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変わらない日々からの変化
13話
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王宮に来て三日がたった。
そして、私の部屋ができたと知らせが来た。
ここに来て、この三日が経ったが陛下は毎日のように顔を見せに来たが、それが癪にさわった王妃も毎日のように突撃して嫌がらせをしていく。
王子たちは、来なかったがこれからのことは分からない。
でも、家にいた時と違ってここは比べられないほど快適だった。
なぜなら、部屋もしっかりベットで寝ることができたし、しっかりとした食事も食べることができた。
コンコン
「失礼します、ユリアス様。
部屋の準備が整いましたので、案内させていただきます」
メイドが返事も待たずに部屋に入ってきて、私のこれからの部屋に案内するという。
ここでも、私は嫌われているようだ。
「わかりました」
返事をして、メイドの後ろをついていく。
そして、私の後ろを私の護衛という騎士がついてくる。
この騎士は護衛と言っていたが私が逃げ出さないように陛下がつけた監視役だということは明らかだった。
「こちらになります」
いろいろ考えていると部屋についたようだった。
そして、扉開いて私は恐怖に陥った。
その部屋はまるで鳥籠のように囲われているベットが部屋の中心にあり、ベットのそばには足につける枷を持って笑っている陛下がいた。
「こ、この部屋は?」
「ん?気に入らなかったか?
すまないな、今から帰るのは難しいのでこの部屋で我慢しくれ」
「い、いえ、大丈夫です」
「そうか、ならこのベットに腰掛けてくれ」
「はい」
ここで、私は悟ってしまった。
陛下は私を人形のように扱おうとしているのだと…
この部屋に閉じ込めて陛下のいう通りにしか生活できなくなるのだ。
ガチャ
枷が私の足に嵌められる。
「これで、お前は私のものだ。
これからは私のいうことだけ聞きなさい。
聞けなければ、お仕置きだ」
お仕置きといった時の陛下は何を考えたのか、ニヤニヤと笑っていた。
「わかりました」
「いい子だ。
まずは、私以外の人に声を聞かせてはいけないし、この部屋から出ることもいけない。
たまには、庭に一緒に行かせてやるから大丈夫だ。
そして、私がいるときは私がいいという動き以外は禁ずる」
「はい」
ここまで聞いても、私は不幸な子しか怒らないということがわかる。
動けない時に何をされるのかわからないし、王妃のこともあるので不安しかない。
「さて、それでは私はこれから仕事なのでもういくが昼によるので待っていてくれ。
帰ってきたら、お帰りなさいというように」
「はい」
「いってくる」
そう言って、部屋を出ていった。
部屋を見渡してみると、本はたくさんあったので、とりあえず陛下を待つ間は暇することはなさそうだ。
これから、私はこの鳥籠のような部屋で暮らしていく絶望を心の奥に押し込めて、本棚の方に枷をつけた足を進めた。
そして、私の部屋ができたと知らせが来た。
ここに来て、この三日が経ったが陛下は毎日のように顔を見せに来たが、それが癪にさわった王妃も毎日のように突撃して嫌がらせをしていく。
王子たちは、来なかったがこれからのことは分からない。
でも、家にいた時と違ってここは比べられないほど快適だった。
なぜなら、部屋もしっかりベットで寝ることができたし、しっかりとした食事も食べることができた。
コンコン
「失礼します、ユリアス様。
部屋の準備が整いましたので、案内させていただきます」
メイドが返事も待たずに部屋に入ってきて、私のこれからの部屋に案内するという。
ここでも、私は嫌われているようだ。
「わかりました」
返事をして、メイドの後ろをついていく。
そして、私の後ろを私の護衛という騎士がついてくる。
この騎士は護衛と言っていたが私が逃げ出さないように陛下がつけた監視役だということは明らかだった。
「こちらになります」
いろいろ考えていると部屋についたようだった。
そして、扉開いて私は恐怖に陥った。
その部屋はまるで鳥籠のように囲われているベットが部屋の中心にあり、ベットのそばには足につける枷を持って笑っている陛下がいた。
「こ、この部屋は?」
「ん?気に入らなかったか?
すまないな、今から帰るのは難しいのでこの部屋で我慢しくれ」
「い、いえ、大丈夫です」
「そうか、ならこのベットに腰掛けてくれ」
「はい」
ここで、私は悟ってしまった。
陛下は私を人形のように扱おうとしているのだと…
この部屋に閉じ込めて陛下のいう通りにしか生活できなくなるのだ。
ガチャ
枷が私の足に嵌められる。
「これで、お前は私のものだ。
これからは私のいうことだけ聞きなさい。
聞けなければ、お仕置きだ」
お仕置きといった時の陛下は何を考えたのか、ニヤニヤと笑っていた。
「わかりました」
「いい子だ。
まずは、私以外の人に声を聞かせてはいけないし、この部屋から出ることもいけない。
たまには、庭に一緒に行かせてやるから大丈夫だ。
そして、私がいるときは私がいいという動き以外は禁ずる」
「はい」
ここまで聞いても、私は不幸な子しか怒らないということがわかる。
動けない時に何をされるのかわからないし、王妃のこともあるので不安しかない。
「さて、それでは私はこれから仕事なのでもういくが昼によるので待っていてくれ。
帰ってきたら、お帰りなさいというように」
「はい」
「いってくる」
そう言って、部屋を出ていった。
部屋を見渡してみると、本はたくさんあったので、とりあえず陛下を待つ間は暇することはなさそうだ。
これから、私はこの鳥籠のような部屋で暮らしていく絶望を心の奥に押し込めて、本棚の方に枷をつけた足を進めた。
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