めぐる鍵、守護するきみ-鍵を守護する者-

世界は鍵によって均衡を保っていた。
その鍵を所有する者、守る者、狙う者。
それぞれが交錯するとき、歯車は動き出す。

都内郊外に暮らす中学3年生の月代美都(つきしろ みと)。彼女はただ、普通の少女だった。あの日、ピアノの音に導かれるまでは。

これは一人の少女が宿命に立ち向かうお話。
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