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放蕩息子のすゝめ①
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「放っておいた方がいいわよ、面白いけど」
彼女もまたつまらなそうな顔で肩をすくめた。
「アルムまでそんなこと言って……」
次の日、たまたま教会の近くに用事があったので覗いてみるとしょぼくれた顔で掃除している彼女がいたのだ。
「そんなことより聞いてよ! ヴァリスがさぁ――」
あとは延々と出てくる牧師の愚痴。普段からいかにこき使われているか、と などを鼻息荒く言い立てる。
「ほんとにイヤミったらしいんだから。ちょーっと聖母像の腕が取れたから、新しく付け替えてあげただけよ? しかもすごくカッコイイやつにしてあげたっていうのに、アイツってば『貴女にはやはり品性というものが欠けていますね、エルフ属を改めてゴリラ族を名乗ったらいかがですか。だいたいその腕、どこの玩具をくっつけたんですか。センスも皆無』だって! ムキィィィッ、ムカつくぅぅっ~!!!」
ドスドス地団駄踏んで悔しがる様は、見た目の良いゴリラと言われたらそうなのだが本人に伝わったらぶん殴られるだろうから黙っておくとして。
「あんまり暴れ回らない方がいいよ、アルム」
「だ・か・らっ、暴れてないっつーの!!!」
今度はウガーッと噛みつかんばかりの顔になったかと思えば。
「もう一度言うけど、あのガキは放っておいた方がいいわよ」
とため息をついた。
完全に話を逸らす気はなかったようだ。
「でも……」
「触らぬ神に祟りなしってこと。別に何も知らずに言ってるわけじゃない」
「え?」
「エトがつるんでる相手、それ自体は村の不良どもよ。でも、その上がね」
「上ってどういうこと」
「うーん」
彼女は顔をしかめる。
「あの冒険者どもよ」
「もしかして、アルムが酒場でからんだ人達?」
「そのアタシがヤバいやつみたいなのやめてよね。あいつらの態度がクソだっただけよ」
確かにそうだ。彼女は酒に酔っていたとはいえ、むしろヒーローなのだから。
「またドヤされたらたまらないのよねぇ」
困った様子で頭をかいている彼女の歯切れは悪い。
「そっか……イドラにも言われたんだ、放っておけって。でも僕には出来ないよ」
「オルニト。癪に障るけど、アイツのいう通りなのよ」
人を更生させるのは生半可な事じゃない、と諭される。
「アンタは優しすぎんのよ。忘れたの? アイツの両親がアンタに意地悪してたでしょ」
「そんな昔のこと。それにあれは僕が悪かったんだし」
「はぁぁ!? 本気で言ってんの、それ」
意地悪の原因はあの魔法暴発事件。
当時ケガをしたのは次男の方で、それも今となっては他愛のない子供同士の喧嘩が原因だった。
「あること無いことを吹聴しまくって、しかもオルニトのことを悪魔だって国王に訴えようとしてたのよ!」
「それは知ってるけど……」
子を傷つけられた親なのだ。多少の激情も理解できる。
だがアルムは納得がいかないようで。
「アンタって本当にお人好しというか。こんなんじゃ生きていけないわ」
「心配し過ぎだよ。とにかく僕は放っておけない」
「どうする気なの」
「まずは話をしてみる。難しい年頃だし、一筋縄ではいかないと思うけどね」
いまだ顔をしかめている彼女を安心させようと笑いかけた。
「ったくもう、仕方ないわね」
根負けしたのだろう。アルムはため息をつき、なにやら呪文を口の中で唱えた。
すると彼女の影の中からぬるりと出てくる、見慣れたモノ。
「使い魔を連れていくこと」
「うっ」
このグロテスクさはどうも好きになれない。
相変わらず子犬のようにクゥゥンと甘え声を出す機械仕掛けの使い魔に、躊躇いながら触れる。
「やっぱり怖い……」
「なによ、可愛いでしょ。茶色い瞳が愛くるしくて」
「瞳だけなんだよなぁ」
「アタシが子供の頃に飼ってた子を思い出すわねぇ」
「え゙」
目玉だけの生き物だろうか。その疑問を察したのか、彼女が噴き出した。
「ふふっ、安心して。可愛い目をしたアルミラージよ」
名前の通り、一角獣のようなツノをもったウサギで大昔にいたとされた伝説上の生き物だ。
「飼ってたの……?」
「そう。可愛かったなあ。あの目が好きで、使い魔のデザインにしちゃった」
やはりセンスが独特すぎる。
もう苦笑いするしかないが、それでも使い魔の頭 (?)をなでて言った。
「ありがとう、じゃあちょっとエトを探してくる」
そうして心配そうなアルムをなだめながら、教会をあとにした。
※※※
「あっ、イドラ――」
見慣れた長身を見つけて声をかけようと口を開いた時だった。
「……」
買い物に行くのだろう、カゴを手に真顔で歩く男と周りを踊るように囲み歩く子供たち。
「ねぇねぇイドラ。また魔獣の話してよ」
「あ、ズルい! ボク一緒に薬草取りに行きたいのに」
「いや、オレたちに魔獣狩りの稽古つけてくれるって言ってただろ!」
「ちーがーうーっ、あたし達とお喋りするのー!」
引っぱりだこだ。
男児も女児も、年齢だって様々な子供たちが彼を慕っている。
対して彼は淡々としていた。
「まずこれを買いにいかないとドヤされるんでな」
イドラは買い物メモとにらめっこしながら答える。
「じゃあ一緒に行ってあげる!」
「オレも!」
「ボクも!」
「あたしもー!」
ワイワイしながら市場の方へ歩いていく姿を、オルニトは遠目からぼんやり眺めていた。
しかも惹かれるのは子どもだけではないようで。
「おう、今日もおつかいか。お前さんも大変だなァ」
「まあな。ああ、これとこれを頼む」
「へいへい。そういや昨日、うちのガキが世話になったみたいで。ありがとな」
「いや、気にしないでくれ。むしろこちらも色々と教えてもらったからな。あと、これはその時言ってた薬だ。オヤジさん、足が痛むんだろう。これを湿布薬として一晩布に染み込ませて貼っておけ。良ければまた渡すから」
「おお、スマンなぁ。助かるよ」
なんて会話を肉屋の主人とする。
そしてまたある時は農家の奥さんとこんな会話をしていた。
「あらこんにちは。そうそう聞いてよ。今朝、うちの畑にまた出たのよ」
「キュクか。あいつらは一度作物を盗むことが出来た畑を覚えているからな」
キュク、とは害獣である。
顔の真ん中に大きく丸い目玉が一つの単眼サルで、多くは森に住んでいるのだがいつの間にか村に入り込み畑を荒らすのだ。
人の手のひらサイズの小さな生き物だが知能が高く、群れで行動する。
「夕方までに専用の結界魔法を張っておこう。悪いが後で来た時にでも畑の場所を教えてくれ」
「あれまあ! そんなことまでいいのかい?」
「別にかまわない。その魔法は俺が編み出したもので効果は保証する」
「なんだか悪いねぇ。あ、そうだ。これも持っていきなよ! ね、遠慮しないでさあ。ちゃんとした謝礼を払えればいいんだけど……」
「それも気にするな。俺が酔狂でやってる事だ」
子どもの相手から害獣駆除︎まで。
ぶっきらぼうに見えても、実はかなり親切な男なようだ。
「……」
オルニトはこっそり覗いているのが恥ずかしくなってきた。
と同時に、ここへ来てまだほとんど経っていないのに村に馴染んでいる彼が眩しい。
対して自分は、どこか皆と距離を感じている。
修理屋の修行を口では応援されこそすれ、実際に仕事を任せようとしてくれる人はいなかった。
曖昧で穏やかで。しかし確実にそこに壁がある。
例えば、うっかり手が触れた時に一瞬だけはしる、相手の怯えるような表情は慣れるものではない。
――もう行こう、と思った。
あの中に入っていく勇気はない。
うつむいてそっと踵を返した時だった。
「おるにと!」
突然かけられた声に顔をあげ、辺りを見渡す。
「こっちだよー」
表通りからのびる裏路地に、その声の主はいた。
「こんちゃ」
それはあの店にいた少女。相変わらずの舌っ足らずなしゃべりと、こちらを大きな瞳で見つめている。
「あっ、君は。どうしたの。ここへは一人できたの?」
ゆっくり近づいて、しゃがむ。
怖がらせないように目線を合わせるためだ。
「お名前、教えてくれるかな」
「ん……あたち、ミャウ」
ミャウとはまた猫みたいだと思った。
「ミャウ? えっと君は一人でここにきたの。お母さんはどこ?」
お母さん、という単語に少し首をかしげていたがすぐに合点がいった様子で。
「おうちにいる」
と答えて、にんまり笑った。
やはり一人で来たらしい。
「ここは危ないよ。迷子にもなっちゃうから、僕とおうちに帰ろうね」
「ん」
小さな手をとる。
すると少女は特にグズることもなく、あっさりとうなずいた。
恐らくまた少女の母親には拒絶されるだろう。今度は殴られるかもしれない。
だからあくまで家の近くまで送り届けるだけにしよう、と思った。
その時。
『――あんまりナメてるとぶち殺すぞ!!!』
突如として響く怒号と、何かを蹴り倒したような衝撃音。くぐもった悲鳴のあとの呻き声に、オルニトは飛び上がることになる。
彼女もまたつまらなそうな顔で肩をすくめた。
「アルムまでそんなこと言って……」
次の日、たまたま教会の近くに用事があったので覗いてみるとしょぼくれた顔で掃除している彼女がいたのだ。
「そんなことより聞いてよ! ヴァリスがさぁ――」
あとは延々と出てくる牧師の愚痴。普段からいかにこき使われているか、と などを鼻息荒く言い立てる。
「ほんとにイヤミったらしいんだから。ちょーっと聖母像の腕が取れたから、新しく付け替えてあげただけよ? しかもすごくカッコイイやつにしてあげたっていうのに、アイツってば『貴女にはやはり品性というものが欠けていますね、エルフ属を改めてゴリラ族を名乗ったらいかがですか。だいたいその腕、どこの玩具をくっつけたんですか。センスも皆無』だって! ムキィィィッ、ムカつくぅぅっ~!!!」
ドスドス地団駄踏んで悔しがる様は、見た目の良いゴリラと言われたらそうなのだが本人に伝わったらぶん殴られるだろうから黙っておくとして。
「あんまり暴れ回らない方がいいよ、アルム」
「だ・か・らっ、暴れてないっつーの!!!」
今度はウガーッと噛みつかんばかりの顔になったかと思えば。
「もう一度言うけど、あのガキは放っておいた方がいいわよ」
とため息をついた。
完全に話を逸らす気はなかったようだ。
「でも……」
「触らぬ神に祟りなしってこと。別に何も知らずに言ってるわけじゃない」
「え?」
「エトがつるんでる相手、それ自体は村の不良どもよ。でも、その上がね」
「上ってどういうこと」
「うーん」
彼女は顔をしかめる。
「あの冒険者どもよ」
「もしかして、アルムが酒場でからんだ人達?」
「そのアタシがヤバいやつみたいなのやめてよね。あいつらの態度がクソだっただけよ」
確かにそうだ。彼女は酒に酔っていたとはいえ、むしろヒーローなのだから。
「またドヤされたらたまらないのよねぇ」
困った様子で頭をかいている彼女の歯切れは悪い。
「そっか……イドラにも言われたんだ、放っておけって。でも僕には出来ないよ」
「オルニト。癪に障るけど、アイツのいう通りなのよ」
人を更生させるのは生半可な事じゃない、と諭される。
「アンタは優しすぎんのよ。忘れたの? アイツの両親がアンタに意地悪してたでしょ」
「そんな昔のこと。それにあれは僕が悪かったんだし」
「はぁぁ!? 本気で言ってんの、それ」
意地悪の原因はあの魔法暴発事件。
当時ケガをしたのは次男の方で、それも今となっては他愛のない子供同士の喧嘩が原因だった。
「あること無いことを吹聴しまくって、しかもオルニトのことを悪魔だって国王に訴えようとしてたのよ!」
「それは知ってるけど……」
子を傷つけられた親なのだ。多少の激情も理解できる。
だがアルムは納得がいかないようで。
「アンタって本当にお人好しというか。こんなんじゃ生きていけないわ」
「心配し過ぎだよ。とにかく僕は放っておけない」
「どうする気なの」
「まずは話をしてみる。難しい年頃だし、一筋縄ではいかないと思うけどね」
いまだ顔をしかめている彼女を安心させようと笑いかけた。
「ったくもう、仕方ないわね」
根負けしたのだろう。アルムはため息をつき、なにやら呪文を口の中で唱えた。
すると彼女の影の中からぬるりと出てくる、見慣れたモノ。
「使い魔を連れていくこと」
「うっ」
このグロテスクさはどうも好きになれない。
相変わらず子犬のようにクゥゥンと甘え声を出す機械仕掛けの使い魔に、躊躇いながら触れる。
「やっぱり怖い……」
「なによ、可愛いでしょ。茶色い瞳が愛くるしくて」
「瞳だけなんだよなぁ」
「アタシが子供の頃に飼ってた子を思い出すわねぇ」
「え゙」
目玉だけの生き物だろうか。その疑問を察したのか、彼女が噴き出した。
「ふふっ、安心して。可愛い目をしたアルミラージよ」
名前の通り、一角獣のようなツノをもったウサギで大昔にいたとされた伝説上の生き物だ。
「飼ってたの……?」
「そう。可愛かったなあ。あの目が好きで、使い魔のデザインにしちゃった」
やはりセンスが独特すぎる。
もう苦笑いするしかないが、それでも使い魔の頭 (?)をなでて言った。
「ありがとう、じゃあちょっとエトを探してくる」
そうして心配そうなアルムをなだめながら、教会をあとにした。
※※※
「あっ、イドラ――」
見慣れた長身を見つけて声をかけようと口を開いた時だった。
「……」
買い物に行くのだろう、カゴを手に真顔で歩く男と周りを踊るように囲み歩く子供たち。
「ねぇねぇイドラ。また魔獣の話してよ」
「あ、ズルい! ボク一緒に薬草取りに行きたいのに」
「いや、オレたちに魔獣狩りの稽古つけてくれるって言ってただろ!」
「ちーがーうーっ、あたし達とお喋りするのー!」
引っぱりだこだ。
男児も女児も、年齢だって様々な子供たちが彼を慕っている。
対して彼は淡々としていた。
「まずこれを買いにいかないとドヤされるんでな」
イドラは買い物メモとにらめっこしながら答える。
「じゃあ一緒に行ってあげる!」
「オレも!」
「ボクも!」
「あたしもー!」
ワイワイしながら市場の方へ歩いていく姿を、オルニトは遠目からぼんやり眺めていた。
しかも惹かれるのは子どもだけではないようで。
「おう、今日もおつかいか。お前さんも大変だなァ」
「まあな。ああ、これとこれを頼む」
「へいへい。そういや昨日、うちのガキが世話になったみたいで。ありがとな」
「いや、気にしないでくれ。むしろこちらも色々と教えてもらったからな。あと、これはその時言ってた薬だ。オヤジさん、足が痛むんだろう。これを湿布薬として一晩布に染み込ませて貼っておけ。良ければまた渡すから」
「おお、スマンなぁ。助かるよ」
なんて会話を肉屋の主人とする。
そしてまたある時は農家の奥さんとこんな会話をしていた。
「あらこんにちは。そうそう聞いてよ。今朝、うちの畑にまた出たのよ」
「キュクか。あいつらは一度作物を盗むことが出来た畑を覚えているからな」
キュク、とは害獣である。
顔の真ん中に大きく丸い目玉が一つの単眼サルで、多くは森に住んでいるのだがいつの間にか村に入り込み畑を荒らすのだ。
人の手のひらサイズの小さな生き物だが知能が高く、群れで行動する。
「夕方までに専用の結界魔法を張っておこう。悪いが後で来た時にでも畑の場所を教えてくれ」
「あれまあ! そんなことまでいいのかい?」
「別にかまわない。その魔法は俺が編み出したもので効果は保証する」
「なんだか悪いねぇ。あ、そうだ。これも持っていきなよ! ね、遠慮しないでさあ。ちゃんとした謝礼を払えればいいんだけど……」
「それも気にするな。俺が酔狂でやってる事だ」
子どもの相手から害獣駆除︎まで。
ぶっきらぼうに見えても、実はかなり親切な男なようだ。
「……」
オルニトはこっそり覗いているのが恥ずかしくなってきた。
と同時に、ここへ来てまだほとんど経っていないのに村に馴染んでいる彼が眩しい。
対して自分は、どこか皆と距離を感じている。
修理屋の修行を口では応援されこそすれ、実際に仕事を任せようとしてくれる人はいなかった。
曖昧で穏やかで。しかし確実にそこに壁がある。
例えば、うっかり手が触れた時に一瞬だけはしる、相手の怯えるような表情は慣れるものではない。
――もう行こう、と思った。
あの中に入っていく勇気はない。
うつむいてそっと踵を返した時だった。
「おるにと!」
突然かけられた声に顔をあげ、辺りを見渡す。
「こっちだよー」
表通りからのびる裏路地に、その声の主はいた。
「こんちゃ」
それはあの店にいた少女。相変わらずの舌っ足らずなしゃべりと、こちらを大きな瞳で見つめている。
「あっ、君は。どうしたの。ここへは一人できたの?」
ゆっくり近づいて、しゃがむ。
怖がらせないように目線を合わせるためだ。
「お名前、教えてくれるかな」
「ん……あたち、ミャウ」
ミャウとはまた猫みたいだと思った。
「ミャウ? えっと君は一人でここにきたの。お母さんはどこ?」
お母さん、という単語に少し首をかしげていたがすぐに合点がいった様子で。
「おうちにいる」
と答えて、にんまり笑った。
やはり一人で来たらしい。
「ここは危ないよ。迷子にもなっちゃうから、僕とおうちに帰ろうね」
「ん」
小さな手をとる。
すると少女は特にグズることもなく、あっさりとうなずいた。
恐らくまた少女の母親には拒絶されるだろう。今度は殴られるかもしれない。
だからあくまで家の近くまで送り届けるだけにしよう、と思った。
その時。
『――あんまりナメてるとぶち殺すぞ!!!』
突如として響く怒号と、何かを蹴り倒したような衝撃音。くぐもった悲鳴のあとの呻き声に、オルニトは飛び上がることになる。
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