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【政党名の成り立ち】
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私自身は「中道左派」の政治思想者と自負しています。しかし、近しい人からは「いや、むしろ右寄りでしょ?」と評されることもあれば「夢想主義の左寄りではないか?」と言われることもあります。きっと、テーマによっては「右寄り」の思想であったり「左寄り」の思想であったりなのでしょう。これは私個人に限らず、恐らく多くの方も同じように「テーマによって立ち位置が変わる」ものではないかと思います。
「みんな違って、みんな良い」という多様性賛歌的な詩もありますが、良いか悪いかは別として「みんな違う」という現実が私たち人間社会にはあります。であるなら「一つの固定思想・一面的な理想論」だけを掲げる政党には、その思想・理想に近しい「一部の賛同者」しか集まらないというのは必然的に起こるものです。
同じ「右寄り・左寄り」でも、主張の強弱は人によって千差万別な現代日本で「新政党」を立ち上げるとなると、一者・少数の政治理念・政治思想で新たに参入することは避けるべきと考え、根本的な問題意識を先ず整理してみました。
自分が感じている現在の日本政治に対する問題意識は何か……それは「政府・与党による民意軽視の政治姿勢」に対する問題意識でした。もちろん、政府・与党に限らず、野党勢にも「民意を無視した国会運営姿勢」を感じますし、既成政党のほとんどが繋がれている「支持団体・企業」とのしがらみが「民意よりも自分たちの私利私欲を優先する政治」を生み出しているように感じます。
こうした「問題意識」から、ではどのような形でこれらを改革していく事が出来るだろうかと考える中で、『日本の国民主権を国会に示す党(日本国民主権党/略:日本)』という新政党の結成案に思いが固まりました。
右派・左派・保守・改革の政策思想に対する相違点とは無関係に、ただ国会での法案採決に「民意」として各人が意思を表す受け皿となる政党―――「直接民主制」を「間接民主制」の議院内閣制にハイブリッドさせるための政党……これであれば、与野党既成政党とは違う「第三の選択肢」と成り得るのでは無いかと考えたのです。
党名は右左保守改革のいずれにも「有り勝ち」なものを当てることで、各人の政治多様性を包括することを目指しました。とにかく「国民主権」という単語は外すことが出来ませんが、そのままだと既に政党名として使用されていますので何らかの変更が必要です。結局、目指す方向性を党名に現わす形で「日本の国民主権を国会に示す党」とし、短縮して「日本国民主権党」で落ち着いたものです。
また、選挙の際の政党略称を「日本」としたのは、当然第一義的には「日本国民が一番慣れ親しんでいる文字(単語)」だからです。もちろん、以前起こった「支持政党なし」(という党名)的なミスリードを狙ったワケではありません。党の本質が「主権者である日本国民の民意をダイレクトに議会に届ける」ことにあるのですから、略称として「日本」が良いのでは無いかと考えた次第です。
他にも「日国」とか「日民」「国主」とかの略称も考えましたが全然ピンと来ませんし、「国民」や「民主」はとっくに既成政党で使用されていますからね。やはり政党名は党の特徴を表しつつも「親しみやすさ」と「書きやすさ」が大事では無いかと思って定めた次第です。
「みんな違って、みんな良い」という多様性賛歌的な詩もありますが、良いか悪いかは別として「みんな違う」という現実が私たち人間社会にはあります。であるなら「一つの固定思想・一面的な理想論」だけを掲げる政党には、その思想・理想に近しい「一部の賛同者」しか集まらないというのは必然的に起こるものです。
同じ「右寄り・左寄り」でも、主張の強弱は人によって千差万別な現代日本で「新政党」を立ち上げるとなると、一者・少数の政治理念・政治思想で新たに参入することは避けるべきと考え、根本的な問題意識を先ず整理してみました。
自分が感じている現在の日本政治に対する問題意識は何か……それは「政府・与党による民意軽視の政治姿勢」に対する問題意識でした。もちろん、政府・与党に限らず、野党勢にも「民意を無視した国会運営姿勢」を感じますし、既成政党のほとんどが繋がれている「支持団体・企業」とのしがらみが「民意よりも自分たちの私利私欲を優先する政治」を生み出しているように感じます。
こうした「問題意識」から、ではどのような形でこれらを改革していく事が出来るだろうかと考える中で、『日本の国民主権を国会に示す党(日本国民主権党/略:日本)』という新政党の結成案に思いが固まりました。
右派・左派・保守・改革の政策思想に対する相違点とは無関係に、ただ国会での法案採決に「民意」として各人が意思を表す受け皿となる政党―――「直接民主制」を「間接民主制」の議院内閣制にハイブリッドさせるための政党……これであれば、与野党既成政党とは違う「第三の選択肢」と成り得るのでは無いかと考えたのです。
党名は右左保守改革のいずれにも「有り勝ち」なものを当てることで、各人の政治多様性を包括することを目指しました。とにかく「国民主権」という単語は外すことが出来ませんが、そのままだと既に政党名として使用されていますので何らかの変更が必要です。結局、目指す方向性を党名に現わす形で「日本の国民主権を国会に示す党」とし、短縮して「日本国民主権党」で落ち着いたものです。
また、選挙の際の政党略称を「日本」としたのは、当然第一義的には「日本国民が一番慣れ親しんでいる文字(単語)」だからです。もちろん、以前起こった「支持政党なし」(という党名)的なミスリードを狙ったワケではありません。党の本質が「主権者である日本国民の民意をダイレクトに議会に届ける」ことにあるのですから、略称として「日本」が良いのでは無いかと考えた次第です。
他にも「日国」とか「日民」「国主」とかの略称も考えましたが全然ピンと来ませんし、「国民」や「民主」はとっくに既成政党で使用されていますからね。やはり政党名は党の特徴を表しつつも「親しみやすさ」と「書きやすさ」が大事では無いかと思って定めた次第です。
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