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262 嫁7人とのコミュは体力任せ
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1月8日から、本格的に部活だ。
嫁ズでルナとばかり過ごすことになる?
いや、女神印の体力がある勇太なら大丈夫だ。
今日は7人の嫁ズとエンカウントを記録しよう。
朝はパン屋かランニングだけど、今日はパンのウスヤからスタート。
朝4時からパンのウスヤ。
「ユリエママ、おはようございます」
「今日もよろしくな勇太君」
今では亀でも猫でもパンで作れる勇太だが、相変わらずゴブリンシリーズしかニーズがない。
6時半までパン作りを手伝って、6時に起きてきた臼鳥麗子と談笑。平行して朝ごはん作りも手伝った。
麗子の妻の花木純子も起こして、母親ふたりも入れて臼鳥家で5人の朝ごはん。
まず麗子、純子とコンタクト。
朝7時40分。花木ルナと待ち合わせ。それからパラ高へ。
「おはよルナ。はい、パンのお土産」
「おはよ勇太。ありがと~。うちのクラスメイト喜ぶよ」
今日は吉田真子は間門嘉菜のところに泊まった。嘉菜が車で送ってくれた。
校門前で嘉菜と真子が待っていた。
勇太が嘉菜にチュッとして、自分の学校に送り出した。
車がこころなしかフラフラしている。
「あああ、嘉菜さん危な~いい!」
嘉菜の運転前にはキス禁止となった。
これでルナ、真子、嘉菜とコンタクト。
教室に行くと伊集院君がいた。
「勇太君、従弟の夏樹がお世話になったね」
「ちょっと花京院君には、きついこと言ったけど、大丈夫だったかな」
「いや、勇太君の言葉が心に響いて、料理に励んでるよ」
「・・りょうり?」
昨日のドタバタ劇のとき、夏樹は不知火マイコの邪魔をしないようにサポートすると言った。
本当に、夏樹はお弁当をマイコに作るそうだ。
勇太の間違いでなければ、夏樹は勇太前世では女子の花京院夏姫のパラレル体。
発想が女子寄りなのかも・・
これで伊集院君ともコンタクト・・いやいや、伊集院君は勇太の嫁ズではないから、本日はカウントしない。
本日の現時点では、麗子、純子、ルナ、真子、嘉菜の嫁ズ5人とコミニュケーションを取っている。
3時間目は総合芸術で、今日は美術の人の顔デッサン。
勇太は嫁ズの真子、伊集院はくじ引きで勝った子を描いた。
女子は、ほぼ全員が伊集院君を描いた。真子は勇太を描いた。
伊集院君は絵も素晴らしかった。モデルになった子が絵をもらって、目を潤ませた。
◆
昼休みは空き教室。1年生の教室から坂元梓が来て、ルナ、真子、麗子、純子と合流。
「で、お互いの似顔絵はどうだったの、真子も勇太君も」
「聞かないで、純子・・」
「ノーコメントで」
人に言いたくない出来映えのようだ。
とりあえず梓ともコンタクトした。
放課後は、昨日に続いてルナ達と茶薔薇学園へ。
「ツバキ部長、カオル、今日もお世話になります」
今川カオル、ツバキ、ルナに投げられまくるだけでなく、反撃も少しできて勇太の部活終了。
「うおっ」
「カオル、今の投げの欠点見つけた。俺くらい握力あるやつが、こうしたら・・」
「そうか、ちっと襟の取り方が雑になってたな」
「やり直すか」
「おう、頼むわ」
体を何度も密着させる勇太とカオルに見物人がどよめく。
けれど柔道着を身に付けたカオルは、不知火マイコ同様に、一流アスリートなのだ。寝技耐性はないけど、立ち技なら邪念がない。
ただし部活終了後、制服に着替えて勇太から頬にチュッとされたらキョドった。相変わらずのギャップだ。
カオルともコンタクトして、これで今日は嫁ズ全員と会った。
午後7時に勇太だけリーフカフェへ。嘉菜と真子が来ていた。そして、来月のパン仕入れの話で麗子だけウスヤから来ていた。
「や、3人ともいらっしゃい」
「どうも~」ちゅっ、と麗子にキスされた。
真子、嘉菜とも軽くちゅっ。
閉店とともに解散。
そして勇太は次の行き先へ。
純子&風花がレコーディング作業をしているスタジオへ。
「スタッフのみなさん、今日も彼女らがお世話になりました~。差し入れです」
ありがと~と言われながら解散。純子は近くにある麗子の家へ。
勇太とパラレル父さんの風花は、タクシーで坂元家へ。
「腹へったな~。勇太、今日の晩ごはんなにかな」
「カレイの煮付けだって」
「葉子さんの煮付け大好き」
家に到着。
「梓、ただいま~」
「葉子さん、ただいま~」
最後は嫁ズの中で、本当に籍が入っている梓とまったり。
ちなみに風花にも部屋が用意してあるが、寝室は葉子&風花で一緒だ。
ちゃぽん、お風呂で音がする。
今日は、というか今日も梓のリクエストで勇太と一緒にお風呂。
女神印の体力を生かし、今日も嫁ズ7人との仲を深めた。
これが勇太の異常行動だと噂されているが、本人は女神印の体力があるから、普通になっている。
嫁ズでルナとばかり過ごすことになる?
いや、女神印の体力がある勇太なら大丈夫だ。
今日は7人の嫁ズとエンカウントを記録しよう。
朝はパン屋かランニングだけど、今日はパンのウスヤからスタート。
朝4時からパンのウスヤ。
「ユリエママ、おはようございます」
「今日もよろしくな勇太君」
今では亀でも猫でもパンで作れる勇太だが、相変わらずゴブリンシリーズしかニーズがない。
6時半までパン作りを手伝って、6時に起きてきた臼鳥麗子と談笑。平行して朝ごはん作りも手伝った。
麗子の妻の花木純子も起こして、母親ふたりも入れて臼鳥家で5人の朝ごはん。
まず麗子、純子とコンタクト。
朝7時40分。花木ルナと待ち合わせ。それからパラ高へ。
「おはよルナ。はい、パンのお土産」
「おはよ勇太。ありがと~。うちのクラスメイト喜ぶよ」
今日は吉田真子は間門嘉菜のところに泊まった。嘉菜が車で送ってくれた。
校門前で嘉菜と真子が待っていた。
勇太が嘉菜にチュッとして、自分の学校に送り出した。
車がこころなしかフラフラしている。
「あああ、嘉菜さん危な~いい!」
嘉菜の運転前にはキス禁止となった。
これでルナ、真子、嘉菜とコンタクト。
教室に行くと伊集院君がいた。
「勇太君、従弟の夏樹がお世話になったね」
「ちょっと花京院君には、きついこと言ったけど、大丈夫だったかな」
「いや、勇太君の言葉が心に響いて、料理に励んでるよ」
「・・りょうり?」
昨日のドタバタ劇のとき、夏樹は不知火マイコの邪魔をしないようにサポートすると言った。
本当に、夏樹はお弁当をマイコに作るそうだ。
勇太の間違いでなければ、夏樹は勇太前世では女子の花京院夏姫のパラレル体。
発想が女子寄りなのかも・・
これで伊集院君ともコンタクト・・いやいや、伊集院君は勇太の嫁ズではないから、本日はカウントしない。
本日の現時点では、麗子、純子、ルナ、真子、嘉菜の嫁ズ5人とコミニュケーションを取っている。
3時間目は総合芸術で、今日は美術の人の顔デッサン。
勇太は嫁ズの真子、伊集院はくじ引きで勝った子を描いた。
女子は、ほぼ全員が伊集院君を描いた。真子は勇太を描いた。
伊集院君は絵も素晴らしかった。モデルになった子が絵をもらって、目を潤ませた。
◆
昼休みは空き教室。1年生の教室から坂元梓が来て、ルナ、真子、麗子、純子と合流。
「で、お互いの似顔絵はどうだったの、真子も勇太君も」
「聞かないで、純子・・」
「ノーコメントで」
人に言いたくない出来映えのようだ。
とりあえず梓ともコンタクトした。
放課後は、昨日に続いてルナ達と茶薔薇学園へ。
「ツバキ部長、カオル、今日もお世話になります」
今川カオル、ツバキ、ルナに投げられまくるだけでなく、反撃も少しできて勇太の部活終了。
「うおっ」
「カオル、今の投げの欠点見つけた。俺くらい握力あるやつが、こうしたら・・」
「そうか、ちっと襟の取り方が雑になってたな」
「やり直すか」
「おう、頼むわ」
体を何度も密着させる勇太とカオルに見物人がどよめく。
けれど柔道着を身に付けたカオルは、不知火マイコ同様に、一流アスリートなのだ。寝技耐性はないけど、立ち技なら邪念がない。
ただし部活終了後、制服に着替えて勇太から頬にチュッとされたらキョドった。相変わらずのギャップだ。
カオルともコンタクトして、これで今日は嫁ズ全員と会った。
午後7時に勇太だけリーフカフェへ。嘉菜と真子が来ていた。そして、来月のパン仕入れの話で麗子だけウスヤから来ていた。
「や、3人ともいらっしゃい」
「どうも~」ちゅっ、と麗子にキスされた。
真子、嘉菜とも軽くちゅっ。
閉店とともに解散。
そして勇太は次の行き先へ。
純子&風花がレコーディング作業をしているスタジオへ。
「スタッフのみなさん、今日も彼女らがお世話になりました~。差し入れです」
ありがと~と言われながら解散。純子は近くにある麗子の家へ。
勇太とパラレル父さんの風花は、タクシーで坂元家へ。
「腹へったな~。勇太、今日の晩ごはんなにかな」
「カレイの煮付けだって」
「葉子さんの煮付け大好き」
家に到着。
「梓、ただいま~」
「葉子さん、ただいま~」
最後は嫁ズの中で、本当に籍が入っている梓とまったり。
ちなみに風花にも部屋が用意してあるが、寝室は葉子&風花で一緒だ。
ちゃぽん、お風呂で音がする。
今日は、というか今日も梓のリクエストで勇太と一緒にお風呂。
女神印の体力を生かし、今日も嫁ズ7人との仲を深めた。
これが勇太の異常行動だと噂されているが、本人は女神印の体力があるから、普通になっている。
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