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魔王の城(サタン城)
オシゴトデス
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って俺えええええええええええ初体験男とジャン?!
き、記念する手コキが…男…。
「お前の頭の中はいつも騒がしいな」
「あ」
起き上がるとサタンが横にいた。整った色城の綺麗な顔が俺を見ている。
「どこ?!ココ?!」
「私の寝室だ」
「え!」
白いシーツの上。ふかふかの眠り心地も良い姫天井ベッド。
「レベルも上がったことだし、さらにレベルを上げて私の下部として活躍しろよ」
「え?」
「まずは各ダンジョンでも見て、当会社を知ってこい社畜」
「え…?」
「ゲートホール」
気付けば俺はふかふかのベッドから移動し、黒い円が俺の足元に。
「ちょ、まって、どうゆう」
「――――――」
―――――――え?えぇええええええええええええええええええ
最後のサタンの言葉は聞き取れず、俺はサタンが召喚したゲートホールの中に飛ばされ、
黒く長い滑り台を勢いよく滑っていく。
「さっききたゲートホールと違って怖ぅぃいいいいいいいいいいいい」
魔王城に来た時のゲートホールは目を閉じて開けた瞬間には移動できていた。
しかし、サタンが今回出したゲートホールは長く、どこまで続いているのかわからず、恐怖でしかない。
「暗所で狭いとこ無理な俺には異世界無理ぃいこわいい」
異世界は何が来るかわからない。
『ゲートホールラッキーがあるのラッキー、便利~♪』と感じていたさっきとは対照的な気持ちになる。
世の中便利なものだけではないのだ。
同じ‘ゲートホール’という名前でも多多様な’ゲートホール’があることを学んだ。
「つーかあの人サタンなの?魔王なの?なんなの?!名前も聞かなかったしいきなり手コキでなんなんだぁああ」
光が見える。
手や足では止められないスピードで滑っていく滑り台。
俺はインキュバスになった理由も聞けぬまま、どこかへ行かされる羽目になる。
き、記念する手コキが…男…。
「お前の頭の中はいつも騒がしいな」
「あ」
起き上がるとサタンが横にいた。整った色城の綺麗な顔が俺を見ている。
「どこ?!ココ?!」
「私の寝室だ」
「え!」
白いシーツの上。ふかふかの眠り心地も良い姫天井ベッド。
「レベルも上がったことだし、さらにレベルを上げて私の下部として活躍しろよ」
「え?」
「まずは各ダンジョンでも見て、当会社を知ってこい社畜」
「え…?」
「ゲートホール」
気付けば俺はふかふかのベッドから移動し、黒い円が俺の足元に。
「ちょ、まって、どうゆう」
「――――――」
―――――――え?えぇええええええええええええええええええ
最後のサタンの言葉は聞き取れず、俺はサタンが召喚したゲートホールの中に飛ばされ、
黒く長い滑り台を勢いよく滑っていく。
「さっききたゲートホールと違って怖ぅぃいいいいいいいいいいいい」
魔王城に来た時のゲートホールは目を閉じて開けた瞬間には移動できていた。
しかし、サタンが今回出したゲートホールは長く、どこまで続いているのかわからず、恐怖でしかない。
「暗所で狭いとこ無理な俺には異世界無理ぃいこわいい」
異世界は何が来るかわからない。
『ゲートホールラッキーがあるのラッキー、便利~♪』と感じていたさっきとは対照的な気持ちになる。
世の中便利なものだけではないのだ。
同じ‘ゲートホール’という名前でも多多様な’ゲートホール’があることを学んだ。
「つーかあの人サタンなの?魔王なの?なんなの?!名前も聞かなかったしいきなり手コキでなんなんだぁああ」
光が見える。
手や足では止められないスピードで滑っていく滑り台。
俺はインキュバスになった理由も聞けぬまま、どこかへ行かされる羽目になる。
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