77 / 97
第3章
77 それじゃあ……チュッ!
しおりを挟む
「そっちの偽フィオナ?暴れてるけど、お前は妊娠してないの?」
「に、偽?私だって本物のフィオナよ。妊娠?そんなのしてる訳が……あれ?ちょっと遅れてる?
この世界に来てチヤホヤされて、楽しすぎて忘れてたかも?」
「チヤホヤって、俺達になりすましてたのか?変な事してないだろうな?
もういいから帰んなよ。帰れるんだろ?」
「まあな。ほらそこ、同化して見難いけどよ。穴見えるだろ?あれが次元の穴さ」
上空20m程上の方を指差す。
「あれか?あれ危ないな?早いとこ塞がないとまずい事になりそうだ。
お前あそこまで飛べるか?連れてってやろか?」
「馬鹿にするな。あそこまで飛ぶなんて、楽勝だ!」
「帰る気になったか?」
「はっ!そんなわ……」
「ねえ、こっちの私。あんたも妊娠?」
「そうよ」
偽フィオナは偽アルティスにしか見えない様にウインクする。
「分かったわよ。あんたら、とんでもなく強そうだし、産まれてくる子供の為に、ここは引くわ。
ね、アル……何て嘘~~」
その言葉に油断してしまったフィオナは、偽フィオナに捕まり、偽アルティスに向かって投げ飛ばされた。
「そいつ穴に飛ばして、あっちの世界にやっちゃって!」
慌ててフィオナを抱き抱え、穴に向かう偽アルティス。
しかし、その時既に、穴の前にはアルティスが待っていた。
「チッ。なんてスピードだよ」
「悪い事は言わない。フィオナを離せ……」
アルティスの氷の様な瞳。吸い込まれそうな怒りのオーラー。
「い、いくらお前が早いからといって、手出ししたらお前の大切なフィオナが、傷1つ付かないとでも?
果たしてお腹の子は無事かな?分かったら、そこを退け!」
苦渋の表情をして、道を開けるアルティス。
「じゃ~な~」
次元の穴にフィオナを落とす。フィオナは別世界に投げ込まれた。
すぐさま、後を追うアルティス。
「ギャ~ハハハッ!フィオナよくやった!」
「危なかったね?あいつ聞いてた以上だったよ?あの穴早く塞ぎなよ!封印の石あるんでしょ?」
「おう、そうだな。どこやった?え~と、え~と……」
探す事3分。
「お~有った有った」
「たっだいま~~」
「な……向こうの穴は魔獣の森……どうやってこんなに速く」
「聞こえたぞ。それが封印の石?」
一回転し、手のひらで偽アルティスの、みぞうちを打ち抜き、穴に飛ばす。
〝グギャア~~〝
情けない声を出しながら穴の向こうに飛んでいく偽アルティス。
「さ、どうする?」
「……行きます……穴迄連れて行って貰えます?」
「飛べないんかい?うちのフィオナは少しなら飛べるぞ?まあ良い、はいよ」
そつと抱き上げ穴まで連れていくアルティス。
「お前達がそんなじゃなきゃ、少し話したかったな。あっちの穴は低くて2m位だったけど、落として大丈夫か?」
「うん。平気」
「じゃあな」
「うん……それじゃあ……チュッ!」
「あ~あの子、どさくさに紛れてキスしてった~」
「ん?最後はあんまり臭くなかったな?少し反省してくれてると良いけどな?」
*************************
「フィオナ~~ 何処だ~!」
「アル~ 変な化け物に囲まれてるよ~」
〝ガシュ!バシッ!ザン!ザン!ザン!ガシュ~……〝
風は感じるが、フィオナには早すぎてアルティスは見えない。見る見る魔物だけが倒れていく。
フィオナの周りの魔物数百体は、あっという間に片付いた。
「まだまだいるな~こっちに向かってる。魔物の森だからか?周りに人の気配は無いな?広域魔法をかけるぞ!」
「ここ魔法が使えないんじゃなかった?」
「ハッ! ……ダメだ~使えん!しゃあない、フィオナ驚くなよ?」
「え、何?」
〝クッ……クッ…… グワォォォオオオオオ~~〝
アルティスの周りに電気が走り、髪が逆撫でられる。
アルティスの顔に、光るタトゥーのようなものが浮かび上がる。
その模様でアルティスの顔が龍の様にも見える。
「そ、その顔……」
〝ニッッ〝
と、笑うアルティス。両手をあげて唸る。
〝おおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!〝
天から数え切れない程の稲妻が降り注ぐ。
焦げ臭い匂いと共に、魔物の群れは消えた。同時に顔の模様も消えた。
普段のアルティスが戻ってきた。
「あ、アル?あれは……?」
「話は後。帰るよ?」
*************************
「アル。どこ?魔除けの石は?速くしないと囲まれるよ?」
「ゲフォゲフォッ……あんのやろ~~」
「大丈夫?」
「何とかな?」
「速く魔除けの石!」
「必要無い。良く見ろよ?魔物の死体だらけだ……この短時間で、
あいついったい何体……いや何万体か?やったんだよ?」
「まるで歯が立たなかったね?ほんとなら話ししたかったって言ってたよ?」
「チッ!甘い奴……だけど良い奴なんだろな?殺しにかかった俺達を無事こっちに帰すなんて……」
「そうだね。ちょっと見習う?」
「ふざけんなよ! ハハハハ!完敗だな?俺もあいつみたいになれるかな?」
「そうね。上には上がいるって事。やり直しね?潜在能力は同じなんでしょ?」
「あいつなら、あの化け物に勝てるかな?」
「……だと良いね?あれはやばいよね……」
こちらのアルティスも、アルティスなだけ有って、根は悪い奴じゃ無いのかもしれない。
「に、偽?私だって本物のフィオナよ。妊娠?そんなのしてる訳が……あれ?ちょっと遅れてる?
この世界に来てチヤホヤされて、楽しすぎて忘れてたかも?」
「チヤホヤって、俺達になりすましてたのか?変な事してないだろうな?
もういいから帰んなよ。帰れるんだろ?」
「まあな。ほらそこ、同化して見難いけどよ。穴見えるだろ?あれが次元の穴さ」
上空20m程上の方を指差す。
「あれか?あれ危ないな?早いとこ塞がないとまずい事になりそうだ。
お前あそこまで飛べるか?連れてってやろか?」
「馬鹿にするな。あそこまで飛ぶなんて、楽勝だ!」
「帰る気になったか?」
「はっ!そんなわ……」
「ねえ、こっちの私。あんたも妊娠?」
「そうよ」
偽フィオナは偽アルティスにしか見えない様にウインクする。
「分かったわよ。あんたら、とんでもなく強そうだし、産まれてくる子供の為に、ここは引くわ。
ね、アル……何て嘘~~」
その言葉に油断してしまったフィオナは、偽フィオナに捕まり、偽アルティスに向かって投げ飛ばされた。
「そいつ穴に飛ばして、あっちの世界にやっちゃって!」
慌ててフィオナを抱き抱え、穴に向かう偽アルティス。
しかし、その時既に、穴の前にはアルティスが待っていた。
「チッ。なんてスピードだよ」
「悪い事は言わない。フィオナを離せ……」
アルティスの氷の様な瞳。吸い込まれそうな怒りのオーラー。
「い、いくらお前が早いからといって、手出ししたらお前の大切なフィオナが、傷1つ付かないとでも?
果たしてお腹の子は無事かな?分かったら、そこを退け!」
苦渋の表情をして、道を開けるアルティス。
「じゃ~な~」
次元の穴にフィオナを落とす。フィオナは別世界に投げ込まれた。
すぐさま、後を追うアルティス。
「ギャ~ハハハッ!フィオナよくやった!」
「危なかったね?あいつ聞いてた以上だったよ?あの穴早く塞ぎなよ!封印の石あるんでしょ?」
「おう、そうだな。どこやった?え~と、え~と……」
探す事3分。
「お~有った有った」
「たっだいま~~」
「な……向こうの穴は魔獣の森……どうやってこんなに速く」
「聞こえたぞ。それが封印の石?」
一回転し、手のひらで偽アルティスの、みぞうちを打ち抜き、穴に飛ばす。
〝グギャア~~〝
情けない声を出しながら穴の向こうに飛んでいく偽アルティス。
「さ、どうする?」
「……行きます……穴迄連れて行って貰えます?」
「飛べないんかい?うちのフィオナは少しなら飛べるぞ?まあ良い、はいよ」
そつと抱き上げ穴まで連れていくアルティス。
「お前達がそんなじゃなきゃ、少し話したかったな。あっちの穴は低くて2m位だったけど、落として大丈夫か?」
「うん。平気」
「じゃあな」
「うん……それじゃあ……チュッ!」
「あ~あの子、どさくさに紛れてキスしてった~」
「ん?最後はあんまり臭くなかったな?少し反省してくれてると良いけどな?」
*************************
「フィオナ~~ 何処だ~!」
「アル~ 変な化け物に囲まれてるよ~」
〝ガシュ!バシッ!ザン!ザン!ザン!ガシュ~……〝
風は感じるが、フィオナには早すぎてアルティスは見えない。見る見る魔物だけが倒れていく。
フィオナの周りの魔物数百体は、あっという間に片付いた。
「まだまだいるな~こっちに向かってる。魔物の森だからか?周りに人の気配は無いな?広域魔法をかけるぞ!」
「ここ魔法が使えないんじゃなかった?」
「ハッ! ……ダメだ~使えん!しゃあない、フィオナ驚くなよ?」
「え、何?」
〝クッ……クッ…… グワォォォオオオオオ~~〝
アルティスの周りに電気が走り、髪が逆撫でられる。
アルティスの顔に、光るタトゥーのようなものが浮かび上がる。
その模様でアルティスの顔が龍の様にも見える。
「そ、その顔……」
〝ニッッ〝
と、笑うアルティス。両手をあげて唸る。
〝おおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!〝
天から数え切れない程の稲妻が降り注ぐ。
焦げ臭い匂いと共に、魔物の群れは消えた。同時に顔の模様も消えた。
普段のアルティスが戻ってきた。
「あ、アル?あれは……?」
「話は後。帰るよ?」
*************************
「アル。どこ?魔除けの石は?速くしないと囲まれるよ?」
「ゲフォゲフォッ……あんのやろ~~」
「大丈夫?」
「何とかな?」
「速く魔除けの石!」
「必要無い。良く見ろよ?魔物の死体だらけだ……この短時間で、
あいついったい何体……いや何万体か?やったんだよ?」
「まるで歯が立たなかったね?ほんとなら話ししたかったって言ってたよ?」
「チッ!甘い奴……だけど良い奴なんだろな?殺しにかかった俺達を無事こっちに帰すなんて……」
「そうだね。ちょっと見習う?」
「ふざけんなよ! ハハハハ!完敗だな?俺もあいつみたいになれるかな?」
「そうね。上には上がいるって事。やり直しね?潜在能力は同じなんでしょ?」
「あいつなら、あの化け物に勝てるかな?」
「……だと良いね?あれはやばいよね……」
こちらのアルティスも、アルティスなだけ有って、根は悪い奴じゃ無いのかもしれない。
10
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる