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転生魔王様編
君は天使16
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事後
朝比奈先輩の体から光が消え
優美の母、アウリエルの気配が消え
先輩はそのまま倒れた
そこにいた全員が駆けつけ
『アウリエル!!』
『お母さん!!』
『朝比奈先輩!!』
と呼びかけたがどちらも返答はなく
意識は失っている状態だった
呼吸をしている事から
朝比奈先輩は無事そうだと
魔王様はホッと一安心
アウリエルが朝比奈先輩に危害を加えると
考えにくいのでしばらくしたら目をさます
よね?
と思う魔王様
シャティエルと呼ばれていた
天使は泣き崩れた後
放心状態になっていた
その時、空間が割れ光の中に扉が現れた
そこから数名、羽を携えた人
天使が出てきて放心状態のシャティエルを
連行していった
扉に入っていく前、数名の天使を指示していた人物が
やたらこっちをじろじろ見てたが
あえて目を合わせないようにしておいた
まぁ正体がばれるとかの心配はしてないが
関わらないに越した事はない
そう思い口笛吹きつつ
無視し続けてた魔王様
偉そうにしてた天使が
『チッ』
と舌打ちして後、光っている扉の中に入って
消えていった
え?今、舌打ちした?
あんにゃろ~顔は覚えたかんな
ってかもっと早く来いや
魔王様はいつか舌打ちしかえしてやると心に誓った
大地は混乱状態が抜けず
魔王様に質問責めだったが
何を言ってもファンタジーなので
普通の人間にいきなり理解させるのは
難しいと思った魔王様は
そんな事より優美ちゃんの心配をしなさい
と、言ったら颯爽と優美の元へ走っていった
大地の野郎
寝たら忘れてくれないかな
いや、今背後から殴って記憶消すか
う~ん
と腕組み悩んでいるとイアンから
『君もいろいろあるんだな』
となんかこっちはこっちで
なんかやたら理解が早かった
余計な説明が省けて何よりだ
大人って素晴らしいね
親指でグッドを示しイアンに返した
その後倒れてる朝比奈先輩を起こそうとしたが
目を覚さないのでおぶっていく事にした
優美とイアンを送り
大地の家が帰り道にあったので
ズタボロになったスーツを着た男が
電車に乗るといろいろ大変だと言う事で
大地のとっておき
中学の時のジャージ
を借りた
着替えてる時に朝比奈先輩が目を覚ました
ジャージ姿の魔王様を見て
少し苦笑いをしてたが
ボロボロのスーツを見せたら納得してくれたみたいだった
その後朝比奈先輩と共に帰宅路についた
朝比奈先輩からはなんか妙に静かだった
もっといろいろ聞かれると思ったんだけど
意識失う前の記憶があやふやらしく
少し疲れたとの事だった
そりゃそうだろう
まさかの天使の魂を宿していた
なんて魔王様も思いもよらなかった
朝比奈先輩を送り届けた後
体中が痛いな~と
改めて人間の体で無茶したら死ぬな
こんな弱い体と力で
なぜ勇者適正が高いのか不思議だ
そんな事を考えながら読みとを歩く
朝陽の記憶を覗くと
朝比奈先輩を天使として見ている
異性をそういう風に捉える事があるみたいだ
まさかマジ天使だったとか
夢にも思わんだろうな
君は僕の天使だ!
なんて告白やめとけ
天使なんてロクなもんじゃない
軍隊に近いもんがある
戦いを挑むならそれもありかもしれないけどね
大地の方も優美は天使の血を引く
現在は普通の人間と変わらないが
あっちも君は天使かぁ
ちょっと天使、世間に溶け込みすぎじゃね?
意外と昔から身近にいたのかな~
羽衣の昔話とか
実は実話です!とか?
ありえなくもないな(笑
だから異性を天使と称し
君は天使だ!
とか
~ちゃんマジ天使
とかいう風潮があるんかな~
火のない所に煙は立たず
じゃないけど
きっと実例から来てるのでは?
なんてな~フフフ
そして次の日
少し心配していたが朝比奈先輩は
元気に出社していた
よかった~と思い魔王様が挨拶すると
『おはよう、魔王様♪』
と返答された
君は天使 完
朝比奈先輩の体から光が消え
優美の母、アウリエルの気配が消え
先輩はそのまま倒れた
そこにいた全員が駆けつけ
『アウリエル!!』
『お母さん!!』
『朝比奈先輩!!』
と呼びかけたがどちらも返答はなく
意識は失っている状態だった
呼吸をしている事から
朝比奈先輩は無事そうだと
魔王様はホッと一安心
アウリエルが朝比奈先輩に危害を加えると
考えにくいのでしばらくしたら目をさます
よね?
と思う魔王様
シャティエルと呼ばれていた
天使は泣き崩れた後
放心状態になっていた
その時、空間が割れ光の中に扉が現れた
そこから数名、羽を携えた人
天使が出てきて放心状態のシャティエルを
連行していった
扉に入っていく前、数名の天使を指示していた人物が
やたらこっちをじろじろ見てたが
あえて目を合わせないようにしておいた
まぁ正体がばれるとかの心配はしてないが
関わらないに越した事はない
そう思い口笛吹きつつ
無視し続けてた魔王様
偉そうにしてた天使が
『チッ』
と舌打ちして後、光っている扉の中に入って
消えていった
え?今、舌打ちした?
あんにゃろ~顔は覚えたかんな
ってかもっと早く来いや
魔王様はいつか舌打ちしかえしてやると心に誓った
大地は混乱状態が抜けず
魔王様に質問責めだったが
何を言ってもファンタジーなので
普通の人間にいきなり理解させるのは
難しいと思った魔王様は
そんな事より優美ちゃんの心配をしなさい
と、言ったら颯爽と優美の元へ走っていった
大地の野郎
寝たら忘れてくれないかな
いや、今背後から殴って記憶消すか
う~ん
と腕組み悩んでいるとイアンから
『君もいろいろあるんだな』
となんかこっちはこっちで
なんかやたら理解が早かった
余計な説明が省けて何よりだ
大人って素晴らしいね
親指でグッドを示しイアンに返した
その後倒れてる朝比奈先輩を起こそうとしたが
目を覚さないのでおぶっていく事にした
優美とイアンを送り
大地の家が帰り道にあったので
ズタボロになったスーツを着た男が
電車に乗るといろいろ大変だと言う事で
大地のとっておき
中学の時のジャージ
を借りた
着替えてる時に朝比奈先輩が目を覚ました
ジャージ姿の魔王様を見て
少し苦笑いをしてたが
ボロボロのスーツを見せたら納得してくれたみたいだった
その後朝比奈先輩と共に帰宅路についた
朝比奈先輩からはなんか妙に静かだった
もっといろいろ聞かれると思ったんだけど
意識失う前の記憶があやふやらしく
少し疲れたとの事だった
そりゃそうだろう
まさかの天使の魂を宿していた
なんて魔王様も思いもよらなかった
朝比奈先輩を送り届けた後
体中が痛いな~と
改めて人間の体で無茶したら死ぬな
こんな弱い体と力で
なぜ勇者適正が高いのか不思議だ
そんな事を考えながら読みとを歩く
朝陽の記憶を覗くと
朝比奈先輩を天使として見ている
異性をそういう風に捉える事があるみたいだ
まさかマジ天使だったとか
夢にも思わんだろうな
君は僕の天使だ!
なんて告白やめとけ
天使なんてロクなもんじゃない
軍隊に近いもんがある
戦いを挑むならそれもありかもしれないけどね
大地の方も優美は天使の血を引く
現在は普通の人間と変わらないが
あっちも君は天使かぁ
ちょっと天使、世間に溶け込みすぎじゃね?
意外と昔から身近にいたのかな~
羽衣の昔話とか
実は実話です!とか?
ありえなくもないな(笑
だから異性を天使と称し
君は天使だ!
とか
~ちゃんマジ天使
とかいう風潮があるんかな~
火のない所に煙は立たず
じゃないけど
きっと実例から来てるのでは?
なんてな~フフフ
そして次の日
少し心配していたが朝比奈先輩は
元気に出社していた
よかった~と思い魔王様が挨拶すると
『おはよう、魔王様♪』
と返答された
君は天使 完
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