転生して性奴隷♂魔王の息子と暴れてきます(仮)

田中 乃那加

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13.異種族からの侵略 (※R18)

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 連れていかれたのは、まず馬小屋だった。
 ……とはいっても。

「やけに広いなぁ」

 平民の小屋、何軒分あるだろう?
 
「魔王様は無類の馬好きでね、色んなタイプのがいるよ……ちょっと待ってて」

 ケルタはそう言うと、小走りで馬小屋に駆けて行く。
 そして、何やら馬丁ばちょう(馬の世話をする者)らしき者達と話をしている。
 それを見るともなしに、ぼんやり見ていた。

 ―――次の瞬間。
 サッと、上から影が落ちる。
 振り返る前に、降ってきた声。

「……こんにちは、お嬢さん」

 言葉の主は逞しい半裸の男だ。
 精悍な顔に、髭をたくわえている。
 
「えっ、あ、あのぉ」

 思わず『お嬢さん』の訂正を忘れた。
 何故なら、その男の姿に目が釘付けだったから。

 ……ケンタウロス!?

 人間の上半身に、馬の胴体と足。
 半身半獣の中では広く知られた存在だ。

 とは言っても、僕は初めて見たが。

「驚いた顔も素敵だ。どうだい、これから私に乗って散歩と洒落込まないか。大丈夫、これでもなかなか乗り心地は良いんだ」
「ええっ? 」

 初めて見る、半獣。
 動揺しない方がどうかしている。
 
 しかし困惑している間に、彼(で良いよな?)は長く逞しい腕を僕の腰に回して引き寄せてくる。
 そして、耳元でそっと囁いた。

「とても景色の良い場所を知ってるんだ……ねぇ、良いだろう? あぁ君って、とても良い香りがするね。頬にキスしても?」
「いやいやいやっ、ダメに決まって……」

 ……口ひげの男にキスされる趣味はないぞ!
 今更慌てて引き離そうとするが、ビクともしない。
 吐息が、耳朶に触れて身動ぎする。

初心うぶなんだな。君みたいな娘、ケルタには勿体ない」
「……ちょっとアシヌスっ!」

 声を荒らげて、ケルタが僕と彼に割って入った。
 
「なんだ、もう戻って来たのか」
オレの客人だよ!?」
「彼?」

 そこで初めて、僕が『お嬢さん』ではないと気が付いたらしい。
 肩を竦め、笑った。

「おやおや! 私としたことが」
「また、奥さんに叱られるよ?」
「ケルタが内密にしてくれれば良いだけさ」
「大人しくしてな。……この前みたいに、尻を蹴られたくなかったらね」
「おぉ、怖い怖い」

 おどけた様子で、首を傾げる。
 ……どうやらこのケンタウロス、根っからの女好き。
 その上、妻がいるらしい。
 
 うーん。なんかシンパシー感じるなぁ。

「行こ、ルベル!」
「あ、うん」
 
 言っても無駄だと思ったのか、ケルタが僕の手を引く。

 ―――通り際に、アシヌスは再び耳元に唇を寄せて言う。

「男の子でも、私は大歓迎だ」

 一瞬で立った鳥肌を摩りつつ、身震いする。
 ……一発ぶん殴っとけば、良かった。



■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫

「まさか魔界の奴らって、スタンダードにホモ設定ついるワケじゃないよな?」

 苛立ちとウンザリ感で、そんな愚痴も出るのは仕方ないだろ。

「ははっ、ルベルが特別なんだよ」

 一方ケルタは、何が楽しいのか。
 満面の笑みだ。

「人間がそんなに珍しいかぁ?」

 ため息、つくしかない。
 この10数分で、何度ナンパされたか。

 ……しかも全部、男! 雄! 
 オーガやらゴブリンやら。
 猫の妖精ケット・シーにまで、声掛けられた。

 長靴をはいた猫、と言えば分かりやすいだろうか。
 二本足で、キチンと服を着込んだ猫。
 可愛い外見に騙されて近付と、ベロリと首筋を舐められて悲鳴を上げた。

「それだけルベルが、魅力的って事でしょ」
「褒められた気がしない」
「あはははっ、褒めてるんだってば」

 あからさまな求愛行動取る奴もいて、寒気がする。
 なんだか、うっかりすると食われそう……両方の意味で。

「オレが守ってあげるからね?」
「君も、僕を女扱いかよ……ガキのくせに」
「好きな子を守りたいのは、当たり前でしょ」

 ……コイツもエトと同じこと言ってら。
 本当にバカだな、二人とも。
 でも僕は諦めずに、断固拒否だ。後ろの貞操は守り抜くぞ!

「でもまぁ。ルベルって、一角獣ユニコーンにも気にいられるんだねぇ」
「これか? 」

 ―――僕達は今、馬に乗っている。
 馬小屋に居たのは人間界にいる、普通の馬やロバ。あと魔界ならではの生き物もいた。

 額に角のある馬。
 一角獣ってのは名前と、そのビジュアル位は知識があったが。
 いるんだな、ほんとに。

 恐る恐る撫でてみると、ブルル……と甘えるように鳴く。

「こいつ、本来無類の処女好きなんだよね」
「しょ、処女?」
「そ。処女でしょ」
「女じゃないし」
「お尻に× × × を× × × × × で……」
「突然、放送禁止用語を羅列すんなッ! 歩く卑猥辞典かッ!」
「あはは、ツッコミが変だよぉ」
「うっさい、自覚しとるわッ」

 動揺してんだよ、言わせんな。くそっ。
 ともあれ。

「まったく……魔獣ですら、僕を女扱いか!」

 魔界ってなんなんだ!?
 揃いも揃って、ホモばっかりか。
 くそっ。安易な設定の、薄い本かっつーの。

「カッコイイなぁ」
「へ?」

 ケルタが眩しそうに言う。
 もしや僕のことをカッコイイ、と?
 ……期待を込めて、振り向く。

「乙女を乗せてる一角獣って、なんか神話的だよねぇ」
「そっちかよ」

 むくれた僕を、笑い飛ばす少年。
 彼を横目で睨んだ途端、一角獣がいなないて身体を揺する。

「ぅわっ!?」

 振り落とされそうで、必死でその白い馬体にしがみついた。
 
「ははっ、嫉妬されちゃったねぇ」
「嫉妬? 馬が?」

 すると、また嘶く。

「『馬じゃない、一角獣だ』ってさ」
「あぁそうか……ごめんな?」

 これでも、動物は嫌いじゃない。
 優しく撫でると、また甘えた声を出す。

「へぇ! 一角獣がここまで懐くなんて」
「珍しいのか?」

 ケルタが肩を竦めて答えた。

「一角獣は、こう見えて獰猛でね。気に入らないと、蹴られるよ。よっぽど気に入られたんだなぁ……いいなぁ!」
「ふふん、羨ましいのか」
「そりゃあね……いいなぁ。オレは
「そっちかよッ!」

 二度目のツッコミ。
 もうやだ、このショタ……。

 ―――正直、森の中を馬で散歩しよう。と言われた時は少し不安だった。
 ……でもまぁ、慣れると楽しいものだな。

 鬱蒼と茂る感じじゃなくて、木々の隙間から光が入る。
 幻想的とも言える、景色。

「もうすぐ湖畔に出るよ。すごく綺麗だから」
「へぇ」

 気晴らしには丁度良いかもしれない。
 幸い、一角獣の乗り心地も良いし。

「……ちょっと、待って」
「え?」

 唐突に、ケルタが馬を止めた。
 そしてじっと、森の奥を見つめ始める。

「オレ、ちょっと見てくる!」
「お、おいケルタ!?」
「そこで待ってて、すぐ戻るから!」

 そう言い残すと。
 馬を伴って、行ってしまった。
 向こうに洞窟があるから、恐らく何か取りに行ったのかもしれない。
 
 ……不可解だが、待っていなきゃいけないだろう。

「ったく。理由くらい言って行けよな」

 僕は文句言いながらも、一角獣から降りる。
 甘え声と擦り寄ってくる、人懐こい魔獣に心癒された。
 近くの倒木に座り、改めてこの美しい白馬を眺める。

「お前は綺麗だな」

 話し掛ければ、言葉が分かるのか鼻を鳴らす。
 ぐいぐい。と鼻面を身体に押し当ててきて、こちらまで倒れそうだ。

「おいおい、何すんだよ」

 ……大きな動物は、甘えられるのも力仕事だな。
 なんて、呑気していると。

「ブルルルッ」
「ちょ、おいっ!?」

 いよいよ押し倒されそう……いや、遅かった―――。

「っあ゙!?」

 地面に、うつ伏せで倒れ込む。
 その上からズシリと掛けられた体重。

「お、おも゙ぃ……っ」

 必死で首を傾ければ、白馬が僕の背中を前足で踏みつけている。
 完全に押さえつけられた。

「や゙っめ」

 ……ゔぅ、内蔵出そう。やばい、死ぬ゙。

 女性達に刺殺される最期もアレだけど、馬に踏みつけられて死ぬのも嫌だ。
 力を振り絞るように、足掻く。

「ひぁッ!?」

 スンスンと首筋に鼻息を感じた瞬間。
 布が裂ける音。
 空気に触れた肌。
 まさか……まさか……。

「ちょ、何して、うぁぁぁっ!!」

 額に生えた鋭利な角。
 それと歯を器用に使って、魔獣はこともあろうに服を剥ぎだした。

 当然、湧き上がる恐怖と混乱で暴れ回る。

「やめろ、やだッ……い゙ぃッ!」

 すると抵抗するな、とばかりに軽く首筋を噛まれた。
 しかし僕の抵抗力を削ぐには、効果的だったようで。

「うぅっ、や、やめ……っ、い、痛いぃぃ」

 情けないけど、ガチガチと歯を合わせながら震えるしかない。
 大人しくなった僕を、一角獣は慰めるように舐めた。
 ……耳を。

「ひゃ、ぅっ、ら、めっ……そ、それぇ」

 自分の口から、とんでもない声が出る。
 まるでエロゲみたいな。舌っ足らずで、頭の悪い声。
 
 ……き、気色悪ぃ。ほんとに僕かよ。
 そう思ってても、止められないしゾクゾクと悪寒が背中を駆け昇る。

「ブルルルッ」

 上機嫌に鳴いた魔獣。
 そして、僕の尻にが当たった。

「ゔぅっ、ぁ、ま、まさか……えっ? う、嘘だよな!? なぁ!? やめろッ、離せぇぇぇっ!!」

 ゴリゴリと当たる、硬いアレ。
 位置的に、硬度的に、なんかもう色々と怖い予想しか出来ない。

「ど、どうどうッ、落ち着けって。ひぃ、つ、突っ込むなぁぁぁ、いや゙あ゙ぁ゙ぁぁぁッ!」

 尻を振って、何とかその凶器がぶっ刺さるのを回避するが。

 ……何故か、ヌルヌルしてる? 
 嘘だろっ!一角獣も先走り出すの!?
 
 それが、さながらローションみたく滑りを良くしているらしい、ってそんな知識要らんッ!

「だめだめだめぇぇぇ! 裂けるぅっ」

 出血多量必死だ。
 死因が『一角獣により圧死』から『馬並みのイチモツ突っ込まれて出血死』に変更になってしまう!!

「あぁあ゙ぁーッ!」

 遂に後ろ足で、がっしり固定される。
 ……ダメだ、入っちまう! 到底入らない大きさのハズなのに、押し込まれる気がするぅぅぅッ。

 絶叫し、既に訪れつつある苦痛を逃がそうと首を振った―――。

「ぎゃぁ゙!」
「ぐぇ゙ッ」

 人間のような悲鳴。
 途端、鉛のような重さが掛かってカエルのような呻き声を上げる。

「っ、な、なん、だ……!?」

 どうやら一角獣が、僕の上で気絶したらしい。
 あの人間じみた悲鳴は、コイツだったのか。
 ……なんとか必死で、その身体から這い出す。

「あぁ、くそっ」

 服がもはや服じゃない。
 布が、身体に纏わりついてる状態。特に下半身なんて、派手に破られたらしい。

「まさか、一角獣に襲われるとは……」

 処女好きなんじゃあないのかよ。
 欲求不満だったんだろうか……それにしても。

「え、えらい目に遭った」

 改めて、まじまじと眺める。
 何をって? そりゃまぁ、馬のナニを。
 興味あるじゃん、同じ雄としては。

 ……うん、死ぬな。これ死ぬわ。

 30センチはあるだろうか。
 こんなん尻に突き立てられたら……うげぇ、想像しただけで震える。

「どうしよう、これ」

 帰ろうにも、こんな姿で歩いてたら危険な気がする。色々と。
 それに、ここは森の中だ。

「ケルタ、早く帰って来いよ……」

 独りごちる位には、不安だった。
 
 僕は服だった布を掻き集めて、その場にしゃがみこむ。

「っ!?」

 ―――今、何かが僕に触れた。
 慌てて振り向くも、誰もいない。

「き、気のせ……ヒッ!」

 べちゃ、と粘着質な水音。
 同時に生暖かい『何か』が全身を覆った。

「ぃ゙っ、な、なんだッ、これ、ひぃぃっ、き、気持ち、悪いっ……」

 ヌルヌルしてる。
 透明な、液状……これは。

「す、スライム!?」

 この世界でも1番ポピュラーな魔物。 
 何故なら、比較的どの地域でも生存しているからだ。
 
「でもっ、こんな色は……っんぁ!?」

 触手のようなモノが、内側から身体をまさぐる。
 ぬちゃぬちゃ、とした音が森に響く。
 
「ぁうぅっ、っはぁ、へ、変なとこぉっ……」

 上半身は胸を。
 下半身は下腹当たりを、撫でていく。

「んぁっ、や、め……な、なんで」

 乳首を執拗に弄りだす触手を、引き離そうと苦心する。
 何故がゾクゾクして、女みたいな声が止まらない。

「あっ」

 邪魔するな、とばかりに両手両足に無数の触手が絡みつく。
 全てを晒すような格好で、地面に転がされた。

「は、離せよぉぉっ……んぉっ!? うっ、ああッ」

 ぬるり、と入り込んできたスライム。
 その先は。

「んぁあ……っ、またっ、そこぉぉッ!?」

 まるで陰茎を握りしめるように絡み、上下に擦ってくる。
 性急なその快楽に、そんな場合でないのに腰を揺らして感じてしまう。

「やめっ、許し、てッ……うぁぁっ……!」

 助けて、と手を伸ばそうにも。
 捕らえるような動きで侵食される。

「く、くそぉ、っ、なんでっ、んァ、こんなっ、めにぃぃ!」

 ……ま、負けるものか。
 ここで女みたいな、声上げて、イったら負けだ。
 
 ギリギリと奥歯を噛み締めて、必死で耐える。

「っぎ、ぃ、あ゙、ぁぁ゙……っはぁ、っう!?」

 ぬちゃり、とまた新たに分泌液を出して撫で上げられた感触。

 ……や、やばい。ヤられる!

 無理やり押し入られるのと違い、今度は焦らすような動きだ。
 ジリジリと、追い詰めれられた精神。
 今にも、泣き叫んでしまいそうで。

「っうぅ、た、助けてぇっ、やだぁっ、こんなのっ」

 ……怖い怖い怖い。
 今にも折れそうな心が叫ぶ。

 その時。

「ン?」

 ひょい、と目の前に見知らぬ男の顔が覗き込んだ―――。




 
 
 
 
 
 

 



 
 
 
 

 
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