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第5話 お友達になったルリちゃん。
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私の世話をしてくれようとしてきた優しそうな女の子に名前を聞いてみた。
「名前……忘れちゃったんだけど……教えてくれるかな……?ごめんね」
「は、はい。私は……ルリーネと言います」
赤茶色の髪の毛で肩より長い髪の毛で、優しそうな子だけど……オドオドして可哀想だなぁ。仲良くしたいんだけど……
「ルリーネちゃんか……ルリちゃんって呼んでも良い?」
また驚いた表情をして振り返ってきた。そんなに驚く事ある!?どんなキャラなの……私。
「えっと……はい。嬉しいですっ!お願いします」
「うん。ルリちゃんね!仲良くしてねー」
「はいッ!お願いします」
え?周りが驚いてるんですけど……なに?私が仲良くしちゃ変なの?なんなの?
「ねぇ……ルリちゃん……みんなが驚いてるんだけど?」
小声でルリちゃんに聞いてみた。さっそく情報収集しなきゃ……
「それはそうですよ!ミサ様は……優等生ですし、みんなの憧れの的ですから。それに……いつもお一人でしたから……声を掛かられてとても嬉しいです!」
あぁ……やっぱり、そんなキャラなんだ?せっかく可愛い美少女の姿になれて一人って嫌過ぎるって。それに、この学校って女子学校みたいだし……私にとってはハーレムじゃない?最高の気分だよー♪みんな可愛いし……
私が、辺りを見回すと……みんなが目を逸らした。あはは……勘弁してよ。
「えっと……かなり嫌われてるっぽいけど……?」
「え?嫌っている人なんか居るわけ無いです!私は……憧れていますし」
「そ、そっか……ありがとね」
満面の笑みで見つめられた。あーこの子には好感があるみたいだけど……他の子は……憧れと言うより恐れてるって感じですよ?ルリちゃん。
「あのさ……今日は、一緒に過ごしてくれる?一人で不安なんだよね……」
「はい。喜んでご一緒させてもらいます」
わぁ……優しいね。これで味方が一人増えたっ♪
「ルリちゃんの席は、どこ?」
「お隣ですよ」
「やったー。色々と教えてね」
「……はい?私に……教えられる事があるでしょうか……」
俯いてしまった。あれ?この子も魔法が苦手なのかな?
「これからの授業って何するの?」
「座学を受けたあとは、実技の授業ですよ」
あ……座学もあるんだ……
……………………
まぁ当然だけどれど……座学は何とかだったけれど、実技はボロボロの結果で、周りがざわついていたけどれど……そんな事は、想定済みで……知ってたよ。うん。別に良いもんっ!
昼休みに、リコちゃんが会いに来てくれた。教室の入口で可愛く小さく手を振っていのを見つけて、嬉しくなってルリちゃんの手を引いて向かった。
それを見たリコちゃんが、あからさまに頬を膨らませてご機嫌が斜めになってしまった。
「……だれ?どういう関係ですか?」
更に敵視をしている感じで、ジッとルリちゃんを睨みつけて敵意を剥き出しだった。
「リコちゃん、なにその態度は……ダメだよ。可愛い顔が台無しだよ。もお」
「……ごめんなさい。でも、だれなの?」
「だれって……この子は、ルリちゃん。クラスでお世話になってるんだー」
「そ、そうですか……姉を助けて頂き……ありがとうございます」
あからさまな敵意は、無くなったけれど。いつもの可愛い感じでは無くて、感情を抑えた外向けの顔って感じがする。まったく子供らしくないなぁ……
ルリちゃんは、敵意を剥き出しにされて圧倒をされて萎縮してしまい……私の後ろに隠れてしまって、それもリコちゃんは気に入らない様で、頬が再び膨らませていた。
「この可愛い子は、妹のリコちゃんね!」
「……はい。知っています……。姉妹揃って優等生なので……」
「あはは……私が、優等生だってーリコちゃん!」
「……お姉ちゃんは、優等生ですよ!こっちに来て下さいっ」
あっ!と慌てた表情になった、リコちゃんに手を引かれて人が居ない廊下まで連れてこられた。
「あのですね……お姉ちゃんは……調子が悪いだけなので、お世話を頼みましたよ!調子が悪いだけなんです!」
ムキになって私が、調子が悪いだけだと強調をしてルリちゃんに、私のお世話を頼んでくれた。
「は、はい。分かってます……実力を知っていますし……みんなも分かってると思いますよ」
「わ、分かってるなら良いのですけれど……」
なんだか……私以上にリコちゃんが心配してくれてるなぁ……。リコちゃんの後ろに回り、後ろから抱きしめた。
「お、お姉ちゃん……学校ではダメですよ!え、あ、いや……その人前ですよ……じゃなくて……お姉ちゃん!」
普段、人前では落ち着いている感じのリコちゃんが、あわあわして慌てて……多分、私の代わりにルリちゃんに言い訳をしてくれてようとしているんだと思う。そう言えば……人前で抱きしめたらダメだって言ってたっけ……忘れてたよ。だって最近はリコちゃんと、ずっと一緒に居てイチャイチャしてるからなぁ……
「姉妹、仲良くていいと思いますよ……羨ましいです……」
「え?ルリちゃんも混ざりたいのー?」
「「え?」」
リコちゃんとルリちゃんが声を揃えて驚いていた。
「良いよ。こっちに、おいでー」
「……は、はい……」
「ダメです!もお。こっちに、来ないでっ」
目をうるうるとさせて、怒った口調で言うので……慌ててフォローをした。
「リコちゃん!ルリちゃんは良い子だよ」
「そういう問題じゃないです」
「ふぅ~ん……じゃあ……寮に帰っても、ぎゅぅ♡ってしないからねー?」
「それとも別です……。うぅ……わたしだけに……してほしいのですっ!」
「みんなで、仲良くしようよー」
「むぅ……お姉ちゃん以外は、信用できませんっ」
喜んで近付いて来ていたルリちゃんが、途中で立ち止まってしまい残念そうに俯いた。
私も、今日知り合ったばかりだけど……ルリちゃんは素直で、気が利いて良い子で……可愛いんだよね。
「授業中に困ってる私を、助けてくれるし……仲良くしてくれるんだよ?ルリちゃんが居なかったら、こうやって笑顔で居られなかったと思うけど……多分、落ち込んでると思うよ……座学は……まぁ大丈夫だったけど、実技がボロボロだったしぃ……」
リコちゃんが、むぅ……と頬を膨らませ仕方なさそうに頷いた。
「名前……忘れちゃったんだけど……教えてくれるかな……?ごめんね」
「は、はい。私は……ルリーネと言います」
赤茶色の髪の毛で肩より長い髪の毛で、優しそうな子だけど……オドオドして可哀想だなぁ。仲良くしたいんだけど……
「ルリーネちゃんか……ルリちゃんって呼んでも良い?」
また驚いた表情をして振り返ってきた。そんなに驚く事ある!?どんなキャラなの……私。
「えっと……はい。嬉しいですっ!お願いします」
「うん。ルリちゃんね!仲良くしてねー」
「はいッ!お願いします」
え?周りが驚いてるんですけど……なに?私が仲良くしちゃ変なの?なんなの?
「ねぇ……ルリちゃん……みんなが驚いてるんだけど?」
小声でルリちゃんに聞いてみた。さっそく情報収集しなきゃ……
「それはそうですよ!ミサ様は……優等生ですし、みんなの憧れの的ですから。それに……いつもお一人でしたから……声を掛かられてとても嬉しいです!」
あぁ……やっぱり、そんなキャラなんだ?せっかく可愛い美少女の姿になれて一人って嫌過ぎるって。それに、この学校って女子学校みたいだし……私にとってはハーレムじゃない?最高の気分だよー♪みんな可愛いし……
私が、辺りを見回すと……みんなが目を逸らした。あはは……勘弁してよ。
「えっと……かなり嫌われてるっぽいけど……?」
「え?嫌っている人なんか居るわけ無いです!私は……憧れていますし」
「そ、そっか……ありがとね」
満面の笑みで見つめられた。あーこの子には好感があるみたいだけど……他の子は……憧れと言うより恐れてるって感じですよ?ルリちゃん。
「あのさ……今日は、一緒に過ごしてくれる?一人で不安なんだよね……」
「はい。喜んでご一緒させてもらいます」
わぁ……優しいね。これで味方が一人増えたっ♪
「ルリちゃんの席は、どこ?」
「お隣ですよ」
「やったー。色々と教えてね」
「……はい?私に……教えられる事があるでしょうか……」
俯いてしまった。あれ?この子も魔法が苦手なのかな?
「これからの授業って何するの?」
「座学を受けたあとは、実技の授業ですよ」
あ……座学もあるんだ……
……………………
まぁ当然だけどれど……座学は何とかだったけれど、実技はボロボロの結果で、周りがざわついていたけどれど……そんな事は、想定済みで……知ってたよ。うん。別に良いもんっ!
昼休みに、リコちゃんが会いに来てくれた。教室の入口で可愛く小さく手を振っていのを見つけて、嬉しくなってルリちゃんの手を引いて向かった。
それを見たリコちゃんが、あからさまに頬を膨らませてご機嫌が斜めになってしまった。
「……だれ?どういう関係ですか?」
更に敵視をしている感じで、ジッとルリちゃんを睨みつけて敵意を剥き出しだった。
「リコちゃん、なにその態度は……ダメだよ。可愛い顔が台無しだよ。もお」
「……ごめんなさい。でも、だれなの?」
「だれって……この子は、ルリちゃん。クラスでお世話になってるんだー」
「そ、そうですか……姉を助けて頂き……ありがとうございます」
あからさまな敵意は、無くなったけれど。いつもの可愛い感じでは無くて、感情を抑えた外向けの顔って感じがする。まったく子供らしくないなぁ……
ルリちゃんは、敵意を剥き出しにされて圧倒をされて萎縮してしまい……私の後ろに隠れてしまって、それもリコちゃんは気に入らない様で、頬が再び膨らませていた。
「この可愛い子は、妹のリコちゃんね!」
「……はい。知っています……。姉妹揃って優等生なので……」
「あはは……私が、優等生だってーリコちゃん!」
「……お姉ちゃんは、優等生ですよ!こっちに来て下さいっ」
あっ!と慌てた表情になった、リコちゃんに手を引かれて人が居ない廊下まで連れてこられた。
「あのですね……お姉ちゃんは……調子が悪いだけなので、お世話を頼みましたよ!調子が悪いだけなんです!」
ムキになって私が、調子が悪いだけだと強調をしてルリちゃんに、私のお世話を頼んでくれた。
「は、はい。分かってます……実力を知っていますし……みんなも分かってると思いますよ」
「わ、分かってるなら良いのですけれど……」
なんだか……私以上にリコちゃんが心配してくれてるなぁ……。リコちゃんの後ろに回り、後ろから抱きしめた。
「お、お姉ちゃん……学校ではダメですよ!え、あ、いや……その人前ですよ……じゃなくて……お姉ちゃん!」
普段、人前では落ち着いている感じのリコちゃんが、あわあわして慌てて……多分、私の代わりにルリちゃんに言い訳をしてくれてようとしているんだと思う。そう言えば……人前で抱きしめたらダメだって言ってたっけ……忘れてたよ。だって最近はリコちゃんと、ずっと一緒に居てイチャイチャしてるからなぁ……
「姉妹、仲良くていいと思いますよ……羨ましいです……」
「え?ルリちゃんも混ざりたいのー?」
「「え?」」
リコちゃんとルリちゃんが声を揃えて驚いていた。
「良いよ。こっちに、おいでー」
「……は、はい……」
「ダメです!もお。こっちに、来ないでっ」
目をうるうるとさせて、怒った口調で言うので……慌ててフォローをした。
「リコちゃん!ルリちゃんは良い子だよ」
「そういう問題じゃないです」
「ふぅ~ん……じゃあ……寮に帰っても、ぎゅぅ♡ってしないからねー?」
「それとも別です……。うぅ……わたしだけに……してほしいのですっ!」
「みんなで、仲良くしようよー」
「むぅ……お姉ちゃん以外は、信用できませんっ」
喜んで近付いて来ていたルリちゃんが、途中で立ち止まってしまい残念そうに俯いた。
私も、今日知り合ったばかりだけど……ルリちゃんは素直で、気が利いて良い子で……可愛いんだよね。
「授業中に困ってる私を、助けてくれるし……仲良くしてくれるんだよ?ルリちゃんが居なかったら、こうやって笑顔で居られなかったと思うけど……多分、落ち込んでると思うよ……座学は……まぁ大丈夫だったけど、実技がボロボロだったしぃ……」
リコちゃんが、むぅ……と頬を膨らませ仕方なさそうに頷いた。
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