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第17話 付与魔法の授業中に……
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さーって、授業に集中をしなきゃ……。
話を聞いていると、魔石を砕きナイフに振り掛けて魔力を流して、付与魔法を掛けるらしい。
良く切れる付与詠唱、耐久性向上の付与詠唱、汚れが付かない付与詠唱などを説明をしていた。それ……もう終わっちゃってるんだけどなぁ……魔石を使っていないけれど……汚れが付かないのは付与していないや……魔石を使うのが勿体ないよ。使わなくても出来るっぽいし……
机にナイフを置いて、手を翳して防汚のイメージをして魔力を流すと青白く光りナイフが反応した。試しに持っていたペンで、可愛いうさぎのイラストを描いてみると、汚れが付きにくいというよりは、ナイフを持つと魔力が流れて魔法が発動するようで、魔法の力で汚れを洗浄してくれてる感じだ。書いたイラストがスッときえてしまった。
ふぅ~ん……持っていないとイラストが書けるけど、持つと消える……持たないと、切れ味、耐久性も無いってことかな?持続させるには魔力を維持させ無きゃダメってことか……それも付与しちゃえば良いんじゃない?手を翳して電池やバッテリーのイメージをして付与をした。
カキカキ……あれ?成功したっぽい!ペンで描いて見たけれど、イラストが描けなくなった!それに持っていなくても青白い光を纏ったままになった。
回りを見ると、まだ配られたハンマーで魔石を砕いている人が大勢いて……私は、付与も終えたし暇だ。そうだ……ナイフを入れる鞘がいるよね?刃のむき出しのナイフを持ち運ぶのは危険すぎでしょ!豪華な装飾がされて強度を上昇をさせた鞘を具現化してナイフを収めた。
「ルリちゃん、終わったー?」
「いえ。まだです。魔石が硬くて……」
「もぉ……魔法で砕けば良いんじゃないの?」
「そんな魔法の詠唱は知りませんよ……」
ルリちゃんの魔石に手を翳して……砕けろとイメージをすると砕けてパウダー状になった。
「わぁ……そんな魔法まで使えるのですね……さすがミサちゃんです!」
授業中に甘えてきて、私の腕に抱き着いてきた。
「ルリちゃん……授業中だよ」
うふふ……♪嬉しいけどー♡ルリちゃんが我に返ると頬を赤くさせて、付与魔法の続きをノートを見て魔石のパウダーを振り掛けて手を翳して付与魔法の詠唱を始めたので……邪魔をしないようにスーちゃんの席に来た。
「スーちゃん、順調?」
「あ、ミサ様。ボクは……魔石は、ある程度砕いたよ……」
んっ!?え?ボク?えぇっ!?ボクっ娘なの!?なにそれ……もっとスーちゃんとお話したい!
「す、スーちゃん、スーちゃんもう一回……言って……聞こえなかったかも……」
ニヤニヤして言うと、首を傾げて言い直してくれた。
「え?だから……魔石は、ある程度砕いたよ?」
そこじゃないのっ!聞きたいのは……ボクだよ。ボク!
「むぅ……そこじゃないの!ボクってところーっ」
「え?あぁ……昔からお兄ちゃんたちと遊んでて……移っちゃって……たまに出ちゃうんだよ……ボクって……」
そうそそれそれ……スーちゃんの容姿で、ボクって破壊力あるよー可愛いボーイッシュだし、お姉ちゃんメロメロになっちゃうよー♪
「スーちゃん……可愛い……いっぱいお話しようね♪」
「……うん。でも、ボクは……あまり話すの得意じゃないけど……良いのかなぁ?」
スーちゃんと話を仲良くしていると、回りがチラチラッ見てくる。なによースーちゃんは渡さないからねっ!
「リサ!終わったー?」
「はい。終わりましたわよ?」
「それじゃ……私とスーちゃんの警護をしてっ」
「え?わ、私がですか!?」
「嫌なら良い……ルリちゃんに頼むしー」
「します。しますわよ……」
意味が分かったらしく、チラチラッと見てる人を睨んで威嚇してくれた。うん。さすがリサだなぁ。
「私とも後でお話してくださいよ……」
リサが、私に近づいてきてボソッと小さな声で呟いてきた。
「うん。部屋でゆっくり話をしよー」
「はい♪」
昨日の夜が楽しかったのかな?気に入ってくれて良かった?って言っても……おもてなしは、何もしていないんだけれど?出したものといえば……リサ本人が買ってくれたクッキーと、リコちゃんが入れてくれた紅茶くらいだけど良いのかな?今日は、私が買うかなぁ……
「え?ボクも……行ってもいいかなぁ……?」
「もちろん来なよ。お菓子は何が好きー?」
「えっと……前に、ここの学食で試食品で配っていたクッキーとか……高くて買えなくて……」
「わぁっ。そのクッキーを、買っていくから楽しみにしてて!」
スーちゃんが目を輝かせて、ナイフに付与の詠唱を唱え始めたので自分の席に戻った。はぁ……ここで、ボクっ娘に出会えるなんて思っても見なかったよ♪
男の子には興味はないけれど……可愛いボクっ娘は、全く別物で可愛い……ボーイッシュなボクっ娘、可愛い系のボクっ娘いいよね~ニヤニヤしていると、ムスッとしたリサが話を掛けてきた。
「ミサ様……終わったのですか?」
考え事というか妄想をしているのに……ウルサイなぁ……
「なに?」
「ですから……いつまで警護とやらを続けていれば良いのです?」
……すっかり忘れていたよ……あはは……ごめーん。
「ごめーん。えっと……リサはお菓子は何が好き?」
「……お菓子ですか?どれも美味しいので好きですわよ?……ミサ様が作られるお菓子を食べてみたいですわね……」
へ?お菓子作りなんて小学校の時に……友達とクッキーを作ったり……バレンタインのチョコを女の子の友達に渡すのに作った以来かなぁ……。あっ。ホットケーキなら簡単だから休みの日にお昼に作って食べていたなぁ……ホットケーキってお菓子なのかしらー?私は昼食で食べていたけれど……?
「……まぁ……そのうちにね?リサも手伝ってよねー」
手伝うって言っても混ぜるくらいかな?焼くのを知らない人に任せてると焦げちゃったりするし……
皆で、楽しんで簡単に作れて……美味しいものが良いよねーなんだろなぁ……?
話を聞いていると、魔石を砕きナイフに振り掛けて魔力を流して、付与魔法を掛けるらしい。
良く切れる付与詠唱、耐久性向上の付与詠唱、汚れが付かない付与詠唱などを説明をしていた。それ……もう終わっちゃってるんだけどなぁ……魔石を使っていないけれど……汚れが付かないのは付与していないや……魔石を使うのが勿体ないよ。使わなくても出来るっぽいし……
机にナイフを置いて、手を翳して防汚のイメージをして魔力を流すと青白く光りナイフが反応した。試しに持っていたペンで、可愛いうさぎのイラストを描いてみると、汚れが付きにくいというよりは、ナイフを持つと魔力が流れて魔法が発動するようで、魔法の力で汚れを洗浄してくれてる感じだ。書いたイラストがスッときえてしまった。
ふぅ~ん……持っていないとイラストが書けるけど、持つと消える……持たないと、切れ味、耐久性も無いってことかな?持続させるには魔力を維持させ無きゃダメってことか……それも付与しちゃえば良いんじゃない?手を翳して電池やバッテリーのイメージをして付与をした。
カキカキ……あれ?成功したっぽい!ペンで描いて見たけれど、イラストが描けなくなった!それに持っていなくても青白い光を纏ったままになった。
回りを見ると、まだ配られたハンマーで魔石を砕いている人が大勢いて……私は、付与も終えたし暇だ。そうだ……ナイフを入れる鞘がいるよね?刃のむき出しのナイフを持ち運ぶのは危険すぎでしょ!豪華な装飾がされて強度を上昇をさせた鞘を具現化してナイフを収めた。
「ルリちゃん、終わったー?」
「いえ。まだです。魔石が硬くて……」
「もぉ……魔法で砕けば良いんじゃないの?」
「そんな魔法の詠唱は知りませんよ……」
ルリちゃんの魔石に手を翳して……砕けろとイメージをすると砕けてパウダー状になった。
「わぁ……そんな魔法まで使えるのですね……さすがミサちゃんです!」
授業中に甘えてきて、私の腕に抱き着いてきた。
「ルリちゃん……授業中だよ」
うふふ……♪嬉しいけどー♡ルリちゃんが我に返ると頬を赤くさせて、付与魔法の続きをノートを見て魔石のパウダーを振り掛けて手を翳して付与魔法の詠唱を始めたので……邪魔をしないようにスーちゃんの席に来た。
「スーちゃん、順調?」
「あ、ミサ様。ボクは……魔石は、ある程度砕いたよ……」
んっ!?え?ボク?えぇっ!?ボクっ娘なの!?なにそれ……もっとスーちゃんとお話したい!
「す、スーちゃん、スーちゃんもう一回……言って……聞こえなかったかも……」
ニヤニヤして言うと、首を傾げて言い直してくれた。
「え?だから……魔石は、ある程度砕いたよ?」
そこじゃないのっ!聞きたいのは……ボクだよ。ボク!
「むぅ……そこじゃないの!ボクってところーっ」
「え?あぁ……昔からお兄ちゃんたちと遊んでて……移っちゃって……たまに出ちゃうんだよ……ボクって……」
そうそそれそれ……スーちゃんの容姿で、ボクって破壊力あるよー可愛いボーイッシュだし、お姉ちゃんメロメロになっちゃうよー♪
「スーちゃん……可愛い……いっぱいお話しようね♪」
「……うん。でも、ボクは……あまり話すの得意じゃないけど……良いのかなぁ?」
スーちゃんと話を仲良くしていると、回りがチラチラッ見てくる。なによースーちゃんは渡さないからねっ!
「リサ!終わったー?」
「はい。終わりましたわよ?」
「それじゃ……私とスーちゃんの警護をしてっ」
「え?わ、私がですか!?」
「嫌なら良い……ルリちゃんに頼むしー」
「します。しますわよ……」
意味が分かったらしく、チラチラッと見てる人を睨んで威嚇してくれた。うん。さすがリサだなぁ。
「私とも後でお話してくださいよ……」
リサが、私に近づいてきてボソッと小さな声で呟いてきた。
「うん。部屋でゆっくり話をしよー」
「はい♪」
昨日の夜が楽しかったのかな?気に入ってくれて良かった?って言っても……おもてなしは、何もしていないんだけれど?出したものといえば……リサ本人が買ってくれたクッキーと、リコちゃんが入れてくれた紅茶くらいだけど良いのかな?今日は、私が買うかなぁ……
「え?ボクも……行ってもいいかなぁ……?」
「もちろん来なよ。お菓子は何が好きー?」
「えっと……前に、ここの学食で試食品で配っていたクッキーとか……高くて買えなくて……」
「わぁっ。そのクッキーを、買っていくから楽しみにしてて!」
スーちゃんが目を輝かせて、ナイフに付与の詠唱を唱え始めたので自分の席に戻った。はぁ……ここで、ボクっ娘に出会えるなんて思っても見なかったよ♪
男の子には興味はないけれど……可愛いボクっ娘は、全く別物で可愛い……ボーイッシュなボクっ娘、可愛い系のボクっ娘いいよね~ニヤニヤしていると、ムスッとしたリサが話を掛けてきた。
「ミサ様……終わったのですか?」
考え事というか妄想をしているのに……ウルサイなぁ……
「なに?」
「ですから……いつまで警護とやらを続けていれば良いのです?」
……すっかり忘れていたよ……あはは……ごめーん。
「ごめーん。えっと……リサはお菓子は何が好き?」
「……お菓子ですか?どれも美味しいので好きですわよ?……ミサ様が作られるお菓子を食べてみたいですわね……」
へ?お菓子作りなんて小学校の時に……友達とクッキーを作ったり……バレンタインのチョコを女の子の友達に渡すのに作った以来かなぁ……。あっ。ホットケーキなら簡単だから休みの日にお昼に作って食べていたなぁ……ホットケーキってお菓子なのかしらー?私は昼食で食べていたけれど……?
「……まぁ……そのうちにね?リサも手伝ってよねー」
手伝うって言っても混ぜるくらいかな?焼くのを知らない人に任せてると焦げちゃったりするし……
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