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43 ノリノリの襲撃者
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子爵家と繋がる盗賊団の砦を壊滅させたサーシャ改め白銀騎士ナイトと、ゲルダ改め「殺人鬼サーシャ」は2日後には次のターゲットを襲っていた。
マツクロ子爵の五男が経営する「白の商会」を強襲した。
子爵が砂糖と塩を専売するために作った商会。子爵の息がかかった盗賊が持ってきたお金と盗品のロンダリングも行っている。
行ったのは夕方。
ゲルダの情報によると盗賊の砦から逃げ出した残党から話は伝わっていた。けれど「敵」は盗賊の話を100パーセントは信じず、簡単な待ち伏せだけしていた。
「赤サーシャ様は一般の雇い人を帰した時間帯を狙ったのね」
「まあ同じ襲撃でも、心が痛まない方がいいかなと思いませんか、ナイト様」
「そこは同感だね」
「じゃあナイト様、仕込みをお願いします」
「そういえばあなた何歳。それに最初に私がブライト王城で暴れたとき、乱暴な口調だったわ。もっと粗雑な感じにしてよ」
「そうなんだ。19歳だけどサーシャさんは?」
「私も19歳ってことになってる。それに敵の前ではあなたの方が格上だし、普段から言葉も練習してね」
「へへ、了解。ちょっと楽しくなってきた」
「・・まあ、そうかもね」
会って4日目だけど、ゲルダとご飯を食べたりしている。
「捨て石」にする予定で、場合によっては私の代わりに「サーシャの遺体」になってもらう。
本人にはそれを言ってあるのに、私を嫌悪する雰囲気はないし、ズケズケと私に話しかけてくる。
だけど、領域はわきまえている。私の身の上を探ろうとしないし、自分の家族や復讐の内容についても話さない。
リズムが合うというか、意外と居心地がいい。
隣国のギルドで普通に出会っていたら、一緒に狩りをして、お酒を飲んでいたかなってくらいにウマが合う。
だけど、すでに石は転がりだした。それも並みの大きさではない。
赤い装備を身をまとう、銀髪の殺人鬼サーシャの顔はわざわざ見せてあるのだ。
「こんな場所に根城があると襲いやすいね」
「普通はサー、いやナイトのように戦闘力はないから、襲撃しても返り討ちなのよ」
牧場を改造した「商会」は大きな建物と巨大な倉庫群で作られている。で、私達は倉庫の1つに堂々と入った。
倉庫は30メートルの正方形で、物質が積まれていた。一般人の倉庫番3人を外に出し、物質をゲルダと2人で収納指輪に詰め込んだ頃、30人くらい兵士が来た。
「マツクロ子爵家から連絡があった通りの人相と赤い装備。お前が人食い水魔法のサーシャだな」
「そっちは護衛の白銀騎士でナイトとかいったな」
「盗賊の生き残りが大げさに伝えてきたが、そんな大魔法は聞いたことがねえ。俺らが仕留めてやるよ」
伝わってほしい情報は、きっちり伝わっているようだ。逃げた4人の盗賊がいい仕事をしている。
「あんた達は馬鹿な子爵と共に悪事に関わった人間だよね。死んでもらうわ」
「馬鹿野郎、こっちの人数を見て物を言え。俺らは子爵家の正規軍だ。野盗とは違うぞ」
「正規軍とは、すなわち人殺し。遠慮はいらないね。水よ来い!」
ゲルダにそう言わせると、魔鉄製コンテナを出して上に避難させ、ミスリルの円盾を持たせた。
「召喚獣、現れよ」
ゲルダの声と水魔法に合わせて、私が沼の底を開いた。
走りながら水とトカゲ軍団10匹を出した。
2日前と違う爬虫類で、3メートルから8メートルの腹をすかせたコドモオオトカゲだ。
「うわ、あいつらが言ってた通りだった。嘘じゃなかったのか」
「高い場所に逃げろ」
「いや、赤い水魔法使いが乗ってるコンテナしか足場がねえぞ」
「脚をかまれた。助けてくれえ、ひきずられる」
コドモオオトカゲは私にも向かってくるが、魔鉄棒で殴ると子爵家の軍団員にターゲット変えた。
「ぎゃあああああ」
「あああ、何人くわれたんだ・・」
兵士の半数くらいがトカゲに食われたところで、倉庫に撒いた水の中に2・8メートルの「沼」を出してトカゲを回収した。
ぽっちょ~ん。
「なんだ、どんどんトカゲがいなくなるぞ。聞いたことがあるぜ、召喚術は魔力を多く使うんだ。あの女はMP切れだ」
「今のうちにサーシャと白銀騎士を倒すぞ」
最後のトカゲを回収したところで残った15人が向かって来た。
「サーシャ様、どうしましょう」
「ナイト殿、どうしましょうって・・」
「今だ、かかれ。まずフルプレートの騎士を倒せ」
「ふむ。おろかな」
なんて言ってみて、まだ水の中にある2・8メートルの沼を高速移動。恐ろしい勢いで沼を動かして、向かって来るやつを捕まえた。
もちろん、手を動かして操作する演技はゲルダがやってる。
「ふおっ、ふおっ、サーシャ様の怒りに触れたの」
次々と10人をとらえた。
「がぽっ」
「水溜まりに食われる!」
「き、聞いてたどころじゃねえ、悪魔だ!」
ビビって動けなくなった兵士5人ほどを残し、堂々と倉庫から出た。
◆
普段は2人ともブラウンの短髪カツラをかぶり、若い男の冒険者に変装している。
そして10日に1度、白銀騎士と赤装束の水魔法使いになって、マツクロ子爵の関係者を襲う。
子爵家の関係者が「沼」に捕らえられ、恐怖の表情を浮かべる。その光景を凝視するゲルダを見て、ドキッとすることがあった。
夜はゲルダと一緒に飲みながらご飯を食べる。
何も気負わなくていい関係が楽しい。もう1ヶ月も過ぎてしまった。
ソロ生活のときにいなかった貴重な存在。ゲルダを捨て石にしていいものかと考えるようになって、彼女に気を許してしまった。
まさか、ゲルダがあんな行動に出るとは・・。
マツクロ子爵の五男が経営する「白の商会」を強襲した。
子爵が砂糖と塩を専売するために作った商会。子爵の息がかかった盗賊が持ってきたお金と盗品のロンダリングも行っている。
行ったのは夕方。
ゲルダの情報によると盗賊の砦から逃げ出した残党から話は伝わっていた。けれど「敵」は盗賊の話を100パーセントは信じず、簡単な待ち伏せだけしていた。
「赤サーシャ様は一般の雇い人を帰した時間帯を狙ったのね」
「まあ同じ襲撃でも、心が痛まない方がいいかなと思いませんか、ナイト様」
「そこは同感だね」
「じゃあナイト様、仕込みをお願いします」
「そういえばあなた何歳。それに最初に私がブライト王城で暴れたとき、乱暴な口調だったわ。もっと粗雑な感じにしてよ」
「そうなんだ。19歳だけどサーシャさんは?」
「私も19歳ってことになってる。それに敵の前ではあなたの方が格上だし、普段から言葉も練習してね」
「へへ、了解。ちょっと楽しくなってきた」
「・・まあ、そうかもね」
会って4日目だけど、ゲルダとご飯を食べたりしている。
「捨て石」にする予定で、場合によっては私の代わりに「サーシャの遺体」になってもらう。
本人にはそれを言ってあるのに、私を嫌悪する雰囲気はないし、ズケズケと私に話しかけてくる。
だけど、領域はわきまえている。私の身の上を探ろうとしないし、自分の家族や復讐の内容についても話さない。
リズムが合うというか、意外と居心地がいい。
隣国のギルドで普通に出会っていたら、一緒に狩りをして、お酒を飲んでいたかなってくらいにウマが合う。
だけど、すでに石は転がりだした。それも並みの大きさではない。
赤い装備を身をまとう、銀髪の殺人鬼サーシャの顔はわざわざ見せてあるのだ。
「こんな場所に根城があると襲いやすいね」
「普通はサー、いやナイトのように戦闘力はないから、襲撃しても返り討ちなのよ」
牧場を改造した「商会」は大きな建物と巨大な倉庫群で作られている。で、私達は倉庫の1つに堂々と入った。
倉庫は30メートルの正方形で、物質が積まれていた。一般人の倉庫番3人を外に出し、物質をゲルダと2人で収納指輪に詰め込んだ頃、30人くらい兵士が来た。
「マツクロ子爵家から連絡があった通りの人相と赤い装備。お前が人食い水魔法のサーシャだな」
「そっちは護衛の白銀騎士でナイトとかいったな」
「盗賊の生き残りが大げさに伝えてきたが、そんな大魔法は聞いたことがねえ。俺らが仕留めてやるよ」
伝わってほしい情報は、きっちり伝わっているようだ。逃げた4人の盗賊がいい仕事をしている。
「あんた達は馬鹿な子爵と共に悪事に関わった人間だよね。死んでもらうわ」
「馬鹿野郎、こっちの人数を見て物を言え。俺らは子爵家の正規軍だ。野盗とは違うぞ」
「正規軍とは、すなわち人殺し。遠慮はいらないね。水よ来い!」
ゲルダにそう言わせると、魔鉄製コンテナを出して上に避難させ、ミスリルの円盾を持たせた。
「召喚獣、現れよ」
ゲルダの声と水魔法に合わせて、私が沼の底を開いた。
走りながら水とトカゲ軍団10匹を出した。
2日前と違う爬虫類で、3メートルから8メートルの腹をすかせたコドモオオトカゲだ。
「うわ、あいつらが言ってた通りだった。嘘じゃなかったのか」
「高い場所に逃げろ」
「いや、赤い水魔法使いが乗ってるコンテナしか足場がねえぞ」
「脚をかまれた。助けてくれえ、ひきずられる」
コドモオオトカゲは私にも向かってくるが、魔鉄棒で殴ると子爵家の軍団員にターゲット変えた。
「ぎゃあああああ」
「あああ、何人くわれたんだ・・」
兵士の半数くらいがトカゲに食われたところで、倉庫に撒いた水の中に2・8メートルの「沼」を出してトカゲを回収した。
ぽっちょ~ん。
「なんだ、どんどんトカゲがいなくなるぞ。聞いたことがあるぜ、召喚術は魔力を多く使うんだ。あの女はMP切れだ」
「今のうちにサーシャと白銀騎士を倒すぞ」
最後のトカゲを回収したところで残った15人が向かって来た。
「サーシャ様、どうしましょう」
「ナイト殿、どうしましょうって・・」
「今だ、かかれ。まずフルプレートの騎士を倒せ」
「ふむ。おろかな」
なんて言ってみて、まだ水の中にある2・8メートルの沼を高速移動。恐ろしい勢いで沼を動かして、向かって来るやつを捕まえた。
もちろん、手を動かして操作する演技はゲルダがやってる。
「ふおっ、ふおっ、サーシャ様の怒りに触れたの」
次々と10人をとらえた。
「がぽっ」
「水溜まりに食われる!」
「き、聞いてたどころじゃねえ、悪魔だ!」
ビビって動けなくなった兵士5人ほどを残し、堂々と倉庫から出た。
◆
普段は2人ともブラウンの短髪カツラをかぶり、若い男の冒険者に変装している。
そして10日に1度、白銀騎士と赤装束の水魔法使いになって、マツクロ子爵の関係者を襲う。
子爵家の関係者が「沼」に捕らえられ、恐怖の表情を浮かべる。その光景を凝視するゲルダを見て、ドキッとすることがあった。
夜はゲルダと一緒に飲みながらご飯を食べる。
何も気負わなくていい関係が楽しい。もう1ヶ月も過ぎてしまった。
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