26 / 97
第1章
26 て、違〜〜う!!!口に〜!
しおりを挟む
石畳の続く丘陵に、古くはあるが美しく壮麗な石造の王城が見える。
(あれがストゥールの王城?
何故だ?中の様子を感じる事が出来ない……行ってみるしか無いな……)
気配を消し、バルコニー側まで飛ぶと、中の様子が見えてきた。
(フィオナは?……ああ……居た。中央ホールの床に座り込んでいる。それを何人かが取り囲んでいる。
とにかく一応は無事な様だ。怪我とか、させられてないと良いけど……
このまま気配を消し、近づいてみよう)
そう思い、中に入った途端、浮遊が出来なくなり床に転げ落ちた。
「いててて……」
「誰だ貴様は!」
あっという間に見つかり囲まれた。
「ぼ、僕はアルティスニャン♡」
慌てて、ちょっと端折った。
「ふざけてるのか貴様!どうやってここに来た?」
足でボリボリ頭を掻いて、誤魔化すアルティス。
「あ、アル?」
「し~~~し~~~ バレちゃうじゃん」
いやいや、そんなんで、誤魔化される奴いね~し。
「貴様、この姫の知り合いか?」
〝ボリボリボリボリボリボリ……〝
「ふ、ふざけてるのか? おい!お前達、このガキが喋りたくなる様にしてやれ!」
囲まれて、されるがままボコボコにされても、無抵抗のアルティス。
しばらくすると、動かなくなった。気を失っている様だ。
「もう良い。一旦姫と一緒に、地下に連れて行け」
地下のホールの出入り口を、鉄格子で通れない様にして、即席の広い牢が作られていた。
その床に、乱暴に投げられるアルティス。
駆け寄るフィオナだが、アルティスは動かない。やはり、気を失っている様だ。
「フィオナ!」
「あ、エレノア?無事だったのね。どうなってるの?この城は」
王族を始め数百人が、地下に囚われている様だ。
「ううっ……」
「あ、アル……気が付いた?大丈夫?」
「うっ……痛い……か、身体が……動かせない……」
「何処を怪我してるの?私のヒールで……」
「ふ、普通のヒールでは……だめだ……ちょ……直接ヒールを……キ……キス……
フィナの回復魔法を込めたキスで、助かるって、じいちゃんが言っている」
「そ、創造神様が……で、でも……ここで?皆んな見てるのに……」
「ううっ……」
「あ、アル!」
フィオナが慌ててホッペにチュッ♡とする。
「て、違~~う!!!口に~!」
目を釣り上げて、突然立ち上がるアルティス。
「……全然元気じゃない……」
「あっ…… 」
「あっ……じゃないわよ」
「あのね……地下に大勢の気配感じたから、やられたふりしてたの……
そしたら、俺も、ここに連れてこられるんじゃ無いかなって思って……
ほら、下手に暴れたら、皆んなに危険が及ぶかもでしょ?テヘペロッ」
「テヘペロ?どんだけ心配したと思ってるのよ?」
「どもすいません」
「でも貴方、何で突然落ちてきたの?」
「急にエーテルの動きが乱れて、神聖力が効かなくなつて落ちた。びっくりしたよ」
「ここ神聖力を使えないの?」
「あのさ、偉そうに支持をしてたリーダー的な奴いたでしょ?
で、その向こうで、不機嫌そうに座って居た奴、分かる?
あいつが、何かの魔道具で、神聖力の動きを阻害してた」
「神聖力使えなくなってるなら、これからどうするの?」
「不意を突かれたから落ちたけど、原因が分かれば、なんて事ないよ」
「神聖力使えないのに、なんて事ない?どうして?
それにしても、何で魔力じゃなく、神聖力を阻害したんだろ?
貴方の事、知っていて?って事かしら?」
「いや、何にも分かってないんじゃ無いかな?そんな感じだったろ?」
「で、なんて事ないって……そう貴方が言うのは?」
「だから、不意を突かれたってだけ。
あの程度の魔道具じゃ、俺の全力の神聖力を止めるのは無理」
「で、どうするの?」
「大勢捕まっているこの状況だと戦えないから、一旦皆んなを逃すよ。
だからここに全員集めてくれる?」
エレノア姫の協力のもと、皆んなを1箇所に集めると、両ほうの手のひらを、前に出し、
全員の足元の中心に、魔法陣を浮かび上がらせる。
それが広がり全員を囲み光出す。光るエーテルの粒が、囲みながら渦をなす。
眩しい程の光が消え、皆んなの視界が戻ると、花の咲き誇る美しい庭園が、目に入って来た。
何が起きたのか理解できず、途方に暮れる、ストゥール王国の人々。
フィオナの説明で、そこがハルステイン王国、その王城の庭園だと分かると、
安堵して、そこに、へたり込んでしまった。
「フィナ、具合の悪い人が居ないか、見てあげて。回復は任せて良いね?」
「アルはどうするの?」
「ストゥールの王城を取り返してくる。人質はもう居ないから、
やりたい放題、俺を殴る蹴るした奴ら10倍返しだ~」
「ダメよ?やり過ぎないで。何者なのかとか、目的とか、色々聞き出さなきゃいけないからね?」
「ん?奴ら魔族だよ?それも魔王クラスが3人も居た」
「う、嘘でしょ~?」
「マジ。あいつらに色々動かれる前に、サクッと片付けてくる」
そう言うと、アルティスはスッと消えた。
「なあフィオナ姫。何が何だか、理解が追いつかないのだが、彼は一体?」
「ノルマン王よ、あれが其方が、会いたいと言っておった、
フィオナの婚約者、アルティスだよ。間も無く、我が息子になる少年だよ」
「おお、これはリヴァルド王。命は無いものだと覚悟を決めていたのですが、
何ともあっさりと助けられた様です。
噂通り……いや、噂を遥かに超越した少年ですな。
彼が、間も無くご子息となられるとは、何とも頼もしい……羨ましい限りです」
(あれがストゥールの王城?
何故だ?中の様子を感じる事が出来ない……行ってみるしか無いな……)
気配を消し、バルコニー側まで飛ぶと、中の様子が見えてきた。
(フィオナは?……ああ……居た。中央ホールの床に座り込んでいる。それを何人かが取り囲んでいる。
とにかく一応は無事な様だ。怪我とか、させられてないと良いけど……
このまま気配を消し、近づいてみよう)
そう思い、中に入った途端、浮遊が出来なくなり床に転げ落ちた。
「いててて……」
「誰だ貴様は!」
あっという間に見つかり囲まれた。
「ぼ、僕はアルティスニャン♡」
慌てて、ちょっと端折った。
「ふざけてるのか貴様!どうやってここに来た?」
足でボリボリ頭を掻いて、誤魔化すアルティス。
「あ、アル?」
「し~~~し~~~ バレちゃうじゃん」
いやいや、そんなんで、誤魔化される奴いね~し。
「貴様、この姫の知り合いか?」
〝ボリボリボリボリボリボリ……〝
「ふ、ふざけてるのか? おい!お前達、このガキが喋りたくなる様にしてやれ!」
囲まれて、されるがままボコボコにされても、無抵抗のアルティス。
しばらくすると、動かなくなった。気を失っている様だ。
「もう良い。一旦姫と一緒に、地下に連れて行け」
地下のホールの出入り口を、鉄格子で通れない様にして、即席の広い牢が作られていた。
その床に、乱暴に投げられるアルティス。
駆け寄るフィオナだが、アルティスは動かない。やはり、気を失っている様だ。
「フィオナ!」
「あ、エレノア?無事だったのね。どうなってるの?この城は」
王族を始め数百人が、地下に囚われている様だ。
「ううっ……」
「あ、アル……気が付いた?大丈夫?」
「うっ……痛い……か、身体が……動かせない……」
「何処を怪我してるの?私のヒールで……」
「ふ、普通のヒールでは……だめだ……ちょ……直接ヒールを……キ……キス……
フィナの回復魔法を込めたキスで、助かるって、じいちゃんが言っている」
「そ、創造神様が……で、でも……ここで?皆んな見てるのに……」
「ううっ……」
「あ、アル!」
フィオナが慌ててホッペにチュッ♡とする。
「て、違~~う!!!口に~!」
目を釣り上げて、突然立ち上がるアルティス。
「……全然元気じゃない……」
「あっ…… 」
「あっ……じゃないわよ」
「あのね……地下に大勢の気配感じたから、やられたふりしてたの……
そしたら、俺も、ここに連れてこられるんじゃ無いかなって思って……
ほら、下手に暴れたら、皆んなに危険が及ぶかもでしょ?テヘペロッ」
「テヘペロ?どんだけ心配したと思ってるのよ?」
「どもすいません」
「でも貴方、何で突然落ちてきたの?」
「急にエーテルの動きが乱れて、神聖力が効かなくなつて落ちた。びっくりしたよ」
「ここ神聖力を使えないの?」
「あのさ、偉そうに支持をしてたリーダー的な奴いたでしょ?
で、その向こうで、不機嫌そうに座って居た奴、分かる?
あいつが、何かの魔道具で、神聖力の動きを阻害してた」
「神聖力使えなくなってるなら、これからどうするの?」
「不意を突かれたから落ちたけど、原因が分かれば、なんて事ないよ」
「神聖力使えないのに、なんて事ない?どうして?
それにしても、何で魔力じゃなく、神聖力を阻害したんだろ?
貴方の事、知っていて?って事かしら?」
「いや、何にも分かってないんじゃ無いかな?そんな感じだったろ?」
「で、なんて事ないって……そう貴方が言うのは?」
「だから、不意を突かれたってだけ。
あの程度の魔道具じゃ、俺の全力の神聖力を止めるのは無理」
「で、どうするの?」
「大勢捕まっているこの状況だと戦えないから、一旦皆んなを逃すよ。
だからここに全員集めてくれる?」
エレノア姫の協力のもと、皆んなを1箇所に集めると、両ほうの手のひらを、前に出し、
全員の足元の中心に、魔法陣を浮かび上がらせる。
それが広がり全員を囲み光出す。光るエーテルの粒が、囲みながら渦をなす。
眩しい程の光が消え、皆んなの視界が戻ると、花の咲き誇る美しい庭園が、目に入って来た。
何が起きたのか理解できず、途方に暮れる、ストゥール王国の人々。
フィオナの説明で、そこがハルステイン王国、その王城の庭園だと分かると、
安堵して、そこに、へたり込んでしまった。
「フィナ、具合の悪い人が居ないか、見てあげて。回復は任せて良いね?」
「アルはどうするの?」
「ストゥールの王城を取り返してくる。人質はもう居ないから、
やりたい放題、俺を殴る蹴るした奴ら10倍返しだ~」
「ダメよ?やり過ぎないで。何者なのかとか、目的とか、色々聞き出さなきゃいけないからね?」
「ん?奴ら魔族だよ?それも魔王クラスが3人も居た」
「う、嘘でしょ~?」
「マジ。あいつらに色々動かれる前に、サクッと片付けてくる」
そう言うと、アルティスはスッと消えた。
「なあフィオナ姫。何が何だか、理解が追いつかないのだが、彼は一体?」
「ノルマン王よ、あれが其方が、会いたいと言っておった、
フィオナの婚約者、アルティスだよ。間も無く、我が息子になる少年だよ」
「おお、これはリヴァルド王。命は無いものだと覚悟を決めていたのですが、
何ともあっさりと助けられた様です。
噂通り……いや、噂を遥かに超越した少年ですな。
彼が、間も無くご子息となられるとは、何とも頼もしい……羨ましい限りです」
10
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生
西洋司
ファンタジー
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。
彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。
精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、放火で殺されてしまった。
晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。
死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。
「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」
晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる