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第3章
82 伝説の魔王
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アルティスは、フェイトの執務の館前の広場に、
満足に食事が出来ない貧困の人達の為に、
誰がいつ来ても自由に食べられるフードヤードを作っていた。
今日はそこで、バートランドと昼食を共にしている。
バートランドは、しょっちゅう、ここに入り浸っている。
この2人、姿形は違えども、本当の兄弟の様に仲が良い。
テーブルの上にはバートランドが持ってきた、カスタマイン魔国特産のフルーツで溢れている。
「魔王って言ったって、いわば俺たちは、魔国の王ってだけだろ?
まあ、皆んなそれぞれ、魔王と呼ばれるのに相応しい力は、
継承して、持ってはいるんだが。
5000年前に実在した、その伝説の魔王ってのは違うんだよ。
農民だったにも拘わらず、魔国全てを手中に収め、君臨していた王なんだ」
「へ~そんな奴が転生して、街を作って、今世は静かに暮らしているって言うのか?」
「ああ、伝説の魔王の生まれ故郷、魔国の一つ、アルティネの深い森。
魔族ですら、普段は足を踏み入れる事の無いその最深に、
その街が有るって、もっぱらの噂だよ。
未だに、人族を敵対視している連中が、伝説の魔王と手を組めないかと、
その街を懸命に探しているらしい」
「アルティネって一度行ったことあるな……」
「初耳だぞ?何でアルティネに行ったんだ?」
「あそこの魔王から、ど~しても渡したいものが有るっ言われてさ」
「渡したいものが?それって何だったんだ?」
「ただの、貴金属とか食料品とか」
「それ、ただの貢物じゃねえか?どうしたんだそれ?」
「もちろん断ったよ。俺全部分かっちゃうだろ?下心も、分かっちゃうし……
満面の笑みなんだけどさ~張り付いた様な笑顔が気持ち悪くて……」
「ああ、あの魔王だからな。世あたりだけは上手くてな……まあ、そんなの、良かったんじゃねえ?
そんなの貰ったら後から、何すり言ってくるか分かんね~からな」
「あ~……それがさ、結局貰ったんだよ。ど~してもって、しつこくて、めんどくさくなってさ」
「あらら……その後何か言ってきたりしてないか?」
「うん、平気。だってそれアルティネで、困ってる人に全部配っちゃったもん。
気配を消して俺を見張ってた奴らが居たから、全部見てたはず……
だから、その後、色々言いにくくなっちゃったんじゃない?
貢ぎ物?それ大量だったから、もう大変でさ~」
「なあ、お兄ちゃん。何ここで、ウロウロしてるんだ?ここは孤児院なんだけど何か用か?
お兄ちゃん人族だろ?ここで、人を見るのも珍しいからな」
2m近く有りそうな長身で、均整のとれた体。
顔も男らしくしまった美形の30歳ぐらいの男が、
アルティスに声をかけてきた。
「うん、食べ物とか沢山貰ったから、良かったら貰ってもらおうかと思って」
「ほ~気前が良いんだな?ここは俺の知り合いがやってる院なんだ、俺が渡しとくぜ」
「あのさ?あんたの後ろの木陰に20人位、人が居るけど、仲間?」
「ほ~驚いたな~?察知出来るのか?確かにあいつらは俺の仲間だ。
でも心配いらねえぞ。あいつら皆んな悪い奴じゃねえよ?俺は嘘はつかねえぜ?」
「うん、分かるよ?あんたは悪い奴じゃないよ?
そうじゃなくてさ、これ見てよ」
異空間から大量の物資を出して見せるアルティス。
「何だこの量?ここのガキどもじゃ食いけれねえぞ?」
「でしょ?他にも必要な人がいたら、あげたいんだけど、
この量だし、どこに持ってったら良いのかも……
何か貴金属とかも有るんだよね。後ろの人達にも手伝ってもらえないかな?」
「お前、これ、盗んだとかじゃないだろな?」
「ハハハ。俺、泥棒さんに見える?」
「見えねえけど……ほら、義賊気取って……とか、考えられなくもねえだろ?
ここの奴らに、厄介事降りかかったら不味いからな?」
「大丈夫だよ?さっき城に招待されて、これ全部そん時貰った物。
何か後が怖いから、この国に全部置いて帰ろうと思ってさ」
「城で?いやいや、詳しい事は聞かない事にしとくわ。
あんまり関わらない方が良さそうだからな。
これを、困ってる奴らに配る手伝い……ってのは構わねえけど、
お前、初対面の俺の事、そんなに信用して良いのか?」
「さっきも言ったでしょ?あんたが悪い奴じゃないって事は分かるよ?
その人の本性とか肌で感じて分かっちゃうんだよ?俺。
便利でしょ?だからお願いできるかな?この貴金属も一緒に」
更に高価そうな物を大量に出すアルティス。
「おいおい……何だこりゃ?いったい幾らになるだこれ?凄えな?
分かったよ。信用してくれるっていうなら、
困ってる奴らに、最適な配り方を考えるよ。俺達に任せな」
「うん。任せた。配るのに掛かる費用は、これを使って構わないからね」
「いや、要らねえ。縁もゆかりも無い、人族のお前がそこまでやってくれるっていうなら、
俺もそれに応えなきゃな」
「そんな感じて、全部配ってきちゃった。でも……あそこで、伝説の魔王?
そんな大物の気配は感じなかったけどな~」
「お前の気配感知は、超高性能だからな?
それに引っ掛からないって事は、ただの噂なのかもな?」
「そうとも限らない……それ程の奴だったら、
気配を消すのも、低く見せるのも出来るかもしれない。
まあ何か分かったら教えてよ。興味あるからさ」
満足に食事が出来ない貧困の人達の為に、
誰がいつ来ても自由に食べられるフードヤードを作っていた。
今日はそこで、バートランドと昼食を共にしている。
バートランドは、しょっちゅう、ここに入り浸っている。
この2人、姿形は違えども、本当の兄弟の様に仲が良い。
テーブルの上にはバートランドが持ってきた、カスタマイン魔国特産のフルーツで溢れている。
「魔王って言ったって、いわば俺たちは、魔国の王ってだけだろ?
まあ、皆んなそれぞれ、魔王と呼ばれるのに相応しい力は、
継承して、持ってはいるんだが。
5000年前に実在した、その伝説の魔王ってのは違うんだよ。
農民だったにも拘わらず、魔国全てを手中に収め、君臨していた王なんだ」
「へ~そんな奴が転生して、街を作って、今世は静かに暮らしているって言うのか?」
「ああ、伝説の魔王の生まれ故郷、魔国の一つ、アルティネの深い森。
魔族ですら、普段は足を踏み入れる事の無いその最深に、
その街が有るって、もっぱらの噂だよ。
未だに、人族を敵対視している連中が、伝説の魔王と手を組めないかと、
その街を懸命に探しているらしい」
「アルティネって一度行ったことあるな……」
「初耳だぞ?何でアルティネに行ったんだ?」
「あそこの魔王から、ど~しても渡したいものが有るっ言われてさ」
「渡したいものが?それって何だったんだ?」
「ただの、貴金属とか食料品とか」
「それ、ただの貢物じゃねえか?どうしたんだそれ?」
「もちろん断ったよ。俺全部分かっちゃうだろ?下心も、分かっちゃうし……
満面の笑みなんだけどさ~張り付いた様な笑顔が気持ち悪くて……」
「ああ、あの魔王だからな。世あたりだけは上手くてな……まあ、そんなの、良かったんじゃねえ?
そんなの貰ったら後から、何すり言ってくるか分かんね~からな」
「あ~……それがさ、結局貰ったんだよ。ど~してもって、しつこくて、めんどくさくなってさ」
「あらら……その後何か言ってきたりしてないか?」
「うん、平気。だってそれアルティネで、困ってる人に全部配っちゃったもん。
気配を消して俺を見張ってた奴らが居たから、全部見てたはず……
だから、その後、色々言いにくくなっちゃったんじゃない?
貢ぎ物?それ大量だったから、もう大変でさ~」
「なあ、お兄ちゃん。何ここで、ウロウロしてるんだ?ここは孤児院なんだけど何か用か?
お兄ちゃん人族だろ?ここで、人を見るのも珍しいからな」
2m近く有りそうな長身で、均整のとれた体。
顔も男らしくしまった美形の30歳ぐらいの男が、
アルティスに声をかけてきた。
「うん、食べ物とか沢山貰ったから、良かったら貰ってもらおうかと思って」
「ほ~気前が良いんだな?ここは俺の知り合いがやってる院なんだ、俺が渡しとくぜ」
「あのさ?あんたの後ろの木陰に20人位、人が居るけど、仲間?」
「ほ~驚いたな~?察知出来るのか?確かにあいつらは俺の仲間だ。
でも心配いらねえぞ。あいつら皆んな悪い奴じゃねえよ?俺は嘘はつかねえぜ?」
「うん、分かるよ?あんたは悪い奴じゃないよ?
そうじゃなくてさ、これ見てよ」
異空間から大量の物資を出して見せるアルティス。
「何だこの量?ここのガキどもじゃ食いけれねえぞ?」
「でしょ?他にも必要な人がいたら、あげたいんだけど、
この量だし、どこに持ってったら良いのかも……
何か貴金属とかも有るんだよね。後ろの人達にも手伝ってもらえないかな?」
「お前、これ、盗んだとかじゃないだろな?」
「ハハハ。俺、泥棒さんに見える?」
「見えねえけど……ほら、義賊気取って……とか、考えられなくもねえだろ?
ここの奴らに、厄介事降りかかったら不味いからな?」
「大丈夫だよ?さっき城に招待されて、これ全部そん時貰った物。
何か後が怖いから、この国に全部置いて帰ろうと思ってさ」
「城で?いやいや、詳しい事は聞かない事にしとくわ。
あんまり関わらない方が良さそうだからな。
これを、困ってる奴らに配る手伝い……ってのは構わねえけど、
お前、初対面の俺の事、そんなに信用して良いのか?」
「さっきも言ったでしょ?あんたが悪い奴じゃないって事は分かるよ?
その人の本性とか肌で感じて分かっちゃうんだよ?俺。
便利でしょ?だからお願いできるかな?この貴金属も一緒に」
更に高価そうな物を大量に出すアルティス。
「おいおい……何だこりゃ?いったい幾らになるだこれ?凄えな?
分かったよ。信用してくれるっていうなら、
困ってる奴らに、最適な配り方を考えるよ。俺達に任せな」
「うん。任せた。配るのに掛かる費用は、これを使って構わないからね」
「いや、要らねえ。縁もゆかりも無い、人族のお前がそこまでやってくれるっていうなら、
俺もそれに応えなきゃな」
「そんな感じて、全部配ってきちゃった。でも……あそこで、伝説の魔王?
そんな大物の気配は感じなかったけどな~」
「お前の気配感知は、超高性能だからな?
それに引っ掛からないって事は、ただの噂なのかもな?」
「そうとも限らない……それ程の奴だったら、
気配を消すのも、低く見せるのも出来るかもしれない。
まあ何か分かったら教えてよ。興味あるからさ」
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