アイズwithスターダスト 〜神聖力(エーテル)に愛された神の継承者〜

優陽 yûhi

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第1章

07 大きなおっぱいは好き?

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「ねえ?アル?」
「ん?もあ~に?」
 口に食べ物を沢山頬張り、ネコがリスになっている。

「貴方には居なくなってから今日までの事とか、聞きた事、た~くさん有るのだけど……
 今日は魔族の襲撃とか色々有りすぎて……
 でも1つだけ、ど~しても今聞いておきたい事があるの……」
「ほ~?どうしても今聞いておきたい事?何それ?そこまで大事な事って……」
 フィオナは恥ずかしそうに顔を赤らめ、モジモジしながら言った。

「アル?アルは女の子のおっぱいが好きなの?それも大きなおっぱいが……」
 “ブ~~ッ!!”  口の中の物が全部フィオナに飛んでいった。
 リスがネコに戻った……  
 どうしても今聞いておきたい事がそれ?

 まあ、おっぱいは嫌いじゃ無いな……
「まあ……好きっちゃ~好き?」
「なぜ疑問形?」
「あっ、でも…… 大きなおっぱいって言った?大きすぎるのはちょっと……」
「本当にっ?」
 何故か嬉しそう?

「なんて言うか、適度な大きさ? 体とのバランスが良いのが好きかな~?」
「でも、ソフィアのおっぱいが大きくて可愛いとか何とか……」
「おっぱいの大きな……可愛い子って言ったんだゾ?微妙に意味が違ってる……」

「でも、ソフィアは私から見ても可愛いと思うけど…… アル、ああいう子が好き?」
「イヤだから……俺がず~っと好きなのはヒナだけだよ。 気にしてるおっぱいも、ヒナの胸の方がずっと好き♡」
「す、好き? あ……あ~~でも、おっぱいとか気にしてないし~ 本当?」
「ウソ言ってもしょうがないっしょ?
 でもまあ、そうは言っても、ヒナのおっぱいを見た事ある訳じゃ無いし、服の上からしか分からないから、絶対とは言い切れないかな?」

「………………」
「どうしても答えろって言うなら、チョコっと見せて?」
「………………変態猫……」
「にゃ?ヒナのおっぱい見たく無いって男がいたら、そいつこそ変!
 つまりそいつが変態で、アル君、正常!ハイ!論破!」
「も~~~~」

 顔を赤らめるフィオナ。ン?この表情はもしや……
「あ、あの……お見せ頂けるので?」
 アルの尻尾が揺れている……
 いやアンタ猫だろ?尻尾振るのは犬……ってそもそも人間、尻尾無いけど。
「見るだけ?」
「アッいや、出来ますれば、ちょっとだけプニプニ……とか?」
 尻尾が激しく揺れている。
 しつこい様だが尻尾は無い。

「やっぱ変態!」
「変態は嫌い?」
「あっ……当たり前でしょ!」
「じゃあ変態なアル君は嫌い?」
「変態なアル君は……別に……嫌い……じゃない……」
 顔を真っ赤に染めてフィオナが答える。

「それでは早速さっそくおっぱいを……」
 バッシャ~ン!コップの水が飛んできた。
だ早いですっ!」
「で・す・よ・ね~~  ん?だ? 今、未だって言った?」
「言ってない……」
「ところで……ねえヒナ?今日俺の事、フィアンセとか言ってたけど、あれ何?」
 ぐっ……覚えてた……
「今日はもう遅いから、明日ちゃんと話すわ」
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