。
「何故?なぜ、お前が?確かに私は、お前の死を感知したのに!!」
ディミトリの戸惑うような声。
それを見たフェレミスが、苦い顔をする。
「おま・・・!なんで出てきた?せっかく埋め込まれていたやつの細胞を全部切り取って、死を偽装してやっただろ!?」
「あんたは、いつも甘いもの。ランヴァルトと喧嘩してまで、私を助けるなんて。何が真祖の牙のないイシュポラは、大した脅威にならない、よ。まぁ・・・お陰でこうできたけど。」
イシュポラは、愛おしそうにディミトリの首を抱える。
「離せ!!離せ、私は、小さなシルヴィアの手で・・・!!」
そんな彼の口をイシュポラはさっと塞いで、私を恨めしそうに見た。
「最後の最後まで、あんたの名前しか呼ばないなんてね・・・。どう扱われようと、最後に私の名前を呼んでくれてたら・・・あんたにトドメを刺させてやったのに。」
「イシュポラ・・・。」
「ディミトリは渡さない。永遠に私のものなの。これでもぅ・・・どこへも行かないわね。」
ディミトリは、体を動かそうとするけど、フェレミスとランヴァルトの絞め技に抗えずに動けなかった。
「んんー!んー!!」
ディミトリの首はイシュポラの手に噛みつこうとして暴れるのを、彼女は平然と押さえつける。
「さっさと行きな、小さなシルヴィア。さっき法王を、私たちの主人格の純血の、棺の隠し場所に案内してやったの。」
「!?」
「他の僕たちも、主人格が覚醒すれば止まる。私とディミトリの主人格の純血の棺は、蓋を開けてパイア砂漠の太陽の下に晒してくれとお願いしたわ・・・。」
「えぇ!?イシュポラ・・・。」
「クスクス・・・転送の魔法陣を敷くと言っていたから、きっと、もうすぐ・・・。」
ディミトリと、イシュポラの姿がみるみる炭化していく。
「んんー!んぐぐぐ・・・!!」
「私の本物の愛まで舐めるからこうなるの・・・ディミトリ・・・たった1人で・・・ここまでこれたと・・・奢るんだもの・・・さぁ・・・今度こそずっと・・・。」
ディミトリとイシュポラの体が、崩れていった。
「女性、て、こわーい・・・。」
と、言って、フェレミスが、立ち上がって服をパンパンとはたく。
「お前の元カノだろうが。」
ランヴァルトはそう言うと、立ち上がって、剣を収める。
ヴァンお養父様が、ランヴァルトの方を見て、
「君自身の手で、葬りたかったろうに。」
と、言うと、ランヴァルトは首を横に振った。
「いいえ。今はこっちの方がよかったと思えます。奴の中にいる姉まで、俺の手にかけなくてよかった・・・。」
目を閉じる彼を、私はギュッと抱きしめた。
大きなシルヴィア・・・ディミトリは倒れたよ。
シモーヌ、あなたの魂も、救われたかな。
ギギギ・・・扉がさらに開く音がして、天の扉から溢れる光が部屋中を照らす。
そろそろ、行かなきゃ。
まだ、もう一つ仕事が残ってる。
「ヴァレンティカ・・・君のことは忘れない。」
お養父様が、ヴァレンティカの首に静かに別れを告げると、私に渡してきた。
「さぁ、シルヴィア。気をつけて。決して世界樹に触れるな。世界樹の守護者ガルドンム、死に導くフレスヴェに気をつけろ。」
私は頷いて、彼女の首を持って天の扉の前へと向かう。
大きく開いた扉を抜けて、私は光溢れる扉の中へと踏み込んでいった。
「わぁ・・・。」
それ以上声が出ない。
大きくて、荘厳な樹が、あちこちに枝を広げ、その先にさまざまな世界を支えている。
下の方にも、ある。
あれが地下世界かしら。
私たちの世界も、枝の先に支えられた一つなんだ。
そ、それにしても。
目の前に小さな、リスのような可愛らしい聖獣が私を見上げている。
「あなたが、ラタストゥ?」
私が言うと、ラタストゥは可愛らしく首を傾げ、ヴァレンティカの首をじっと見つめている。
「彼女の首を、ウルスフヴェルの泉に納めないといけないの。」
と、私が言うと、ラタストゥが下を見下した。
視線の先には、美しい泉が見えている。
ここから投げ入れるのは難しいな・・・降りないと。
でも、世界樹に触れたらいけないのよね。
私は手をかざして見えない壁を足元に張りながら、階段のようにしてゆっくりと樹を降り始めた。
「グルルル・・・。」
微かな唸り声が聞こえてきて、ハッと顔を上げると、世界樹に巻き付く巨大な竜が見えた。
世界樹の守護者、ガルドンム!!
マティよりもずっと大きい!そして・・・なんて綺麗なんだろう。
ガルドンムは、鼻先を近づけてきてじっと私を見つめている。
「ジジ!チュルルルル。」
後ろからラタストゥが鳴いて、ガルドンムに何か話しているみたい。ガルドンムは、ゆっくりと鎌首を下ろして、元のように世界樹に巻き付いた。
・・・ほぅ。
私はホッとしてそのまま降りていく。
「ガー!」
その時、頭上を大きな鳥が飛んでいった。
まさか、死に導くフレスヴェ!?
私は思わず身を低くすると、急いで下へと降りていった。
やがて、世界樹の樹皮を齧るシカのような聖獣たちが見えてくる。これが、ドゥラスゴ?
お養父様が、このドゥラスゴたちにまじってフレスヴェから隠れろと言ったっけ。
ドゥラスゴたちは私が近づいてくると、パッと逃げちゃったんだけど、一頭のドゥラスゴがヴァレンティカの首に気づいて戻ってきた。
そして、ウルスフヴェルの泉の方へと歩き出して私の方を振り向く。
「ついて来い、てこと?」
私は世界樹の根に触れないように気をつけながら、ドゥラスゴの後ろからついて行った。
どれくらい歩いたのか。目の前に大きな泉が見えてきた。
よく見ると、泉にはドゥラスゴの遺体も浮いている。ガルドンムもラタストゥもいる。
まさか、こうやって前の世代から代替わりしてるのかしら。
彼らはゆっくり泉の底に沈んで、見えなくなっていった。
「みんな同じ・・・。」
ふと、ヴァレンティカの声が聞こえて、彼女の首を見ると、目を覚ましている。
「ヴァレンティカ・・・。」
「ありがとう、シルヴィア。やっと、私・・・ジャックに会える。さあ、投げ入れて。」
「ヴァレンティカ・・・私こそありがとう。」
私はヴァレンティカの首を泉の中に、そっと沈めた。
ヴァレンティカの首は、他のドゥラスゴたちと同じように見えなくなっていく。
さようなら・・・ヴァレンティカ。
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