6 / 6
魔法使い屋
6
しおりを挟む
そして、場所は変わってユリアの家に着いた。
ユリ「ここが私たちの家です
母と父に話をしてくるのでここで待っていてください」
ケン「なんだ、お前ら親に話さないできていたのか」
コト「はい、両親は怪しい薬をもらってから少しそう言ったものに疑心暗鬼になっていたので…」
確かに、薬を買ってきたのは両親と言っていたので薬が偽物と知ることになって状態の悪化になっているかも知れないというのに自分を責めているのかも知れない…
アイ「それなら、両親に話してもダメなら薬だけでもいただいてこっちで勝手に調べて終わってから話すということも視野に入れておくべきだな」
ロー「そうですね、ご主人様。
人生は、親のものではなく自身のものなんですから願いを叶えるのでしたら本人のせつなるものがいいですしね!」
親は確かに人生の中でなくてはならないものの一つかも知れないがだからと言って、いつまでも親に縛られるものではない。
いつかは、自身が親になる可能性もあるのだから。
ユリ「お待たせしました、両親に説明してきたのでこちらに来てください!」
今回は流石に両親も息子の命に関わるかも知れないと説明したみたいなので、両親も慌てたみたいだ。
でも、家にお金がないのは見てわかるので両親の瞳は少し怯えているような、警戒しているようにも見える。
父「初めまして、私がこの子達の父です」
母「母です」
見た目は二人とも優しそうにも見えるが少し気が弱そうにもいるので、詐欺師には格好の的だったと言える。
アイ「初めまして、魔法使い屋の店主です。
今回は、御子息たちかや依頼されてきました」
父「あの、ある程度は娘にお聞きしましたがお代は本当に払わなくても大丈夫なのでしょうか?」
アイ「ええ、お代は将来娘さんか息子さんにもらうという契約を交わしましたので、両親からはもちろん、御子息にも成人してから時が来て払ってもらいますので!」
その話をしてからようやく両親は安心したようだ。
そして、いよいよ本題に入る。
ロー「それでは、話を進めさせていただきます。
今回の、問題は病気を治すというよりは新しく飲んだ薬についての調査とそれが身体に及ぼす影響、それによっては完治させるというものです」
そう説明したが、両親も息子も娘も頷くだけしている。
ケン「その前に、〈エンド・ライク・ローズ〉っていう病気についてよくわかっていないんだが、詳しく説明してくれ」
ケントがそういうと何故か両親も娘も病気にかかっているはずの息子さえも頷いていた。
この親子、今まで何を思って病気と戦っていたんだろうとアイルシアと使い魔はここの中で思った。
ユリ「ここが私たちの家です
母と父に話をしてくるのでここで待っていてください」
ケン「なんだ、お前ら親に話さないできていたのか」
コト「はい、両親は怪しい薬をもらってから少しそう言ったものに疑心暗鬼になっていたので…」
確かに、薬を買ってきたのは両親と言っていたので薬が偽物と知ることになって状態の悪化になっているかも知れないというのに自分を責めているのかも知れない…
アイ「それなら、両親に話してもダメなら薬だけでもいただいてこっちで勝手に調べて終わってから話すということも視野に入れておくべきだな」
ロー「そうですね、ご主人様。
人生は、親のものではなく自身のものなんですから願いを叶えるのでしたら本人のせつなるものがいいですしね!」
親は確かに人生の中でなくてはならないものの一つかも知れないがだからと言って、いつまでも親に縛られるものではない。
いつかは、自身が親になる可能性もあるのだから。
ユリ「お待たせしました、両親に説明してきたのでこちらに来てください!」
今回は流石に両親も息子の命に関わるかも知れないと説明したみたいなので、両親も慌てたみたいだ。
でも、家にお金がないのは見てわかるので両親の瞳は少し怯えているような、警戒しているようにも見える。
父「初めまして、私がこの子達の父です」
母「母です」
見た目は二人とも優しそうにも見えるが少し気が弱そうにもいるので、詐欺師には格好の的だったと言える。
アイ「初めまして、魔法使い屋の店主です。
今回は、御子息たちかや依頼されてきました」
父「あの、ある程度は娘にお聞きしましたがお代は本当に払わなくても大丈夫なのでしょうか?」
アイ「ええ、お代は将来娘さんか息子さんにもらうという契約を交わしましたので、両親からはもちろん、御子息にも成人してから時が来て払ってもらいますので!」
その話をしてからようやく両親は安心したようだ。
そして、いよいよ本題に入る。
ロー「それでは、話を進めさせていただきます。
今回の、問題は病気を治すというよりは新しく飲んだ薬についての調査とそれが身体に及ぼす影響、それによっては完治させるというものです」
そう説明したが、両親も息子も娘も頷くだけしている。
ケン「その前に、〈エンド・ライク・ローズ〉っていう病気についてよくわかっていないんだが、詳しく説明してくれ」
ケントがそういうと何故か両親も娘も病気にかかっているはずの息子さえも頷いていた。
この親子、今まで何を思って病気と戦っていたんだろうとアイルシアと使い魔はここの中で思った。
0
お気に入りに追加
3
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
美しき父親の誘惑に、今宵も息子は抗えない
すいかちゃん
BL
大学生の数馬には、人には言えない秘密があった。それは、実の父親から身体の関係を強いられている事だ。次第に心まで父親に取り込まれそうになった数馬は、彼女を作り父親との関係にピリオドを打とうとする。だが、父の誘惑は止まる事はなかった。
実の親子による禁断の関係です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
黄色い水仙を君に贈る
えんがわ
BL
──────────
「ねぇ、別れよっか……俺たち……。」
「ああ、そうだな」
「っ……ばいばい……」
俺は……ただっ……
「うわああああああああ!」
君に愛して欲しかっただけなのに……
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
王道にはしたくないので
八瑠璃
BL
国中殆どの金持ちの子息のみが通う、小中高一貫の超名門マンモス校〈朱鷺学園〉
幼少の頃からそこに通い、能力を高め他を率いてきた生徒会長こと鷹官 仁。前世知識から得た何れ来るとも知れぬ転校生に、平穏な日々と将来を潰されない為に日々努力を怠らず理想の会長となるべく努めてきた仁だったが、少々やり過ぎなせいでいつの間にか大変なことになっていた_____。
これは、やりすぎちまった超絶カリスマ生徒会長とそんな彼の周囲のお話である。
捨て猫はエリート騎士に溺愛される
135
BL
絶賛反抗期中のヤンキーが異世界でエリート騎士に甘やかされて、飼い猫になる話。
目つきの悪い野良猫が飼い猫になって目きゅるんきゅるんの愛される存在になる感じで読んでください。
お話をうまく書けるようになったら続きを書いてみたいなって。
京也は総受け。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
フローブルー
とぎクロム
BL
——好きだなんて、一生、言えないままだと思ってたから…。
高二の夏。ある出来事をきっかけに、フェロモン発達障害と診断された雨笠 紺(あまがさ こん)は、自分には一生、パートナーも、子供も望めないのだと絶望するも、その後も前向きであろうと、日々を重ね、無事大学を出て、就職を果たす。ところが、そんな新社会人になった紺の前に、高校の同級生、日浦 竜慈(ひうら りゅうじ)が現れ、紺に自分の息子、青磁(せいじ)を預け(押し付け)ていく。——これは、始まり。ひとりと、ひとりの人間が、ゆっくりと、激しく、家族になっていくための…。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる