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第3話 飛べた?

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どうしよう怖いよ…
「誰かー!助けて!」
不審者に睨まれた。
『叫ばなくてもすぐに楽になるから
叫ぶんじゃねぇ』
え?それって…不審者はナイフを取り出した。やっぱり予想通りだ…どうしよう魔法使えないし…
『覚悟しろ』不審者がナイフを持って走ってきた。終わりだ、先生達はもう間に合わないしお最後に兄ちゃんに会いたい
「何かあっても諦めちゃダメだよ」
お兄ちゃんの言葉を思い出した。でもどうすればここまで来たらもう近くまで来てるし飛び降りるしか…でも誰も受け止めてくれない可能性の方が高いよね。いや、ここで死ぬくらいならちょっとの可能性にかけた方がいい!そう思い、
窓を開けてジャンプした。
『一体何を…   ははっ死ぬの確定じゃねぇか。俺は知らないぞ』
ヤバいよ、下に誰もいない…飛べたら死なないんだけどな。魔法を使える人でも空を飛ぶのは無理だったし、魔法使えない私には無理か。あれ?お兄ちゃんだ。なんで小学校まで。いやもう間に合わないしそんなこと考えても無駄だな。地面と10メートルほどの場所まで落ちた。やだやっぱり死にたくない!体上がれ!あがれ!9メートル、上がって!5メートル、飛べ飛べ!1メートル頼む!浮いて
地面と10センチほどの場所で一瞬止まった。あれ?浮いた?と思ったらまた顔が地面に近づいた…ら
「ゆら!」
お兄ちゃんが走って来て私を受け止めてくれた。良かったぁギリギリセーフ
とお兄ちゃんが呟いた。
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