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性職者の罪2
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少年を部屋に連れていく時、アダムは無言になる。
「神父様」
気をつかうようなジェレミーの声に、張りつめていた気を少しだけゆるませた。
「ああ、ごめん」
「神父様は、どうしてぼくを助けてくれるの?」
「それは……」
聖職者だから。それが神に仕える者の使命だから。
それが模範解答なのだろう。しかし。
「私は、そんなに綺麗な人間じゃない」
口から本音がこぼれ落ちた。
「君くらいの時、私も悪魔にとり憑かれた時があって」
アダムは、ある土地の有力者一族の子息であった。
生まれながらになにも不自由しない生活。長子ということもあり、将来とて決まっているようなもので。
「だから悪魔が憑いた私に、両親は国中の高名な神父を悪魔祓いに呼んだ」
しかしだれも祓うことなんて出来なかった。
奇妙なポルターガイストなどの怪奇現象。夜毎、知らぬ言語をわめきたてる我が子に両親は心配して疲弊しただろう。
「そんな中、一人だけ私を救ってくれた人がいてね」
名も知らない。ふらっと現れたその出で立ちは、着古していたが何となく聖職者であることは分かった。
彼は言葉少なく、しかしキッパリと両親に言ったのだ。
『自分が、この少年に憑いた悪魔を祓いましょう』
と。
彼らは訝しみ怪しんだが、藁にもすがる思いで頭を下げた。
法外な値段を吹っかけられても構わない、とまで考えて彼を屋敷に迎えたのだ。
「それでその人は……」
ジェレミーの言葉に、首を横に振る。
「名も名乗らず去っていったよ。とはいっても、私は覚えていないんだけれども」
物心つく前というわけではない。むしろ覚えていても不思議ではないのに、なぜか記憶があやふやなのだ。
悪魔に取り憑かれていた後遺症だと納得しているが、歳を重ねるにつれなんとも言えぬ気分になった。
「でも神父様は、その方の影響で悪魔祓いになったんですね」
「……そういうことになるのかな」
まるで導かれるかのようだったと思う。しかしアダムは微笑み、いつもの部屋に彼を連れていく。
(もうすぐ終わる)
片手で数えるほどだ。
成し遂げれば、この少年を救うことができる。サマエルを倒すことは到底出来ないが、そもそも人間に悪魔を殺したり倒したりする方法なんてない。
なんとかハッタリかまして追い出すのがせいぜいだ。
――部屋の灯りをともす。
「準備を……」
後ろを向き、聖書やら聖水やらをサイドテーブルに並べる。
胸のロザリオは決して手放さないが、すべてはただの飾りに過ぎない。
『こんなもん、俺たちにとっては脅しにもならねぇよ』
なるとしても低級悪魔くらいのものだ、と鼻で笑ったサマエルを思い出す。
だとすれば、人間はどうやって彼らを退ければいいのだろう。
『そもそも俺たちだって、無闇やたらと人間にからんでいるワケじゃねぇ』
情事後の気だるい中。はちみつ色の髪を弄びながら、悪魔は言った。
『同じような匂いを嗅ぎ分けているんだぜ』
そう、匂いと。惹かれ合うモノがあるのだと。
邪悪なモノには邪悪な悪魔が。色欲の気が強ければ淫魔もやってくると。
じゃあこの少年には、なぜこんな強い悪魔が取り憑いたのだろうか。
アダムは腕を組んでベッドに座る少年を盗み見した。
鳶色の瞳。少しくすんでいるが、見事な金髪の少年は充分美しい。
「……」
修道士や神父、あとは牧師に小児性愛者。とくに男児を愛する者が多いと、聞いたことがある。
かくいうアダムも言い寄られたり、軽いイタズラくらいなら経験済みだ。
少しずつ汚されていくような気がして、自らの身体を水で懸命に洗ったこともある。
(でも結局、無駄だった)
もしこのままサマエルを退けても、自分はもう神の元にはいけまい。
地獄の業火に焼かれ、その罪を悔いなければならないのだろう。
(どうしてこんなことになったんだ)
――この少年のせい、か。
ふと心に差し込んできた声は、ぞくりとするほど冷たい。
「神父様?」
「あ……っ、う、うん」
大きな目がこちらを見上げている。
慌てて思考を振り払い、彼の隣に座った。
「い、いつものように目を閉じて」
動揺を悟られないように。
この数週間、バレなかった。今夜もバレることはないだろう。
大きく息を吸った時だ。
「…………今夜も悪魔に抱かれるんだね」
「え」
目の前の少年は、微笑んでいた。それはもう、愛らしい表情で。
(聞き間違いか?)
もしくはそうであって欲しい、という祈りだった。
しかし現実は悲惨なもので。
「悪魔のペニスは、たいそう気持ち良かったでしょう? 神父様、すごくいい声で啼いていたもんね」
「な、な、なん、で」
歯の奥がガチガチとなり始め、上手く喋れない。
知っていた、知られていたなんて。思わず立ち上がろうとするが。
「待ってよ」
「!」
腕を掴まれた。しかも、少年と思えぬものすごい力で。
「いっ、痛……!?」
「神父様のそこ行為は、自己犠牲? それとも――」
少年の目から、光が消えた。
「単なる肉欲かな?」
「!!!」
喉の奥から引きつった悲鳴がほとばしる。
破滅、の二文字がアダムの頭を駆け巡っていた。
※※※
自分の半分も生きていない歳の少年に、裸の尻を向ける。
「やめ……て、くれ」
「神父様は裏切り者だ」
冷酷な言葉が、アダムの心をズタズタにしていく。
「悪魔に身体を許すなんて」
「そ、それはっ、君の、ため、に……」
「そんなことをぼくが望んでいたとでも?」
「っ!? 」
紛れもない事実であった。
自分の身を犠牲にしてでも人を救う、一見美しいことだ。しかし、果たしてそれが本当の『善』であるのか。
結局は、独りよがりの偽善ではないのか。
だとしたら。
(私のしたことは……)
単なる自己満足の。欲を満たすためだけの、浅ましい行為だというのだろうか。
足元が、ガラガラと音を立てて崩れ去るような気分だった。
「ジェレミー、私は、ただ」
泣きが混じった言葉にも、返ってきたのは冷たい笑い声。
「今から。ぼくが貴方を罰してあげる」
「じぇ、ジェレミ……あ゙ぁッ!!!」
パシンッ――という乾いた音。
瞬間、焼け付くような鋭い痛みが尻に走った。
(尻を叩かれ、た?)
悠長に考えるヒマなどない。
「あ゙うっ!? い゙ぃっ、あ゙!」
間髪入れず、二発三発と重なる平手打ち。まるで悪いことをした幼児にするような折檻に、アダムの頭の中は真っ白になる。
「やめっ、ひぎゃっ、うぁ゙っ!!」
なぜか全く抵抗できない。まるで縛りつけられたかのように指一本動かせないのだ。
尻を思い切り突き出した姿で、甘んじて尻叩きを受け入れるしかない屈辱。
それから十数発も、彼の肉体の一部は痛めつけられつづけた。
「……あ゙……ぐ……も、もう……」
(助けて)
誰に助けを求めればいいのだろうか。
しかし胸元のロザリオに祈る気にもならなかった。
「ふふふ。真っ赤になっちゃったねぇ?」
楽しげな少年は、腫れ上がり熱をもった臀部をいたずらに撫でまわす。
それがまたヒリヒリとした痛みを産んで、歯を食いしばった。
「そろそろ痛いのはやめようかな」
「も、もう……」
やめてくれるのか、と口にする前に。
「えいっ」
「ひぎゃぁぁ!?!?」
なんといきなり、乾いたアヌスに指をねじ込まれたのだ。
いくら少年の華奢なそれとはいっても、痛みを伴わないわけがなく。
「あははっ。やっぱり痛いかなァ」
「い゙だぃぃッ! い゙ぎっ、ぐぁ!」
激痛にのたうち回る。しかし、楽しげに笑うジェレミーの声はとまらない。
「神父様ほど、苦痛が似合う人はいないね」
「っ、ひぃ」
身体をひねって逃げ出したいのに、なぜかそれができない。焦りと恐怖がつのる。
「快楽と痛みを同時に感じれば、もう抜け出せなくなるよね」
「もうやめ……っ!?」
ぱしゃり、とかけられたのはこともあろうに聖水だった。
形だけではあるが、とても冷たく今からされる行為を嫌でも思い知らされて身体が震える。
「香油やローションでゆっくり可愛がられてきたもんね。今度は、聖水をケツにぶち込まれて無様にイき狂いなよ」
下品極まりない言葉を羅列する少年特有のボーイソプラノは、ある種の残酷さを含んでいる。
尻を撫でる指先に爪を立てられ、喉の奥でうめいた。
「本当の地獄へようこそ、神父様」
「あ……あ……ぁ」
もう言葉なんて出せない。
慄いていると、妙に熱を感じない肉の塊を押し当てられた。
(たすけて)
ついぞロザリオには手を伸ばさなかった。
「神父様」
気をつかうようなジェレミーの声に、張りつめていた気を少しだけゆるませた。
「ああ、ごめん」
「神父様は、どうしてぼくを助けてくれるの?」
「それは……」
聖職者だから。それが神に仕える者の使命だから。
それが模範解答なのだろう。しかし。
「私は、そんなに綺麗な人間じゃない」
口から本音がこぼれ落ちた。
「君くらいの時、私も悪魔にとり憑かれた時があって」
アダムは、ある土地の有力者一族の子息であった。
生まれながらになにも不自由しない生活。長子ということもあり、将来とて決まっているようなもので。
「だから悪魔が憑いた私に、両親は国中の高名な神父を悪魔祓いに呼んだ」
しかしだれも祓うことなんて出来なかった。
奇妙なポルターガイストなどの怪奇現象。夜毎、知らぬ言語をわめきたてる我が子に両親は心配して疲弊しただろう。
「そんな中、一人だけ私を救ってくれた人がいてね」
名も知らない。ふらっと現れたその出で立ちは、着古していたが何となく聖職者であることは分かった。
彼は言葉少なく、しかしキッパリと両親に言ったのだ。
『自分が、この少年に憑いた悪魔を祓いましょう』
と。
彼らは訝しみ怪しんだが、藁にもすがる思いで頭を下げた。
法外な値段を吹っかけられても構わない、とまで考えて彼を屋敷に迎えたのだ。
「それでその人は……」
ジェレミーの言葉に、首を横に振る。
「名も名乗らず去っていったよ。とはいっても、私は覚えていないんだけれども」
物心つく前というわけではない。むしろ覚えていても不思議ではないのに、なぜか記憶があやふやなのだ。
悪魔に取り憑かれていた後遺症だと納得しているが、歳を重ねるにつれなんとも言えぬ気分になった。
「でも神父様は、その方の影響で悪魔祓いになったんですね」
「……そういうことになるのかな」
まるで導かれるかのようだったと思う。しかしアダムは微笑み、いつもの部屋に彼を連れていく。
(もうすぐ終わる)
片手で数えるほどだ。
成し遂げれば、この少年を救うことができる。サマエルを倒すことは到底出来ないが、そもそも人間に悪魔を殺したり倒したりする方法なんてない。
なんとかハッタリかまして追い出すのがせいぜいだ。
――部屋の灯りをともす。
「準備を……」
後ろを向き、聖書やら聖水やらをサイドテーブルに並べる。
胸のロザリオは決して手放さないが、すべてはただの飾りに過ぎない。
『こんなもん、俺たちにとっては脅しにもならねぇよ』
なるとしても低級悪魔くらいのものだ、と鼻で笑ったサマエルを思い出す。
だとすれば、人間はどうやって彼らを退ければいいのだろう。
『そもそも俺たちだって、無闇やたらと人間にからんでいるワケじゃねぇ』
情事後の気だるい中。はちみつ色の髪を弄びながら、悪魔は言った。
『同じような匂いを嗅ぎ分けているんだぜ』
そう、匂いと。惹かれ合うモノがあるのだと。
邪悪なモノには邪悪な悪魔が。色欲の気が強ければ淫魔もやってくると。
じゃあこの少年には、なぜこんな強い悪魔が取り憑いたのだろうか。
アダムは腕を組んでベッドに座る少年を盗み見した。
鳶色の瞳。少しくすんでいるが、見事な金髪の少年は充分美しい。
「……」
修道士や神父、あとは牧師に小児性愛者。とくに男児を愛する者が多いと、聞いたことがある。
かくいうアダムも言い寄られたり、軽いイタズラくらいなら経験済みだ。
少しずつ汚されていくような気がして、自らの身体を水で懸命に洗ったこともある。
(でも結局、無駄だった)
もしこのままサマエルを退けても、自分はもう神の元にはいけまい。
地獄の業火に焼かれ、その罪を悔いなければならないのだろう。
(どうしてこんなことになったんだ)
――この少年のせい、か。
ふと心に差し込んできた声は、ぞくりとするほど冷たい。
「神父様?」
「あ……っ、う、うん」
大きな目がこちらを見上げている。
慌てて思考を振り払い、彼の隣に座った。
「い、いつものように目を閉じて」
動揺を悟られないように。
この数週間、バレなかった。今夜もバレることはないだろう。
大きく息を吸った時だ。
「…………今夜も悪魔に抱かれるんだね」
「え」
目の前の少年は、微笑んでいた。それはもう、愛らしい表情で。
(聞き間違いか?)
もしくはそうであって欲しい、という祈りだった。
しかし現実は悲惨なもので。
「悪魔のペニスは、たいそう気持ち良かったでしょう? 神父様、すごくいい声で啼いていたもんね」
「な、な、なん、で」
歯の奥がガチガチとなり始め、上手く喋れない。
知っていた、知られていたなんて。思わず立ち上がろうとするが。
「待ってよ」
「!」
腕を掴まれた。しかも、少年と思えぬものすごい力で。
「いっ、痛……!?」
「神父様のそこ行為は、自己犠牲? それとも――」
少年の目から、光が消えた。
「単なる肉欲かな?」
「!!!」
喉の奥から引きつった悲鳴がほとばしる。
破滅、の二文字がアダムの頭を駆け巡っていた。
※※※
自分の半分も生きていない歳の少年に、裸の尻を向ける。
「やめ……て、くれ」
「神父様は裏切り者だ」
冷酷な言葉が、アダムの心をズタズタにしていく。
「悪魔に身体を許すなんて」
「そ、それはっ、君の、ため、に……」
「そんなことをぼくが望んでいたとでも?」
「っ!? 」
紛れもない事実であった。
自分の身を犠牲にしてでも人を救う、一見美しいことだ。しかし、果たしてそれが本当の『善』であるのか。
結局は、独りよがりの偽善ではないのか。
だとしたら。
(私のしたことは……)
単なる自己満足の。欲を満たすためだけの、浅ましい行為だというのだろうか。
足元が、ガラガラと音を立てて崩れ去るような気分だった。
「ジェレミー、私は、ただ」
泣きが混じった言葉にも、返ってきたのは冷たい笑い声。
「今から。ぼくが貴方を罰してあげる」
「じぇ、ジェレミ……あ゙ぁッ!!!」
パシンッ――という乾いた音。
瞬間、焼け付くような鋭い痛みが尻に走った。
(尻を叩かれ、た?)
悠長に考えるヒマなどない。
「あ゙うっ!? い゙ぃっ、あ゙!」
間髪入れず、二発三発と重なる平手打ち。まるで悪いことをした幼児にするような折檻に、アダムの頭の中は真っ白になる。
「やめっ、ひぎゃっ、うぁ゙っ!!」
なぜか全く抵抗できない。まるで縛りつけられたかのように指一本動かせないのだ。
尻を思い切り突き出した姿で、甘んじて尻叩きを受け入れるしかない屈辱。
それから十数発も、彼の肉体の一部は痛めつけられつづけた。
「……あ゙……ぐ……も、もう……」
(助けて)
誰に助けを求めればいいのだろうか。
しかし胸元のロザリオに祈る気にもならなかった。
「ふふふ。真っ赤になっちゃったねぇ?」
楽しげな少年は、腫れ上がり熱をもった臀部をいたずらに撫でまわす。
それがまたヒリヒリとした痛みを産んで、歯を食いしばった。
「そろそろ痛いのはやめようかな」
「も、もう……」
やめてくれるのか、と口にする前に。
「えいっ」
「ひぎゃぁぁ!?!?」
なんといきなり、乾いたアヌスに指をねじ込まれたのだ。
いくら少年の華奢なそれとはいっても、痛みを伴わないわけがなく。
「あははっ。やっぱり痛いかなァ」
「い゙だぃぃッ! い゙ぎっ、ぐぁ!」
激痛にのたうち回る。しかし、楽しげに笑うジェレミーの声はとまらない。
「神父様ほど、苦痛が似合う人はいないね」
「っ、ひぃ」
身体をひねって逃げ出したいのに、なぜかそれができない。焦りと恐怖がつのる。
「快楽と痛みを同時に感じれば、もう抜け出せなくなるよね」
「もうやめ……っ!?」
ぱしゃり、とかけられたのはこともあろうに聖水だった。
形だけではあるが、とても冷たく今からされる行為を嫌でも思い知らされて身体が震える。
「香油やローションでゆっくり可愛がられてきたもんね。今度は、聖水をケツにぶち込まれて無様にイき狂いなよ」
下品極まりない言葉を羅列する少年特有のボーイソプラノは、ある種の残酷さを含んでいる。
尻を撫でる指先に爪を立てられ、喉の奥でうめいた。
「本当の地獄へようこそ、神父様」
「あ……あ……ぁ」
もう言葉なんて出せない。
慄いていると、妙に熱を感じない肉の塊を押し当てられた。
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ついぞロザリオには手を伸ばさなかった。
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