43 / 254
43 BLじゃないのに男同士も婚姻できる世界
しおりを挟む
パラレルカオルと違って、この世界でも男だったパラレル伊集院君。その彼に結婚しようと言われ、勇太は大いに動揺した。
おいおい、転生して大概のことは受け入れる覚悟をしたけど、ボーイズラブは無理だぞと。
ルナを助けに行く前とは違った焦りを感じた。
だけど、別に体を狙われた訳ではなかった。
簡単に言えば、伊集院君は勇太、ルナ、梓、カオルと仲間になりたかった。
勇太だけは納得できる。前世に起因して考えられるから。
性別と年齢も違うが、前世ではこのメンバーで集まったこともある。
この5人に勇太の幼馴染み純子を入れた6人で夏祭りに行った。勇太が中3のことだ。
その後も初詣の途中で合流とか、ちょっとした6人の交流があった。
前世でもモテすぎた伊集院君は、このメンバーが逃げ場のようなものだった。
気楽でいいと笑っていた。
目の前のパラレル伊集院君は、尋常ではないしがらみの中で生きてきた。
生まれたときから利害関係、婚姻関係が付きまとう生活をしてきた。いわゆる上流階級の付き合いが多すぎて、若者なら当たり前の言葉を幾つか知らない。
本人は気づいていないが、完全なプライベートで同性と接するのは勇太が初めて。
前世の伊集院君なら当たり前に言っていた『友達』が分からず、『結婚したい』と言ってしまった。
と、勇太は考える。
男女比1対12の世界。同性婚アリになっているから形上は男性同士もOK。
で、周りの女子にボーイズラブと勘違いされた。
一般的な婚姻は女性数人と1人の男で成立する。
正式な重婚は明治38年から施行。
今では男子1人で女子複数と結婚した場合、女子同士も婚姻関係になれる。
子供を守るために不可欠だからである。
最初の法律には問題があった。
A男と、A子とB子が結婚したとする。
A子もB子も、A男とだけ籍を入れられた。A子とB子はA男を通じての妻同士という名目だった。
ある家庭ではA男とA子が働き、B子が子供を産んだ。しかし、子供が産まれた直後にA男とB子が事故で死去した。
すると法律上、A子は独身女性となり、子供はA子と戸籍では他人となった。
A子は伴侶達の子供だから養子にする気だったのに、運悪くというか子供は男子だった。
亡きB子の親に血の繋がりを盾に男児が奪われた。法律に穴があった。
この後、亡きA男の親族も親権を主張。激しい子供の取り合いが起こった。早急に法律改正。
結局、親権はA子に戻ったが、似たようなケースが短期間に続発した。
暫定で、婚姻は男子1人だけにひも付けされるのではなく、自動的に妻同士も全員が婚姻関係になるように法律が改正された。
法律制定直後。悪女が現れた。
ある資産家の高齢男性1人と5人の妻が結婚していた。すると女子同士も婚姻が可能となった直後に、妻の1人が自分の縁者18人と婚姻関係を作った。
法律上、自動的に18人の女は高齢男性の妻となった。
もちろん、男性にも他の妻にも秘密。稚拙だが、この細工が発覚しないうちに男性が亡くなった。
すると相続権を主張する女子が山のように現れた。
まあ、こんな方法が通じるわけもなく、画策した女性も共謀した女性達も詐欺などで捕まった。
なので現在は、重婚は相手の性別を問わずチョイス制。その中に決まりもある
例えば梓の母葉子は、梓の父親と別居で婚姻関係にある。だけど父親には妻が8人いて、葉子は他の妻達とは法律上の結び付きはない。
結び付きはないが、男性の他の妻達とお互いに存在を確認している。証明書の提出義務もある。
他の妻との相続権の相互発生を押さえるのが主な目的だ。
法律を拡大解釈して、男子不在で女子同士の結婚も流行。なので実例はごく少数だけど男子同士もアリ。
女子のみの婚姻は長く疑問視されてきたが、人口受精でできた子供を守るのにプラス効果があり、歓迎されている。
すまぬ。少し異世界制度の話が長くなり申した。
勇太のところは梓が、勇太の性格を考えてベストな形を作ろうとしている。
梓は勇太とルナにお願いした。勇太と結婚する女性達同士には、全員が婚姻関係にあって欲しいと。
理由は、勇太が女性同士の不仲を放っておけないタイプと思ったから。
まず最初に梓は、己の独占欲、嫉妬心を押さて考えた。勇太が快適な結婚生活を送れる形を作るため、柔軟になろうと努力している。
そのとき勇太も感じるものがあった。「3人目の嫁は作らないと思う。だけど女子関係の話は必ず梓とルナに相談する」と誓った。
梓は勇太とこんな話ができて嬉しかった。しかし、嫁候補を増やさないのは無理だと思った。
現に勇太、この話をして9日後には今川カオルを釣ってしまった。
伊集院君は面白そうに聞いてくれた。
女性の目を気にしない勇太とのラフな感じも気に入った。
カオル達がトイレに行ったから、男子2人で体育館の自販機横でジュースを飲みなから話している。
周囲に女子はいるけど、男子同士で笑いながら話していると、意外と遠慮してくれる。
伊集院君からしたら、大発見だ。
「勇太君や周りの人には誤解されたけど、僕も君たちとの縁がほしいなって思ってね。つい言っちゃった」
「伊集院君に結婚って言われて、本当に驚いた。必要なのは俺達4人との繋がりだよね・・」
「僕は産まれて半年で婚約者がいた。多くの女性に尽くされてきたけど、気が張ることが多くてね・・」
「そうか・・。俺んとこはルナは伊集院君相手でも普通だし、梓とカオルも男子最優先じゃないもんね」
「ふふカオル君なんて、リアクションがいいよね」
伊集院君は梓の『妻も全員婚姻関係』には感心したが、彼の場合は無理。
政略結婚の婚約者4人個々の財産、後ろにある企業などが大きすぎる。
婚約者の中には大企業の娘、政治家の娘もいる。もし2人が婚姻関係になると色々な業界のバランスにまで影響する。
婚約者も伊集院君も、手放しに愛し合えない。
だから伊集院君はパラ高で見つけた『普通の』婚約者3人とは、みんなで仲良くなりたかった。
だけど婚約者3人は、登校日に4人で昼食をとったり、家に招いたりしたとき、どこかぎこちない。
勇太達と接して分かった。
ルナ、梓、カオルは、女性3人でも仲がいい。だから3人は自分の距離感で勇太と接することができる。
その女性同士の細かな調整は梓が行っているように映る。何かと気を使っている。
伊集院君はパラ高の婚約者3人を大事にしているが、平等な接し方を意識しすぎた。
だから4人になると女性3人も突出しないように神経を使い、1対1の時のように話が弾まない。
個性を大事にしていなかった。
勇太の真似でいい。
パラ高でブラスバンド部に所属している婚約者がいる。大会もあるし他の婚約者を誘って応援に行こうかと考えている。
ルナ、梓、カオル達も合流した。
「どうしたの伊集院君」
「いや、勇太君のところは楽しそうだね」
「そう? 時間が取れるようになったら遊ぼうよ。ダチでしょ」
「ダチ?」
「うん、友達のことだよ」
「僕も、みんなの友達?」
「もちろん。ルナも梓も、カオルも。構えずに、愚痴でもいいから連絡ちょうだいよ」
「いいの?」
「遠慮しないで」
「じゃあチャットグループを作りましょうか。どうユウ兄ちゃん」
「いいね梓。伊集院君、何でも書き込んでよ」
ルナ、梓、勇太が答えた。
「お、おう。大した力になれんけど、困ったらアタイらんとこ来いよ」
「カオル君、本当に行くからね~」
最後に言ったカオルは、伊集院君に頭をわしゃわしゃされた。
カオルはルナに続いて、ネット上でホットな人物になりつつある。
おいおい、転生して大概のことは受け入れる覚悟をしたけど、ボーイズラブは無理だぞと。
ルナを助けに行く前とは違った焦りを感じた。
だけど、別に体を狙われた訳ではなかった。
簡単に言えば、伊集院君は勇太、ルナ、梓、カオルと仲間になりたかった。
勇太だけは納得できる。前世に起因して考えられるから。
性別と年齢も違うが、前世ではこのメンバーで集まったこともある。
この5人に勇太の幼馴染み純子を入れた6人で夏祭りに行った。勇太が中3のことだ。
その後も初詣の途中で合流とか、ちょっとした6人の交流があった。
前世でもモテすぎた伊集院君は、このメンバーが逃げ場のようなものだった。
気楽でいいと笑っていた。
目の前のパラレル伊集院君は、尋常ではないしがらみの中で生きてきた。
生まれたときから利害関係、婚姻関係が付きまとう生活をしてきた。いわゆる上流階級の付き合いが多すぎて、若者なら当たり前の言葉を幾つか知らない。
本人は気づいていないが、完全なプライベートで同性と接するのは勇太が初めて。
前世の伊集院君なら当たり前に言っていた『友達』が分からず、『結婚したい』と言ってしまった。
と、勇太は考える。
男女比1対12の世界。同性婚アリになっているから形上は男性同士もOK。
で、周りの女子にボーイズラブと勘違いされた。
一般的な婚姻は女性数人と1人の男で成立する。
正式な重婚は明治38年から施行。
今では男子1人で女子複数と結婚した場合、女子同士も婚姻関係になれる。
子供を守るために不可欠だからである。
最初の法律には問題があった。
A男と、A子とB子が結婚したとする。
A子もB子も、A男とだけ籍を入れられた。A子とB子はA男を通じての妻同士という名目だった。
ある家庭ではA男とA子が働き、B子が子供を産んだ。しかし、子供が産まれた直後にA男とB子が事故で死去した。
すると法律上、A子は独身女性となり、子供はA子と戸籍では他人となった。
A子は伴侶達の子供だから養子にする気だったのに、運悪くというか子供は男子だった。
亡きB子の親に血の繋がりを盾に男児が奪われた。法律に穴があった。
この後、亡きA男の親族も親権を主張。激しい子供の取り合いが起こった。早急に法律改正。
結局、親権はA子に戻ったが、似たようなケースが短期間に続発した。
暫定で、婚姻は男子1人だけにひも付けされるのではなく、自動的に妻同士も全員が婚姻関係になるように法律が改正された。
法律制定直後。悪女が現れた。
ある資産家の高齢男性1人と5人の妻が結婚していた。すると女子同士も婚姻が可能となった直後に、妻の1人が自分の縁者18人と婚姻関係を作った。
法律上、自動的に18人の女は高齢男性の妻となった。
もちろん、男性にも他の妻にも秘密。稚拙だが、この細工が発覚しないうちに男性が亡くなった。
すると相続権を主張する女子が山のように現れた。
まあ、こんな方法が通じるわけもなく、画策した女性も共謀した女性達も詐欺などで捕まった。
なので現在は、重婚は相手の性別を問わずチョイス制。その中に決まりもある
例えば梓の母葉子は、梓の父親と別居で婚姻関係にある。だけど父親には妻が8人いて、葉子は他の妻達とは法律上の結び付きはない。
結び付きはないが、男性の他の妻達とお互いに存在を確認している。証明書の提出義務もある。
他の妻との相続権の相互発生を押さえるのが主な目的だ。
法律を拡大解釈して、男子不在で女子同士の結婚も流行。なので実例はごく少数だけど男子同士もアリ。
女子のみの婚姻は長く疑問視されてきたが、人口受精でできた子供を守るのにプラス効果があり、歓迎されている。
すまぬ。少し異世界制度の話が長くなり申した。
勇太のところは梓が、勇太の性格を考えてベストな形を作ろうとしている。
梓は勇太とルナにお願いした。勇太と結婚する女性達同士には、全員が婚姻関係にあって欲しいと。
理由は、勇太が女性同士の不仲を放っておけないタイプと思ったから。
まず最初に梓は、己の独占欲、嫉妬心を押さて考えた。勇太が快適な結婚生活を送れる形を作るため、柔軟になろうと努力している。
そのとき勇太も感じるものがあった。「3人目の嫁は作らないと思う。だけど女子関係の話は必ず梓とルナに相談する」と誓った。
梓は勇太とこんな話ができて嬉しかった。しかし、嫁候補を増やさないのは無理だと思った。
現に勇太、この話をして9日後には今川カオルを釣ってしまった。
伊集院君は面白そうに聞いてくれた。
女性の目を気にしない勇太とのラフな感じも気に入った。
カオル達がトイレに行ったから、男子2人で体育館の自販機横でジュースを飲みなから話している。
周囲に女子はいるけど、男子同士で笑いながら話していると、意外と遠慮してくれる。
伊集院君からしたら、大発見だ。
「勇太君や周りの人には誤解されたけど、僕も君たちとの縁がほしいなって思ってね。つい言っちゃった」
「伊集院君に結婚って言われて、本当に驚いた。必要なのは俺達4人との繋がりだよね・・」
「僕は産まれて半年で婚約者がいた。多くの女性に尽くされてきたけど、気が張ることが多くてね・・」
「そうか・・。俺んとこはルナは伊集院君相手でも普通だし、梓とカオルも男子最優先じゃないもんね」
「ふふカオル君なんて、リアクションがいいよね」
伊集院君は梓の『妻も全員婚姻関係』には感心したが、彼の場合は無理。
政略結婚の婚約者4人個々の財産、後ろにある企業などが大きすぎる。
婚約者の中には大企業の娘、政治家の娘もいる。もし2人が婚姻関係になると色々な業界のバランスにまで影響する。
婚約者も伊集院君も、手放しに愛し合えない。
だから伊集院君はパラ高で見つけた『普通の』婚約者3人とは、みんなで仲良くなりたかった。
だけど婚約者3人は、登校日に4人で昼食をとったり、家に招いたりしたとき、どこかぎこちない。
勇太達と接して分かった。
ルナ、梓、カオルは、女性3人でも仲がいい。だから3人は自分の距離感で勇太と接することができる。
その女性同士の細かな調整は梓が行っているように映る。何かと気を使っている。
伊集院君はパラ高の婚約者3人を大事にしているが、平等な接し方を意識しすぎた。
だから4人になると女性3人も突出しないように神経を使い、1対1の時のように話が弾まない。
個性を大事にしていなかった。
勇太の真似でいい。
パラ高でブラスバンド部に所属している婚約者がいる。大会もあるし他の婚約者を誘って応援に行こうかと考えている。
ルナ、梓、カオル達も合流した。
「どうしたの伊集院君」
「いや、勇太君のところは楽しそうだね」
「そう? 時間が取れるようになったら遊ぼうよ。ダチでしょ」
「ダチ?」
「うん、友達のことだよ」
「僕も、みんなの友達?」
「もちろん。ルナも梓も、カオルも。構えずに、愚痴でもいいから連絡ちょうだいよ」
「いいの?」
「遠慮しないで」
「じゃあチャットグループを作りましょうか。どうユウ兄ちゃん」
「いいね梓。伊集院君、何でも書き込んでよ」
ルナ、梓、勇太が答えた。
「お、おう。大した力になれんけど、困ったらアタイらんとこ来いよ」
「カオル君、本当に行くからね~」
最後に言ったカオルは、伊集院君に頭をわしゃわしゃされた。
カオルはルナに続いて、ネット上でホットな人物になりつつある。
62
お気に入りに追加
252
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
男女比1:10。男子の立場が弱い学園で美少女たちをわからせるためにヒロインと手を組んで攻略を始めてみたんだけど…チョロいんなのはどうして?
悠
ファンタジー
貞操逆転世界に転生してきた日浦大晴(ひうらたいせい)の通う学園には"独特の校風"がある。
それは——男子は女子より立場が弱い
学園で一番立場が上なのは女子5人のメンバーからなる生徒会。
拾ってくれた九空鹿波(くそらかなみ)と手を組み、まずは生徒会を攻略しようとするが……。
「既に攻略済みの女の子をさらに落とすなんて……面白いじゃない」
協力者の鹿波だけは知っている。
大晴が既に女の子を"攻略済み"だと。
勝利200%ラブコメ!?
既に攻略済みの美少女を本気で''分からせ"たら……さて、どうなるんでしょうねぇ?
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
18禁NTR鬱ゲーの裏ボス最強悪役貴族に転生したのでスローライフを楽しんでいたら、ヒロイン達が奴隷としてやって来たので幸せにすることにした
田中又雄
ファンタジー
『異世界少女を歪ませたい』はエロゲー+MMORPGの要素も入った神ゲーであった。
しかし、NTR鬱ゲーであるためENDはいつも目を覆いたくなるものばかりであった。
そんなある日、裏ボスの悪役貴族として転生したわけだが...俺は悪役貴族として動く気はない。
そう思っていたのに、そこに奴隷として現れたのは今作のヒロイン達。
なので、酷い目にあってきた彼女達を精一杯愛し、幸せなトゥルーエンドに導くことに決めた。
あらすじを読んでいただきありがとうございます。
併せて、本作品についてはYouTubeで動画を投稿しております。
より、作品に没入できるようつくっているものですので、よければ見ていただければ幸いです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる