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第1話
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魔法使いのソラは久しぶりに友達に会える、と嬉しくなりすぐに向かう準備をしました。準備ができると庭に出て
「ぶるぶるシップ!」
と魔法を唱えました。するとどこからか、空飛ぶ船が現れました。ソラは猫のみかんを船に乗せるとすぐに出発しました。
船はとっても快適で、みかんから
「ふにゃぁ。」
と言う声が出てしまうほどでした。
そんな時ポツポツと船が少しぬれて来ました。ソラの手にもふってきたので、空を見上げるとさっきまで青かった空がグレーに染まっています。またたく間に気象は変わり暴風雨になりました。
ソラは気を失ってしまい、目を覚ますとそこは殺風景な森でした。船は壊れ、みかんと離れて1人ぼっちになってしまいました。ソラはみかんを探し、そして友達の家に向かおうと森の中を進んで行きました。
「どれだけ歩いても出口が見えないしみかんもいない。それにお腹もすいた……。」
終わりの見えない森の中でソラはとうとう限界をむかえて、またしも気を失ってしまいました。ソラはこんな夢を見ました。枝の上にみかんがいて、下りられないと鳴いている夢です。ソラ助けて!とずっと言っているのです。ですがソラは助ける事が出来ませんでした。この夢の中でソラはみかんに、危ない目にあわせてごめん、と何度も謝りました。
ソラをこの夢から覚ましたのはお化けのような魔物の声でした。魔物はズンズンソラの方へ走って来ます。ソラは空腹と疲れ、そして恐怖で魔法を唱える事ができません。もうだめだ、と覚悟を決めた時
「ソラはしょうがないなぁ、こんな魔物くらい1人で倒してよ。」
どこからか声がして気づいたら魔物はいなくなっていました。代わりにソラの目の前にいたのはきれいな顔立ちの15歳くらいの女の子でした。
「あなたは誰?」
「ぶるぶるシップ!」
と魔法を唱えました。するとどこからか、空飛ぶ船が現れました。ソラは猫のみかんを船に乗せるとすぐに出発しました。
船はとっても快適で、みかんから
「ふにゃぁ。」
と言う声が出てしまうほどでした。
そんな時ポツポツと船が少しぬれて来ました。ソラの手にもふってきたので、空を見上げるとさっきまで青かった空がグレーに染まっています。またたく間に気象は変わり暴風雨になりました。
ソラは気を失ってしまい、目を覚ますとそこは殺風景な森でした。船は壊れ、みかんと離れて1人ぼっちになってしまいました。ソラはみかんを探し、そして友達の家に向かおうと森の中を進んで行きました。
「どれだけ歩いても出口が見えないしみかんもいない。それにお腹もすいた……。」
終わりの見えない森の中でソラはとうとう限界をむかえて、またしも気を失ってしまいました。ソラはこんな夢を見ました。枝の上にみかんがいて、下りられないと鳴いている夢です。ソラ助けて!とずっと言っているのです。ですがソラは助ける事が出来ませんでした。この夢の中でソラはみかんに、危ない目にあわせてごめん、と何度も謝りました。
ソラをこの夢から覚ましたのはお化けのような魔物の声でした。魔物はズンズンソラの方へ走って来ます。ソラは空腹と疲れ、そして恐怖で魔法を唱える事ができません。もうだめだ、と覚悟を決めた時
「ソラはしょうがないなぁ、こんな魔物くらい1人で倒してよ。」
どこからか声がして気づいたら魔物はいなくなっていました。代わりにソラの目の前にいたのはきれいな顔立ちの15歳くらいの女の子でした。
「あなたは誰?」
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