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プロローグ
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この世は、三柱の神々がお造りになられた。
混沌、秩序、無の神々は、原初の精霊を生み出して、原初の精霊は、時の精霊を。
原初と時の精霊は、光と闇の古代精霊を。
光と闇の古代精霊は、火、水、土、風、木、金の六大精霊を生み出した。
六大精霊はそれぞれの眷属を生み出していき、やがて精霊たちの力は天地を創造し、三つの次元と、そこに住む生物を生み出した。
神々の力は精霊たちを通して、世界の隅々まで行き渡り、そこで暮らす生物たちはその力を使い増え続け、やがてその力を神の元に戻す『循環』が世界の摂理となった。
そんな世界が何万年と続き、人間界では神々の存在は、お伽噺のように語られるようになった近年・・・。
一体の異形の怪物が、至高の力を求めて精霊の世界、精霊界へと侵入した。
怪物は、精霊界の奥へと突き進み、ある一体の精霊に狙いを定める。
危機を感じたその精霊は、自分の運命をある存在に託すために己の核を弾き出し、怪物を完全に停止させた。
それから18年・・・。
物語はここから始まる。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
読んでくださってありがとうございました。
お気に召したら、お気に入り登録してくださるとうれしいです♫ とても励みになります。
※この物語はフィクションです。表現や人物、団体、学説などは作者の創作によるものです。
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