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第12話 寮の食堂って……レベルじゃないよね。
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さてースキンシップは満足したし、ご飯を食べに行こうっと。3人でレストランのような食堂に入ると……
また……リサが他の子に絡んでいた。
「貴方ね、先程から声が大きいですわよ!静かに食事ができないのですか!?もう少しマナーを学んだ方が宜しいわよ……」
あ、絡んでる訳じゃないのかぁ……。注意をされていた子が反省をしている表情をしていて、まだお説教が続きそうだったので声を掛けた。
「リサー!一緒に食べるー?」
「……誰ですの!?気軽に呼び捨てに……」
ムスッとした表情で睨まれた!え!?ヒドイ。友達になれたって思ってたのに。
「……あら。ミサ様……失礼しました。うふふ♪」
誤魔化してもダメ!私を睨んだよね?しかも怖い顔でー。ふん、やっぱりリサなんか知らない!
「ふん!知らない」
そっぽを向いて3人でテーブルに着いて座ると気不味そうにしてリサが近づいてきた。
「すみません!」
リサが謝ると回りが、ざわつき始めた。リサが謝って来たので驚かれてるじゃん……。あー皆は、私とリサが仲良くなったって知らないからか。
「今、私を怖い顔で睨んだよね?友達を見る目じゃなかったよ?リサ……キライ!ふん!」
「許して下さい……ミサ様。……友達ですか?私が?」
嬉しそうな表情に変わってニヤけていた。あれ?友達って言われて喜んでるの?リサも可愛いじゃん……
「わかったよ。座りなよ」
「はい♪」
ん?いつの間にかシャルちゃんが座っていた。
「あ、シャルちゃん」
「えへへ……♪お姉ちゃん」
うわぁっ。このメンバー強い!可愛さ最強じゃない!?まぁーリサは可愛いって言うより……美人さん寄りかなぁ……胸大きいしぃー
「食事が終わったら、私の部屋に来る?」
「「「「はいっ」」」」
あ、全員くるんだ?楽しみっ♪何しようかなぁ……貴族らしくお菓子を食べながら紅茶を飲んでおしゃべりとかかなぁ……?
寮の食堂とは思えない料理が並べられて、完全にレストランだよね……これ。可愛いメイド服を着た同じ年頃の女の子が料理を運んでくれて……目が合うと微笑んでくれた。わぁ……可愛い……そんな可愛い笑顔されちゃったら、お姉ちゃんファンになっちゃうよ。
食事が終わり、食堂でお菓子の販売もしていたので購入をしようとしていると、リサが買ってくれた。
「ミサ様、お世話になるので私が購入を致しますわ」
えっと……クッキーの箱に銀貨4枚を払っていた。リコちゃんから聞いた情報だと……平民で仕事をしている人の月給が金貨1枚らしい。
銅貨が100枚で金貨1枚、銅貨100枚で銀貨1枚になる。という事は……金貨1枚が大体25万円だとすると……銀貨1枚が2500円だから……1万円のクッキーなの?高すぎじゃない!?お金持ちは違うねぇ……
因みに私のお小遣いも結構……いや、かなり貰っている……前世の私の給料分のお小遣いを貰ってる。さすがお貴族様だねー。リコちゃんは、その半分のお小遣いらしいよ。領地が儲かっていて、しっかり運営が出来ているって事だよね、良いことだ。
ぞろぞろと部屋に移動をしてきた。皆が入ってくると部屋をキョロキョロと見渡されて……恥ずかしいから止めてっ!それに部屋の趣味は、私じゃなくて元のミサちゃんだからね!部屋をいじってないし……可愛くて良い趣味だと思うよ私は。うん。
ん?シャルちゃんが深呼吸をしてウットリとしている表情をして嬉しそう……えっと……その気持は分かるけど、それは好きな人の部屋に入って匂いを嗅いでウットリして下さい。私の部屋でウットリしてて良いのかしら?好きな人って……リコちゃんじゃなかったっけ?
みんなと盛り上がって、すでに9時過ぎになっているけど良いのかな?帰りも領内の移動だから襲われるとかの危険は無いから、その心配はしてないけど……ちびっこ達は寝なくて良いのかな?眠そうにあくびをしているけど?
「リコちゃんとシャルちゃんは寝なくて良いの?明日、また来て良いから」
「はぁーい。約束だよ……」
うん。素直で宜しい♪いつも通りに、リコちゃんが抱き着いてきて帰る支度をし始めて先に帰ってしまった。それを見ていたシャルちゃんも、頬を赤くさせて近づいてきた。
「んっ!」
シャルちゃんが両手を広げて、抱きしめてと可愛くジェスチャーをしてきた。なにこれ……可愛すぎるでしょ!私で良ければいくらでも抱きしめてあげるー♡
午前中まで敵視されて睨まれてたのだけれど……切り替えが早いのねーシャルちゃんは。
「シャルちゃんは、リコちゃんが好きだったんじゃないのかな?」
「……リコちゃんも好き……お姉ちゃんはもっと好きっ♡」
耳元で小声で教えてくれて……頬が触れ合ってお互いに体がビクッと動いて……お互いに徐々に頬と頬を着けあった。
「シャルちゃんの、ほっぺ柔らかくて気持ち良い」
「えへへ……♡ お姉ちゃんのほっぺも気持ち良いぃー♡ あのね……お姉ちゃん……だぁーいすきぃっ♡」
シャルちゃんの腕に力が入り強く抱きしめられて満足したのか小さく手を振って帰っていった。えっと……シャルちゃんに好きって言われちゃった♪
また……リサが他の子に絡んでいた。
「貴方ね、先程から声が大きいですわよ!静かに食事ができないのですか!?もう少しマナーを学んだ方が宜しいわよ……」
あ、絡んでる訳じゃないのかぁ……。注意をされていた子が反省をしている表情をしていて、まだお説教が続きそうだったので声を掛けた。
「リサー!一緒に食べるー?」
「……誰ですの!?気軽に呼び捨てに……」
ムスッとした表情で睨まれた!え!?ヒドイ。友達になれたって思ってたのに。
「……あら。ミサ様……失礼しました。うふふ♪」
誤魔化してもダメ!私を睨んだよね?しかも怖い顔でー。ふん、やっぱりリサなんか知らない!
「ふん!知らない」
そっぽを向いて3人でテーブルに着いて座ると気不味そうにしてリサが近づいてきた。
「すみません!」
リサが謝ると回りが、ざわつき始めた。リサが謝って来たので驚かれてるじゃん……。あー皆は、私とリサが仲良くなったって知らないからか。
「今、私を怖い顔で睨んだよね?友達を見る目じゃなかったよ?リサ……キライ!ふん!」
「許して下さい……ミサ様。……友達ですか?私が?」
嬉しそうな表情に変わってニヤけていた。あれ?友達って言われて喜んでるの?リサも可愛いじゃん……
「わかったよ。座りなよ」
「はい♪」
ん?いつの間にかシャルちゃんが座っていた。
「あ、シャルちゃん」
「えへへ……♪お姉ちゃん」
うわぁっ。このメンバー強い!可愛さ最強じゃない!?まぁーリサは可愛いって言うより……美人さん寄りかなぁ……胸大きいしぃー
「食事が終わったら、私の部屋に来る?」
「「「「はいっ」」」」
あ、全員くるんだ?楽しみっ♪何しようかなぁ……貴族らしくお菓子を食べながら紅茶を飲んでおしゃべりとかかなぁ……?
寮の食堂とは思えない料理が並べられて、完全にレストランだよね……これ。可愛いメイド服を着た同じ年頃の女の子が料理を運んでくれて……目が合うと微笑んでくれた。わぁ……可愛い……そんな可愛い笑顔されちゃったら、お姉ちゃんファンになっちゃうよ。
食事が終わり、食堂でお菓子の販売もしていたので購入をしようとしていると、リサが買ってくれた。
「ミサ様、お世話になるので私が購入を致しますわ」
えっと……クッキーの箱に銀貨4枚を払っていた。リコちゃんから聞いた情報だと……平民で仕事をしている人の月給が金貨1枚らしい。
銅貨が100枚で金貨1枚、銅貨100枚で銀貨1枚になる。という事は……金貨1枚が大体25万円だとすると……銀貨1枚が2500円だから……1万円のクッキーなの?高すぎじゃない!?お金持ちは違うねぇ……
因みに私のお小遣いも結構……いや、かなり貰っている……前世の私の給料分のお小遣いを貰ってる。さすがお貴族様だねー。リコちゃんは、その半分のお小遣いらしいよ。領地が儲かっていて、しっかり運営が出来ているって事だよね、良いことだ。
ぞろぞろと部屋に移動をしてきた。皆が入ってくると部屋をキョロキョロと見渡されて……恥ずかしいから止めてっ!それに部屋の趣味は、私じゃなくて元のミサちゃんだからね!部屋をいじってないし……可愛くて良い趣味だと思うよ私は。うん。
ん?シャルちゃんが深呼吸をしてウットリとしている表情をして嬉しそう……えっと……その気持は分かるけど、それは好きな人の部屋に入って匂いを嗅いでウットリして下さい。私の部屋でウットリしてて良いのかしら?好きな人って……リコちゃんじゃなかったっけ?
みんなと盛り上がって、すでに9時過ぎになっているけど良いのかな?帰りも領内の移動だから襲われるとかの危険は無いから、その心配はしてないけど……ちびっこ達は寝なくて良いのかな?眠そうにあくびをしているけど?
「リコちゃんとシャルちゃんは寝なくて良いの?明日、また来て良いから」
「はぁーい。約束だよ……」
うん。素直で宜しい♪いつも通りに、リコちゃんが抱き着いてきて帰る支度をし始めて先に帰ってしまった。それを見ていたシャルちゃんも、頬を赤くさせて近づいてきた。
「んっ!」
シャルちゃんが両手を広げて、抱きしめてと可愛くジェスチャーをしてきた。なにこれ……可愛すぎるでしょ!私で良ければいくらでも抱きしめてあげるー♡
午前中まで敵視されて睨まれてたのだけれど……切り替えが早いのねーシャルちゃんは。
「シャルちゃんは、リコちゃんが好きだったんじゃないのかな?」
「……リコちゃんも好き……お姉ちゃんはもっと好きっ♡」
耳元で小声で教えてくれて……頬が触れ合ってお互いに体がビクッと動いて……お互いに徐々に頬と頬を着けあった。
「シャルちゃんの、ほっぺ柔らかくて気持ち良い」
「えへへ……♡ お姉ちゃんのほっぺも気持ち良いぃー♡ あのね……お姉ちゃん……だぁーいすきぃっ♡」
シャルちゃんの腕に力が入り強く抱きしめられて満足したのか小さく手を振って帰っていった。えっと……シャルちゃんに好きって言われちゃった♪
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