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決戦の悪ふざけ3
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アレンは、横抱きにした頭部――もといニアを覗き込む。
「へ? ……アレン?」
「起きるのが遅いな」
目を白黒させる少年に、口の端を吊り上げて笑ってみせた。
「お、オレ、今、魔王に、やられたんじゃ……」
「残念ながら、ほぼ正解だ――っうわ!?」
慌てて飛び退いた0.3秒後には地面に大穴が空き、シュウシュウと白い煙をあげている。
「魔王っ、また生きてんの!?」
「そ。これまた残念ながら、な」
アレンは充血した白目を剥いた男を横目に、走り出した。
場面はまさに、最終決戦。
本格的に畳み掛けられる攻撃を、紙一重で避けるのはアレックスも同じ。
二人は互いに視線で連携を取りながら、魔王の隙をうかがっていたのだ。
「アレンが、なんでオレを抱きしめてんのさ! いや、嬉しいけどっ、めちゃくちゃ嬉しいけど! なんか好きな子にお姫様抱っこされてる気分……」
「生首のスプラッター状態のくせに、贅沢言うんじゃない」
「とんだ言い方だなぁ。でも、アレンは俺たちに構わないで逃げてよ」
「お、おいっ、暴れんなっ、生首のくせに!」
腕の中から抜け出そうと、暴れだすのを必死で抱え直す。
やれ男の沽券だとか、プライドだとか。そんなことをモゴモゴ口にするニアの頬を、アレンはつねりあげた。
「うるさい、大人しくしろ」
「いだだだっ! ア゙レ゙ンが怒っだぁ゙ぁ゙ぁ……」
「泣くな。情緒不安定か」
四肢もないのに器用に擦り寄ってくる頭を軽く叩く。
そして、やおらに地を蹴った。
「走るぞ」
「えっ、あっ、ええっ!?」
驚く彼を無視して、とりあえずはその場を駆け出す。
――森は深く、鬱蒼と木々が生い茂る。
不思議と鳥や虫の声はしない。まるで植物以外の生き物が、すべて死に絶えてしまったような不気味な静寂の中。
草をかき分ける音、時折踏みつけた木の枝の立てる音などが虚しく響く。
何ともに奇妙な光景であった。
「……君さァ。約束、しただろ」
「やくそく?」
大きく息を吸って吐いて。ようやく立ち止まった彼の言葉に、ニアは目を瞬かせる。
「なんだやっぱり忘れたのか。僕と一緒に生きるって、約束だ。アホガキ」
彼に、共に生きようと言われた。ついぞ同意の言葉を交わすことはなかったが、だからといって否定したわけでもない。
「アレン!」
「おいおい、だから泣くなって。ほんとに僕より年上かよ」
「だっでぇ゙ぇぇ、ひぐっ……」
『泣き顔、汚いなぁ』なんて苦笑いしながらその頬をぬぐってやる。
「アレン~」
「なんだよ」
「キスは、してくんないの?」
「このマセガキ!」
ケロリとした表情で笑ってるニアに、軽くデコピンしながら。こういうのも悪くない、と心の中で呟いた。
「……でもさ。結構、状況ヤバくない?」
「まぁな」
ちなみにこの会話は魔王の攻撃から、身を隠し逃げ回りながら行われている。
だからアレンは現在、森の茂みに身を隠していた。足場の良くないを道を駆け抜けたもので、汗だくで息を乱す。
そんな彼に、ジッと注がれる視線。
「なんだよ」
「いや。エッチだなぁと」
「ハァ? 頭の中の土、かき出して土器でも作ってやろうか」
「罵倒がもう猟奇的なんだけど」
土人形にはなかなかキツいジョークに、言葉ほどショックを受けてない少年は舌を出す。
「アレンはさ。自分の魔性さにもっと危機感持ちなよ」
「持ちたくないし、持たずにいられる人生を送りたかったな」
「またそういう、カワイイことを言うんだから~」
「ほんとこのまま、生首状態にしといてやろうか」
「ひっど~い。はやく身体にくっつけてよ。このままじゃ、アレンと××××すら出来やしない」
「一生そうしてろ」
「えぇぇぇ」
気絶してた方が静かだったな、なんてアレンが思った時。
目の前を影がおおった。反射的に、見上げれば。
『……みぃつけぇたぁぁぁ』
「ヒィィィッ!?」
茂みを音もなく掻き分け、前に立ちはだかった巨体。
アレンは息をのみ、ニアは悲鳴をあげた。
「ファシル!」
『ぼくから、逃げられると思ったのかな。アレン』
相変わらず、真っ黒で底の見えぬ瞳孔は開ききっている。
狂気的な笑みを浮かべ、どの偽りの姿も見る影ない。そして、大きな手を差し伸べた。
『お・い・で』
「ふん、やなこった」
アレンは身をひるがえし、再び走り出す。
「っ、ちょ、アレン!」
「なんだよ……っ、大人しくしてろ」
腕の中で騒ぎだした彼を軽くあしらい、後ろ振り向くことなく懸命に足を動かした。
息があがろうと、苦しかろうと。今はただ、逃げるしかない。真正面からやり合うなんて、無謀極まりないからだ。
「あれが魔王!?」
「最終形態なんだろっ」
僕に聞くな! と怒鳴りつける。
エルフ由来の強力な魔法に、オーガらしい力技。それらはアレン達を確実に追い詰める。
切り札を使うには、逃げてばかりではいけない。
(だとしても)
最初で最後のチャンスが、致命傷になるのは避けたかった。それこそ、笑い話にもならない。
(さっきの攻撃……あとはあの場所で発動させるだけだ)
彼が唯一使える、魔法。それには、ある重要な条件が二つあった。
「いったいどうするつもりなのさ!?」
不安と心配からか、ニアの焦燥を滲ませた声。
あまり足は早くないのか、それとも先回りしているのか。魔王の禍々しい気配が、なりを潜めてたのを確認しつつ。アレンは、すぐ近くの茂みに飛び込んだ。
そして呼吸を整える。
「このままずっと追いかけごっこだけは、ごめんだな」
「だったら――」
「僕だって、ただ闇雲に逃げているワケじゃないさ」
とても行き当たりばったりで不確率だが、彼なりに計算があった。
(ただ、アレックスは無事かってことだが)
上手く囮となってくれるだろうか。
今、こうやって断続的に逃げおおせる事が出来るのもアレックスの援護があるからだ。
互いに引き寄せては突き放し、機会をうかがっている。
しかし先程から、アレンには気になっていた事があった。
「それならいいけど。なんかさ」
どこかまだ表情を曇らせ、キョロキョロと目線をさまよわせた少年が口を開く。
「……静か、過ぎない?」
「ああ」
そこなのだ。先程から恐ろしいほどの静寂が、辺りを浸している。
動物たちがなりをひそめるのは、分かるとして。アレックスの足音すらしないのが、不自然極まりなかった。
(まさか)
最悪の事態が頭をよぎる。
そんなわけない、と自らを叱咤するが。そうとも言いきれないのが現状だ。
なにせ自己治癒力こそ驚異的ではあるが。それも人間という種族の中で、の話である。
おまけに回復魔法も致命傷となり得る、魔法アレルギー。
いくらその拳に女神の加護があったとしても、不利な要素はいくらでもあげることができた。
「アレックス、大丈夫かな」
「……」
きっと彼も同じことを考えていたのだろう。
アレンは思わず、抱きしめる手に力を入れた。
しかしニアは痛いとも言わず、鼻先をそっと彼に擦り寄せる。
(大丈夫だ、きっと)
確かにある温もりに甘えた。
そうでなければ、不安と絶望に押しつぶされてしまいそうだから。
「あの馬鹿がそう簡単に死ぬワケないじゃないか!」
声が震えないように。できるだけ、笑いを含ませて。
努めて明るく返した。
「そ、そうだよね」
「そうに決まってんだろ」
隠れているというのに、声を張り上げる。
「アイツが、あの男が、アレックスが――!」
(僕を置いて死ぬワケが)
『……果たして、そうかなぁぁぁ?』
抑揚の乏しいしゃがれ声と、目の前に赤黒いそれが落ちてきたのは同時だった。
「え?」
「!!!」
赤黒い。そしてぬるりと生温かい、肉。
まだ乾ききらぬ血のこびり付いた、指。
いくつもある、傷。
それは――。
「い゙ぃ!?」
「あっ」
アレックスの手、だ。
切れ味の悪い刃物で強引に切り落としたようなそれが、目の前に。
「あ……ぁ……あぁぁ」
(なにが、なんで、うそだ)
脳が感情が拒絶する。
なぜここに、彼の手が。しかも右手があるのか、と。考えることすら、もう出来ない。
『ア・レ・ン』
愉しげであり、蕩けそうな声がすぐ耳元で囁かれた。
『絶望を、どうぞ』
酸化しつつある血は、死の香りがする。
「へ? ……アレン?」
「起きるのが遅いな」
目を白黒させる少年に、口の端を吊り上げて笑ってみせた。
「お、オレ、今、魔王に、やられたんじゃ……」
「残念ながら、ほぼ正解だ――っうわ!?」
慌てて飛び退いた0.3秒後には地面に大穴が空き、シュウシュウと白い煙をあげている。
「魔王っ、また生きてんの!?」
「そ。これまた残念ながら、な」
アレンは充血した白目を剥いた男を横目に、走り出した。
場面はまさに、最終決戦。
本格的に畳み掛けられる攻撃を、紙一重で避けるのはアレックスも同じ。
二人は互いに視線で連携を取りながら、魔王の隙をうかがっていたのだ。
「アレンが、なんでオレを抱きしめてんのさ! いや、嬉しいけどっ、めちゃくちゃ嬉しいけど! なんか好きな子にお姫様抱っこされてる気分……」
「生首のスプラッター状態のくせに、贅沢言うんじゃない」
「とんだ言い方だなぁ。でも、アレンは俺たちに構わないで逃げてよ」
「お、おいっ、暴れんなっ、生首のくせに!」
腕の中から抜け出そうと、暴れだすのを必死で抱え直す。
やれ男の沽券だとか、プライドだとか。そんなことをモゴモゴ口にするニアの頬を、アレンはつねりあげた。
「うるさい、大人しくしろ」
「いだだだっ! ア゙レ゙ンが怒っだぁ゙ぁ゙ぁ……」
「泣くな。情緒不安定か」
四肢もないのに器用に擦り寄ってくる頭を軽く叩く。
そして、やおらに地を蹴った。
「走るぞ」
「えっ、あっ、ええっ!?」
驚く彼を無視して、とりあえずはその場を駆け出す。
――森は深く、鬱蒼と木々が生い茂る。
不思議と鳥や虫の声はしない。まるで植物以外の生き物が、すべて死に絶えてしまったような不気味な静寂の中。
草をかき分ける音、時折踏みつけた木の枝の立てる音などが虚しく響く。
何ともに奇妙な光景であった。
「……君さァ。約束、しただろ」
「やくそく?」
大きく息を吸って吐いて。ようやく立ち止まった彼の言葉に、ニアは目を瞬かせる。
「なんだやっぱり忘れたのか。僕と一緒に生きるって、約束だ。アホガキ」
彼に、共に生きようと言われた。ついぞ同意の言葉を交わすことはなかったが、だからといって否定したわけでもない。
「アレン!」
「おいおい、だから泣くなって。ほんとに僕より年上かよ」
「だっでぇ゙ぇぇ、ひぐっ……」
『泣き顔、汚いなぁ』なんて苦笑いしながらその頬をぬぐってやる。
「アレン~」
「なんだよ」
「キスは、してくんないの?」
「このマセガキ!」
ケロリとした表情で笑ってるニアに、軽くデコピンしながら。こういうのも悪くない、と心の中で呟いた。
「……でもさ。結構、状況ヤバくない?」
「まぁな」
ちなみにこの会話は魔王の攻撃から、身を隠し逃げ回りながら行われている。
だからアレンは現在、森の茂みに身を隠していた。足場の良くないを道を駆け抜けたもので、汗だくで息を乱す。
そんな彼に、ジッと注がれる視線。
「なんだよ」
「いや。エッチだなぁと」
「ハァ? 頭の中の土、かき出して土器でも作ってやろうか」
「罵倒がもう猟奇的なんだけど」
土人形にはなかなかキツいジョークに、言葉ほどショックを受けてない少年は舌を出す。
「アレンはさ。自分の魔性さにもっと危機感持ちなよ」
「持ちたくないし、持たずにいられる人生を送りたかったな」
「またそういう、カワイイことを言うんだから~」
「ほんとこのまま、生首状態にしといてやろうか」
「ひっど~い。はやく身体にくっつけてよ。このままじゃ、アレンと××××すら出来やしない」
「一生そうしてろ」
「えぇぇぇ」
気絶してた方が静かだったな、なんてアレンが思った時。
目の前を影がおおった。反射的に、見上げれば。
『……みぃつけぇたぁぁぁ』
「ヒィィィッ!?」
茂みを音もなく掻き分け、前に立ちはだかった巨体。
アレンは息をのみ、ニアは悲鳴をあげた。
「ファシル!」
『ぼくから、逃げられると思ったのかな。アレン』
相変わらず、真っ黒で底の見えぬ瞳孔は開ききっている。
狂気的な笑みを浮かべ、どの偽りの姿も見る影ない。そして、大きな手を差し伸べた。
『お・い・で』
「ふん、やなこった」
アレンは身をひるがえし、再び走り出す。
「っ、ちょ、アレン!」
「なんだよ……っ、大人しくしてろ」
腕の中で騒ぎだした彼を軽くあしらい、後ろ振り向くことなく懸命に足を動かした。
息があがろうと、苦しかろうと。今はただ、逃げるしかない。真正面からやり合うなんて、無謀極まりないからだ。
「あれが魔王!?」
「最終形態なんだろっ」
僕に聞くな! と怒鳴りつける。
エルフ由来の強力な魔法に、オーガらしい力技。それらはアレン達を確実に追い詰める。
切り札を使うには、逃げてばかりではいけない。
(だとしても)
最初で最後のチャンスが、致命傷になるのは避けたかった。それこそ、笑い話にもならない。
(さっきの攻撃……あとはあの場所で発動させるだけだ)
彼が唯一使える、魔法。それには、ある重要な条件が二つあった。
「いったいどうするつもりなのさ!?」
不安と心配からか、ニアの焦燥を滲ませた声。
あまり足は早くないのか、それとも先回りしているのか。魔王の禍々しい気配が、なりを潜めてたのを確認しつつ。アレンは、すぐ近くの茂みに飛び込んだ。
そして呼吸を整える。
「このままずっと追いかけごっこだけは、ごめんだな」
「だったら――」
「僕だって、ただ闇雲に逃げているワケじゃないさ」
とても行き当たりばったりで不確率だが、彼なりに計算があった。
(ただ、アレックスは無事かってことだが)
上手く囮となってくれるだろうか。
今、こうやって断続的に逃げおおせる事が出来るのもアレックスの援護があるからだ。
互いに引き寄せては突き放し、機会をうかがっている。
しかし先程から、アレンには気になっていた事があった。
「それならいいけど。なんかさ」
どこかまだ表情を曇らせ、キョロキョロと目線をさまよわせた少年が口を開く。
「……静か、過ぎない?」
「ああ」
そこなのだ。先程から恐ろしいほどの静寂が、辺りを浸している。
動物たちがなりをひそめるのは、分かるとして。アレックスの足音すらしないのが、不自然極まりなかった。
(まさか)
最悪の事態が頭をよぎる。
そんなわけない、と自らを叱咤するが。そうとも言いきれないのが現状だ。
なにせ自己治癒力こそ驚異的ではあるが。それも人間という種族の中で、の話である。
おまけに回復魔法も致命傷となり得る、魔法アレルギー。
いくらその拳に女神の加護があったとしても、不利な要素はいくらでもあげることができた。
「アレックス、大丈夫かな」
「……」
きっと彼も同じことを考えていたのだろう。
アレンは思わず、抱きしめる手に力を入れた。
しかしニアは痛いとも言わず、鼻先をそっと彼に擦り寄せる。
(大丈夫だ、きっと)
確かにある温もりに甘えた。
そうでなければ、不安と絶望に押しつぶされてしまいそうだから。
「あの馬鹿がそう簡単に死ぬワケないじゃないか!」
声が震えないように。できるだけ、笑いを含ませて。
努めて明るく返した。
「そ、そうだよね」
「そうに決まってんだろ」
隠れているというのに、声を張り上げる。
「アイツが、あの男が、アレックスが――!」
(僕を置いて死ぬワケが)
『……果たして、そうかなぁぁぁ?』
抑揚の乏しいしゃがれ声と、目の前に赤黒いそれが落ちてきたのは同時だった。
「え?」
「!!!」
赤黒い。そしてぬるりと生温かい、肉。
まだ乾ききらぬ血のこびり付いた、指。
いくつもある、傷。
それは――。
「い゙ぃ!?」
「あっ」
アレックスの手、だ。
切れ味の悪い刃物で強引に切り落としたようなそれが、目の前に。
「あ……ぁ……あぁぁ」
(なにが、なんで、うそだ)
脳が感情が拒絶する。
なぜここに、彼の手が。しかも右手があるのか、と。考えることすら、もう出来ない。
『ア・レ・ン』
愉しげであり、蕩けそうな声がすぐ耳元で囁かれた。
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