10 / 30
第10話 魔法の屋内練習場で……
しおりを挟む
リコちゃん先生と、選手が魔法を放つ場所の端っこに向かうと早速、爆発音が鳴り響き出した。
ドーンっ! ドーンっ! ドカーン!と聞こえ始めて皆ちゃんと的に当ててる。さすが貴族の魔法の学校に通っているだけあるよね……私なんか通い始めて1週間のヒヨッコだし当てられるか不安だなぁ……。それ以前に魔法が、さっきみたいにちゃんと出るかな?心配だなぁ。
「お姉ちゃん……集中ですよ」
私の後ろに立ったリコちゃん先生が、優しい声で指示をしてくる。一緒に居てくれて心強いよ♪ あ、でも……その後ろに監視役のシャルちゃんが睨んでいるんですけど?
ん?あれ?よく見ると睨んでない……か、あぁ……さっき仲良くなったんだよね……私を見つめてる?あはは……かわいいっ♡
「うん。分かった……集中、集中……」
「……お姉ちゃん……がんぱって!」
リコちゃん先生とシャルちゃんが応援してくれて心強いなぁ……♪ これで魔法が使えなかったら恥ずかしいかも。
えっと……火?さっきみたいに魔力の球?どっち?でも、なんか……的からボンッ!って火が出てたよね?じゃあ……火球のイメージかなぁ……?良し!イメージ……
野球ボールくらいで良いかな……威力は、サプライズだし……的が破壊できるくらい?速度は~速い方がカッコいいよねー……バキューンって♪ライプルの弾のような感じかな!
イメージ終了……。後は、的に手を翳して……的に当てるイメージをしてー……放つ!
キューンッ!! ドッカーーーン!!……パラパラ…………
轟音が鳴り響くと辺りがシーーーンとなり静まり返り、ゆっくりとリコちゃん先生の方を振り返ると、2人が驚いて座り込んでいて顔を青くさせていた。
「リコちゃん……?大丈夫?あれ?喜んでくれないの……?」
「お、お姉ちゃん……何ですか……今のはっ!?」
「え?火魔法でしょ?火球のさー」
「……そうですか……火魔法の火球は……こうですよ」
ルリちゃんが構えて詠唱を唱えて火球を放った。
シュー…… ドーン!
隣の的へ当てて火が燃え上がった。リコちゃん、さすがー♪ ニコニコしてリコちゃんを見ると喜んでくれないし。もっと褒めてくれると思ってたのにー! 私、魔法を使えるようになったんだよ!?
「これが普通の火球ですよ」
あれ?普通の素っ気ない表情のままだし……
「リコちゃん?」
「お姉ちゃん……さすがですっ!ビックリ……です……いつの間に魔法が使えるようになったんですか!?わたしに黙って……練習をしてたのですかー?ヒドイです」
そう言うと目を潤ませて抱き着いてきて、シャルちゃんも嬉しそうに私に抱き着いてくると、他の皆も集まってきた。
「今のって……ミサちゃんが?」
ルリちゃんが驚いた表情をして聞いてきた。ルリちゃんは、さっき見てたでしょ?それに他の皆も驚いた表情をしてるけどさぁ。さっき見てたよね?
「あの様な魔法を放てるのは、ミサ様しかいないでしょ……」
「……ですよね」
「結界の張られた的が……爆散してますわね……」
そう言えば自分から聞いたんだった……的は壊れないって……あはは……やり過ぎたみたい?でも、魔法の威力が強ければ文句も絡まれたりしないし、尊敬されるから良いんだよね?
「今の魔法って……なんですの?」
「えっと……火球だけど?」
「……違いますわ。絶対に……火球が、あの様な速さで放てる訳がありませんわ」
「……火球ですー」
「そ、そうなのですね……火球ですわ」
リサを睨み頬を膨らませて言うと、目を逸らして仕方無さそうに認めて他の人も、納得できていない表情で頷いてくれたが……
「あれは、火球ではないです。べつの何かです」
リコちゃんが、躊躇なく否定をしてきて皆に注目された。
「リコちゃん、あれは火球なのー!火球をイメージして放ったんだしー」
「……火球の詠唱は、したのですか?」
あ、忘れてた!イメージをする事に集中してて完全に忘れて……え?詠唱って必要ないじゃん?無詠唱で放てるじゃん!これって不味いのかな?皆は詠唱してるし……私って変?
「……詠唱……したもんっ!」
「詠唱が聞こえませんでしたけど……?」
リコちゃん……それ、ここで言っちゃって良いの?変に思われちゃうよ?まぁ……言っても問題ないから聞いてるのかな……?
「……忘れてたっ……えへっ♡」
「……無詠唱ですか……さすがですっ!無詠唱の領域まで辿り着いていたのですね!!きゃぁ♪」
リコちゃんが急に笑顔になって喜びだして、他の人は呆然と私達2人を見つめていた。そんな驚くことなの?魔法を習い始めて1週間のヒヨッコの……ハズですけど?
「他には、どんな魔法が使えるの?」
あれ?リコちゃんの口調が家にいる時の甘えて来る感じになっちゃってるじゃん。どんな魔法かー、多分イメージできる魔法なら何でも出来る気がする……
レーザー光線とかカッコ良いよねー!レーザー光線って光魔法って感じなのかな?手を翳すのって違うよね……指を差してだよねー
的に指を差してイメージをしてレーザーを放つ。
シュンッ! パシュッ!
辺りが閃光で照らされると、的に穴が空き観客席のある壁に穴が空いた。あ、威力調整を忘れてた!でも、まぁ……直ぐに直せるんでしょ?
振り返ると、皆が驚いた表情をしていた。なに?見たいって言うから見せたんですけど……そんな反応をするんなら見せてあげないよっ!
「なによー?その反応は!見たいって言うから見せたんですけど!」
「その……魔法は、なんですの?」
「……光魔法のレーザー光線?」
「……?」
「光魔法ですか?」
皆が顔を見合わせて首を傾げていた。え?光魔法ってないの?じゃあ何魔法?そんなにアニメや漫画を見てないから知らないし……そもそも私が使ってるのって……魔法なの?
「知らないってば!」
「そ、そうですか……でも、すごいです!的をあっさりと破壊できるし、無詠唱ですよ!」
「さすがミサ様ですわね!」
呆然としていた回りが喜びだしたのでホッとした。ちょっとやり過ぎたかって思っちゃったけど……うふふ……私、すごいっ!えへへ……。もっと褒めて、褒めてっ♪やれば出来る子なのよっ!私。
回りから褒められて嬉しくてニヤニヤしていると、様子を見に来た先生たちが、呆然としていた。
ドーンっ! ドーンっ! ドカーン!と聞こえ始めて皆ちゃんと的に当ててる。さすが貴族の魔法の学校に通っているだけあるよね……私なんか通い始めて1週間のヒヨッコだし当てられるか不安だなぁ……。それ以前に魔法が、さっきみたいにちゃんと出るかな?心配だなぁ。
「お姉ちゃん……集中ですよ」
私の後ろに立ったリコちゃん先生が、優しい声で指示をしてくる。一緒に居てくれて心強いよ♪ あ、でも……その後ろに監視役のシャルちゃんが睨んでいるんですけど?
ん?あれ?よく見ると睨んでない……か、あぁ……さっき仲良くなったんだよね……私を見つめてる?あはは……かわいいっ♡
「うん。分かった……集中、集中……」
「……お姉ちゃん……がんぱって!」
リコちゃん先生とシャルちゃんが応援してくれて心強いなぁ……♪ これで魔法が使えなかったら恥ずかしいかも。
えっと……火?さっきみたいに魔力の球?どっち?でも、なんか……的からボンッ!って火が出てたよね?じゃあ……火球のイメージかなぁ……?良し!イメージ……
野球ボールくらいで良いかな……威力は、サプライズだし……的が破壊できるくらい?速度は~速い方がカッコいいよねー……バキューンって♪ライプルの弾のような感じかな!
イメージ終了……。後は、的に手を翳して……的に当てるイメージをしてー……放つ!
キューンッ!! ドッカーーーン!!……パラパラ…………
轟音が鳴り響くと辺りがシーーーンとなり静まり返り、ゆっくりとリコちゃん先生の方を振り返ると、2人が驚いて座り込んでいて顔を青くさせていた。
「リコちゃん……?大丈夫?あれ?喜んでくれないの……?」
「お、お姉ちゃん……何ですか……今のはっ!?」
「え?火魔法でしょ?火球のさー」
「……そうですか……火魔法の火球は……こうですよ」
ルリちゃんが構えて詠唱を唱えて火球を放った。
シュー…… ドーン!
隣の的へ当てて火が燃え上がった。リコちゃん、さすがー♪ ニコニコしてリコちゃんを見ると喜んでくれないし。もっと褒めてくれると思ってたのにー! 私、魔法を使えるようになったんだよ!?
「これが普通の火球ですよ」
あれ?普通の素っ気ない表情のままだし……
「リコちゃん?」
「お姉ちゃん……さすがですっ!ビックリ……です……いつの間に魔法が使えるようになったんですか!?わたしに黙って……練習をしてたのですかー?ヒドイです」
そう言うと目を潤ませて抱き着いてきて、シャルちゃんも嬉しそうに私に抱き着いてくると、他の皆も集まってきた。
「今のって……ミサちゃんが?」
ルリちゃんが驚いた表情をして聞いてきた。ルリちゃんは、さっき見てたでしょ?それに他の皆も驚いた表情をしてるけどさぁ。さっき見てたよね?
「あの様な魔法を放てるのは、ミサ様しかいないでしょ……」
「……ですよね」
「結界の張られた的が……爆散してますわね……」
そう言えば自分から聞いたんだった……的は壊れないって……あはは……やり過ぎたみたい?でも、魔法の威力が強ければ文句も絡まれたりしないし、尊敬されるから良いんだよね?
「今の魔法って……なんですの?」
「えっと……火球だけど?」
「……違いますわ。絶対に……火球が、あの様な速さで放てる訳がありませんわ」
「……火球ですー」
「そ、そうなのですね……火球ですわ」
リサを睨み頬を膨らませて言うと、目を逸らして仕方無さそうに認めて他の人も、納得できていない表情で頷いてくれたが……
「あれは、火球ではないです。べつの何かです」
リコちゃんが、躊躇なく否定をしてきて皆に注目された。
「リコちゃん、あれは火球なのー!火球をイメージして放ったんだしー」
「……火球の詠唱は、したのですか?」
あ、忘れてた!イメージをする事に集中してて完全に忘れて……え?詠唱って必要ないじゃん?無詠唱で放てるじゃん!これって不味いのかな?皆は詠唱してるし……私って変?
「……詠唱……したもんっ!」
「詠唱が聞こえませんでしたけど……?」
リコちゃん……それ、ここで言っちゃって良いの?変に思われちゃうよ?まぁ……言っても問題ないから聞いてるのかな……?
「……忘れてたっ……えへっ♡」
「……無詠唱ですか……さすがですっ!無詠唱の領域まで辿り着いていたのですね!!きゃぁ♪」
リコちゃんが急に笑顔になって喜びだして、他の人は呆然と私達2人を見つめていた。そんな驚くことなの?魔法を習い始めて1週間のヒヨッコの……ハズですけど?
「他には、どんな魔法が使えるの?」
あれ?リコちゃんの口調が家にいる時の甘えて来る感じになっちゃってるじゃん。どんな魔法かー、多分イメージできる魔法なら何でも出来る気がする……
レーザー光線とかカッコ良いよねー!レーザー光線って光魔法って感じなのかな?手を翳すのって違うよね……指を差してだよねー
的に指を差してイメージをしてレーザーを放つ。
シュンッ! パシュッ!
辺りが閃光で照らされると、的に穴が空き観客席のある壁に穴が空いた。あ、威力調整を忘れてた!でも、まぁ……直ぐに直せるんでしょ?
振り返ると、皆が驚いた表情をしていた。なに?見たいって言うから見せたんですけど……そんな反応をするんなら見せてあげないよっ!
「なによー?その反応は!見たいって言うから見せたんですけど!」
「その……魔法は、なんですの?」
「……光魔法のレーザー光線?」
「……?」
「光魔法ですか?」
皆が顔を見合わせて首を傾げていた。え?光魔法ってないの?じゃあ何魔法?そんなにアニメや漫画を見てないから知らないし……そもそも私が使ってるのって……魔法なの?
「知らないってば!」
「そ、そうですか……でも、すごいです!的をあっさりと破壊できるし、無詠唱ですよ!」
「さすがミサ様ですわね!」
呆然としていた回りが喜びだしたのでホッとした。ちょっとやり過ぎたかって思っちゃったけど……うふふ……私、すごいっ!えへへ……。もっと褒めて、褒めてっ♪やれば出来る子なのよっ!私。
回りから褒められて嬉しくてニヤニヤしていると、様子を見に来た先生たちが、呆然としていた。
10
お気に入りに追加
30
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
逃げて、追われて、捕まって
あみにあ
恋愛
平民に生まれた私には、なぜか生まれる前の記憶があった。
この世界で王妃として生きてきた記憶。
過去の私は貴族社会の頂点に立ち、さながら悪役令嬢のような存在だった。
人を蹴落とし、気に食わない女を断罪し、今思えばひどい令嬢だったと思うわ。
だから今度は平民としての幸せをつかみたい、そう願っていたはずなのに、一体全体どうしてこんな事になってしまたのかしら……。
2020年1月5日より 番外編:続編随時アップ
2020年1月28日より 続編となります第二章スタートです。
**********お知らせ***********
2020年 1月末 レジーナブックス 様より書籍化します。
それに伴い短編で掲載している以外の話をレンタルと致します。
ご理解ご了承の程、宜しくお願い致します。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。

ゲームの中に転生したのに、森に捨てられてしまいました
竹桜
ファンタジー
いつもと変わらない日常を過ごしていたが、通り魔に刺され、異世界に転生したのだ。
だが、転生したのはゲームの主人公ではなく、ゲームの舞台となる隣国の伯爵家の長男だった。
そのことを前向きに考えていたが、森に捨てられてしまったのだ。
これは異世界に転生した主人公が生きるために成長する物語だ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる