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266 色々とパワーアップした勇太に原隣商柔道部員は……
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パラ高柔道部が原隣商の柔道部と合同練習をする。
勇太に人気がありすぎて、校門前で2話も過ぎてしまった。
困ったものだ。
ようやくみんなで武道場に向かうことになった。
原隣商柔道部は、2段の段持ちがふたり。茶薔薇にはかなわないけど、パラ高より評価は上だ。
原隣商の武道場には柔道だけでなく、空手と剣道のスペースもある。
要するに広い。
柔道場に到着すると、かなりのギャラリーがいて人数制限をかけていた。
かなりの騒ぎになっている。
勇太はパラ高、茶薔薇学園に出入りするが、最近は過剰に騒がれることはなくなっていた。
だから、この反応にビビッている。
最初に茶薔薇に行った頃の比ではない。
「勇太、もう歌でも有名なんだから、最初に来た場所ではこれくらいの反応もあたりまえなんじゃない?」
ルナに言われて、気付いた。茶薔薇に初めて行ったときとは知名度が違う。
自分の前世でも、クラスメイトが歌でデビューでもしていれば、こんな反応かなと思った。
けれど、今日は目的もある。
あとで空手部の人とも交流する。
柔道の練習は・・
原隣柔道部の面々がかなり腰砕けだった。
「よろしく!」
「は、はい」
勇太の乱取り最初の相手は原隣商1年のサカタナミ。軽量級。くじ引きで勝ち取った。
レギュラーではないし、公式戦で勇太と試合するチャンスはない。思い切って襟をつかんだ。
すると勇太の首もとが、くっきり見えた。
身長153センチ女子は、勇太の響く声と積極的に組んでくる姿勢に力が抜けた。
勇太は気付いてなかったが、ルナはじめ嫁ズも感じていた。
みんなと積極的にスキンシップしはじめ、キスも重ねる勇太はセクシーさを増している。
勇太と持ち手争いをすると、襟元がぱくっ。パニックだ。胸がチラ見えする上に、噂で聞いていた色気が予想の3倍くらい漏れている。
簡単に勇太に内股で転ばされた。終わり?と嘆いていると、手を引いて起き上がらされた。
「大丈夫? 怪我はないかな」
「は、はい・・」
「じゃあ続行」
「え、は、あ、はい!」
彼女は思い切って勇太に背負い投げをかけた。それを勇太が体で止めて、右手が腰に回され、左手は両膝の後ろ。
そのまんま持ち上げた。
橫投げか裏投げを食らう、と思うと、そのまんま抱えられた体勢でストップ。
ギャラリーはざわっとした。高い位置のお姫様抱っこになっている。
「ほら~、もっと素早く担がないと、簡単に返し技くらうよ」
「・・・」
ルナとマルミ、タマミ、キヨミの三姉妹は勇太のフィジカルが格段に上がっていると感心した。
しかし原隣柔道部員、ギャラリーにはサカタナミへの御褒美にしか見えない。
抱えられたサカタナミ自身は、キャパ容量が決壊した。
男子と触れるのは中2のクラスメイトと握手して以来。
その自分が体を丸められて変則お姫様抱っこされている。
左耳の真下に勇太の顔がある。
「安心して、投げたりしないから。ゆっくり下ろすからね」
耳元で勇太の声が響いた。
振動にびくんっ。乳首、下腹にもビンビンに響いた。
「・・は、は、はい~~」
サカタナミの幸せそうな顔。周囲の女子が鬼のような目で見ているが、あと3回は抱えられようと思った。
スマホを構えた女子の中に友人を見つけた。絶対に動画を送ってもらおうと考えている。
それから勇太は5人と乱取りしたけれど、みんな背中を密着させた背負い投げばかり仕掛けてきた。
当然のごとく、変則お姫様抱っこで持ち上げられた。
その度に黄色い歓声が上がった。
そして抽選に勝った女子部員は同性からのヘイトを集めた。
しかしラストで、ガチな歓声が上がった。相手は部長のハスミ。
167センチで2段。体重も66キロあり、勇太とあまり差がない。
ここまで勇太が抱えた女子は、最高体重が55キロ。自分も抱えられたかったが無理かと思った。
けれど、ダメ元で背負い投げをすると・・
「うりゃああ」
勇太が受け止めて、ハスミを高々と抱え上げた。
ハスミ華子、大柄。女性を抱えたことはあるが、抱えられたのは初めて。
それも男子だ。
「最高・・」
ただ、勇太の相手をした部員は、みんなぐったりしてしまった。
ルナは思った。「今のフェロモン勇太をまともに相手できるのは、パラ高か茶薔薇にしかいないよね・・」
他の部員と苦笑いだった。
仕方がないから、勇太は柔道部を離脱。空手部のスペースに行った。
勇太の接近に、空手部女子が固まっている。
「大山さん・・」
「はい、坂元さん」
「ちょっと相手してもらっていいかな」
大山マスコは、驚きながらもOKした。
勇太に人気がありすぎて、校門前で2話も過ぎてしまった。
困ったものだ。
ようやくみんなで武道場に向かうことになった。
原隣商柔道部は、2段の段持ちがふたり。茶薔薇にはかなわないけど、パラ高より評価は上だ。
原隣商の武道場には柔道だけでなく、空手と剣道のスペースもある。
要するに広い。
柔道場に到着すると、かなりのギャラリーがいて人数制限をかけていた。
かなりの騒ぎになっている。
勇太はパラ高、茶薔薇学園に出入りするが、最近は過剰に騒がれることはなくなっていた。
だから、この反応にビビッている。
最初に茶薔薇に行った頃の比ではない。
「勇太、もう歌でも有名なんだから、最初に来た場所ではこれくらいの反応もあたりまえなんじゃない?」
ルナに言われて、気付いた。茶薔薇に初めて行ったときとは知名度が違う。
自分の前世でも、クラスメイトが歌でデビューでもしていれば、こんな反応かなと思った。
けれど、今日は目的もある。
あとで空手部の人とも交流する。
柔道の練習は・・
原隣柔道部の面々がかなり腰砕けだった。
「よろしく!」
「は、はい」
勇太の乱取り最初の相手は原隣商1年のサカタナミ。軽量級。くじ引きで勝ち取った。
レギュラーではないし、公式戦で勇太と試合するチャンスはない。思い切って襟をつかんだ。
すると勇太の首もとが、くっきり見えた。
身長153センチ女子は、勇太の響く声と積極的に組んでくる姿勢に力が抜けた。
勇太は気付いてなかったが、ルナはじめ嫁ズも感じていた。
みんなと積極的にスキンシップしはじめ、キスも重ねる勇太はセクシーさを増している。
勇太と持ち手争いをすると、襟元がぱくっ。パニックだ。胸がチラ見えする上に、噂で聞いていた色気が予想の3倍くらい漏れている。
簡単に勇太に内股で転ばされた。終わり?と嘆いていると、手を引いて起き上がらされた。
「大丈夫? 怪我はないかな」
「は、はい・・」
「じゃあ続行」
「え、は、あ、はい!」
彼女は思い切って勇太に背負い投げをかけた。それを勇太が体で止めて、右手が腰に回され、左手は両膝の後ろ。
そのまんま持ち上げた。
橫投げか裏投げを食らう、と思うと、そのまんま抱えられた体勢でストップ。
ギャラリーはざわっとした。高い位置のお姫様抱っこになっている。
「ほら~、もっと素早く担がないと、簡単に返し技くらうよ」
「・・・」
ルナとマルミ、タマミ、キヨミの三姉妹は勇太のフィジカルが格段に上がっていると感心した。
しかし原隣柔道部員、ギャラリーにはサカタナミへの御褒美にしか見えない。
抱えられたサカタナミ自身は、キャパ容量が決壊した。
男子と触れるのは中2のクラスメイトと握手して以来。
その自分が体を丸められて変則お姫様抱っこされている。
左耳の真下に勇太の顔がある。
「安心して、投げたりしないから。ゆっくり下ろすからね」
耳元で勇太の声が響いた。
振動にびくんっ。乳首、下腹にもビンビンに響いた。
「・・は、は、はい~~」
サカタナミの幸せそうな顔。周囲の女子が鬼のような目で見ているが、あと3回は抱えられようと思った。
スマホを構えた女子の中に友人を見つけた。絶対に動画を送ってもらおうと考えている。
それから勇太は5人と乱取りしたけれど、みんな背中を密着させた背負い投げばかり仕掛けてきた。
当然のごとく、変則お姫様抱っこで持ち上げられた。
その度に黄色い歓声が上がった。
そして抽選に勝った女子部員は同性からのヘイトを集めた。
しかしラストで、ガチな歓声が上がった。相手は部長のハスミ。
167センチで2段。体重も66キロあり、勇太とあまり差がない。
ここまで勇太が抱えた女子は、最高体重が55キロ。自分も抱えられたかったが無理かと思った。
けれど、ダメ元で背負い投げをすると・・
「うりゃああ」
勇太が受け止めて、ハスミを高々と抱え上げた。
ハスミ華子、大柄。女性を抱えたことはあるが、抱えられたのは初めて。
それも男子だ。
「最高・・」
ただ、勇太の相手をした部員は、みんなぐったりしてしまった。
ルナは思った。「今のフェロモン勇太をまともに相手できるのは、パラ高か茶薔薇にしかいないよね・・」
他の部員と苦笑いだった。
仕方がないから、勇太は柔道部を離脱。空手部のスペースに行った。
勇太の接近に、空手部女子が固まっている。
「大山さん・・」
「はい、坂元さん」
「ちょっと相手してもらっていいかな」
大山マスコは、驚きながらもOKした。
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