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俺様魔王の性的指導 ナタリー視点 R18
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大広間の奥へ向かうと、いつもの場所でハデス様が座っていた。
私に気が付くと椅子から立ち上がりこちらへと歩いて来る。
ハデス様もお風呂に入ったのか、先程とは違う緩めの服装をしていた。
黒い綿の半袖のシャツに、黒の長いズボン、全身黒で統一された服装に、彼の黒い髪や赤い瞳が相まって何だかいつもよりも色っぽく感じた。
「ナタリー、今日は雰囲気が違うな。」
彼はそう言うと自然な仕草で私の腰を抱き寄せる。
「ハデス様、、こそ、、」
彼に抱き寄せられ目眩を起こしそうだった。男らしい太い腕も、セクシーな鎖骨も、彼の匂いも、、全部私を狂わせてしまうのだ。
「ハデス様、、お話しがあって来ました。」
ハデス様のペースに流されては自分を見失うと危機感を感じ、私はあえて堅い話し方をした。しかし、彼にそれは全く通じず優しく微笑んだかと思うと私を抱き上げた。
フワリと壊れ物を扱うように優しく。
お姫様抱っこなど初めての私は目をシパシパと瞬かせた。
「後はベッドの中で聞こう。」
「ベッ、、ベッド、、!?」
緊張で声が裏返る私を見てハデス様はクスクスと笑った。
「こんな服を着て来たのに面白い反応だな。」
「こ、これは、、イアンが無理やり。」
「無理やり?お前はそんな言いなりになる女には見えないがな。」
「うっ。」
「まぁ良い。嫌なら逃げるチャンスも与えてやる。」
彼はそんな事を言ったが、逃げれるものなら逃げてみろとその目は語っている。チャンスなど与える気など無いのではないかと抗議しようとしたが、美しく煌めく赤い瞳で見つめられ、私は思考を奪われて行く。
「ナタリー愛している。」
そしてそう耳元で囁かれれば、もう何も考える事が出来なかった。
「私も愛しています。」
気付けばそう答えていたのだ。
彼の寝室に使われている小さな部屋に入り、私はベッドの上にそっと置かれた。
それは小さな部屋には似つかない、大の大人が5人は横になれるぐらいの大きなベッドだった。
起き上がってハデス様を見ると、彼は上の服を脱ぎ捨てた所だった。
分厚い胸板が露わになり、私の身体が熱くなる。
魔王に今から抱かれるのだと、急速に頭が理解し始める。
「ハデス様、、」
涙目で私は彼の名を呼んだ。
「今はハデスと、、そう呼べ。」
彼がベッドに上がって来る。ギシギシと揺らしながら私の前まで来ると、大きな手で私の頬を優しくさする。
「ハデス、、せめて明かりを落として。」
私はそう懇願した。ここまで来て逃げ出すつもりは無かったが、自分の身体に自信などない。せめて薄暗い中で彼に抱かれたかった。
「ダメだ。ナタリー、お前の身体がちゃんと見たい。」
「ハデス、、」
「もう黙れ。」
彼はそう言うと、私の唇に自分の唇をそっと当てた。
そのまま私を押し倒すと、何度か同じように優しく口付けした後、唇を食むよつに何度もついばまれた。
「口を開け。」
ハデスにそう言われたが、緊張からか私の口は一文字に固く閉ざされたままだ。
「フッ。」
ハデスが笑ったのを感じ、涙目で彼を見ると、彼の顔は私の首へと移動して行った。
喉の辺りをペロリと舐められ、食まれ、そして彼の手が私のワンピースのリボンへとかけられる。
繊細な手つきで一つずつ解かれ、私の身体が露わになって行く。
中は何も着せて貰えなかったので、すぐに私の乏しい身体が現れた。
少し膨らんだ胸の先にある淡いピンクの頂き、スレンダーと言えば聞こえが良いが、少し細過ぎるせいで女らしい柔らかな線があまり無い。
ショーツを剥ぎ取られ、私はさらにいたたまれない気持ちになった。
髪と同じ銀糸の下の毛も申し訳程度にしか生えておらず、それが何だか余計に恥ずかしい。
「綺麗だ。」
ハデスにそう言われ、私の瞳から涙が溢れた。凹凸の乏しい身体を彼が馬鹿にせず、愛しそうに見つめてくるのがくすぐったく、そして心底嬉しかった。
「ハデス、、」
ねだるように彼の唇に自分の唇を寄せてみる。緊張がほぐれてきたのか私の口は薄っすらと開き、彼の熱い舌を今度は受け入れた。
「フッ、、ハッ、、、ンンッ!」
舌を絡められ、吸い付かれ、私は息が出来ずに苦しそうな声を出す。
苦しくて目を閉ざしてしまったいたが、ふと笑う気配がして薄っすら目を開けると、男の欲を宿した熱い彼の赤い瞳に捕まりまた心臓が跳ねた。
去り際私の下唇をそっと舐めて、彼の舌が離れて行く。
焦点の合わない視界でボンヤリしていると、次の刺激が与えられた。
ハデスが私の胸を優しく揉み、反対側の頂きを口に咥えたのだ。
舌で転がされ、優しく吸われ、、最初はくすぐったいだけの行為だったのに、必要にそうされていると下腹部がうずくのが分かった。
「アッ、、」
自然と出た甘い声に、私は恥ずかしくなり顔が真っ赤にさせる。
「もっと聞かせろ。」
一度胸の頂きから口を話しハデスはそう言った。彼の唾液で濡れた胸が何だかイヤらしくて私はまた目を逸らしてしまう。
だがそれを彼は許さなかった。長い指で私の顎を挟み自分の方へと向かせる。
そのまま深く口付けされたかと思うと、空いた手で私のお腹を柔りと撫でた。
息が出来ずに喘ぐ私の抗議を無視し、そのまま手を下へと手を滑らせて行く。
先程の胸の刺激とは違う鮮烈な刺激が身体に走った。
「アッ、、、ンフッ、、息が、、」
王妃教育には性教育も含まれていた。その際聞いた花芽という部位が女性に存在していた事を思い出す。
教育係の方が、陛下がお疲れの場合はその部位を自分で慰め身体の準備をしろと言っていた。
「もっと乱れてみろ。」
長い口付けを終えた後、ハデスがそう私を煽ってくる。
彼の指がクリクリと私の花芽を弄ぶ。
「アッ、、やめて、、何かおかしいの。」
身体の中を駆け上る何か得体の知らない感覚、私はそれが恐ろしくなって彼の腕にギュッと捕まった。
「そのままイケ。」
彼は指の動きを早め、胸の先も口に含み転がし始めた。
「ンッ、、ダメ!!もう、、アァッ!」
頭の中が真っ白になってスパークした。
「ハァー、ハァー、、」
息が上がり目の前がチカチカした。ハデスが笑っていたのが見えたので、頬を膨らませ抵抗してみる。
「やめてと言ったのに、、」
「フッ、やめてと言われてやめる男などいるものか。」
ハデスはそう言うと私の頭を撫でた。
「ナタリー、私と結婚しよう。」
「ハデス、、私、、」
瞳が揺れ動く。私は今から彼の元を離れようとしているのだ。
「バゼルハイドの元へ行くのか?」
私がハデスに告げる前に彼からそう尋ねてきた。目を見開き驚く私に彼は少し悲しそうな顔をする。
「ゴロランドと約束していたのが聞こえた。約束を果たしに行くのか?」
「、、はい。」
「向こうはなぜかお前を欲している。あちらに行けば何があるか分からんのだぞ。」
行くなと、彼の目はそう言っていた。フローラの一族が人質に取られていることを彼は知らない。ゴロランドの為だけに帰ろうとしていると思っているならば、彼は全力で止めてくるかもしれない。
「それでも行かねばなりません。」
「死ぬことになってもか!?」
彼の口調が激しくなって行く。
「それでも、、彼を殺した事を後悔したく無いから。」
「、、頑固者が。」
「ハデス。」
彼は私の唇にそっと口付けをしたかと思うと、私の両のふくらはぎを掴み持ち上げ、女性の大事な所が露わになる格好に私をさせた。
「ハデス!!」
叫びながら両手でそこを隠したが、ふくらはぎから手を離し、私の身体を自分の身体で固定してしまうと空いた手で私の両手を奪ってしまう。
仰向けに寝転んだ私は開いた足を高く上げられお尻も前も剥き出しの状態にさせられてしまったのだ。
「恥ずかしいからやめて、、お願い見ないで。」
「ダメだ。どうしても行くと言うならば、私の子を孕んでから行け。」
「子供を!?」
「そうすればいざという時、私はお前を助けに行く口実が出来る。」
彼が股の近くで話すので、息がそこにかかりこそばゆかった。会話している内容が頭に入ってこない。
「フッ、余裕が無いようだな。今話しても頭に入らんか。」
「なっ!?ハデスが、、」
ハデスが悪いと彼に抗議しようとした時、私の剥き出しになった花芽に彼が口付けをした。
「えっ!!そんな所、汚いわ!!」
イヤイヤと首を振ったが、彼はそのまま花芽を口に含み舌で転がした後に吸い上げてきた。
「アッ、、アァッ、、やめて、またいっちゃうの、離して!!!」
私の声を無視し、ハデスはそこを必要に責めてくる。
ペチャリとわざとイヤラシイ音を立てて舐めてくるハデスが恨めしくて睨もうとするが、すぐに余裕が無くなり涙目で目をギュッとつむった。
「アァーーッ!!」
背が弓なりになり私は2度目の絶頂を迎えてしまった。初めてでこんなにも感じてしまう事が恥ずかしくて、彼の顔が見れなかった。
「まだだ、本番はこれからだ。」
そう恐ろしい事を口にしたハデスは、花芽の下にある蜜壺に長く太い指を一本差し入れてきた。
ヌチャヌチャとイヤラシい音が響くので、私が濡れていることは明らかだった。
「痛いか?」
少し心配した様子を見せるハデスに私は首を振って答えた。異物感はあったが、痛くは無い。痛いと答えれば彼はやめてくれたのだろうが、そう言う気にはなれなかった。
「最初は痛いから丹念に広げておこう。」
「ハデス、、」
ゆるりゆるりと彼の指が何度も出し入れされ、私は羞恥心で全身を赤く染めていた。
気付けば彼の指は二本に増えており、私の異物感も少しずつ薄れていっていた。
「アッ!!」
彼の指がある一点を擦った時、私はまたあられもない声を出してしまった。
慌てて口を押さえたが、時すでに遅く彼はそれを聞き逃すはずもなく、意地悪な顔で少し笑った。
「今の所が良かったのか?」
「ち、、違う!!」
「言ってろ。」
彼は同じ場所を何も擦った。
「アッ、、ンッ、、ダメ!!」
そう訴える私をさらに煽るべく、指の動きをやめぬまま彼は花芽を口で含んでしまった。
「ハデス!もうダメ、、お願い、やめて!!」
そんな願いは叶うはずもなく、また高みへと連れて行かれる。
指の動きはさらに早くなり、花芽も強く吸い上げられた。
「ダメェ、、もう、、アッ!!」
3度目の絶頂でグッタリと倒れこみ、意識を手放してしまう。
フワリフワリと雲の上でいるような気持ち良いそんな気分だった。
「気絶するなど許さない。」
私は抱き上げられ、彼の膝に座らされたようだった。しかし、眠たくて目が開かない。
「ンッ、、アァッ!!!」
そんな混濁した世界から、私は一気に現実へと引き戻された。
目を開くと彼の顔がすぐ近くにあった。
痛みで涙が溢れ、事態が飲み込めず、私はただただ彼に揺らされている。
彼の物を蜜壺に入れられたのだと気付いたのは少し経ってからだった。
「ハデス、、痛い、抜いて、、お願い、、アッ、、」
太ももを血と蜜が垂れているのが分かった。向き合って座らされた私は彼の物を抱え込み何度も揺らされる。
涙がポロポロと溢れ、世界がボンヤリとしていたが、ふと目に入ったハデスが感じている顔をしているのに気が付くと、身体が火が付いたように熱くなるのを感じた。
「ンッ、、、アッ、、」
それと同時に痛いばかりのその行為に、快感を得られるようになっていたのだ。
「ナタリー、感じているのか?」
そう尋ねられ、私は素直にコクコクと頷いた。
「もう、、私も、、」
ハデスの息も上がり、彼が私を揺らす速度が上がった。
ヌチャヌチャとイヤラシい音と、お互いの激しい呼吸の音だけが室内に響いていた。
「やぁ、、ハデス、もうやめて、、」
そう懇願しながら先に私が果てたのだが、彼はまだだった。気が遠くなりそうな中で彼の精がお腹に放たれたのを感じた。
温かなそれが蜜壺を満たし、そしてビクビクと彼の物が中でうごめいていた。
「もう、、ダメ、、。」
そして今度こそ私は意識を手放したのだった。
私に気が付くと椅子から立ち上がりこちらへと歩いて来る。
ハデス様もお風呂に入ったのか、先程とは違う緩めの服装をしていた。
黒い綿の半袖のシャツに、黒の長いズボン、全身黒で統一された服装に、彼の黒い髪や赤い瞳が相まって何だかいつもよりも色っぽく感じた。
「ナタリー、今日は雰囲気が違うな。」
彼はそう言うと自然な仕草で私の腰を抱き寄せる。
「ハデス様、、こそ、、」
彼に抱き寄せられ目眩を起こしそうだった。男らしい太い腕も、セクシーな鎖骨も、彼の匂いも、、全部私を狂わせてしまうのだ。
「ハデス様、、お話しがあって来ました。」
ハデス様のペースに流されては自分を見失うと危機感を感じ、私はあえて堅い話し方をした。しかし、彼にそれは全く通じず優しく微笑んだかと思うと私を抱き上げた。
フワリと壊れ物を扱うように優しく。
お姫様抱っこなど初めての私は目をシパシパと瞬かせた。
「後はベッドの中で聞こう。」
「ベッ、、ベッド、、!?」
緊張で声が裏返る私を見てハデス様はクスクスと笑った。
「こんな服を着て来たのに面白い反応だな。」
「こ、これは、、イアンが無理やり。」
「無理やり?お前はそんな言いなりになる女には見えないがな。」
「うっ。」
「まぁ良い。嫌なら逃げるチャンスも与えてやる。」
彼はそんな事を言ったが、逃げれるものなら逃げてみろとその目は語っている。チャンスなど与える気など無いのではないかと抗議しようとしたが、美しく煌めく赤い瞳で見つめられ、私は思考を奪われて行く。
「ナタリー愛している。」
そしてそう耳元で囁かれれば、もう何も考える事が出来なかった。
「私も愛しています。」
気付けばそう答えていたのだ。
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それは小さな部屋には似つかない、大の大人が5人は横になれるぐらいの大きなベッドだった。
起き上がってハデス様を見ると、彼は上の服を脱ぎ捨てた所だった。
分厚い胸板が露わになり、私の身体が熱くなる。
魔王に今から抱かれるのだと、急速に頭が理解し始める。
「ハデス様、、」
涙目で私は彼の名を呼んだ。
「今はハデスと、、そう呼べ。」
彼がベッドに上がって来る。ギシギシと揺らしながら私の前まで来ると、大きな手で私の頬を優しくさする。
「ハデス、、せめて明かりを落として。」
私はそう懇願した。ここまで来て逃げ出すつもりは無かったが、自分の身体に自信などない。せめて薄暗い中で彼に抱かれたかった。
「ダメだ。ナタリー、お前の身体がちゃんと見たい。」
「ハデス、、」
「もう黙れ。」
彼はそう言うと、私の唇に自分の唇をそっと当てた。
そのまま私を押し倒すと、何度か同じように優しく口付けした後、唇を食むよつに何度もついばまれた。
「口を開け。」
ハデスにそう言われたが、緊張からか私の口は一文字に固く閉ざされたままだ。
「フッ。」
ハデスが笑ったのを感じ、涙目で彼を見ると、彼の顔は私の首へと移動して行った。
喉の辺りをペロリと舐められ、食まれ、そして彼の手が私のワンピースのリボンへとかけられる。
繊細な手つきで一つずつ解かれ、私の身体が露わになって行く。
中は何も着せて貰えなかったので、すぐに私の乏しい身体が現れた。
少し膨らんだ胸の先にある淡いピンクの頂き、スレンダーと言えば聞こえが良いが、少し細過ぎるせいで女らしい柔らかな線があまり無い。
ショーツを剥ぎ取られ、私はさらにいたたまれない気持ちになった。
髪と同じ銀糸の下の毛も申し訳程度にしか生えておらず、それが何だか余計に恥ずかしい。
「綺麗だ。」
ハデスにそう言われ、私の瞳から涙が溢れた。凹凸の乏しい身体を彼が馬鹿にせず、愛しそうに見つめてくるのがくすぐったく、そして心底嬉しかった。
「ハデス、、」
ねだるように彼の唇に自分の唇を寄せてみる。緊張がほぐれてきたのか私の口は薄っすらと開き、彼の熱い舌を今度は受け入れた。
「フッ、、ハッ、、、ンンッ!」
舌を絡められ、吸い付かれ、私は息が出来ずに苦しそうな声を出す。
苦しくて目を閉ざしてしまったいたが、ふと笑う気配がして薄っすら目を開けると、男の欲を宿した熱い彼の赤い瞳に捕まりまた心臓が跳ねた。
去り際私の下唇をそっと舐めて、彼の舌が離れて行く。
焦点の合わない視界でボンヤリしていると、次の刺激が与えられた。
ハデスが私の胸を優しく揉み、反対側の頂きを口に咥えたのだ。
舌で転がされ、優しく吸われ、、最初はくすぐったいだけの行為だったのに、必要にそうされていると下腹部がうずくのが分かった。
「アッ、、」
自然と出た甘い声に、私は恥ずかしくなり顔が真っ赤にさせる。
「もっと聞かせろ。」
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だがそれを彼は許さなかった。長い指で私の顎を挟み自分の方へと向かせる。
そのまま深く口付けされたかと思うと、空いた手で私のお腹を柔りと撫でた。
息が出来ずに喘ぐ私の抗議を無視し、そのまま手を下へと手を滑らせて行く。
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「アッ、、、ンフッ、、息が、、」
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教育係の方が、陛下がお疲れの場合はその部位を自分で慰め身体の準備をしろと言っていた。
「もっと乱れてみろ。」
長い口付けを終えた後、ハデスがそう私を煽ってくる。
彼の指がクリクリと私の花芽を弄ぶ。
「アッ、、やめて、、何かおかしいの。」
身体の中を駆け上る何か得体の知らない感覚、私はそれが恐ろしくなって彼の腕にギュッと捕まった。
「そのままイケ。」
彼は指の動きを早め、胸の先も口に含み転がし始めた。
「ンッ、、ダメ!!もう、、アァッ!」
頭の中が真っ白になってスパークした。
「ハァー、ハァー、、」
息が上がり目の前がチカチカした。ハデスが笑っていたのが見えたので、頬を膨らませ抵抗してみる。
「やめてと言ったのに、、」
「フッ、やめてと言われてやめる男などいるものか。」
ハデスはそう言うと私の頭を撫でた。
「ナタリー、私と結婚しよう。」
「ハデス、、私、、」
瞳が揺れ動く。私は今から彼の元を離れようとしているのだ。
「バゼルハイドの元へ行くのか?」
私がハデスに告げる前に彼からそう尋ねてきた。目を見開き驚く私に彼は少し悲しそうな顔をする。
「ゴロランドと約束していたのが聞こえた。約束を果たしに行くのか?」
「、、はい。」
「向こうはなぜかお前を欲している。あちらに行けば何があるか分からんのだぞ。」
行くなと、彼の目はそう言っていた。フローラの一族が人質に取られていることを彼は知らない。ゴロランドの為だけに帰ろうとしていると思っているならば、彼は全力で止めてくるかもしれない。
「それでも行かねばなりません。」
「死ぬことになってもか!?」
彼の口調が激しくなって行く。
「それでも、、彼を殺した事を後悔したく無いから。」
「、、頑固者が。」
「ハデス。」
彼は私の唇にそっと口付けをしたかと思うと、私の両のふくらはぎを掴み持ち上げ、女性の大事な所が露わになる格好に私をさせた。
「ハデス!!」
叫びながら両手でそこを隠したが、ふくらはぎから手を離し、私の身体を自分の身体で固定してしまうと空いた手で私の両手を奪ってしまう。
仰向けに寝転んだ私は開いた足を高く上げられお尻も前も剥き出しの状態にさせられてしまったのだ。
「恥ずかしいからやめて、、お願い見ないで。」
「ダメだ。どうしても行くと言うならば、私の子を孕んでから行け。」
「子供を!?」
「そうすればいざという時、私はお前を助けに行く口実が出来る。」
彼が股の近くで話すので、息がそこにかかりこそばゆかった。会話している内容が頭に入ってこない。
「フッ、余裕が無いようだな。今話しても頭に入らんか。」
「なっ!?ハデスが、、」
ハデスが悪いと彼に抗議しようとした時、私の剥き出しになった花芽に彼が口付けをした。
「えっ!!そんな所、汚いわ!!」
イヤイヤと首を振ったが、彼はそのまま花芽を口に含み舌で転がした後に吸い上げてきた。
「アッ、、アァッ、、やめて、またいっちゃうの、離して!!!」
私の声を無視し、ハデスはそこを必要に責めてくる。
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「アァーーッ!!」
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「まだだ、本番はこれからだ。」
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「痛いか?」
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「ハデス、、」
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気付けば彼の指は二本に増えており、私の異物感も少しずつ薄れていっていた。
「アッ!!」
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彼は同じ場所を何も擦った。
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そう訴える私をさらに煽るべく、指の動きをやめぬまま彼は花芽を口で含んでしまった。
「ハデス!もうダメ、、お願い、やめて!!」
そんな願いは叶うはずもなく、また高みへと連れて行かれる。
指の動きはさらに早くなり、花芽も強く吸い上げられた。
「ダメェ、、もう、、アッ!!」
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フワリフワリと雲の上でいるような気持ち良いそんな気分だった。
「気絶するなど許さない。」
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「ンッ、、アァッ!!!」
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目を開くと彼の顔がすぐ近くにあった。
痛みで涙が溢れ、事態が飲み込めず、私はただただ彼に揺らされている。
彼の物を蜜壺に入れられたのだと気付いたのは少し経ってからだった。
「ハデス、、痛い、抜いて、、お願い、、アッ、、」
太ももを血と蜜が垂れているのが分かった。向き合って座らされた私は彼の物を抱え込み何度も揺らされる。
涙がポロポロと溢れ、世界がボンヤリとしていたが、ふと目に入ったハデスが感じている顔をしているのに気が付くと、身体が火が付いたように熱くなるのを感じた。
「ンッ、、、アッ、、」
それと同時に痛いばかりのその行為に、快感を得られるようになっていたのだ。
「ナタリー、感じているのか?」
そう尋ねられ、私は素直にコクコクと頷いた。
「もう、、私も、、」
ハデスの息も上がり、彼が私を揺らす速度が上がった。
ヌチャヌチャとイヤラシい音と、お互いの激しい呼吸の音だけが室内に響いていた。
「やぁ、、ハデス、もうやめて、、」
そう懇願しながら先に私が果てたのだが、彼はまだだった。気が遠くなりそうな中で彼の精がお腹に放たれたのを感じた。
温かなそれが蜜壺を満たし、そしてビクビクと彼の物が中でうごめいていた。
「もう、、ダメ、、。」
そして今度こそ私は意識を手放したのだった。
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