3 / 91
元神官のハンター・ランヴァルト
しおりを挟む
あれからずっと歩き続けて、麓まで降りてきた時には、夜がうっすら明け始めていた。
日の出が近いわ……。
純血の吸血鬼たちは、もうすぐ棺に入って眠る時間ね。でも、私は元は人間だから、昔からその必要がない。
『半端者』……ジャクリーンお養母様のおっしゃる通り、私は中途半端に吸血鬼な元人間。
『ちゃんとした吸血鬼』になれなかった……。
そうなるよう、『フリ』をしていただけ。こんなふうで、人間の世界に溶け込めるかしら。
彼等から見たら、私はまた異質な存在。
それでも、他に行くところないし……。
あ、街の入り口。
運良く、私は街を見つけていた。
よかった。ほっとする。
夜明け前だから、街の通りにはまだ人もいない。この街に『祈りの家』はあるかしら。
法王府直轄の『祈りの家』には、神官がいるはず。そこで『共闘の盟約』の話をして、ヴァンパイアハンターを紹介してもらおう……。
退治されないといいけれど。
私はキョロキョロと辺りを見回しながら、街を歩いていく。
人間の街なんて、本当に久しぶり。
吸血鬼になってからは、お屋敷からほとんど出てなかったもの……。
ガタン!!
扉が開く音がして、派手なドレスを纏った三人の女性たちが、一人の男性と一緒に酒場から出てきた。
男性は酔っているのか、フラフラしている。
「ふふふ、しっかりして、ハニー」
「そうよ、スウィート。ほら、宿屋に行きましょう。私たちが、あなたのために取っておいたお部屋があるの」
「あぁ、早く行きましょう。これ以上我慢できないわぁ」
女性たちは、色っぽい仕草で男性を誘っている。男性の方は顔中に口紅の痕があって、髪はボサボサ。
フラフラしながらも、彼女たちに誘われるまま、ついて行ってる。
朝から、なんて人たち!?
こういう殿方は、私はご遠慮いたします。
そう思ったけれど、彼女たちの口元にきらりと光る牙が見えた。
!? まさか、吸血鬼?
でも、こんな明け方に?
純血は棺に入って眠る時間だし、そう考えると彼女たちは“しもべ”の吸血鬼?
純血の吸血鬼に噛まれた人間も、“しもべ”の吸血鬼になるけど、主人格の吸血鬼が眠りにつくまでは、支配下にあるはず。
でも、彼女たちは命令されて動いてるというよりは、自由意志で行動してるみたい。
おかしいな、この辺りの“しもべ”の吸血鬼たちは、生きた人間は襲わないはずなのに……。
そんなことする吸血鬼は、あのディミトリくらいなもの……でしょ?
不審に思っている私の前で、男性の方がニヤニヤ笑いながら喋りだした。
「いいねぇ。三人まとめて天国にいかせてやるよ」
それを聞いた女性たちは、嬉しそうにお互い顔を見合わせて、彼の手をとって宿屋に引き込んでいった。
あ……! どうしよう。
でも、我がバドンシュタイン家では、無闇に狩りをする“しもべ”は決して許さなかった。
止めないと!
あの人は、このままだと餌食になっちゃう。
吸血鬼の“しもべ”たちは、吸血した人間を骨まで食べてしまうしね。
私はそっと後を追った。
あれ? どこに行ったのかしら。
消えた彼らを探していると、地下室の方からガタガタと音がする。
私は、なるべく急いで地下室の階段を駆け降りた。
扉の向こうからは、卑猥な会話をしている男女の声が聞こえてくる。
「ここが俺のために取ってくれた部屋なのぉ? ちょっとカビ臭くなーい?」
「ふふふ、文句言わないで。酒場の飲み比べで負けたんだから、なんでも言うこと聞いてもらうわよ」
「なかなか手強かったわよ? スウィート。さあ、脱がせてあげる……天国に行かせてくれるんでしょ?」
「顔も体も本当にイケメンよね。美味しそう……」
「おっと、そんなに俺が欲しいの?」
男性の方も誘うような声色で、彼女たちに話している。もう、何考えてるの!?
あなたは、彼女たちの朝食に選ばれたのよ!?
「ええ、とても欲しいわ。私は上から」
「あら、じゃ、私はお腹から」
「うふふ、では私は足からもらうわ」
彼女たちの殺気が、部屋の中に満ちるのが伝わってくる。
私は慌てて部屋の中に飛び込んだ。
「ダメよ! 危ないわ!! 逃げて!! 」
暗い地下室の部屋の中で、三人の女性たちが、押し倒した一人の男性の体中に咬み付いている光景が見える。
遅かった!?
私がそう思った時だった。
「ギャァァァ!! 」
三人の女性たちが、口元を焦がしながら叫び声を上げて、のたうち回るのが見えた。
「え……?」
驚いている私の目の前で、男性が起き上がる。
はだけた衣服の下には、銀製の鎖帷子を装備していた。
銀製のものは、吸血鬼と相性が悪い。肌を焦がしてただれさせるもの。
か、彼は一体何者?
「あれ? お姉さんたち、もういいの? もっと俺の体を味わって欲しかったなあ」
そんな軽口を叩きながら、彼は皮袋から銀製の杭を取り出す。
三人の女性たちは、焼けただれた口元から煙を上げながら、男性を睨みつけた。
「貴様ぁ! ヴァンパイアハンターだな!?」
「騙しやがって! ズタズタにしてやる!!」
「逃すんじゃないよ!」
彼女たちは、素早く彼を取り囲んで今にも襲いかかりそう。
でも、ヴァンパイアハンターなんだ! 彼。
助けるべき? ……いらないかしら。
彼は不敵に笑って、油断なく構えた。
「こんな時間から『狩り』をするなんてな。お前ら、噂の『新種』たちなんだろ?」
そう話す彼の片目が、金色に光りだす。金眼……!? 狼の瞳……人狼……なの?
ヴァンパイアハンターの男性は、次々と襲いかかってくる女性たちをいなしながら、三人のうちの一人の胸に、銀製の杭を打ち込む。
「うわぁぁー!!」
倒れた女性の断末魔の叫び声が響き渡るけれど、いつまでたっても、傷口から煙が上がるばかりで消滅しない。
嘘! 急所を刺されてるのに!!
他の2人は笑いながら、彼を追い詰めようと距離を詰めてきた。
「うふふふ、私たちに銀の杭は致命傷にはならない」
「銀の弾も同じよ。ダメージは与えても、倒すことはできない。太陽の光でさえ、真上でなければ、死にはしない」
彼はそれを聞いて、軽く目を伏せた。
「……どおりでな。ハンター仲間が逆に仕留められていると、噂で聞いている。新種『日の下を恐れぬ者ども』が増えてきた、と。でも、さ?」
彼は壁を背にして、剣を抜いた。
刀身には、法王府の紋章が彫り込まれている。
え……神職の人? この人は神官なの?
吸血鬼の女性たちも、その剣を見て思わず後ろに下がった。
間をおかずに、さっと何かの液体がバシャ!と、彼女たちめがけて振り撒かれる。
「ギャァァァ!! せ、聖水!? おま……お前ハンターじゃないのか? 祓魔士……エクソシストか!?」
「元、な……。偉大なる地母神チーダ、大いなる天空の神ラーソ。神々の御名において、精霊の祝福を拒む者たちに、その慈悲をおかけください。魔の誘惑に落ちた魂に救済を!」
「うわぁぁぁぁ!!」
「やめろ! やめろぉ!!」
彼があげる祝詞に、彼女たちは耳を塞いでしゃがみこむ。
私も背中がぞわぞわするけど、彼女たちみたいにはならない。
「食らった魂の数だけ、祝詞はお前たちを苦しめる。新種であろうと、神の御技から逃れることはできない!!」
彼はそう言って、2人の女性の首を刎ねた。
あ、という間に彼女たちの体は灰になって崩れ去る。
その瞬間、キラリと光る牙が二人の口から落ちてきた。
? 牙だけ消滅しないなんて……?
それよりも、彼……。
強い。
思わず彼の剣技に見惚れてしまう。
彼が落ちた牙を拾い集めて、皮袋にしまい始めた時、胸に銀の杭が刺さったままの女性が、彼の後ろに忍び寄るのが見えた。
危ない!!
私はそばにあった置物を掴むと、彼女の背中をめがけてバチン! と投げつける。
「うぐ!! 誰だ!?」
彼女の声に振り向いた彼が、素早く首を刎ねた。やっぱり牙だけが、灰の山の中に残る。
ほ……よかった。
胸を撫で下ろす私の前に、落ちた牙をしまったさっきの男性がやってくる。
お礼を言われるのかしら?
そう思っていたら、いきなり肩を掴まれて、近くのソファに押し倒されると、顔の横に剣をブスッと突き刺された。
「よぉ、スウィートハート。あんたも吸血鬼だろ?」
男性は、片目を金色に光らせたまま、有無を言わせぬ雰囲気で見つめてきた。
日の出が近いわ……。
純血の吸血鬼たちは、もうすぐ棺に入って眠る時間ね。でも、私は元は人間だから、昔からその必要がない。
『半端者』……ジャクリーンお養母様のおっしゃる通り、私は中途半端に吸血鬼な元人間。
『ちゃんとした吸血鬼』になれなかった……。
そうなるよう、『フリ』をしていただけ。こんなふうで、人間の世界に溶け込めるかしら。
彼等から見たら、私はまた異質な存在。
それでも、他に行くところないし……。
あ、街の入り口。
運良く、私は街を見つけていた。
よかった。ほっとする。
夜明け前だから、街の通りにはまだ人もいない。この街に『祈りの家』はあるかしら。
法王府直轄の『祈りの家』には、神官がいるはず。そこで『共闘の盟約』の話をして、ヴァンパイアハンターを紹介してもらおう……。
退治されないといいけれど。
私はキョロキョロと辺りを見回しながら、街を歩いていく。
人間の街なんて、本当に久しぶり。
吸血鬼になってからは、お屋敷からほとんど出てなかったもの……。
ガタン!!
扉が開く音がして、派手なドレスを纏った三人の女性たちが、一人の男性と一緒に酒場から出てきた。
男性は酔っているのか、フラフラしている。
「ふふふ、しっかりして、ハニー」
「そうよ、スウィート。ほら、宿屋に行きましょう。私たちが、あなたのために取っておいたお部屋があるの」
「あぁ、早く行きましょう。これ以上我慢できないわぁ」
女性たちは、色っぽい仕草で男性を誘っている。男性の方は顔中に口紅の痕があって、髪はボサボサ。
フラフラしながらも、彼女たちに誘われるまま、ついて行ってる。
朝から、なんて人たち!?
こういう殿方は、私はご遠慮いたします。
そう思ったけれど、彼女たちの口元にきらりと光る牙が見えた。
!? まさか、吸血鬼?
でも、こんな明け方に?
純血は棺に入って眠る時間だし、そう考えると彼女たちは“しもべ”の吸血鬼?
純血の吸血鬼に噛まれた人間も、“しもべ”の吸血鬼になるけど、主人格の吸血鬼が眠りにつくまでは、支配下にあるはず。
でも、彼女たちは命令されて動いてるというよりは、自由意志で行動してるみたい。
おかしいな、この辺りの“しもべ”の吸血鬼たちは、生きた人間は襲わないはずなのに……。
そんなことする吸血鬼は、あのディミトリくらいなもの……でしょ?
不審に思っている私の前で、男性の方がニヤニヤ笑いながら喋りだした。
「いいねぇ。三人まとめて天国にいかせてやるよ」
それを聞いた女性たちは、嬉しそうにお互い顔を見合わせて、彼の手をとって宿屋に引き込んでいった。
あ……! どうしよう。
でも、我がバドンシュタイン家では、無闇に狩りをする“しもべ”は決して許さなかった。
止めないと!
あの人は、このままだと餌食になっちゃう。
吸血鬼の“しもべ”たちは、吸血した人間を骨まで食べてしまうしね。
私はそっと後を追った。
あれ? どこに行ったのかしら。
消えた彼らを探していると、地下室の方からガタガタと音がする。
私は、なるべく急いで地下室の階段を駆け降りた。
扉の向こうからは、卑猥な会話をしている男女の声が聞こえてくる。
「ここが俺のために取ってくれた部屋なのぉ? ちょっとカビ臭くなーい?」
「ふふふ、文句言わないで。酒場の飲み比べで負けたんだから、なんでも言うこと聞いてもらうわよ」
「なかなか手強かったわよ? スウィート。さあ、脱がせてあげる……天国に行かせてくれるんでしょ?」
「顔も体も本当にイケメンよね。美味しそう……」
「おっと、そんなに俺が欲しいの?」
男性の方も誘うような声色で、彼女たちに話している。もう、何考えてるの!?
あなたは、彼女たちの朝食に選ばれたのよ!?
「ええ、とても欲しいわ。私は上から」
「あら、じゃ、私はお腹から」
「うふふ、では私は足からもらうわ」
彼女たちの殺気が、部屋の中に満ちるのが伝わってくる。
私は慌てて部屋の中に飛び込んだ。
「ダメよ! 危ないわ!! 逃げて!! 」
暗い地下室の部屋の中で、三人の女性たちが、押し倒した一人の男性の体中に咬み付いている光景が見える。
遅かった!?
私がそう思った時だった。
「ギャァァァ!! 」
三人の女性たちが、口元を焦がしながら叫び声を上げて、のたうち回るのが見えた。
「え……?」
驚いている私の目の前で、男性が起き上がる。
はだけた衣服の下には、銀製の鎖帷子を装備していた。
銀製のものは、吸血鬼と相性が悪い。肌を焦がしてただれさせるもの。
か、彼は一体何者?
「あれ? お姉さんたち、もういいの? もっと俺の体を味わって欲しかったなあ」
そんな軽口を叩きながら、彼は皮袋から銀製の杭を取り出す。
三人の女性たちは、焼けただれた口元から煙を上げながら、男性を睨みつけた。
「貴様ぁ! ヴァンパイアハンターだな!?」
「騙しやがって! ズタズタにしてやる!!」
「逃すんじゃないよ!」
彼女たちは、素早く彼を取り囲んで今にも襲いかかりそう。
でも、ヴァンパイアハンターなんだ! 彼。
助けるべき? ……いらないかしら。
彼は不敵に笑って、油断なく構えた。
「こんな時間から『狩り』をするなんてな。お前ら、噂の『新種』たちなんだろ?」
そう話す彼の片目が、金色に光りだす。金眼……!? 狼の瞳……人狼……なの?
ヴァンパイアハンターの男性は、次々と襲いかかってくる女性たちをいなしながら、三人のうちの一人の胸に、銀製の杭を打ち込む。
「うわぁぁー!!」
倒れた女性の断末魔の叫び声が響き渡るけれど、いつまでたっても、傷口から煙が上がるばかりで消滅しない。
嘘! 急所を刺されてるのに!!
他の2人は笑いながら、彼を追い詰めようと距離を詰めてきた。
「うふふふ、私たちに銀の杭は致命傷にはならない」
「銀の弾も同じよ。ダメージは与えても、倒すことはできない。太陽の光でさえ、真上でなければ、死にはしない」
彼はそれを聞いて、軽く目を伏せた。
「……どおりでな。ハンター仲間が逆に仕留められていると、噂で聞いている。新種『日の下を恐れぬ者ども』が増えてきた、と。でも、さ?」
彼は壁を背にして、剣を抜いた。
刀身には、法王府の紋章が彫り込まれている。
え……神職の人? この人は神官なの?
吸血鬼の女性たちも、その剣を見て思わず後ろに下がった。
間をおかずに、さっと何かの液体がバシャ!と、彼女たちめがけて振り撒かれる。
「ギャァァァ!! せ、聖水!? おま……お前ハンターじゃないのか? 祓魔士……エクソシストか!?」
「元、な……。偉大なる地母神チーダ、大いなる天空の神ラーソ。神々の御名において、精霊の祝福を拒む者たちに、その慈悲をおかけください。魔の誘惑に落ちた魂に救済を!」
「うわぁぁぁぁ!!」
「やめろ! やめろぉ!!」
彼があげる祝詞に、彼女たちは耳を塞いでしゃがみこむ。
私も背中がぞわぞわするけど、彼女たちみたいにはならない。
「食らった魂の数だけ、祝詞はお前たちを苦しめる。新種であろうと、神の御技から逃れることはできない!!」
彼はそう言って、2人の女性の首を刎ねた。
あ、という間に彼女たちの体は灰になって崩れ去る。
その瞬間、キラリと光る牙が二人の口から落ちてきた。
? 牙だけ消滅しないなんて……?
それよりも、彼……。
強い。
思わず彼の剣技に見惚れてしまう。
彼が落ちた牙を拾い集めて、皮袋にしまい始めた時、胸に銀の杭が刺さったままの女性が、彼の後ろに忍び寄るのが見えた。
危ない!!
私はそばにあった置物を掴むと、彼女の背中をめがけてバチン! と投げつける。
「うぐ!! 誰だ!?」
彼女の声に振り向いた彼が、素早く首を刎ねた。やっぱり牙だけが、灰の山の中に残る。
ほ……よかった。
胸を撫で下ろす私の前に、落ちた牙をしまったさっきの男性がやってくる。
お礼を言われるのかしら?
そう思っていたら、いきなり肩を掴まれて、近くのソファに押し倒されると、顔の横に剣をブスッと突き刺された。
「よぉ、スウィートハート。あんたも吸血鬼だろ?」
男性は、片目を金色に光らせたまま、有無を言わせぬ雰囲気で見つめてきた。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
隣の席の女の子がエッチだったのでおっぱい揉んでみたら発情されました
ねんごろ
恋愛
隣の女の子がエッチすぎて、思わず授業中に胸を揉んでしまったら……
という、とんでもないお話を書きました。
ぜひ読んでください。
13歳女子は男友達のためヌードモデルになる
矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる