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気にしてくれるの?
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ハンターたちが、祈りの家を去っていった後、ランヴァルトだけがそこに残っていた。
「彼女に何か用があるのか?」
フェレミスがランヴァルトに声をかけると、彼は祈りの家の扉の向こうから、私のトランクを持ってきた。
あ、わざわざ持ってきてくれたんだ。
フェレミスも片眉をあげて、私とランヴァルトを交互に見る。
「え、もしかして、既にお知り合い?」
意味深なフェレミスの質問に、私は正直に言うことにした。
「えぇ、その。さっきそこの宿屋の地下で……」
「ええ!?」
「フェレミス。彼女は、俺が地下室で新種の連中を仕留めていた時に、居合わせただけだ」
ランヴァルトは、不機嫌そうに私のトランクを押し付けてくる。
「ありがとうございます」
「シルヴィア……だよな?」
「はい」
言いながらトランクを受け取ると、ランヴァルトを遮るように、フェレミスが前に出てくる。
「いい名前だよね、シルヴィア。顔もとっても可愛いし、俺は幸運だよ」
彼は笑顔で褒めてくれて、私は顔が赤くなって俯いた。そ、そんなふうに言われたのは、初めて。
「おい、吸血鬼だぞ? 彼女は」
眉をひそめるランヴァルトに対して、フェレミスは肩をすくめる。
「仲間になったら種族は関係ないね。それに俺のパートナーにとやかく言うな。さっさと次のハンティングに行けよ」
「ち、まあ、いい。今日からハンター側になると言うなら、役目を果たしてもらうまで」
ランヴァルトが、私をジロリと睨む。
なんだろ、裏切るなよ、とか、何かあったらお前を盾にするぞ? とかかな。
あ、仲間の居場所を言え、とか? それは、ちょっと言えない……。
頭の中でぐるぐると思考する。
結論は出ないのだけれど。
やがて、私の前にやって来たランヴァルトは、軽く咳払いをした。
「ゴホン! 俺はランヴァルト・ティグ・ウィンスロット」
「はい。私はシルヴィア・ゾーイ・バドンシュタインです。よろしくお願いします」
「あぁ。言っとくが、俺は吸血鬼とは馴れ合わない」
「はい……」
「でも、さっきはやり過ぎた。すまないと思ってる」
……え?
意外……もっときついこと言われるのかと思ってた。怖い人、というわけではないのかも。
「あの、大丈夫です。私は吸血鬼なので傷口はすぐ塞がりますから」
私が少し襟を開いて見せると、ランヴァルトは頷いて両腕を組んで考え込んだ。
なんだろう、他にまだ何か?
そうだ、私も聞こうかな。
「あの、失礼ですが、あなたは……人狼なんですか? 瞳が金色に光っていたので……」
私の質問に、ランヴァルトは『あぁ。』と納得したような顔をする。
「母親が、俺の妊娠中に人狼に襲われたんだ。人狼の牙にも相手を人狼に変える力がある」
「はい」
「運良く、母親はダグラス神官様によって助けられて、人狼化抑制の薬を打ったらしいが、赤ん坊の俺の心臓は、人狼化してしまった。瞳の色が時々変わるのはそのせいだ」
そうなんだ。壮絶な過去があるのね。
話を聞いていたダグラス神官様は、ランヴァルトの隣にやってきて、彼の顔を覗き込む。
「驚異的な身体能力の源泉ではあるが、やり過ぎれば体が負荷に耐えられず、死んでしまうぞ。気をつけて」
「いいんですよ。姉の仇さえ取れれば、その先なんて」
「また、お前はそういうことを!」
ランヴァルトの言い方に、ダグラス神官様が眉を顰める。
お姉さんの仇? 複雑な事情があるのかしら。
ふと、横を見ると、フェレミスが面白そうに私たちを見ていた。
「ふふ、終わりか? じゃ、行こうかシルヴィア。俺のアジトに案内するよ。俺はダンピールだから、吸血鬼の体のことも理解できる。食事は定期的に俺の血を抜くから、それで足りるはずだよ」
フェレミスはそう言いながら、さりげなく私の腰に手を回してくる。
え……と、これは。
戸惑う私に気づいたランヴァルトが、サッとフェレミスの手を払って、彼を自分の方に向かせてきた。
「おっと?」
「フェレミス。あのな」
「なんだよ、お前は吸血鬼嫌いだろ。それとも? 気になるのか?」
「馬鹿! 情報を教えたいだけだ。シルヴィアは牙が奥にあって、他人の血が飲めない。アレルギーがあるそうだ。あと、彼女の口の中以外は血を流させるな。彼女の血の色は透明で見えにくいが、甘美な果実のような香りがする」
「血が飲めない……つまり、『身喰いの吸血鬼』か」
「そうなる」
急に、ペラペラとランヴァルトが説明し始めた。
な、なぜあなたが言うの?
私は思わず、瞬きして彼を見た。
それに私の血は透明? 果実のような香?
自分の歯茎を噛んだ時は、いつも鉄臭い血液の匂いがするのに。
思わず、上着の襟元を引っ張って確認する。さっき刺された時に、血がつたっていったから、シミがあるはず! 香りだって……。
……ない!
赤いシミがない!!
上着の襟を少し開いて、中を覗きこむようにして匂いを嗅ぐ。
!! 本当だ。甘い果実の香りがする。
「こら! そこの二人! ジロジロ見てないで、こういう時は、後ろを向きなさい!」
ダグラス神官様が、私の様子を見ていたランヴァルトとフェレミスの肩を掴んで後を振り向かせた。
いけないっ、上着を開きすぎたんだ!
私は慌てて元に戻す。
フェレミスは咳払いをして、ランヴァルトの方を見て、話し始めた。
「ゴホン! もういいか? ランヴァルト」
「あ……あぁ」
ランヴァルトの返事は、歯切れが悪い。
フェレミスが私に、振り向いていいか尋ねてきたので、私はいいと応えた。
「じゃ、行こう。シルヴィア」
フェレミスは、今度は肩に手を回してくる。
ちょっと……これは。
肩にとまっているモーガンも、目を細めてその手を見ている。
少し馴れ馴れしすぎない?
「フェレミス、あのな」
ランヴァルトが、今度はフェレミスの肩に手を回して、私から引き離す。
「な・ん・だ・よ!!」
フェレミスも、半分笑いながらランヴァルトを見た。
「彼女は普通の純血どもと違う。どちらかというと、新種の連中やお前みたいなダンピールに近い。棺に眠る必要もないみたいだから、配慮してやれ、それと……」
ランヴァルトは、一生懸命に私のことを言ってくれてる。
フェレミスは、クスクスわらいながら、私とランヴァルトを見た。
「しょうがねぇなぁ。ダグラス神官様、俺とシルヴィアに、ランヴァルトを加えます。これじゃいつまで経っても、ここから動けませんから」
それを聞いて、ダグラス神官様も苦笑いしながら頷いた。
「仕方のない子だ。いいだろう。法王府から書類が来たら知らせるからな。シルヴィア、二人によく話を聞きなさい」
「はい」
私がランヴァルトの方を見ると、彼は不本意そうにフェレミスを見た。
「フェレミス、俺は情報を伝えているだけだ」
「へぇ、じゃ、取り消してもいいぞ。あ、シルヴィア、ベッドは一つしかないから、俺と共有するぞ。大きいから、女性1人くらいなら隣に寝ても問題な……」
「お前な……!」
「おいおい、元神官の名残か? ランヴァルト。吸血鬼と組んだハンターは、監視役も兼ねて同居が基本だが、怪力を持つ吸血鬼をそうそう襲えるわけないだろ」
「そうかよ。どうなっても知らんからな。ディミトリを見つけたら呼んでくれ」
「あ! おい、待てって! ランヴァルト、せめてうちでお茶くらいしようぜ!!」
フェレミスたちは、わあわあ言い合いながら、祈りの家を出ていくので、私もついて行った。
この人たちは、信用していいのかしら。
仲間として行動するのなら、昔の……あの日のことまで話さないといけないかもしれない。
私の牙のこと、それから……もしかしたら、『大きなシルヴィア』のことも……。
「彼女に何か用があるのか?」
フェレミスがランヴァルトに声をかけると、彼は祈りの家の扉の向こうから、私のトランクを持ってきた。
あ、わざわざ持ってきてくれたんだ。
フェレミスも片眉をあげて、私とランヴァルトを交互に見る。
「え、もしかして、既にお知り合い?」
意味深なフェレミスの質問に、私は正直に言うことにした。
「えぇ、その。さっきそこの宿屋の地下で……」
「ええ!?」
「フェレミス。彼女は、俺が地下室で新種の連中を仕留めていた時に、居合わせただけだ」
ランヴァルトは、不機嫌そうに私のトランクを押し付けてくる。
「ありがとうございます」
「シルヴィア……だよな?」
「はい」
言いながらトランクを受け取ると、ランヴァルトを遮るように、フェレミスが前に出てくる。
「いい名前だよね、シルヴィア。顔もとっても可愛いし、俺は幸運だよ」
彼は笑顔で褒めてくれて、私は顔が赤くなって俯いた。そ、そんなふうに言われたのは、初めて。
「おい、吸血鬼だぞ? 彼女は」
眉をひそめるランヴァルトに対して、フェレミスは肩をすくめる。
「仲間になったら種族は関係ないね。それに俺のパートナーにとやかく言うな。さっさと次のハンティングに行けよ」
「ち、まあ、いい。今日からハンター側になると言うなら、役目を果たしてもらうまで」
ランヴァルトが、私をジロリと睨む。
なんだろ、裏切るなよ、とか、何かあったらお前を盾にするぞ? とかかな。
あ、仲間の居場所を言え、とか? それは、ちょっと言えない……。
頭の中でぐるぐると思考する。
結論は出ないのだけれど。
やがて、私の前にやって来たランヴァルトは、軽く咳払いをした。
「ゴホン! 俺はランヴァルト・ティグ・ウィンスロット」
「はい。私はシルヴィア・ゾーイ・バドンシュタインです。よろしくお願いします」
「あぁ。言っとくが、俺は吸血鬼とは馴れ合わない」
「はい……」
「でも、さっきはやり過ぎた。すまないと思ってる」
……え?
意外……もっときついこと言われるのかと思ってた。怖い人、というわけではないのかも。
「あの、大丈夫です。私は吸血鬼なので傷口はすぐ塞がりますから」
私が少し襟を開いて見せると、ランヴァルトは頷いて両腕を組んで考え込んだ。
なんだろう、他にまだ何か?
そうだ、私も聞こうかな。
「あの、失礼ですが、あなたは……人狼なんですか? 瞳が金色に光っていたので……」
私の質問に、ランヴァルトは『あぁ。』と納得したような顔をする。
「母親が、俺の妊娠中に人狼に襲われたんだ。人狼の牙にも相手を人狼に変える力がある」
「はい」
「運良く、母親はダグラス神官様によって助けられて、人狼化抑制の薬を打ったらしいが、赤ん坊の俺の心臓は、人狼化してしまった。瞳の色が時々変わるのはそのせいだ」
そうなんだ。壮絶な過去があるのね。
話を聞いていたダグラス神官様は、ランヴァルトの隣にやってきて、彼の顔を覗き込む。
「驚異的な身体能力の源泉ではあるが、やり過ぎれば体が負荷に耐えられず、死んでしまうぞ。気をつけて」
「いいんですよ。姉の仇さえ取れれば、その先なんて」
「また、お前はそういうことを!」
ランヴァルトの言い方に、ダグラス神官様が眉を顰める。
お姉さんの仇? 複雑な事情があるのかしら。
ふと、横を見ると、フェレミスが面白そうに私たちを見ていた。
「ふふ、終わりか? じゃ、行こうかシルヴィア。俺のアジトに案内するよ。俺はダンピールだから、吸血鬼の体のことも理解できる。食事は定期的に俺の血を抜くから、それで足りるはずだよ」
フェレミスはそう言いながら、さりげなく私の腰に手を回してくる。
え……と、これは。
戸惑う私に気づいたランヴァルトが、サッとフェレミスの手を払って、彼を自分の方に向かせてきた。
「おっと?」
「フェレミス。あのな」
「なんだよ、お前は吸血鬼嫌いだろ。それとも? 気になるのか?」
「馬鹿! 情報を教えたいだけだ。シルヴィアは牙が奥にあって、他人の血が飲めない。アレルギーがあるそうだ。あと、彼女の口の中以外は血を流させるな。彼女の血の色は透明で見えにくいが、甘美な果実のような香りがする」
「血が飲めない……つまり、『身喰いの吸血鬼』か」
「そうなる」
急に、ペラペラとランヴァルトが説明し始めた。
な、なぜあなたが言うの?
私は思わず、瞬きして彼を見た。
それに私の血は透明? 果実のような香?
自分の歯茎を噛んだ時は、いつも鉄臭い血液の匂いがするのに。
思わず、上着の襟元を引っ張って確認する。さっき刺された時に、血がつたっていったから、シミがあるはず! 香りだって……。
……ない!
赤いシミがない!!
上着の襟を少し開いて、中を覗きこむようにして匂いを嗅ぐ。
!! 本当だ。甘い果実の香りがする。
「こら! そこの二人! ジロジロ見てないで、こういう時は、後ろを向きなさい!」
ダグラス神官様が、私の様子を見ていたランヴァルトとフェレミスの肩を掴んで後を振り向かせた。
いけないっ、上着を開きすぎたんだ!
私は慌てて元に戻す。
フェレミスは咳払いをして、ランヴァルトの方を見て、話し始めた。
「ゴホン! もういいか? ランヴァルト」
「あ……あぁ」
ランヴァルトの返事は、歯切れが悪い。
フェレミスが私に、振り向いていいか尋ねてきたので、私はいいと応えた。
「じゃ、行こう。シルヴィア」
フェレミスは、今度は肩に手を回してくる。
ちょっと……これは。
肩にとまっているモーガンも、目を細めてその手を見ている。
少し馴れ馴れしすぎない?
「フェレミス、あのな」
ランヴァルトが、今度はフェレミスの肩に手を回して、私から引き離す。
「な・ん・だ・よ!!」
フェレミスも、半分笑いながらランヴァルトを見た。
「彼女は普通の純血どもと違う。どちらかというと、新種の連中やお前みたいなダンピールに近い。棺に眠る必要もないみたいだから、配慮してやれ、それと……」
ランヴァルトは、一生懸命に私のことを言ってくれてる。
フェレミスは、クスクスわらいながら、私とランヴァルトを見た。
「しょうがねぇなぁ。ダグラス神官様、俺とシルヴィアに、ランヴァルトを加えます。これじゃいつまで経っても、ここから動けませんから」
それを聞いて、ダグラス神官様も苦笑いしながら頷いた。
「仕方のない子だ。いいだろう。法王府から書類が来たら知らせるからな。シルヴィア、二人によく話を聞きなさい」
「はい」
私がランヴァルトの方を見ると、彼は不本意そうにフェレミスを見た。
「フェレミス、俺は情報を伝えているだけだ」
「へぇ、じゃ、取り消してもいいぞ。あ、シルヴィア、ベッドは一つしかないから、俺と共有するぞ。大きいから、女性1人くらいなら隣に寝ても問題な……」
「お前な……!」
「おいおい、元神官の名残か? ランヴァルト。吸血鬼と組んだハンターは、監視役も兼ねて同居が基本だが、怪力を持つ吸血鬼をそうそう襲えるわけないだろ」
「そうかよ。どうなっても知らんからな。ディミトリを見つけたら呼んでくれ」
「あ! おい、待てって! ランヴァルト、せめてうちでお茶くらいしようぜ!!」
フェレミスたちは、わあわあ言い合いながら、祈りの家を出ていくので、私もついて行った。
この人たちは、信用していいのかしら。
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