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魔法使い屋
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しっかりと座ってユリアと名乗った女の話を聞く姿勢になる。
アイ「さて、君にはここのルールを聞かせてあげよう!」
ユリ「なんで、少し偉そうなのかは聞かないとして、ルールなんてあったの?」
ロー「はい、ここは願いを叶えると言いますけどなんでも簡単に叶えてしまうと言うのはあまりいいことではありません。しかし、だからと言って、お金で叶えてしまうと少し簡単と言えます」
ユリ「簡単?そんなこない気がするけど…」
ユリアは怪しいものを見るような不機嫌な表情をする。
マル「えー、おねがいがお金でかなうんだったらお金で買えばいいじゃん!ここはお金で買えないもをかなえるから願いを叶える場所なんだよ!」
ユリ「なるほどね…」
ユリアはマルテの言いたいことがわかったらしい、そして疑問にも思ったらしい。
ユリ「なら何を対価にしてるの?」
アイ「いい質問だ!」
ロー「ここでの対価は願いによって違いますが、基本的に本人にしか払えないものが中心になります」
ユリ「何それ?」
アイ「つまりは、記憶や魔力の根源、体の一部だ!」
ユリ「…はぁ?何言ってるの!」
ユリアは、こちろを睨みつけてきた。そして、その瞳には恐ろしいものを見るような恐怖の色か浮かんでくる。
アイ「君は、願いを叶えてもらうのに何もなしに犠牲を無しに手に入れようとするような傲慢な人なんだね…」
そういった瞬間、ユリアは恐怖の瞳から怒りの瞳に変わった。
ユリ「何言っているんですか、対価が重いんではないですか?こんなの、悪魔との命をかけた取引と変わんないじゃない!」
ロー「失礼ですね、私たちは何も命までは取りませんし、犯罪を犯して無理やり契約を持ちかけるわけではないんですよ?」
マル「そうだよ!悪魔さんはねがいを叶えてくれるふりをして命をとったりするんだよ?そんなと比べないで!」
アイ「だいたい、私たちだって時には命をかけて叶えたり、私たちの力を最大限出して叶えたり大変なんですよ?
それなのに、死ぬわけでもないのに何を大袈裟な…」
そうして、ユリアと魔法使い屋の人たちと揉めていると、扉から人の声が聞こえてきた。
?「おーい、誰もいないのか?」
そして、ここの部屋までズカズカと入ってきた。
?「おぉ、いるじゃないか!
ん?なんだ客が来ていたんだな。
その様子じゃ、揉めていたようだな…」
そう言う男の後ろからもう一人、男の子という歳の子供が顔を出した。
?「ついでに、この坊主の話も聞けばいいな!」
そう、勝手に話を進めていくこの男はこの店に例外としていつでも出入りするが自分の願いを叶えない、よくに言う店主であるアイルシアの腐れ縁のケント・ラグシリアという。そして、この男が来たことによって良くも悪くも話が進んでいく。
アイ「さて、君にはここのルールを聞かせてあげよう!」
ユリ「なんで、少し偉そうなのかは聞かないとして、ルールなんてあったの?」
ロー「はい、ここは願いを叶えると言いますけどなんでも簡単に叶えてしまうと言うのはあまりいいことではありません。しかし、だからと言って、お金で叶えてしまうと少し簡単と言えます」
ユリ「簡単?そんなこない気がするけど…」
ユリアは怪しいものを見るような不機嫌な表情をする。
マル「えー、おねがいがお金でかなうんだったらお金で買えばいいじゃん!ここはお金で買えないもをかなえるから願いを叶える場所なんだよ!」
ユリ「なるほどね…」
ユリアはマルテの言いたいことがわかったらしい、そして疑問にも思ったらしい。
ユリ「なら何を対価にしてるの?」
アイ「いい質問だ!」
ロー「ここでの対価は願いによって違いますが、基本的に本人にしか払えないものが中心になります」
ユリ「何それ?」
アイ「つまりは、記憶や魔力の根源、体の一部だ!」
ユリ「…はぁ?何言ってるの!」
ユリアは、こちろを睨みつけてきた。そして、その瞳には恐ろしいものを見るような恐怖の色か浮かんでくる。
アイ「君は、願いを叶えてもらうのに何もなしに犠牲を無しに手に入れようとするような傲慢な人なんだね…」
そういった瞬間、ユリアは恐怖の瞳から怒りの瞳に変わった。
ユリ「何言っているんですか、対価が重いんではないですか?こんなの、悪魔との命をかけた取引と変わんないじゃない!」
ロー「失礼ですね、私たちは何も命までは取りませんし、犯罪を犯して無理やり契約を持ちかけるわけではないんですよ?」
マル「そうだよ!悪魔さんはねがいを叶えてくれるふりをして命をとったりするんだよ?そんなと比べないで!」
アイ「だいたい、私たちだって時には命をかけて叶えたり、私たちの力を最大限出して叶えたり大変なんですよ?
それなのに、死ぬわけでもないのに何を大袈裟な…」
そうして、ユリアと魔法使い屋の人たちと揉めていると、扉から人の声が聞こえてきた。
?「おーい、誰もいないのか?」
そして、ここの部屋までズカズカと入ってきた。
?「おぉ、いるじゃないか!
ん?なんだ客が来ていたんだな。
その様子じゃ、揉めていたようだな…」
そう言う男の後ろからもう一人、男の子という歳の子供が顔を出した。
?「ついでに、この坊主の話も聞けばいいな!」
そう、勝手に話を進めていくこの男はこの店に例外としていつでも出入りするが自分の願いを叶えない、よくに言う店主であるアイルシアの腐れ縁のケント・ラグシリアという。そして、この男が来たことによって良くも悪くも話が進んでいく。
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