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少年期
ミーシャとギルドの依頼の魔物退治に行くことになった。
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授業が終わり放課後に帰ろうとしていたらミーシャが教室にやってきた。約束してた通りに用事がある時は教室まで来て欲しいと言ってあった。
「ユウヤくん、ちょっと良いかな~?」
「うん。大丈夫だけど」
廊下に移動してミーシャと話をしてるけど・・・なんだか怪しまれてる?ミーシャも可愛いし・・・
「ギルドの依頼を受けない?」
「良いけど何の依頼を受けるの?」
「もちろん・・・魔物退治だよっ」
その時リサが帰るところで目が合うと・・・頬を膨らませて近づいてきた。
「あの・・・何のお話をしているの?」
「パーティの話し合いですけど」
「パーティですって?ユウ様とですか?」
リサに睨まれた・・・
「ユウ様・・・何でお声を掛けてくれなかったのですか!ヒドイです!」
「あなたには関係ないんじゃ?」
「二人とも落ち着いてくれないかな・・・」
「落ち着いてます!」
「落ち着いてますっ! 」
「リサも入りたいの?」
「もちろんです」
「ミーシャ・・・良いかな?」
「ふんっ!良いんじゃない・・・」
「ありがとうございます」
「登録は自分でしてくださいねっ」
「勿論ですわ」
そう言うとリサは機嫌よく帰っていった。
「あぁ~あぁ~せっかく二人っきり・・・だったのにぃ・・」
「ごめんね」
「ユウヤくんの、せいじゃないし」
「そう言えば魔物退治って?」
「農村地域の・・・先の洞窟に出る魔物退治だって」
「今日、行くの?」
「今日、行けるの?」
「まぁ・・・時間あるけどミーシャは大丈夫なの?」
「わぁ~いっ♪」
農村地域に向かう。
「そう言えばさ~ミーシャは召喚獣は?」
「そうそう~結構強い召喚獣なんだよっ。えへへ・・・♪」
ミーシャが自慢気な表情になった。
へぇ~ミーシャ強い召喚獣と契約出来たんだ?
「後で見せてあげるね~」
「うん。楽しみ」
農村地域を通り過ぎて進むと岩山が見えてきた。
あそこかな?
「もう着くよ」
ミーシャが、そう言うと召喚獣を呼び出した。
ん?低級の召喚獣で・・・ディアが蹴り飛ばした同じ召喚獣だった。その召喚獣を見ると・・・気不味んだけど。
その・・・召喚獣って強いんだね。
「ユウヤくんは、呼び出さないの?」
「俺のは・・・必要ないかなぁ・・・」
「もしかして・・・弱いのと契約しちゃったの?」
「いや・・・弱くはないと思うけどさ。俺もレベル上げしたいし・・・」
「そっか~見てみたかったなぁ」
「そのうちね」
初級の魔物しか出ないんだよね?冒険者の予備軍に任せるくらいだし・・・
ミーシャと洞窟に入り、すぐに小型の魔物が現れるが問題なくミーシャだけでも討伐が出来た。
「どこまで進んで行くの?」
「ん~進めるところまでかなぁ」
「そんな適当で良いの?」
「ギルドで貰った冒険者証に記録されてるから大丈夫じゃない?倒して無いのに倒したって嘘を付いてもバレるし」
「そっか。記録されるのか・・・」
ん?それって不味くない?逆で倒してないって言ってもバレるって事だよね?メンドイ・・・まぁ・・・レベルに魔力量・・・バレてるし隠しても仕方ないか・・・
「ミーシャは、まだ剣を使ってないの?」
「うん。魔法の方がカッコいいから~」
「それ・・・鍛冶屋の娘が言ったらダメじゃない?」
「だって~魔法の方がカッコいいんだもんっ」
「まぁ・・・女の子だしね・・・」
「そうそう・・・」
俺が理解を示すと笑顔になってくれた・・・
そういえば・・・魔道士兵が杖を持っていたけど・・・
「そういえばさ杖は持たないの?」
「あぁ~杖ね・・・欲しいんだけどねぇ・・・高いし・・・うち鍛冶屋だし・・・」
「あぁ・・・そういう事ね・・・それに高いんだ?」
「だって魔石が使われてるんだよ!高いに決まってるじゃんっ」
あ、そういえば・・・リサも言ってたっけ。宝石よりは安いけど高値で買い取ってくれるって・・・
持ってる木剣を2つに分けるイメージをして・・・スティック状にして・・・持ってる小さな魔石をゴルフボールの大きさに融合させてスティックの末端に装飾品のようにキレイにハメ込んでお揃いのスティックを作って渡した。
「これなら見つからないし親にバレないんじゃない?」
「はぁ?こ、こんな大きな魔石・・・高かったんじゃない?」
「あ、別に・・・このまえ討伐をした魔物からドロップしたんだよ・・・」
また・・・自爆したっぽい。
「それに、こんな小さくて可愛くてキレイな・・・杖?なんだろ?初めて見たよ~打撃は出来なさそうだけど・・・可愛い!わたしにプレゼント・・・?」
「まぁ・・・お世話になってるし・・・」
「ありがとっ・・・嬉しいっ」
ただ・・・小さくて使えなさそうな魔石を纏めただけとは・・・言えないよね。
あれ?999のままで数が減ってない・・・数が上限を超えてもストックされてるのかな?まぁ・・・関係ないか。
種類が小、中、大、特大と分類されてるんだけど・・・ 特大は数十個持ってるけど、大も999個以上持ってるみたい。
特大って・・・地底に落ちた時に倒したのかな?
「さっそく使ってみれば?」
「うんっ!」
「初めは威力は抑えめで使った方が良いと思うよ?」
「わかった~」
「ユウヤくん、ちょっと良いかな~?」
「うん。大丈夫だけど」
廊下に移動してミーシャと話をしてるけど・・・なんだか怪しまれてる?ミーシャも可愛いし・・・
「ギルドの依頼を受けない?」
「良いけど何の依頼を受けるの?」
「もちろん・・・魔物退治だよっ」
その時リサが帰るところで目が合うと・・・頬を膨らませて近づいてきた。
「あの・・・何のお話をしているの?」
「パーティの話し合いですけど」
「パーティですって?ユウ様とですか?」
リサに睨まれた・・・
「ユウ様・・・何でお声を掛けてくれなかったのですか!ヒドイです!」
「あなたには関係ないんじゃ?」
「二人とも落ち着いてくれないかな・・・」
「落ち着いてます!」
「落ち着いてますっ! 」
「リサも入りたいの?」
「もちろんです」
「ミーシャ・・・良いかな?」
「ふんっ!良いんじゃない・・・」
「ありがとうございます」
「登録は自分でしてくださいねっ」
「勿論ですわ」
そう言うとリサは機嫌よく帰っていった。
「あぁ~あぁ~せっかく二人っきり・・・だったのにぃ・・」
「ごめんね」
「ユウヤくんの、せいじゃないし」
「そう言えば魔物退治って?」
「農村地域の・・・先の洞窟に出る魔物退治だって」
「今日、行くの?」
「今日、行けるの?」
「まぁ・・・時間あるけどミーシャは大丈夫なの?」
「わぁ~いっ♪」
農村地域に向かう。
「そう言えばさ~ミーシャは召喚獣は?」
「そうそう~結構強い召喚獣なんだよっ。えへへ・・・♪」
ミーシャが自慢気な表情になった。
へぇ~ミーシャ強い召喚獣と契約出来たんだ?
「後で見せてあげるね~」
「うん。楽しみ」
農村地域を通り過ぎて進むと岩山が見えてきた。
あそこかな?
「もう着くよ」
ミーシャが、そう言うと召喚獣を呼び出した。
ん?低級の召喚獣で・・・ディアが蹴り飛ばした同じ召喚獣だった。その召喚獣を見ると・・・気不味んだけど。
その・・・召喚獣って強いんだね。
「ユウヤくんは、呼び出さないの?」
「俺のは・・・必要ないかなぁ・・・」
「もしかして・・・弱いのと契約しちゃったの?」
「いや・・・弱くはないと思うけどさ。俺もレベル上げしたいし・・・」
「そっか~見てみたかったなぁ」
「そのうちね」
初級の魔物しか出ないんだよね?冒険者の予備軍に任せるくらいだし・・・
ミーシャと洞窟に入り、すぐに小型の魔物が現れるが問題なくミーシャだけでも討伐が出来た。
「どこまで進んで行くの?」
「ん~進めるところまでかなぁ」
「そんな適当で良いの?」
「ギルドで貰った冒険者証に記録されてるから大丈夫じゃない?倒して無いのに倒したって嘘を付いてもバレるし」
「そっか。記録されるのか・・・」
ん?それって不味くない?逆で倒してないって言ってもバレるって事だよね?メンドイ・・・まぁ・・・レベルに魔力量・・・バレてるし隠しても仕方ないか・・・
「ミーシャは、まだ剣を使ってないの?」
「うん。魔法の方がカッコいいから~」
「それ・・・鍛冶屋の娘が言ったらダメじゃない?」
「だって~魔法の方がカッコいいんだもんっ」
「まぁ・・・女の子だしね・・・」
「そうそう・・・」
俺が理解を示すと笑顔になってくれた・・・
そういえば・・・魔道士兵が杖を持っていたけど・・・
「そういえばさ杖は持たないの?」
「あぁ~杖ね・・・欲しいんだけどねぇ・・・高いし・・・うち鍛冶屋だし・・・」
「あぁ・・・そういう事ね・・・それに高いんだ?」
「だって魔石が使われてるんだよ!高いに決まってるじゃんっ」
あ、そういえば・・・リサも言ってたっけ。宝石よりは安いけど高値で買い取ってくれるって・・・
持ってる木剣を2つに分けるイメージをして・・・スティック状にして・・・持ってる小さな魔石をゴルフボールの大きさに融合させてスティックの末端に装飾品のようにキレイにハメ込んでお揃いのスティックを作って渡した。
「これなら見つからないし親にバレないんじゃない?」
「はぁ?こ、こんな大きな魔石・・・高かったんじゃない?」
「あ、別に・・・このまえ討伐をした魔物からドロップしたんだよ・・・」
また・・・自爆したっぽい。
「それに、こんな小さくて可愛くてキレイな・・・杖?なんだろ?初めて見たよ~打撃は出来なさそうだけど・・・可愛い!わたしにプレゼント・・・?」
「まぁ・・・お世話になってるし・・・」
「ありがとっ・・・嬉しいっ」
ただ・・・小さくて使えなさそうな魔石を纏めただけとは・・・言えないよね。
あれ?999のままで数が減ってない・・・数が上限を超えてもストックされてるのかな?まぁ・・・関係ないか。
種類が小、中、大、特大と分類されてるんだけど・・・ 特大は数十個持ってるけど、大も999個以上持ってるみたい。
特大って・・・地底に落ちた時に倒したのかな?
「さっそく使ってみれば?」
「うんっ!」
「初めは威力は抑えめで使った方が良いと思うよ?」
「わかった~」
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