25 / 29
25話 俺とドラキンの狩り!?
しおりを挟む
まぁ……誘ったのは、俺だけどさ。
体が巨大だから足音もうるさいし、ドラゴンの威圧のオーラが垂れ流しで、近くの魔物たちが怯えて逃げていくのが分かる……何度も言うが、はっきり言って邪魔だ。情報はありがたいけどさぁ。
「ドラキン……その垂れ流しのオーラを抑えるか、消すか出来ないの? 近くの魔物が怯えて、逃げちゃうんだけど」
ドラキン「失礼しました。直ちに消します……」
よし! 後は、探索魔法で……っと。
「この先に、オークの群れがいるから静かにね!」
ドラキンの足に、音の遮断結界を張った。
魔法通信……
ドラキン『主人様、この群れの数ですと、我もお手伝いをした方がよいかと……。かなりの大群ですし』
『大丈夫、見てて』
豚の魔物のイメージをして、豚の魔物の体内にある魔石を革の袋に転移っと、これでお終い。
300頭以上の豚の魔物の群れの気配が消えるとドサッ! という音が森に鳴り響いた。
それで、今回のメインのお肉の回収をする。イメージをして、豚の魔物の死体を収納をした。
フッ! っと一瞬で300頭以上豚の魔物の死体が、森から消えた。
ドラキン「!!」
ノア「えぇー! 豚の魔物が消えたの!」
俺たちの気配に気付いた豚の魔物のキングが遠くから突っ込んできたので、キングの体内にある魔石をイメージして、魔石を革の袋に転移させた。
突っ込んできた豚の魔物のキングが、突然力を失い、ドサーッ!と力尽きて勢い良く地面を滑り、動かなくなった。死体を収納すると、森からその死体が消えた。
騒ぎに気付いた、また別の種類の魔物の群れが現れた。
ドラキン「オーガの群れのようです」
なんだ、食べれないヤツかぁ……。面倒だなぁ。ドラキンはドラゴンだし、任せても大丈夫だろ。
「ドラキン宜しくね」
ドラキン「かしこまりました。殲滅を致します」
ドラキンが飛び上空から100メートル前方にドラゴンブレスを吐くと、灼熱の炎が夜空を裂いて降り注いだ。
周囲が昼間のように明るくなり、燃え盛る炎の影が周囲を照らし出す。その瞬間、耳をつんざくような轟音が鳴り響き、地面が微かに揺れ、激しい爆風が四方八方に襲いかかってきた。
慌ててノアにバリアを張ったが、その威力に思わず息を呑んだ。まるで大地が怒りを爆発させたかのような壮絶な光景に、少し、いや大分やり過ぎじゃないかと思うほどの威力だった。張り切り過ぎだぞ、ドラキン。
オーガの群れがほぼ壊滅したが、近くに居た一部のオーガが、こちらに向かってやって来た。
「ノア、練習した銃で攻撃してみて」
ノア「はい。なの」
オーガの胸に命中! 5発中4発命中で4体倒せた。
「ノア、スゴイね。かっこいい!」
ノアが照れ笑いをして嬉しそうにしていると、ドラゴンのブレスに反応したドラゴンが1体やって来きた。俺達を敵と判断したのか、こちらにドラゴンブレスを吐いてきた。
瞬時にバリアを張ると、魔石と素材になるであろう竜の鱗、牙を転移で収納をした。
俺も少しは、格好良い所を見せておきたいよな。ここはオリジナルのファイアショットに少し手を加えた魔法で良いかな。俺の頭上に30もの魔法陣が現れ、それぞれの魔法陣の中心には高熱で白く発光する球体が次々と浮かび上がった。まるで夜空に浮かぶ無数の星が、今にも爆発しそうな程のエネルギーを秘めているかのようだった。
次の瞬間、その魔法陣からファイアショットが一斉に放たれた。炎の矢の如く、目にも止まらぬ速度で飛び出し、わずか3秒の連射で巨大なドラゴンを貫く。その威力は凄まじく、ドラゴンの体は原型を留める間もなく粉々に砕け、燃え盛る肉片が四散するのが見えた。まるで火の雨が降り注ぐかのように、地面に落ちた燃えカスが周囲を赤く染め上げた。
それを見て青褪めていて震えていたドラキンが、怯えた感じで謝罪をしてきた。あぁ~俺も、少しやりすぎちゃったかな。
ドラキン「同胞が、ご無礼を申し訳ございません!! 縄張りを荒らされたと勘違いをしたものだと思います。この辺一帯は、我の領土なのですが……」
「こっちこそゴメン、同族を倒しちゃったね……」
ドラキン「向こうから仕掛けて来たのです。仕方ございません……」
ノア「恐かったの。死んだと思ったの……」
これ以上、狩りをしてるとドラゴンが、また来ちゃいそうだし、生態系が崩れそうだし……帰るか。それに……これは、狩りじゃなくて、魔物の討伐か殲滅だろ。
「じゃあ、帰りますか」
ドラキンと一緒に、ドラキンを呼び出した森に移動して帰宅した。時間にして2時間で、まだ22時前だった。
多少、運動をしたのでお風呂に入る事にした。
「ノア、お疲れ様。ちょっと汚れたし、寝る前に落ち着くためにお風呂に入ってくるよ」
ノア「わたしも、汗をかいたから、また入るの」
意外にもノアが、一緒にお風呂に入ろうと言ってきたので二人で風呂場に向かった。
脱衣場で「そう言えば初めて二人でお風呂に入るなぁ」と思っていると、一人で意識して緊張してしまった。
「冒険は、どうだった?」
ノアを見ると、服を脱ぎ終わり裸になっていて、ノアの大きめで形の良い胸が見えて、更に緊張してきた。
ノア「恐かったけど、そらさんと一緒で楽しかったの」
「また一緒に冒険しようね」
ノア「はい。なの」
体が巨大だから足音もうるさいし、ドラゴンの威圧のオーラが垂れ流しで、近くの魔物たちが怯えて逃げていくのが分かる……何度も言うが、はっきり言って邪魔だ。情報はありがたいけどさぁ。
「ドラキン……その垂れ流しのオーラを抑えるか、消すか出来ないの? 近くの魔物が怯えて、逃げちゃうんだけど」
ドラキン「失礼しました。直ちに消します……」
よし! 後は、探索魔法で……っと。
「この先に、オークの群れがいるから静かにね!」
ドラキンの足に、音の遮断結界を張った。
魔法通信……
ドラキン『主人様、この群れの数ですと、我もお手伝いをした方がよいかと……。かなりの大群ですし』
『大丈夫、見てて』
豚の魔物のイメージをして、豚の魔物の体内にある魔石を革の袋に転移っと、これでお終い。
300頭以上の豚の魔物の群れの気配が消えるとドサッ! という音が森に鳴り響いた。
それで、今回のメインのお肉の回収をする。イメージをして、豚の魔物の死体を収納をした。
フッ! っと一瞬で300頭以上豚の魔物の死体が、森から消えた。
ドラキン「!!」
ノア「えぇー! 豚の魔物が消えたの!」
俺たちの気配に気付いた豚の魔物のキングが遠くから突っ込んできたので、キングの体内にある魔石をイメージして、魔石を革の袋に転移させた。
突っ込んできた豚の魔物のキングが、突然力を失い、ドサーッ!と力尽きて勢い良く地面を滑り、動かなくなった。死体を収納すると、森からその死体が消えた。
騒ぎに気付いた、また別の種類の魔物の群れが現れた。
ドラキン「オーガの群れのようです」
なんだ、食べれないヤツかぁ……。面倒だなぁ。ドラキンはドラゴンだし、任せても大丈夫だろ。
「ドラキン宜しくね」
ドラキン「かしこまりました。殲滅を致します」
ドラキンが飛び上空から100メートル前方にドラゴンブレスを吐くと、灼熱の炎が夜空を裂いて降り注いだ。
周囲が昼間のように明るくなり、燃え盛る炎の影が周囲を照らし出す。その瞬間、耳をつんざくような轟音が鳴り響き、地面が微かに揺れ、激しい爆風が四方八方に襲いかかってきた。
慌ててノアにバリアを張ったが、その威力に思わず息を呑んだ。まるで大地が怒りを爆発させたかのような壮絶な光景に、少し、いや大分やり過ぎじゃないかと思うほどの威力だった。張り切り過ぎだぞ、ドラキン。
オーガの群れがほぼ壊滅したが、近くに居た一部のオーガが、こちらに向かってやって来た。
「ノア、練習した銃で攻撃してみて」
ノア「はい。なの」
オーガの胸に命中! 5発中4発命中で4体倒せた。
「ノア、スゴイね。かっこいい!」
ノアが照れ笑いをして嬉しそうにしていると、ドラゴンのブレスに反応したドラゴンが1体やって来きた。俺達を敵と判断したのか、こちらにドラゴンブレスを吐いてきた。
瞬時にバリアを張ると、魔石と素材になるであろう竜の鱗、牙を転移で収納をした。
俺も少しは、格好良い所を見せておきたいよな。ここはオリジナルのファイアショットに少し手を加えた魔法で良いかな。俺の頭上に30もの魔法陣が現れ、それぞれの魔法陣の中心には高熱で白く発光する球体が次々と浮かび上がった。まるで夜空に浮かぶ無数の星が、今にも爆発しそうな程のエネルギーを秘めているかのようだった。
次の瞬間、その魔法陣からファイアショットが一斉に放たれた。炎の矢の如く、目にも止まらぬ速度で飛び出し、わずか3秒の連射で巨大なドラゴンを貫く。その威力は凄まじく、ドラゴンの体は原型を留める間もなく粉々に砕け、燃え盛る肉片が四散するのが見えた。まるで火の雨が降り注ぐかのように、地面に落ちた燃えカスが周囲を赤く染め上げた。
それを見て青褪めていて震えていたドラキンが、怯えた感じで謝罪をしてきた。あぁ~俺も、少しやりすぎちゃったかな。
ドラキン「同胞が、ご無礼を申し訳ございません!! 縄張りを荒らされたと勘違いをしたものだと思います。この辺一帯は、我の領土なのですが……」
「こっちこそゴメン、同族を倒しちゃったね……」
ドラキン「向こうから仕掛けて来たのです。仕方ございません……」
ノア「恐かったの。死んだと思ったの……」
これ以上、狩りをしてるとドラゴンが、また来ちゃいそうだし、生態系が崩れそうだし……帰るか。それに……これは、狩りじゃなくて、魔物の討伐か殲滅だろ。
「じゃあ、帰りますか」
ドラキンと一緒に、ドラキンを呼び出した森に移動して帰宅した。時間にして2時間で、まだ22時前だった。
多少、運動をしたのでお風呂に入る事にした。
「ノア、お疲れ様。ちょっと汚れたし、寝る前に落ち着くためにお風呂に入ってくるよ」
ノア「わたしも、汗をかいたから、また入るの」
意外にもノアが、一緒にお風呂に入ろうと言ってきたので二人で風呂場に向かった。
脱衣場で「そう言えば初めて二人でお風呂に入るなぁ」と思っていると、一人で意識して緊張してしまった。
「冒険は、どうだった?」
ノアを見ると、服を脱ぎ終わり裸になっていて、ノアの大きめで形の良い胸が見えて、更に緊張してきた。
ノア「恐かったけど、そらさんと一緒で楽しかったの」
「また一緒に冒険しようね」
ノア「はい。なの」
98
お気に入りに追加
480
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる